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NHKブックス 篠田謙一著 「日本人になった祖先たち」DNAから解明するその多元的構造 かねてから欲しいと思っていた情報を持った本です 人類の歴史がアフリカから始まった。 ゴリラやチンパンジーが生息することからダーウインはアフリカが人類発生の地であると考えていたそうです。 DNAレベルで見ると確かにアフリカの人類は多様な広がりを持っているのに対してアジア、ヨーロッパの人類は変異がすくなく,少数のグループがアフリカを出て中近東に渡りそこから広がっていったと見られるそうです。
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日本列島では、後期更新世後半(約4万年〜1万年前)の人類の化石骨が、いくつかの場所から発見されています。
その大部分は、石灰岩地帯が多く人骨の保存に適した沖縄にあります。
沖縄県の山下町洞穴人骨とピンザアブ洞穴人骨は、やや原始的な特徴をもち、時代も2万年以上前です。
沖縄県の上部港川人骨と静岡県の浜北人骨は、2万年前より新しく、縄文人と似ています。
港川人は、顔は縄文人と似ていますが、前頭骨が小さく後頭骨の上半分が突出する点や四肢骨の筋肉付着部が発達していない点では、縄文人とは似ていません。
上部港川人や浜北人は、時代も新しく、大腿骨の筋肉付着部が発達しているところは縄文人とそっくりです。
港川人と同じような人々が、生活技術の発展あるいは環境の変化によって上部港川人や浜北人のような人々に進化し、さらに縄文人になったのでしょう。
やがて、縄文人は、日本列島各地で人口をふやし、独自の豊かな文化を築いていきます。
2012/3/24(土) 午後 3:41 [ 高砂のPCB汚泥の盛立地浄化 ]