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夏休み工作企画、CSPP(クロス・シャント・プッシュプル)出力段を使った、完全バランス回路のパワーアンプを作ろうと思います。CSPPパワーアンプは一度設計・動作確認し、ブログにも紹介しました。こちら、

この回路はUSBアンプVI以降の定番となっている、CSPPパワーIVCをバランス入力のパワーアンプに応用したものです。追試した方もおられて、良い結果が得られたようです。ただ、入力がバランスに限定されるので、ちょっと汎用性がありません。一般的なパワーアンプは久しぶりなので、アンバランス入力にも対応したものにしたいと思います。この3週間ほどあれこれ構成を考えていたのですが、こんな回路にしようと思います。回路図中の動作電流は設計値です。まだ試していませんので、多少定数を変更するかもしれません。

イメージ 1

電圧増幅は差動2段で行い、CSPPソースフォロアでバランス出力します。オーバーオールの負帰還は無し、それぞれの差動アンプに局部帰還をかけて歪の低減を図ります。初段は2SK170ペアによる差動アンプで、ソースに大きな電流帰還をかけていますので、ほとんどゲインはありません。2SK246はゼロバイアスで、定電流素子として使用しています。この回路は、コールド側を接地することで、アンバランス入力にも対応できます。

2段目は2SA970ペアによる差動アンプで、こちらもエミッタに電流帰還をかけていますが、6倍程度のゲインがあります。

出力段は、一見すると差動アンプに見えるかもしれませんが、パワーMOSFET、2SK1056ペアによるCSPPソースフォロアです。回路の右側に動作の概念図を書いておきました。今までのCSPP回路は、すべてゲインのあるソース接地でした。今回始めてソースフォロア(100%局部帰還)を試してみます。出力は8W程度になると思います。

電源部は、CSPP用にフローティングの17VがLRあわせて4つ、そして電圧増幅用に±15Vが一つ必要です。フローティング17Vは今までと同じように整流平滑のみのシンプルな回路です。±15Vの方は安定化しますが、当ブログではおなじみのシンプルなレギュレータです。今回の差動2段の増幅部はA級バランス動作ですので、電源電流は信号にかかわらず一定です。そういう意味では、もっとシンプルな回路でもいいかもしれません。

来週からぼちぼち作っていこうと思います。

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