江戸の名君”柳沢吉保公”

全国の柳沢吉保の足跡や資料などを収集しています。

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誤伝 吉保公 その1

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 <写真>
1)生け花 郡山 甲州流(写し) 

2)柳沢吉保のお祖父さん(◎信俊ー安忠ー柳沢吉保)の
 生まれ育った地。
 山梨県北杜市武川町柳沢(むかわまちやなぎさわ)から見た
 甲斐駒ケ岳


 <柳沢吉保公関連ブログ>

 ■http://blogs.yahoo.co.jp/DIRECTORY/cat.html?p=%CC%F8%C2%F4%B5%C8%CA%DD&cid=555021934

http://blogs.yahoo.co.jp/kuramotomami0029
 ■http://blogs.yahoo.co.jp/many445gg/45004024.html
 ■http://blogs.yahoo.co.jp/tos0411jp/8383507.html
 ■http://blogs.yahoo.co.jp/xxx79429238/33382459.html
 ■http://blogs.yahoo.co.jp/takashi23yama/34143438.html
 
  今こそ柳沢吉保の真実を徹底究明する
なぜ世間は柳沢吉保を悪者にしてしまったのか
     誤伝 柳沢吉保

 ここに提示した資料は、私の最も尊敬する八切止夫先生の手による、
『柳沢吉保 元禄太平記』のはじめの部分から転載しました。
 先生は多くの歴史書を著されていて、私の手元にも数冊あります。先生は孤高の研究者で、その独特の歴史観と調査範囲の広さは他の追随を許さないものが感じられます。先生はその時代の歴史学者と一線を引いて活動しておられ。ある意味では異端児扱いを受けていたとも聞いています。
 また先生の本は現在でも高価で、人気の程が伺われます。先生の書いた柳沢吉保関係の本は多数あると思われますが、出会った折にまた紹介します。

 歴史は創られる場合が多々あります。山口素堂それにこの柳沢吉保それに…… この講座は柳沢吉保を悪者に仕立て上げた人々の資料とその真意を探っていきたいと思います。

 参考資料  八切止夫氏著 『柳沢吉保 元禄太平記』
1974(昭和49年)刊。

    俗説柳沢騒動

 「護国女太平記」なる実録本がある。これが種本になってまず上方では、
「けいせい揚柳桜」なる芝居が、寛政五年(1793)正月に大坂角座で上演されたし、江戸では文政二年(1862)五月に鶴屋南北作るところの、
「梅柳若葉加賀染」が玉川座で大当りをとった。明治に入ってからは、
「裏表柳のうちわ絵」を、河竹黙阿禰が書下ろし、中村座で、柳沢古保役の九代目団十郎と、おさめの役の岩井半四郎のからみで、江都の人気をさらった。
 だから芝居を史実と思い誤る人や、実録本とあるのを売らんが為の能書きとは思わず、文字通りに受けとった人々によって、今でも、すっかり間違えられて、(柳沢弥太郎というのは、百五十石どりの小姓組番頭の身分から立身しようというので、悪事を働いた侫臣)といったことにされてしまい、
「元禄年間の悪政は将軍綱吉が悪いのではなく、そそのかした柳沢が私欲を計って政治を勝手にしたからである」とするのが定説になっている。
 そして柳沢が軽い小姓番の身分から甲府十五万石までに、天下泰平の世なのに異常な大出世をする蔭には、
「さめ」とよぶ妻女があったからだと実録本ではしている。
 つまり柳沢弥太郎なる男は、
「なんとか立身したいものだ……」と日夜その心をくだいていたが、これといって出世できるような手蔓がない。

 そこであせっていたが或る夜のこと。はっとヒラめくものがあった。そこで、その時は何も口にせずだったが、次の日から非番の節には、
「所用がある…」と外出して、明暦の大火から移転し建物も立派に並ぶ新吉原へ通いだし、散茶女郎、梅茶女郎、格子女郎、太夫の区別もなく片っ端から揚げてみた。「わが妻女さめは、あれぞこの廓言葉で申す『みみず千匹』……つまり古原でさえその持主は居ない稀代の名器の持主でありしょな」と、ようやく臨床実験の他流試合を重ね、その結果、おおいに納得するところがあった。そこで弥太郎は、
「これさ……わしの頼みをきいてくれぬか」と、さめにきりだしてみた。
「はい嫁しては夫に従うが妻の道……なんなりと仰せなされて下さりませ」と、答えるのに、
「其方の万人に一人……持つかどうかとされている稀代の秘所を、わしの出世のため役立ててくれぬか」
といった。そこで、さめは天性の美貌をそなえた色白な顔を紅潮させ、
「……と仰せなされますのは?」恥ずかしそうに低い声で尋ねたところ、
「何も間かんともよい。唯、はいと承知してくれたら、それでよいのじや」
 弥太郎はいい聞かせるごとく口にした。しかし女人の身ゆえ、およその見当はついたものの、さて、己が身にそなわる(みみず千匹の具合)など、自分では判ろう筈はなく、
「……して、この身に何を」と、またくり返して聞きだした。そこで、弥太郎が叱りつけるごとく、きっとして、
「なにも妻とは申せ、いつもわしに抱かれて居るわけではあるまい……空いている時に何んせいと申すだけではないか」と、すこし声を荒々しくさせた。そこまで口にされては、
「まあ…おまえさまは…」と、さめも、仰天してしまい、おろおろしながら、
「他の事ならば何なりと、お云いつけは守りもしますが、そればっかりは……」びっくりして拒もうとした。しかし弥太郎は泣き崩れる妻へ
「間きわけのない……取り乱して何とした。用いて使うても減ずるものではないのに、なんで下惜しみ致すのか」烈しい口調で怒鳴りつけてからが、
「そちやわしの出世を邪魔せんとするのか」とまで口にした。それゆえ、
「滅相もない…」と、怨めしげに、さめが顔をあげたところ、
「わが立身に協力せぬ、できぬというは邪魔致すも同断ではないか」きつい声で難詰した。
「いくら云わしやっても、おまえさまという夫のある身が、なんでそないな…」と、さめは困りまた泣き伏してしまうのへ、
「えい、めそめそ致すでない……夫がそうせいと申すに、それを聞かぬ妻があってよいものか。其方は己が身のことゆえ存じよらぬが、備え居るは稀代の秘宝。もし上さまに御賞玩して頂ければ如何ぱかりお喜びなされようかと、忠義のために孟子て居るのだ」
 と将軍綱吉へ伽をするよういいつけたが、それでも、さめは首をふり、
「でも、あまりといえば余りな仰せ。お許しなされて下さりませ」と泣きくずれた。「そちや、わしが上さまへ忠を尽くしたいというのを拒むのか」と責められても、唯しくしく鳴咽するのみたった。それでも弥太郎は諦めようとはせず次の夜もやはりかきくどいた。
「いくら仰せられましても…,それは女として操を破ることになります」
あくまで厭がるのへ、弥太郎は、これではならじと言葉を柔らげ、
「源平の昔に源ノ義朝の妻の常盤御前が、その操を敵の平ノ清盛に許し、やがては亡夫の仇をとり平家を滅ぼした故事を、そちや知らぬのか…操とは破っても棄てても、それが夫の為にさえなりや良しとするものじや」
 かんで含めるごとくいって聞かせ、
「……なにも妻とは申せ、わしが四六時中そもじを用いて居るわけではなかろ。なあ、わしが何んせぬ折りに将軍さまへ、お裾分けをしたらよいのではないか」そっと声を落とし、
「そうじや裾を分けひろげて何するのじや…唯それだけのことだ」
 と、いってのけた。
「お、お裾分けなどとまあ、そないにお手軽な…」
「なにも其方を千代田城へ差し出してしまうのではない…・茶菓を出すごとくおすすめし摘んで頂くだけではないか」
 と、泣いて厭がるさめを脅かしすかし、ようやく納得させると弥太郎は、
「恐れながら…」と将軍綱吉へ、
「実はてまえ屋敷には門外不出の、世にも稀なる名器がござりまする」秘かに訴えでた。
「如何なるそれは、珍器財宝なのか」
 そこで緬古が、興味深く尋ねたが、弥太郎は、
「ここへ持参できるようなものではなく、又それは世に類のないもの…」
 とのみ申しあげ、
「なにとぞ手前の屋致へ…」いくら間かれても、一点ばりで押し通した。そこで綱吉も、(こりや余程の珍奇な物であるらしい)と好奇心を抱くようになり、ついに
「では、ものは試し一度いって見ることにするか」と、元禄四年三月。初めて柳沢の屋敷へゆき、そこで、
「これが、この世の無二の宝か…」
すすめられて、ざめを抱くと、千余の蛆矧がのたうち廻るような口にもいえぬ法楽に、さすがの将軍も夢みる心地にさせられてしまい、それから五十余度も柳沢家へ通うようになった。
そこで小姓の身分にすぎなかった弥太郎も、やがて甲府十五万石の柳沢吉保とまで立身、
「持つべきものは良き妻である」と、おおいにさめをねぎらったが、妻の方は唯さめざめと泣いたというのが伝わるのが、「護国女太平記」の話の筋である。


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