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お金と人間中心主義:中国ジョーク集から見えるもの (中国情報局NEWS) 最近ヒマに任せて中国のジョーク集を眺めている。 学園ものや、家庭もののジョークには、親が子供のテストに関心をもつ話がよく出て来る。 テストで100点とったら10元あげるなどという。日本ではどうなのだろう。お金をあげるというよりは、「欲しいものを買ってあげる」というぐらいではないか。直接、テストの点数をお金に換算するのはためらわれる。 私が「これは」と唸ったのは次のようなやりとりだ。 生徒:先生、今度の数学のテストで100点とれば、お父さんから10元もらえるのですけど。 先生:お前が100点とれるとはとても思えないね。 生徒:そこでですね。ご相談なのですが、10元を2人で山分けというのはどうでしょう。 こういうジョークは日本では考えられない。 テストといえど、人間がつくっているものだ。先生といえど、人間だ。道を切り開くカナメは人間だ。相手にメリットを与えれば必ず解決の道はあるという考えは、事の本質をついていて怖いぐらいだ。 次のジョークはどうだ。 アメリカ航空宇宙局(NASA)で金星へ飛び立つ宇宙飛行士を募集した。ただし、「1人でゆき、地球に戻って来れない」という条件である。 ドイツ人、フランス人、中国人の3人が応募してきた。 はじめのドイツ人、「100万ドルで行こう。金は自分の母親にやってくれ」 次のフランス人、「200万ドルで行く。100万は自分の家族に、あと100万は社会に寄付したい」 最後に現れた中国人は言った。「300万ドル欲しい」 どうしてそんなに要求するのかとの質問に、彼は審査官の耳にささやいた。 「もし、私に300万ドル出してくれるなら、あなたに100万ドル差し上げます。私が100万ドルいただき、残りの100万ドルでドイツ人を宇宙に行かせます」 こういう小咄はいろいろバリエーションがあって、応募した3人の国籍が上と違うもの、応募者は弁護士、会計士など職業別になっているもの、どれが本当か分からないが、これはいかにも中国人が考えつき、喜びそうなジョークである。 要するに、人間をよく知っている。常に人間を中心に考える。 とくに権力を持っている人間とのかけひきを考え、その人間の心に忍び込み、誰もが欲しいお金で道は開けるはずだと計略をめぐらす。 大学だってお金で入学できる。たとえば300点が合格ラインだとする。これに達しなかった者は1万元出せば入学させる。さらに下のランクの人は2万元出せば入学させるという制度を設ける。大学が堂々とこういう制度を作りお金を集める。受験者も親もこれを何ら悪いとは思わない。 お金と人間の欲望というものを肯定すれば、たいていのものは「お金で買える」ということになる。ただし、現在の日米欧の考え方からすればこれは「腐敗」ということになる。(執筆者:相原茂) 佐賀大の中国人留学生6人、偽造卒業証書で不正入学 佐賀大学大学院の研究生として入学していた中国人留学生6人が、実際は卒業していない現地の大学を卒業したと偽って、同大学に不正に入学していたことが分かった。いずれも偽造した卒業証書を提出していた。同大は、入学目的を勉強のためとみているが、不正入学を防ぐ対策を検討している。
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