今日聴いたフェドセーエフ

楽しい日もつらい日も毎日楽しんでいるフェドセーエフの音楽です

2018年2月

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ブラームス:バイオリン協奏曲

ヴィクトル・トレチャコフの力感溢れるバイオリンが堪能できる1枚です.

ブラームスのバイオリン協奏曲ニ長調作品77です.
録音データは載っておらず1987年にリリースされたようだということ以外の情報がありません.

カップリングにはロジェストヴェンスキーの指揮,Fedor Lusanovのチェロでシューマンのチェロ協奏曲が入っています.
このソリストは1989年に没しているようなので,録音年代を探るための情報にはなりませんでした.

ただしこのディスクをPCで聴くと,1977年という数字が出てくるのでその辺りなのでしょう.

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トレチャコフのバイオリンは弓のポテンシャルを目いっぱい使う演奏ですので,力強くてグイグイと引き込まれる魅力があります.
第1楽章のカデンツァはまるで目の前で演奏してくれているようなリアルな響きです.
弦のこすれる音や,かすれの音まで見事に聴くことができます.
残響も程よく効いているようです.
第2楽章は非常にゆったりとして美しいソロの一音一音をじーっくりと味わえます.
第3楽章もパワフルなソロで,しかしすべての音を慈しむように弾かれているのがどうにも心に染みわたります.

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オケもそんなバイオリンに引き寄せられるように豊かな響きを作り,とてもよく鳴っています.
録音のバランスとしてはややバイオリン優勢のように聴こえます.
丹念な伴奏がなされていて,素敵な演奏に仕上がっています.

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