今日聴いたフェドセーエフ

楽しい日もつらい日も毎日楽しんでいるフェドセーエフの音楽です

2019年2月

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プロコフィエフ:管弦楽作品集

プロコフィエフの管弦楽作品からです.
前回取り上げた「展覧会の絵」と同じく,1993年8月29日から31日にかけてモスクワ音楽院大ホールで録音されています.
一昨年初めてモスクワ音楽院を訪れたことで,この2枚のジャケット写真はそこで撮られたことに気づきました.
ついでに着られているシャツが同じで,上着だけが違うということにも気づきました(どうでもよいことですが).

1,バレエ組曲「ロメオとジュリエット」から抜粋
   少女ジュリエット,ロメオとジュリエット,仮面,タイボルトの死,僧ローレンス
   ジュリエットの墓の前のロメオ,モンタギュー家とキャピュレット家(7曲)
2,組曲「三つのオレンジへの恋」から抜粋
   地獄の場面,変わりものたち,王子と王女,行進曲(4曲)
3,組曲「キージェ中尉」

イメージ 1

「ロミオとジュリエット」は組曲第2番を中心にした7曲の抜粋.
「少女ジュリエット」が最初に置かれたので,おだやかな気持ちで聴き始めることになります.
弦の弾力性の強い刻みが特徴的に聴かれ,気持ちの高ぶりが誘導されます.
「タイボルトの死」の決闘の場面ではとりわけ効果的です.
「僧ローレンス」の優しい穏やかな演奏は心を打ちます.

「三つのオレンジへの恋」は4曲の選曲.
冒頭の「地獄の場面」の壮絶さがティンパニーの硬いアタックで一層盛り上がります.
「変わりものたち」の鋭い金管も印象的.
「王子と王女」でのネトッとした弦の響きが生々しくて色っぽさ艶っぽさが光ります.
表現力豊かな素敵な演奏です.

イメージ 2

私のプロコフィエフの入り口は中学時代の吹奏楽に始まりますが,独特な響きに興味を持ちながらも難解というか,言葉悪く言えば「ぐちゃぐちゃ感」と「コミカルさ」が入り混じった,どう近づいたら良いかわからない音楽でした.
フェドセーエフのプロコフィエフを聴くようになり,一気にわかりやすくなりました.
その代表がこの「キージェ中尉」であり,他には「交響曲第5番」等があります.
その場の主役が明確に見えてくるのが私にはとてもありがたく聴こえています.
お気に入りは「トロイカ」の序奏後の快速部分.
打楽器と弦のピチカートのきめ細かい絡み合いがとても心地よいのです.

プロコフィエフの面白さを私に教えてくれた1枚です.

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