名護市議選 沖縄知事、辺野古移設容認の前市長側を支援2010年7月24日5時5分(asahi.com)
中井真沖縄県知事は基地許容派の前名護市長を推すそうですね。
まぁ、現市長が民主党の支持派である以上、民主へのNOという意味ではコレしかないでしょう。
また、自民党の現実的解決策に関してはOKを出していたわけですから、県知事としては此方と言うコトでしょうか。
沖縄県民の方々には悪い事を言うかもしれませんが、すくなくとも現状の国家の枠組みと国境がある限りは沖縄諸島及び台湾が日米中の衝突のホットスポットの一つになります。
まずは国家意識の話から。
日本は海洋国家であり、海の通商路としての価値が国家を支えています。
更には島嶼の持つ排他的経済水域も水産資源の保護など日本にとって計り知れない価値を持ちます。
中国は現在、海洋進出を狙っています。南沙諸島などの件もあり、海の通商路を狙っています。
また、基本的に大陸国家的な土地の確保を基本としており、海洋国家の持つ通商路を重視する姿勢とは対立します。
更に台湾は中国の一部で不法占拠された地と言う認識を持っているため、なんらかの方法で併合をもくろんでいます。(平和的な方法も含めて)
米国は国家成立後、西へ版図を拡大し現在に至りますが、西への意識は未だに残っています。ハワイ、マリアナ、フィリピンという戦前の領土取得以後も満州国関連でも日本と衝突しましたし、そのまま西に向かう事で中東問題にも口を挟むようになりました。
大西洋を渡って米国がアフリカへの進出をほとんど図っていないことからもそれはいえるかと思います。なぜか?欧州の存在が東向きのベクトルを持つことを阻害しているのかもしれません。
ついでに沖縄の地形的位置の話
沖縄は日本と共にアジア極東から太平洋への進出を防ぐ堤防の役割になります。
冷戦期では極東ソ連海軍がオホーツク海に閉じ込められたのは日本の存在により通過可能な海峡が限られる事からです。
そして中国はこの事から米国との衝突する海域が中国近海である事を理解しており、列島線構想と言うものをかなり以前から軍事戦略の一つとして採っています。
九州から沖縄、台湾、フィリピン、ボルネオをつなぐラインを第一列島線と呼称し、このラインへの進出により優勢な米海軍への防衛ラインを作ると言うわけです。
さながら大日本帝国の絶対防衛圏構想ですが、これらの諸島が中国ではない諸国の領土である事が構想を阻害するわけです。
ちなみに、第二列島線も存在し、伊豆諸島、小笠原諸島、マリアナからパプアニューギニアまでという西太平洋そのものを手に入れようという中国の意図が見えています。
それに対し、台湾は中国の意識上米軍基地の存在は許されず、フィリピンは既にアメリカが撤退しました。
そうなると東シナ海を制するポイントとして沖縄が日米にとって大きな存在になります。
海兵隊が存在するのは沖縄から戦術機動を用いて各所に移動できることからです。
また、海兵隊と言う地上兵力が沖縄に存在することは米軍の本気を見せることを示す意味もありますから。
地上兵力は容易に移動できないため、ソコからの撤退を考えていないことを示し示威的な意味を持ちます。
まぁ、沖縄に基地がなくなる日は
1.米軍が中国へ進出し、沿岸どころか内陸まで占領したとき。
2.ハワイあたりまでの西太平洋が中国の派遣の下に落ちたとき。
つまりは沖縄から基地がなくなる日は遠い。
そう、悲観的に見るしかないのです。 |
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大陸と北朝鮮さえなければ米軍基地は不要ですね
2010/7/25(日) 午前 11:51 [ - ]
>Tomcatさん
そうですね。
問題はそれがなかなか適わない事で…
2010/7/26(月) 午前 11:19 [ yano_saki ]
同感ですね(>_<)
「灯台もと暗し」何もみえない地元・沖縄県((+_+))
情けない限りです・・
選挙の予想ですが・・五分五分かと思います・・
期間中に米兵の大きな事件でもあれば・・サハの勝ちかと・・
TBします☆☆☆
2010/7/28(水) 午前 3:19
>あまのじゃくさん
TBありがとうございます。
アメリカの(特に海軍の)戦略意識上、マハン流地政学は外せず、そのため戦略戦術上のチョークポイントに戦力を置きたがる事を理解する事、中国の拡大主義と海外への恐れ(近代化以降、敵は海洋国で前線が中国沿岸部になるという)を理解していればおのずと答えは出ると思うんですけどね(><
2010/7/29(木) 午前 10:32 [ yano_saki ]