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先日、日本映画専門Chで放映されていた『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』を視聴しました。
この作品、ゴジラシリーズがメカゴジラの逆襲で一度終止符を打ったのちの1970年に上映された作品です。
特撮の神様円谷英二氏が死去されてから初めての東映特撮となってます。
正直、タイトルにもなっている怪獣のネーミングが最大のウィークポイント。
夏休み東宝チャンピオン祭りでの1品としてアニメ映画などと併営された為に子供向けっぽいネーミングなのだろうが、そのまま日本語(イカ怪獣:ゲゾラ カニ怪獣:ガニメ カメ怪獣:カメーバ)はないだろうと…
ストーリー自体は憑依系の宇宙人が地球侵略を行うという流れでSF的には王道(ヒドゥンなど)なのです。
その上、最後は(ネタバレにつき反転)産業スパイで卑劣漢であった尾畑が憑依されるも自らを犠牲にして侵略者を倒すという(ネタバレ終了)ヒロイックさもあります。
また、原住民が日本語を使い、民間人である工藤らが怪獣と戦うための道具(ライフル、機関銃、ガソリン)を出すために「セルジオ島がマリアナ諸島とハワイの中間点にあり、旧日本軍が善政を敷いていた」という細かいシナリオの妙もあります。
まぁ旧日本軍という事で旧来から東宝が戦記映画で使用したプロップ(模擬)の銃等が使えるのもコスト的においしいです。(軍隊を出さないというのも同様の点でしょう)
あと、無人探査船ヘリオス7の造詣がそのままアポロ宇宙船(打ち上げロケットがサターンⅤに見えるのは構いませんが…)なのはどうかと。無人探査船であれば窓などは不要ですし…。
とはいえ、タイトルとネーミングを除けば割とみられる映画だったりしますね。
10点満点中5点。
ストーリー(ネタバレ防止のため反転)
無人探査船ヘリオス7号が打ち上げ4か月後に消息を絶つ。
ヘリオス7号は宇宙空間で不定形の何物かが乗り込み、逆に地球に向かっていたが、地球では誰も知らなかった。
週刊誌のカメラマン、工藤太郎は、ヘリオス7号の帰還カプセルの落下を取材先からの帰路の航空機から目撃する。
工藤は週刊誌編集部で相手にされず、編集部を出るが編集部からの紹介で南太平洋の孤島セルジオ島にレジャー・ランド建設を計画している「アジア開発」の宣伝部員アヤ子と知り合う。
「アジア開発」で生物学博士の宮博士とも合流するが宣伝写真を撮ることを良しとしない工藤だった。
しかしセルジオ島がヘリオス7号落下の目撃地点と知り、一転、取材班に加わる。
そのころ、「アジア開発」の測量技師の横山、佐倉らは島の住民たちが恐れる魔物「ゲソラ」の入り江にて釣りを始める。
迷信だと笑う横山だが、佐倉が水温の異常低温を発見、その後海面が光ったかと思うと何者かの触手が佐倉を捕え、海面に消える。
工藤らセルジオ島取材班は客船でセルジオ島に向かっていたが、そこで民俗風俗学の研究家尾畑と合流するが、佐倉の失踪の情報を得て前途の暗雲を感じる。
セルジオ島では横山と原住民のリコが出迎えるが横山は怯えてしまって仕事にならない。
洞窟探査で光る何かを見た横山は一同を放置して島から脱出しようとするが上陸した「ゲソラ」に支部を破壊され殺される。
リコも襲われるが、一命を取り留め記憶を失う。
工藤と宮博士は海底探検にのり出しヘリオス7号を発見したが、「ゲソラ」に襲われる。「ゲソラ」は巨大な触手をもつイカの怪獣だった。
二人はその窮地をイルカの大群に救われたが、ついに「ゲゾラ」が島に上陸して、島民の中で暴れ始めた。
これに対し工藤たちは、「ゲソラ」が篝火でひるんだのを見てジャングルの廻りにガソリンをまき、「ゲゾラ」を巧みに誘いこんで火をつけた。すると、体温の低い「ゲゾラ」は高熱に弱く、全身火だるまと化してのたうちまわった。
こんな島にはいられないと小畑が舟をさがしていると、今度は鋼鉄の甲羅をつけた「ガニメ」が出現。工藤たちは戦時中、日本軍が残した弾薬庫もろとも「ガニメ」を爆破したものの、「ガニメ」の体から動き出た宇宙生物が小畑の体内に侵入してしまった。
宇宙生物は小畑を支配しつつ自らの目的を地球支配と語る。
宮博士は「ガニメ」の死体を調査しつつ、この怪獣は一般的にみられるカニの一種であることを語り、地球生物学では考えられない事態から宇宙から来た何者かが生物を巨大化させたという仮説を語る。
一方、島民から「ゲゾラ」がコウモリが飛び出すと逃げだした話を聞いた、宮博士はイルカの大群に逃げだした「ゲゾラ」のことを思い出し、宇宙生物は超音波に弱く、細胞が破壊されるのではないかと考え、洞窟にコウモリを探しに出かけた。
だが、蝙蝠は何者かによって焼き討ちされていた。
そして探索中、第三の怪獣カメーバが現れる。
避難しようとした工藤らは偶然生き残っていた蝙蝠のいる洞窟を発見、島民とともにそこに避難する。
そんな中、小畑が帰ってきて合流する。
翌日、蝙蝠のことを聞いた小畑(=宇宙生物)は洞窟の入り口を焼き討ちする、
妨害しようとした工藤らは人間離れした尾畑の力で投げ飛ばされる。
勝利を宣言する尾畑、いや宇宙生物。そこに「カメーバ」 「ガニメ」(二匹目が現れ、超音波が宇宙生物の弱点と知る島民や工藤らを抹殺しようとする。
高笑いする小畑にアヤ子が説得する。
「小畑さん、あなた、悔しくないの!?・・・そんな、そんな怪物に支配されて、あなた、悔しくはないの!?・・・人間が、こんなことで滅ぼされるなんて、私は我慢できないわ小畑さん。どんなに卑怯で、どんなに手前勝手な人でも、あなたは人間よ、人間のはずよ!」
小畑は自らを取り戻し、宇宙生物と体の主導権を奪い合う…その余波で燃える洞窟から蝙蝠が空へ。 蝙蝠の群れは「カメーバ」「ガニメ」の上空に。
二怪獣は理性を失い、お互い戦いあう。
格闘が噴火口で演じられたが、やがて二つの巨体は火を吹く溶岩の中へ落ちていった。
そして小畑も体内の宇宙生物を道連れに自ら火口へ身を投げた。
火山の爆発を見た近在の航路から民間船が島に向かってくるのを工藤らが迎える絵で物語は終わる。
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出てきて 即 ごじらとは
恐ろしい奴
2012/11/1(木) 午前 0:25 [ 博多の鷹 ]
ゴジラちゃうよ(^^;
ゴジラ出てこないもん(w
2012/11/1(木) 午後 10:14 [ yano_saki ]