Art to People

さぁて、どうするかな・・・・

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昨夜、酔っぱらう。
久しぶりに会った知り合いたちの夕餉。
破恋(失恋ではない)の話で盛り上がるおじさん3人と青年一人。
二次会の呑みに移った。
外に雨が降り出した。
じゃあこのへんでお開きにしようということで。

お店の素敵なママさんが、どうぞ、と渡してくれたのは
私の飲みかけの冷えた濁り酒の瓶。
わざわざそれを小洒落た紙袋に入れてくれた。

外へ出ると少し雨が強くなり始めていた。
友はタクシーを拾った。
私は高架鉄道を選んだ。
この雨で道路は混み始めている。
タクシーは必ず信号2回待ちくらいになるだろうと私は読んだのだ。
高架鉄道なら3駅で着く。
少し混んでいた電車に乗り、紙袋の中の濁り酒を覗いてにんまり。
部屋にたどり着いたらこれで独りの三次会。わくわくである。
うまくいくと思っていたのはここまでだった。

降りた駅はいまが盛りの土砂降り。
傘を持たない乗客たちが駅の出口に溜まっていた。
ちょっと気取ってバッグから折りたたみ傘を出す。
お先に、と雨の中を歩いた。
うまくいったのはここまでだった。
この雨の中、タクシーの空車はない。
いつものバイクタクシーもなかった。
駅から住み処まで歩くしかないことに気付いた。
よっしゃ、久しぶりに歩こじゃないか、僕も男だ、へっちゃらだい。

しかしその時!

なぜか雨が強くなった。風も横殴りに吹き始めた。
右から左から前から後から。雷まで来やがった。
頭からずぶ濡れになると風邪が怖い。
傘を目深にかぶるようにして風と雨に向かう。
久しぶりだなこんな経験。パントマイムでやる時にこりゃ良い経験だぞ
なんてこと考えながら。胸から下はこの時点でもうずぶ濡れ。
アパートに続く小道に入ったときは水たまりはもうなかった。
道全部が川になっていたからだ。
くるぶしまで水につかりながら歩いた。
あと一〇〇メートルで着く。
部屋に入ったらすぐ濡れた服を脱いでシャワーを浴び、
たばこを一服吸って、この濁り酒を飲むのさ。ざまあみやがれ、ハッピーハッピー。
すると足下で「ポリン」とかわいい音がした。
濡れた紙袋の底が抜け、足下に割れた瓶。
白い酒が雨の川ににじんで広がっていた。
泣くもんか。振り向いてなんかやるもんか。

記憶にあるのはここまで。
そして今朝、私は素っ裸で部屋のドアを開けたまま寝ていた。

靴を干そう。
バッグの中身を出して乾かそう。

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あはは!

2017/5/26(金) 午前 7:14 [ K♂chan ]

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2017/5/26(金) 午後 11:50 [ vip ]


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