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タイ人は皆、霊の存在を強く信じている。だからこの国では霊も自由に闊歩できる。
なんでこんな、というようなことがタイ人の身の回りにはよく起こるらしい。
かく言う私に霊感はない。
が、
昨日の夜中のこと、いつものごとく舞台のあれやこれやを悩みながら
いつの間にか眠りこけていたとき、
耳のそばで
「トッテ・・・」
という日本語をささやかれて目が覚めた。
ひとりの声ではなかった。何人かの、男女の区別もつかぬ、声。
「トッテ・・・」 「トッテ・・・」
寝ぼけているのだろうか、見回しても暗い部屋の中には私ひとり。
明かりのスイッチに手を伸ばそうと立ち上がったとき
ベランダの戸がドンッと音を立てた。
見ると、戸が風に吹かれるようにゆっくりと外側に開いていく。
そしてその向こう、ベランダの外からまたささやくような声。
「トッテ・・・」
きっと私はまだ寝ぼけているのだ。
けれどなぜかその言葉の意味がひらめいた。
「撮って・・・」
なのだ。
私はふらふらと机の上にあったデジタルカメラを手にとり、ベランダへ出た。
だれもいない。風だけだ。
外の夜景に向かってシャッターを押した。
普通だったら撮れるはずがない。
けれど
この写真が撮れていた。
ベランダのまわりを舞う無数のオーブ。
そうか、そういうことか。
なぜかこの夜、私の棲むこの部屋が、そしてベランダが、
彼らの通り道になってしまっていたのだった。
なんてね。
昨夜の大雨をフラッシュで撮ったら
こんなん撮れましたっと。
少し涼しくなりましたか?
こんな文はすぐ浮かぶんだけど、近づいている舞台の案は
なかなか浮かばず。
今夜も悶々としてます。
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思いはあるのに
実体がないから
誰かの体を借りる…てな感じ
あるのかもしれないなぁ と
絶賛貸し出し(あわよくば そっからネタも いただこうかと…)の 気持ちでおります…か しかし
2017/6/8(木) 午前 7:49 [ もりあやこ ]