Art to People

さぁて、どうするかな・・・・

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終了〜!

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全公演とも満席+追加席で終了できました。
スタッフの皆さん、情宣を手伝っていただいた皆さん、ありがとうございました。

今回の舞台はソウル在のパントマイム・シャボン玉芸人の奥田まさし氏との共演。
写真は演目「ギャンブラー」よりの一こま。舞台をやらせてくれたタイの「クレセント・ムーンシアター」のスタッフが吹き出しまでつけて送ってくれました。

今回の演目は
シャボン玉老人(奥田ソロ)
スーパーマン対ゴジラ〜エンジェル〜重量挙げ(矢野ソロ ショートショート)
パントマイム老人(奥田ソロ)
ママ・ノーリターン
(矢野ソロ)
サムライ・BTS
(矢野ソロ)
ギャンブラー(矢野&奥田共演)
以上、1時間15分、でした。

お出でいただいた皆さん、ありがとうございました。

貴を生むために

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1週間ほど前、マンション火災を間近に見た。ある場所の6階から同僚たちとともに眺めていたのだが、午前中に出火し何時間ほど燃え続けたろうか。距離にして1キロほど先になるが、その間にさえぎる建物もなく、バンコクのビル火災がどのようなものかよくわかった。

最初のうちは手前にある雑木林が燃えているのだろうと誰もが思った。しかしそのうち、濃い茶色の煙と木々の向こうにちらちらと炎の舌が見え始めた。その舌が時とともに上に伸び、森の陰から出たとき、それがビル火災だと私たちは知ったのだった。風の向きと強さ次第では私たちがいるところまで容易に煙と建築資材の焼けるにおいが流れて来たにちがいなかった。
午後になって一時下火になったかと見えたが、マンション内部を伝って上方へ登った炎はとうとう屋上階の優雅なつくりの広いベランダへと躍り出たのだった。上空を何機かのヘリが舞っていた。はしご車の姿も見えず、放水も見えなかった。
帰り際、高速道路の上からそのマンションを眺めると、まるで昔からそうであったかのように黒い巨塔があるばかり、明るい灰色の空をバックにごちゃごちゃとした建物群のなかから立ち上がっていた。

安全なところから危険を眺めるとき、人の心は少し焦げて汚れてしまう。そんなときの眼で眺めるバンコクのなんと無慈悲な煩雑さ。それはまるで醗酵真っ只中のぶどう酒の甕を覗き込むようなものだ。まだまだ完成の形は見えず、濁と腐がいたる所にうずくまっている。
成熟にはまだ遠く、それでいながら傲慢な街。
貴を生むために腐を通過中のこの街だ。
                                                                           2016/02/18

岩手に行きたい

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酔った足どりで居酒屋を出る。
月も出ていないが星もないバンコクの夜空。
日付が変わるまでにはまだ間があるけれど人通りはもう少なくなっている。
遠くの高いビルの窓々も街灯も大通りを走るヘッドライトたちも明るいようだが、歩くソイの足元はなぜか湿って暗い。一年のうちのわずかな長さのバンコクの寒季。

地上のネオンをぼんやりと反射しているような夜気のこちら側に、眠りについた建物の黒い影がいくつもある。その間を見え隠れしつつ無音のままに過ぎる灯りの列は高架を走る電車の灯だ。ひときわ明るい駅舎の灯りのなかに今しも吸い込まれていこうとしている。灯の集まりのなかに灯の列が吸い込まれていく。
ソイの真ん中あたりで立ち止まり煙草をくわえて眺めていると、その無音の営みが妙に愛おしい。窓の明かりの向こうにはそれぞれの人がそれぞれの想いであまりしゃべらずに座っているのだろう。
目的の駅へ、目的の場所へ、静かに静かに人は移っていく。
いま居る所からその次の場所へ。
人は決して一つところにとどまることはできないらしい。そう思わせてしまうそんなドラマを勝手に想像しながら定点観測している私がいる。


あの灯りがほんの少し垣間見せてくれるイメージは銀河鉄道だ。
子供の頃から憧れ、何度も読み返し、そしていまだにわからない『銀河鉄道の夜』。
訪ねてみるか、あの街を。
芝居をやって旅費を稼ぎながら。
助けてくれる人がいるさ。どこかで誰かが待っているさ。
そんな夢想をちょっと信じてみよう。
バンコクを不意に襲ったこの寒さと街の灯りに私は背中を押された。

                                        2016 01・16

書道

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タイの高校生たちへの日本語の授業で、筆を使って「お」というひらがなを書けというお題を出した。事前に日本の書道のビデオを見せ、書道の歴史なんてことを知ったふりして言い散らかしたあとに。

買っておいた「筆ペン」を彼らに渡した。
キャップを取って「?」という高校生たちのリアクションが面白かった。
始めたは良いけれど、書き順は違うし、字ではなく画の方に移っていくし、
最後には書道ではなく「筆ペン」の面白さに彼らの興味は直行した。

こうして授業時間をごまかしながら、今日は過ぎた。
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酒飲みながら、なんだかんだ話しているうちに、
やろうか、やろうよ、ということになった。
二人とも今年59歳になる。テーマは「老い」になるのかも。 な、馬鹿な!
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『59 x 59』    矢野かずき x 奥田まさし マイムライブ

バンコクの矢野かずき&ソウル在のシャボン玉アーティスト奥田まさし。
ここバンコクで初めて実現するパントマイムの異色共演、小劇場マイムショー。

2月26日 8:00PM
同27・28日 5:00PM & 8:00PM
プリディ・パノムヨン劇場内 クレセント・ムーン・スペースにて
(トンローsoi1と3の間 トンロー沿い)

大人450B
中・高・大学生300B
小学生200B
小劇場で席に限りがあります。
予約 Facebook/CrescentMoonTheatre
www.CrescentMoonTheatre.org
085-940-5337 



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