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さぁて、どうするかな・・・・

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さよなら ライ麦畑

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去年の初め、J.D.サリンジャーが亡くなったというニュースに接した。
それから1年、やっぱり書いておこう。

ニュースを聞いたとき、真っ先に思い知らされたのは
サリンジャーの次の作品をわたしは50歳を過ぎた今でも待ち続けていたのだという事実だった。

大学を終えるころまでに、当時の日本で手に入る作品は全部読んでいたと思う。
しかし、その次はいつまで待っても出なかった。

「ライ麦畑でつかまえて」 野崎孝訳。
初めて読んだのが高校1年のときだった。
わたしが好きだったアイドルの愛読書だと週刊誌が報じたから。
そんなくだらぬきっかけで手にとって読み始めた。

ぜんぜん面白くない、と退屈しながら読み進んだ。
本当に面白くなかったのだ。

そして。
最後の1ページを読み終えて涙が止まらなくなった。

なぜ主人公のホールデン・コールフィールドに泣かされたのか、
それは人それぞれだ。
全世界で6500万部以上を出版、現在も年に25万部以上が発売されているという。
それぞれだ。

最後の1ページで泣かされたもう一冊に「風の又三郎」がある。
宮沢賢治。
これは小学5年生のある日曜日の朝だった。
まったく似たような味の涙だったと覚えている。
喪失感。あえていうなら、だけど。
あんな泣かされ方をした本はこの2冊だけ。

ここで使った写真は「風の又三郎」と自分で呼んでいる。
ラオスのヴィエンチャンで撮った。

さよならライ麦畑。

ベランダストーリー

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アパートのベランダにミツバチ君たちの死骸がたくさん。
ほっとくとどんどんたまっていく。
どうしてだろう、と不思議に思っていた今日この頃。
朝方にはまだ生きてじたばたしている蜂もいる。

謎は最近解けた。

犯人は鳥さんである。

どういうわけか自分の巣には運ばず、わたしのベランダにポイッと捨てていくのだ。

初めてだなこういう経験。

というわけで
あんまりいい写真ではないので、この写真も載せておこう。

友人の俳優さんの結婚式の引き出物にもらった花。
蜂君たちは肥料になってもらった。
同じベランダで、咲いた。

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ワークショップ

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今月の各週末はパントマイムのワークショップを担当。
絵画や音楽、芝居など色々なワークショップが無料で受けられるというイベント。
偶然だが毎火曜にタイ人のコンビ Sungkung がやり、金曜にわたしがやる。

はっきりいってワークショップをやるのは苦手だ。
何をどう教えるべきかわからないから。
むしろワークショップを受けたいのはわたしの方なのだ。
もっと知りたい。のである。

さて、上記のコンビがどんなワークショップをやっているのか覗いてみた。

案の定、「テクニック」。

教えられる方もノリノリで楽しそう。
そりゃそうだ。手品の種明かしと
「さあ、だれでもできるよ、みんなもやってみよう!」のようなものだから。

わたしにはそんなワークショップはできないし やりたくない。
疲れるし。
賽の河原の石積みのようで空しいし。

けれども、生徒さんたちを見ているととても懐かしい気分になった。
ああ、そうだ、最初はわたしもこんなに夢中でやってたなぁ、と。
そうそう、そうやると見えない「壁」があるようにみえるんだ、とか、
そうそう、見えない「ロープ」はそうやるとほんとに引っ張ってるように見えるんだよ、とか。

で、金曜のわたしのワークショップではいわゆる「テクニック」は
いっさい教えない。

最初っから、「やらせる」。

集まった生徒さんたちに40分の時間を与え、
外に出て人々を観察してこいというお題を突然与える。
インタビューしちゃだめ。ただただ観察する。
そして再び教室に集まって、
「はい、あなたが見てきた人のまねをして」と。

とりあえず、マイムは
「タッチ」に始まり、「止まること」を学び、「キャラクター」や「ストーリー」で
完結する、と思う。

個々のテクニックに重点を置きすぎると、
忙しい現代、それだけで終わってしまう。
生徒たちは自分が身につけた「テクニック」を披露したいだけで作品をつくるようになる。手品を習ったら見せたくもなるしね。 あら、どうしましょ。

さあ、次の金曜は、生徒さんたちがピックアップしてきた人物を使って、
どういうストーリーが生まれるものかを考えさせよう、っと。

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写真は Sungkung のワークショップより

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