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歴史大作映画「ナレースワン大王」第6部、撮影中。 6部だよ、6部。一作で2時間近くあるものが・・・ 撮影開始から10年以上が過ぎた。第5部までは公開済み。 ビルマ(現ミャンマー)の属国だったタイを独立させ、現在の領土を作り上げた王の一代記である。 10年のあいだに俳優さんたちにはいろんなことがあった。 容姿も変わった。 主役のバードさんは結婚、妻役の女優さんも結婚なさった。 側近役の、わたしが尊敬する役者さんのおひとりは二十歳になる娘さんを交通事故で亡くされ、その後この映画には出ておられない。 もうひとりの男優さんは一昨年、癌で亡くなられた。 わたしは大王のボディガード、日本人傭兵隊長「山田長政」役として、 せりふはないが結構目立つ役をやらせてもらってきた。 戦闘シーンのあと、ぼろぼろになっているところを写真に撮るとこうなる。 今回のタイのクーデター後、軍政はこの映画の第5部を全国の映画館で1日だけ無料視聴とさせた。 この10年、この映画はタイの政治状況とともに制作されてきた。 決して狙ったわけではないだろうが、王党派と反王党派のやられたらやり返せ政治が続くなかで2年に一回くらいづつ続編が作られていった。 無料視聴ができた第5部は出だしから私も関わる戦闘シーンだった。 大王の側で刀を振るうか火縄銃を撃つかといったシーンだ。 クーデター直後、各国からクーデターへの非難が集まるなか、 このシーンは他国がどうあろうと日本はいつもタイの味方だ、というメッセージがこめられたものだという見方が出た。 ありがたいことだ。 被服室にあった衣装。 ふと、日本女性がこれを身に着けたらどんなにきれいだろう、と思った。 もちろん、私の頭のなかにあるあの人だけれど。 撮影現場に行くと、象さんたちがスタンバイしていた。 |

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