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日本人パントマイミストを中心に、著名なアーティスト達がエンターテイメント性の高いパフォーマンスを披露するパントマイム・イン・バンコク。笑いと感動 に心地よく身を任せた後、あなたの心にもきっと輝く何かが残るはず。
出演はグリグリガールズ、矢野かずき、今川雅一、Sivous Plait(シルブプレ)、カニカマ(以上日本)、Babymime(タイ)、Metroccolis(ドイツ)。
6月30日〜7月1日 20時〜、
7月2日〜3日 14時〜/19時半〜
センターポイント・プレイハウス(セントラルワールド8階)
1400、1200、1000、800、700B
0-2262-3456
www.thaiticketmajor.com
チケットはタイチケットメジャーにて発売中。
対象年齢:7歳以上
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パントマイム
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陸続きでもあり、歴史的にも色々あった両国。
これからも色々あるよ、ということ。
プレアビヒア遺跡をめぐっての国境紛争が勃発してかなりの時間がたつ。
国境地帯にある寺院遺跡のあたりをめぐってのことだけに、裏も表もありそうで
わたしにはよくわからない。
タイとカンボジア側の宗教家やお寺さん、知識人やNGOを集めての集会に行ってきた。
参加した日本の坊さんが一言。
「こんなことするより、戦闘地域で避難生活をおくっている両国の村人たちの声を上げさせるべきだ」
賛成。出来ればそれに越したことはない。 というわけで、わたしが集会でやったマイムは、そのあたりが主題。
下の写真は、夜、会場となったお寺の境内で平和への祈りをささげる住人の皆さん。
タイ・カンボジア国境の町、アランヤプラテートにて。
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友人のパイトゥーンが主宰するタイのマイム劇団「コンナーカーオ(ホワイトフェイス)アカデミー」。
その若手劇団員の舞台に客演を頼まれた。
「スリの名人がひとり。あるときすった財布のなかから自殺の遺書が出てきた。その自殺を止めさせようと思うが、いったい誰からすったものなのか思い出せない。町へ出てその相手を探そうとするが、やっと見つけた相手の女性は・・・」というコメディ。
そのスリの役、楽しくやらせていただきました。
この劇団、名前の通り、20年前も今も執拗に白塗りの顔にこだわる。
私はこの白塗りに90年代から別れを告げ、パイトゥーンとも袂を別った。
別に気まずい離れ方ではなく、一緒にやるときはやろうぜ、という感じ。
楽屋で、若手から質問を受けた。
「なんかアドバイスください」という、タイ人らしい、アバウトな質問。
「白塗りしないで演技する機会をもちなさい」とわたし。
アジア人の彫りの浅い顔は白塗りに向かないと私は思っている。
特に目だ。
アジア人の一重まぶたと黒い目に白塗りは、目の表情を殺す。
彼らにしても、リハのときはとてもいい表情をするのに、
本番の白塗りではその表情を殺されて「仮面」になってしまう。
無表情の仮面で喜怒哀楽を表現できるようなテクニックがあれば別だが、
なかなかそうはいかない。
だから私は素顔で演じることにした。
ある部分、「逃げ」ではあるけれど。
白塗りが似合うアジア人は1万人に一人か、もっと少ない、と思うのだ。
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絵画や音楽、芝居など色々なワークショップが無料で受けられるというイベント。
偶然だが毎火曜にタイ人のコンビ Sungkung がやり、金曜にわたしがやる。
はっきりいってワークショップをやるのは苦手だ。
何をどう教えるべきかわからないから。
むしろワークショップを受けたいのはわたしの方なのだ。
もっと知りたい。のである。
さて、上記のコンビがどんなワークショップをやっているのか覗いてみた。
案の定、「テクニック」。
教えられる方もノリノリで楽しそう。
そりゃそうだ。手品の種明かしと
「さあ、だれでもできるよ、みんなもやってみよう!」のようなものだから。
わたしにはそんなワークショップはできないし やりたくない。
疲れるし。
賽の河原の石積みのようで空しいし。
けれども、生徒さんたちを見ているととても懐かしい気分になった。
ああ、そうだ、最初はわたしもこんなに夢中でやってたなぁ、と。
そうそう、そうやると見えない「壁」があるようにみえるんだ、とか、
そうそう、見えない「ロープ」はそうやるとほんとに引っ張ってるように見えるんだよ、とか。
で、金曜のわたしのワークショップではいわゆる「テクニック」は
いっさい教えない。
最初っから、「やらせる」。
集まった生徒さんたちに40分の時間を与え、
外に出て人々を観察してこいというお題を突然与える。
インタビューしちゃだめ。ただただ観察する。
そして再び教室に集まって、
「はい、あなたが見てきた人のまねをして」と。
とりあえず、マイムは
「タッチ」に始まり、「止まること」を学び、「キャラクター」や「ストーリー」で
完結する、と思う。
個々のテクニックに重点を置きすぎると、
忙しい現代、それだけで終わってしまう。
生徒たちは自分が身につけた「テクニック」を披露したいだけで作品をつくるようになる。手品を習ったら見せたくもなるしね。 あら、どうしましょ。
さあ、次の金曜は、生徒さんたちがピックアップしてきた人物を使って、
どういうストーリーが生まれるものかを考えさせよう、っと。
写真は Sungkung のワークショップより
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10月6日から10日までお隣のビルマの旧首都ラングーン(ヤンゴン)に行ってきた。
上の写真は孤児院や施設の子どもたち向けの公演のようす。
場所は日本大使館ホール。
ビルマの女の子は日本人と同じように、笑った口を隠すことが多い。
顔につけているのは「タナカ」。
肌にいいらしい。タナカという名の樹を石版で磨って粉にし、水に溶かして顔に塗る。
ビルマの有名な生活風俗。
動画はこちら。
こちらはホテルのホールで、やはり施設の子供たち向けの公演。
最終日の一般向け公演もやはりここでおこなった。
200人ほどのホールだが500人以上がおしかけた。
計4公演、観客動員数1500人超。
タイの国際交流基金とビルマの日本大使館が共催して開かれた
パントマイム矢野かずきワンマンショー。
ありがとうございました。
主催者側からは
「一般公演で会場が非常に良い雰囲気になり、一体感すら感じられたことに感激しました」との感想。
演劇、パントマイム、やり続けていてよかった、と思います。
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この街はパントマイムを観たことがない。
なのにこれだけの人が押しかける。
娯楽に飢えているのか、外からの情報に飢えているのか。
来月、軍政は20年ぶりに選挙を行う。
最大野党や少数民族を排除しての茶番劇選挙だ。
この国の民主化はまだはるかに遠い。
わたしは国名をミャンマーと呼ばずあえてビルマと呼んでいる。
写真提供:Ms.A.T.
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