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知り合いの女子高生たちにわたしが猫好きだということがばれた。 近くにねこ喫茶があるから連れて行ってくれるという。 行った。 ねこ喫茶初体験。 でもね、結局こういうところへいくと、人間がネコになってしまうのだということを知りました。 遊ばれてるのはこっちの方。 恐るべしネコオーラ。 この喫茶店の最大のルールは、 寝たネコを起こすな、でした。 |
猫じゃらし
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猫になりたいと思った人や、猫のような俳優になりたいと願った者は多いはず。
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ある日のこと、 部屋に向かって階段を登っているとこの猫がうずくまっていた。 おい、どこの子だ? 首に鈴つけてっけど、このアパートのどこかの住人か? と声を掛けた途端にわたしの足首に体全部でまきついてじゃれはじめた。 なんて人懐こいやつだ。この階段を登る人間みんなにそうやってるのか。 それ以上階段を登れなくなった。まだ半年に満たない子猫が足にじゃれついたらガンダムでも転ぶ。 仕方がないので部屋まで抱いて連れて行き、迷子なら迷子でしっかりと聞き取り調査をしなければならない。ちがう部屋、ちがう匂い、ちがう調度品の位置。不安だろうからまずは猫えさを与えてご機嫌をとろう、猫砂トイレをさっそく作ってベランダに設置してやった。 このくらいはいつでもできるように準備万端整えてあるのだ。 けれど、だめだった。 エサもちょいとかじっただけ。トイレも使わずにやがて部屋を出て行った。 なんだったんだよ、さっきのじゃれようは! 嫌なことをちょっと忘れさせてくれて、はいさようなら、というわけなの? 天使の幼虫か、お前は。 |
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2012年11月4日。 バングラデシュはコックスバザール州ウキヤ地方。 ディポンコフ仏教寺。 このネコに会った。 おとなしいがちょっと不愛嬌。 9月29から30日にかけてこの州全域で起こったイスラム教徒による仏教徒と寺への襲撃事件。 この寺が襲われたのは30日深夜だったという。 闇のなかに広がる殺気とあがる火の手、この猫はどこに隠れて見ていただろうか。 本堂は全焼していた。 |
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タイとカンボジアとの国境の町アランヤプラテート。
ちょっとイケメンの猫と知り合いになった。 名前は「トゥングン」。 雄。 私の昔のボランティア仲間だったタイ人夫婦が経営するレストランに1ヶ月ほど前に迷い込んできたという。 猫にしては珍しく行水が好きで、数日に一度は体を洗ってやるという。 昼間はそのレストランでごろごろし、夜になると夫婦が自宅につれて帰る。 豚はいるし鶏はいるし、野良犬は入ってくるというような庭で退屈などないらしい。 また会いに行くぜ。 |
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ビルマ(ミャンマー)の旧首都ヤンゴンで裏道に入った。
なにやらカランコロンキロン…と涼しげな音が響く。 寺の尖塔が風に鳴っているのだ。 見上げると夕日を受けたそれが見えた。 お参りでもするか、と境内に入ると、 いた。 豹の雰囲気をまざまざと見せつけながら現れ、パンサーの目つきのままストンと芝生のなかに伏せた猫。 ここまでしか近寄らせてくれなかった。 手を出そうとしたら、「フーッ…!」と一言。 しかもこちらを一瞥もせずにだ。 手を引っ込めたら 「ミャーウオゥ」 と啼いた。 なるほど、ミャーウ王ね。わかりました、もう手は出しませんから、お写真だけ、ね。 パチリ。 |



