かなり寄り道・・・「建築家」生活

「主婦もする国際協力もする建築家」・・日々の暮らしと建築への思いをつづります

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住まいの価値

先日、予算1400万円の住宅コンペに応募しました。
 
タイトルは「スタートラインの家」としました。
これからつくりあげる、家族の住まいの骨格となる家だからです。
今後、家族が相談し必要と思う部分に順番に手を加えていって欲しいと考えました。
 
今回の予算では、全てを完璧につくりあげる事はちょっと難しい。。
そんな時、どこにお金をかけるかで住まいの根本的な品質が決まってくると思っています。
 
全体を安く安く・・・ではなく、将来の可能性を考えた骨格(構造体ですとか空間・寸法の大きさですとか)をつくり、後々必要な部分に手を加えていくというのも住まいのつくり方のひとつだと思うのです。
 
今回の住宅、1階の床は全部土間です!もちろん将来必要となった時には床がつくれる天井高さもとってありますが、今のところはテラスとフラットに続く、天井の高い土間での生活を楽しんで欲しいなぁと考えています。
 
「コミコミ坪いくら」という家と「ナシナシ坪いくら」の家とは単純に比べられるのか?どちらの方が価値があるのか?
みなさんも是非一度考えてみてください。
 
 

朝顔シェード

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我家は南東向きなので真夏の東側からの日差しは半端じゃない。。
そこで今年は朝顔シェードにチャレンジしてみました。
 
プランターで土量が少なすぎたのか、葉の育ち具合がイマイチ。
影はできますが、「眩しくない」というまではいきませんでした。。
ゴウヤ(苦瓜)の方がよかったかな〜
 
でも、花は元気に咲いています。
ただ今満開。日に20個ぐらいでしょうか。
 
視覚的には、かなり楽しませてもらっています。

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住まいのチカラ

常々私は、「住まいを決めることは、人生を決めること」と色々な場所に書いています。
というのは、住まいによって家族の暮らし方や接点のあり方は、全く変わってくるからです。
いつ顔を会わせるのか、どんな時同じ空間を共有するのか・・・
もちろん外部の環境(利便性や自然環境)も影響しますしね。
 
という前置きはこのくらいにして・・・
最近思うことを少し書きます。
 
世の中には健康な人もいれば、いろいろな障がいを持っている人もいます。
我家の場合、お父さんの職業上の理由もあり、また子供を生み育てるうちにめぐり合う周辺の環境からも、
いろいろな不自由さを持って暮らす人たちも身近にいます。
 
以前はあまり問題視されていなかった発達障がいの子供達などは、実際にはどこのクラスにも平均2〜3人はいるそうです。
(以前「福祉住環境コーディネーター」という資格試験の勉強をしていた時などは、勉強すればするほど見かける子全て(もちろん我子もです)に「この子障がいがあるのでは??」という気持ちになってきてしまいましたよ・・・)
 
不自由さが目に見えてはっきりしている場合、対処の方法も比較的分かり易いものです。
ただ、不自由さが理解されにくい場合、知識の無いまわりの人からの手助けも難しいですよね。
 
建築の仕事をしていて思うことは、日常生活での注意事項はわかっていても、住まいや環境側でできる手助けにまで、なかなか注意がいかない場合も多いようです。
体や心にストレスをかけない環境というのは、健康な人でも人それぞれです。
動線(人の動き)や部屋の明るさ、刺激のあるなしなどを考えてみることは誰にとっても生活を快適にする効果的な手段です。
障がいの内容によってはその快適な環境が少し極端になるかもしれませんが、考え方は同じです。
本人はどんな場所を求めているのでしょうか?
 
もちろん一歩外に出れば街の環境を変えることは難しくなってきます。だからこそ住まいは一番負担の少ない場所と考えてあげてほしいのです。
 
また、その手助けを受けることで、お世話をする人の負担が減り、家族の心に余裕が持てるようになる事もあります。
 
障がいのある人もない人も日々の生活に追われがちですが、一歩下がった目線で自分と家族の環境を考えてみてくれると良いな〜と思う今日この頃でした。。
 
 
 

外断熱と地熱利用2

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前回に引き続き外断熱と地熱利用についてちょっとお勉強〜。

外断熱については先日、おおまかな概要をお話しました。
次に地熱利用について。

地熱利用とは、読んで字の如く地中の熱を建物内に利用するシステムです。
外気と異なり地中の温度は年間を通してほぼ一定です。井戸水が夏冷たくて冬暖かいのもその為だとよく言われますね。

地中熱の利用方法はいろいろあり、現在の日本では以下の2通りの方法がメインです。

ひとつは地中の奥深く5mぐらいのところまでパイプを通し、そのパイプの温まった(夏は涼しくなった)空気を室内循環させることで地中の温度を利用します。
もうひとつは地中1mほどの、外気温の変化が半年遅れぐらいでやってくる地中部分の温度を利用するというものです。この場合は建物の基礎底面(べた基礎という建物全面にコンクリートを打つ基礎方式を採用します)全面で地中熱を取り入れます。

まぁ、簡単に言うならば・・・熱を縦に伸ばしたパイプで取るか、底面全体で取るかということですね。

もちろん深いところの方が安定した効率のよい温度摂取が可能です。
ただ・・・どうしても工事が大掛かりになり、初期投資がね・・・公共建築などではよく利用されてきています。
戸建住宅でももちろん可能ですが。

どちらにしても、取り入れた地中熱は床下空間を使い建物全体に行渡らせますので、外断熱同様建物内の温度差が軽減します。
つくってしまえば地中からもらう、ほんのりとした暖かさ(涼しさ)分の熱量はタダ!:笑。

ということで。
外断熱と地中熱利用をWですると、エネルギー消費量が大きく減らせ地球に優しいという訳なのです。
毎月のお財布にもやさしいですよ。
最初にちょっとお金がかかってしまいますが。。。

*写真はチュニジアの地下住居。これも地熱利用ですね〜。
 地熱は世界中ですっと昔から使われている自然エネルギーなのです。

外断熱と地熱利用1

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ずーっと前から気になって、たまにぽつりぽつりと勉強していた外断熱。

お!建築の専門でない方にははじめて聞く言葉かもしれませんね〜。
簡単に説明すると・・・
建物の内部に外の寒さや暑さがそのまま伝わらないよう、建物の外壁に通常断熱材を入れます。

この断熱材、一般的な工法では外壁の内側に入れます。構造材である柱や梁をよけて、柱と柱の間に取り付けます。
この断熱材を外壁の外側に取り付け、その上に仕上げを行ったものが外断熱です。

何がよいかといいますと、まずひとつに建物を構造体や外壁ごと断熱できます。構造体や外壁が断熱材の外にあると、外部の熱の影響をもろに受けてその熱を蓄熱してしまいます。ですからその内側に断熱材をしても効率は落ちます。
外断熱では外壁自体に熱が伝わらないようにしますので、建物自体が蓄える熱量が違うのです。

また、工事の精度(施工精度といいます)という点でも変わってきます。
内断熱は構造体の間に断熱材を詰めていきますので、どうしても隙間ができやすくなります。
外断熱は外壁や屋根、基礎など家中の外側に断熱材をしますから凹凸も少ないです。

このふたつの事は室内温度にすごーく影響します。
特に戸建住宅では。建物自体が魔法瓶のように外気と断熱されますから、廊下やトイレでもそんなに寒くありません。(夏は暑く)
エアコンの消費電力が減少しますよ〜

ただし、基本屋根裏や床下も一緒に外部から断熱されていますので、その空間の換気をきちんとして湿気をためない様にしないとそこがカビます。これは建物をつくる時点できちんとしておかなければならない事柄です。

と、外断熱、住環境にはとても良いのですがどうして普及しないかといいますと・・・
価格です。。
やはり一般的な内断熱とくらべると、手間がかかってしまいます。そして値段もそれなりに・・・
ランニングコストも考えるとそーでもない??やっぱりちょっと高いかな?という感じでしょうか。
(超ローコストとのお宅には勧められませんね。残念ながら・・・)
大工さんの技量も必要ですしね。

エネルギーの消費量が違いますので、地球には圧倒的にやさしいですよ。

+地熱利用とするとさらに・・・
この話は次回にしましょうね。

写真は柱の外側に一面板状の断熱材がはってある様子です。ぷくぷくはみ出ているのも断熱材です〜

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