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2009年07月18日
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Tu-4(Туполевツポレフ4;ロシア語:Ту-4トゥー・チトィーリェ)はソ連の航空機設計機関であったツポレフ設計局が、当時の指導者ヨシフ・スターリンの指示により開発したレシプロ4発爆撃機である。第二次世界大戦中にアメリカで生産された爆撃機B-29をリバースエンジニアリング(解体調査)によりほぼコピーした機体。 スターリンは第二次世界大戦中にアメリカに対しレンドリース法によりB-29を供与するように要求したが、アメリカは重爆撃機をソ連に渡したくなかったため、拒絶されていた。そうした最中の1944年7月、8月及び11月に日本の九州及び満州国を爆撃した3機のB-29が機体の故障などによりソ連領内である沿海州に不時着した。搭乗員は抑留された後にアメリカに送還されたが機体はそのまま没収され、スターリンの命によりリバースエンジニアリングされた。そしてアンドレイ・ニコラエヴィッチ・ツポレフらにより解体した部品に基づく設計が行われ、1946年夏に完成したのがTu-4である。
忠実にB-29をデッドコピーした機体といえるが、オリジナルがヤード・ポンド法の尺度で設計されていたため、メートル法に換算する際に誤差が生じ、さらに同じ材料が調達出来なかったためか機体重量がオリジナルよりも重く出来上がっている。スターリンから寸分違わぬコピーを厳命されていたので、没収したB-29についていた弾痕やそれの補修跡、あるいは製造ミスでリベット用として空けられた部品までもが全てのTu-4の機体に忠実に再現されているとのアネクドート(真相は不明だが、再現しないと命令無視として粛清される、だからといって弾痕まで再現すると兵器に対する不義として粛清される)がある。 ただし実際にはTu-4とB-29にはいくつかの違いも認められる。まず、ターボチャージャーはコピーであったものの、エンジンはB-29に搭載されたR-3350のコピーではなく、ソ連製エンジンM-25(R-1820のライセンス生産)の流れを汲むASh-73TKであった。また、性能面では航続距離に大きな差がある。これはB-29の調査の際にインテグラルタンクのコピーに失敗したためとされている。前後通路や機銃塔の火器管制装置もコピー出来なかったとされる。 Wikipedia スペック ・諸元 ・乗員: 7 ・全長: 30.18 m (99 ft) ・全高: 8.46 m (27 ft) ・翼幅: 43.05 m(141 ft) ・翼面積: 161.7 m2 (1,743 ft2) ・空虚重量: 35,270 kg (77,594 lb) ・運用時重量: 46,700 kg (102,950 lb) ・最大離陸重量: 54,500kg (後期型は66,000kg) ・動力: シュベツォフ ASh-73TK 空冷星型18気筒 レシプロ、1,790 kW (2,400 hp) × 4 性能 ・最大速度: 558 km/h (315 kt, 349 mph) @高度 10,250 m (33,600 ft) ・航続距離: 6,200 km (3,875 マイル) (爆弾1.5tで3,000km、後期型は爆弾2tで5,100km) ・実用上昇限度: 11,200 m (36,700 ft) 武装 ・固定武装: 12.7mm機銃10挺(後期型は20mm機関砲10挺) ・爆弾: 6,000kg(最大8,000kg)、1,000kg爆弾6発または原子爆弾1発
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