僕(達?)の失敗

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皆様、週末はいかがお過ごしだったでしょうか?

私は元気に、と言いたいところですが週末土曜日から腹を病んでいまして、どうしたものかと思いましたら、どうも一ヶ月前に消費期限の切れていたザーサイを美味しく食べてしまったのが原因かもしれません。

そんなこんなで今日になっても食べては、すぐさま肥やしを製造しているわけですが、皆様もどうぞ冷蔵庫の中に潜む食品テロにはくれぐれもお気をつけください。


そして任天堂Wiiのマリオカートなぞを買ってまいりまして、友人と一生懸命に練習に励んでいましたところ、ついつい熱を帯びてしまった結果、、、手首を痛めてしまいました。。。

やはり寄る年波には勝てないようです。

Wiiは確かに面白いのですが、やりこみ過ぎると思わぬ負傷するかもしれませんので、皆様もお気をつけください。

ちなみにうちのゲーマーな叔母は腱鞘炎になってしまい、大好きなゲームが出来なくて、挙句逆切れして人様に当たる始末、困ったものです。。。


更には先ほどまで春の陽気に誘われて、職場の机でついつい居眠りなどをしてしまったわけですが、どういう格好で寝ていたのかは分かりませんが、首筋を寝違えてしまいました。

やはり職場で居眠りなどするからバチが当たったのかもしれないなぁ、と反省しております。


で、結局満身創痍な、今の私。


次の災害に備えて、今はただ大人しくしております・・・。

死語の世界。

昨晩は前の仕事の頃からお付き合いのある方と久しぶりに会食してきました。

ただお相手だったおっちゃん、人は良いのですがかなり際どい発言の多い方でして、正直いつも誘われるたび気乗りしないのですが・・・。


店内は決して広くないながらも小洒落た雰囲気の七輪焼き屋で直接待ち合わせ。

事前におっちゃんが予約を入れておいてくれたので、食事時の混雑にも巻き込まれることなくスムーズに着席。

私の到着から遅れること五分、おっちゃん(以下O)が店内に入ってきました。

O 『いや〜、めんごめんご』

カウンター席が主体のこの店、狭い上におっちゃんの声がこれまた大きくて・・・。

若者客の多い店内に、微妙な空気が。。。

まあこれくらいはいつものことなので然程動揺しなくなってしまった自分が怖いのですが。


おっちゃんも着席すると間もなく、店の女の子が飲み物のオーダーを取りに来ました。

するとおっちゃん、

O 『おね〜ちゃん、新人さん?若い頃の吉永小百合にクリソツだねぇ〜』

固まる店員、どう見てもまだ二十歳そこそこで、間違いなく若い頃の吉永小百合など分からないかと・・・、というか私も分からないし。。。

さすがにおっちゃん、硬直したまま顔をこわばらせる店員さんの様子に気付き、一言。

O 『ごめんごめん、こんなこと言われてもワケワカメだよな。アイアムソーリーヒゲソーリー』


周囲の視線が痛い・・・。もう帰りたい。。。


まだ飲み物さえきていない段階で、今日のおっちゃんはいつも以上のハイペースで飛ばしてます。

とにかくこれ以上傷口を広げぬよう、おっちゃんを隔離しなくては・・・。


ほどなくして飲み物がきたので、とりあえず乾杯。

その後運ばれてくる料理を食べながら、おっちゃんと会話をしていると、、、

ガッシャ〜〜ン!!!!!!!!

私たちの席の後ろで、先ほどの若い頃の吉永小百合似?の女の子が運んできた料理皿を落としてしまいました。

突然かつ真後ろでのことだったのでその音にも驚いたのですが、それ以上に私を驚かせたのはおっちゃんの一言。

O 『あっと驚くためごろう!』

え、、、ためごろうって誰・・・。

いっそおっちゃんの頭にも皿落として、気絶させてくれれば・・・なんて思ってしまったいけない私。

とにかくもう少しの辛抱だから、と自分に言い聞かせて表向き冷静を装いつつも、内心は悶々。。。


その後はしばらく落ち着いた時間が流れてゆき、ようやく料理も最後となりまして、〆はご飯、漬物、味噌汁。

ポリポリポリ。

きゅうりの漬物を食べていたおっちゃん。

ここで一言。

O 『おい、マスター。この漬物なんだかあんまり漬かってないぞ』

マスター 『あれ、そうですか。いつも通りのはずなんですが』

確かに若干、漬かりが浅いような気もしましたが、それにしてもマスター、余計な一言を・・・。

O 『じゃあ、ちょっと試しに食べてミソ』

ミソ!!!!!??????

酔いも手伝っておっちゃんの声がいつも以上に大きくなってまして、、、その声は店内中に響き渡り。

皆こっちを見ています、、、いっそ今更ながらでも他人のフリしようかな、と真剣に思った瞬間。

マスター 『あ、本当だ。すみません』

最初から言えよ、マスター!!!!

それ言ってれば駄目押しで恥かかなくて済んだのに。。。


しかししかし、恥の上塗りはまだまだ終わっていませんでした・・・。

食事後の一服を終えて席を立つおっちゃん。

伝票を手にレジへ。

普段おごってもらうことも多いので、今日は私が出そうとおっちゃんを追ってレジに行くと。


O 『いいからいいから、今日はこっちから誘ったんだし。マスター、おいくら万円?』

そうですか、おいくら万円ときましたか・・・。

マスター 『さっきの漬物、申し訳なかったですね。ドリンク一杯分サービスしときますから』

またマスター余計なことを・・・。
というか本来ならばありがたいはずのこの一言が、余計な一言に次の瞬間に変わってしまったわけですが。。。

O 『お、すまないね!!!よ、大統領!!!!』

どこの国に角刈りの大統領がいるんだよ!!!なんて突っ込む元気もなく、ただただ一刻も早くその場から逃げ出すことだけを考えていた私。

ここまでくると周囲を見回す勇気も完全に削がれてしまいまして・・・。

その後おっちゃんが、一万円札を出しながら

O 『はい、一万両』

なんて言ってたのも上の空で聞いていました。。。


その後駅まで一緒に行き、路線も違うのでそこで別れることに。


ご馳走様でした、とおっちゃんにお礼を言いながら、当分はこのおっちゃんもご馳走様だな、なんて思っていたのはここだけの話です。



皆様の身近にも潜む死語の世界。

くれぐれも足を踏み入れぬようお気をつけ下さい。。。



それでは良い週末を過ごしてちょんまげ。

毎日がエイプリルフールな私なのですが、昨日に限っては嘘をつくことも無く過ごしてしまいました。

というよりもそもそも4月1日がエイプリルフールだということすら、すっかり忘れてしまっており、そんな無防備な私が騙されてしまうのは、火を見るよりも明らかな話です・・・。



昨日の夕方、携帯電話に一本の着信が。

丁度メールを打っていたので、すかさず出てみると。


『おめでとうございます!!!』

私 『は?』

『こちらはK電気でございます、ヤサグレ様でいらっしゃいますよね?』

私 『はい、そうですが、何がおめでたいんですか?』

『実はいつもご利用いただいておりますお客様を対象に、家電プレゼントキャンペーンというのをやっておりまして、本日抽選の結果、見事ヤサグレ様がそちらに当選なさいましたので、ご連絡をさせていただきました。』

怪しい・・・、確かにK電気は自宅近くにもあるので頻繁には利用しているのですが、そんなものに応募した覚えもないし・・・。

私 『私、そんなキャンペーンに応募した覚えありませんが。』

『いえいえ、こちらは過去に当店で商品を購入していただいた方を対象にしておりまして、特段応募等は必要となっておりませんでしたので。』

う〜〜ん、、、そんなうまい話があるんだろうか・・・。
新手の振り込め詐欺だったら嫌だし、かといって本当だったら断るのももったいないし。。。

でもそういえば、この間K電気で何たらキャンペーンというのをやっているのを店頭ポスターか何かで見たような気が。

とにかくちょっと電話で探りながら、危ない話なら切っちゃえばいいやと、

私 『ところで当選といっても、どうやって商品を受け取ればいいんですか?というか、いただける商品は決まってるんですか?』

『いえ金額に関しましては20万円を上限とさせていただいておりますが、特にこちらで差し上げる商品は決めてはおりません。それと商品の受け渡しについてですが、これはお客様の最寄の店舗に行っていただきまして、サービスカウンターでこちらのキャンペーンで当選なさった旨とお名前をおっしゃっていただけましたら、オンラインで情報管理されておりますので、どちらの店舗でも商品をお受け取りいただけます。』

こちらの問いかけに対し、あくまでも流暢に返答している様子から察するに、これは本物では。

このあたりでほとんど警戒心を解いてしまった私。

そうなると今度は欲も出てくるもので。

私 『ところで、20万円上限ということでしたが、何点か合算で20万円ということでもいいんですか?』

『いえ、こちらは一点のみのプレゼントとさせていただいておりますので、金額上限まで満たない場合でも余剰金額部分に関しましては放棄していただくことになります。』

なるほど、ということは上限ぎりぎり一点豪華主義でいかなくてはならないのか。。。

う〜〜む、どうしたものか、、と電話中にもかかわらず会話そっちのけで考えていると、

『既にお客様が当選なさったということで登録されておりますので、商品は本日から一週間に限りお受け取りいただけます。それでは今後ともK電気をよろしくお願いいたします。私担当の吉田?と申します。ありがとうございました。』

この段階ではほとんど上の空で電話をしていたので、担当者の名前も定かではないのですが、とにかく早急に何をもらうかを考えなくては。

小型の液晶テレビ、ノートPC、いやいやドラム式の洗濯機もいいかな、う〜んPS3というのもいいかもしれない。。。

あれやこれやと考えてはみるものの、全く考えがまとまらないので、直接店頭で商品を見て決めることに。

そして自宅近くのK電気へ赴き、店内をウロウロしながら考えること30分。

閉店時間も差し迫ったところで最終的に決めたのは大画面液晶テレビでした。

とはいえ我が家には既に一台あるので、とりあえず実家にプレゼントしてあげようと思い。

目的の品も決まったので、とりあえずカウンターへ。

そこにいた店員さんをつかまえて、キャンペーンのことを話し、名前を告げると・・・。

店員さん、ポカーンとしています。。。

私 『先程そちらの吉田さん?という方からキャンペーン当選した旨の電話をいただいたんですが。』

店員 『あの、そういったキャンペーンは今現在行っておりませんが・・・。』

私 『え?』

一瞬何が起こっているのか、何に巻き込まれているのか分からなかった私。

店員 『あの、申し上げにくいことですが、今日はエイプリルフールということもありますし、ひょっとしたら。』

あ!?!?!?!?!?!?

この時に初めて今日がエイプリルフールだと思い出した私。

苦笑いをする店員さんから逃げるようにその場を後にして。。。


まんまと騙されてしまったようなのですが、、、結局今も吉田?なる者の正体は分からず。

声に特段聞き覚えも無かったし、誰だろう・・・。

ということで我こそはという吉田さん、ご一報をお待ちしています。

週末から何だか奥歯が痛むので先ほど歯医者に行って来ました・・・。

そこでやや腹立たしい出来事があったので、とりあえず記事にしようかと。。。


そこは地元でも何ら評判の立たない、女医さんが院長の歯医者さん。

良い評判もなく、かと言って悪い評判もなく、ただ近所だからというだけの理由で行って来たのですが。


診察に入る前、問診表みたいなものを書いて他に誰もいない待合室で待っていると。

キ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン、ウィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン。
という歯医者特有のサウンドが診察室のほうから流れてきました。

まあここまではよくある風景で、特段なんら問題もないのですが。

そのうちに患者さんのものと思しき、うめき声が加わり。。。

キ〜〜〜〜ン、ウウウウウ、ウィ〜〜〜ン、ウググググ、挙句には痛ぇ〜〜〜〜、と・・・。

こんな患者さんの反応を耳にしますと、何だか妙に不安になってきます。

しかも待合室には診療時間真っ只中にもかかわらず私しかいないし・・・。

いっそ逃げ出したくもなりましたが、既に保険証が人質に取られ、何よりもやはり奥歯が痛むので、
とにかく女医院長の腕を信じて待つこと数分。

奥から涙目のおじさんが出てきて、気のせいかもしれませんが私に何かを訴えかけるような視線を投げかけてきました。

今考えればここでおじさんが私に向けた視線は気のせいではなく、ここは止めておけ!というサインだったようにも思えるわけですが。


やがて診察室から私を呼び込む声がして、私は腰がひけながらもとりあえずは診察台へと進み。

席に着くと、後ろからナースがよだれかけをしてくれたのですが、私の不安を感じ取ったのか、一言、

ナース 『大丈夫ですよ。ここの院長は麻酔の権威ですから、痛みはないですからね〜☆』

でもさっきのおっちゃん、うめき声だの悲鳴だのあげてましたが・・・。


女医 『どうしました?』

私 『週末から右下奥歯が痛むんです。』

女医 『ではちょっと見せてくださいね〜。』

そしてそこで何を見たのか・・・

女医 『あなたシンナー吸いますか?』

!!!!!!!!!んあ????????????


何を診察しているのかと思ったら、、、吸ったことも、というか現物見たことすらないわ!!!!

私 『一度も吸ったことありませんが・・・。』

女医 『あら、じゃあ炭酸飲料は飲みますか?』

私 『毎日ではないにしても時折は飲みますが。』

女医 『じゃあそれだわ。ちょっと歯が溶けてるところがあったから。』

てゆうか聞く順番間違ってんだろ!!!!!!!!!!


全く何て医者だ!と思いながらも口を大きく開けて診察を受ける私。

やはり奥歯が虫歯になっていたようですが、その深さを見るためにレントゲンを撮ることに。

そして、レントゲン写真があがり

女医 『あらあら、結構深いわね。とりあえず麻酔して治療しましょう。』

麻酔の権威らしく手際よくプス、プスと麻酔が打ち込まれ、次第に効いてきたのか口がおかしな感覚に。

しかし確かに効いてはいるのでしょうけれども、何となく右奥ではない場所で効いている様な気が・・・。

とはいえナースお墨付きの麻酔の権威だし、間違いもなかろうと。

やがて横たわる私の顔にタオルが置かれ、視界が遮られ、

女医 『じゃあ麻酔も効いてきたことだし、いきますよ。』

はい、いってらっしゃい・・・なんて言うことが出来るはずもなく、あとは為されるがままに身をゆだね。

女医 『痛かったら手を上げてくださいね。そこで一旦止めますから。』

そして、、、、キュィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン

来ました来ました、久々の感覚。でも心なしか痛い。。。

さらに、、、、キュィィィィィ〜〜〜〜〜〜ン、ウィンウィン

間違いなく痛い、、、というか凄まじく痛いじゃんか!!!麻酔効いてないよ!!!!!

我慢できないくらいの痛みに、思わずギブアップとばかりに手を上げた私。

それを見た女医が一言。

女医 『はい、我慢してね〜☆』

おい!!!!!!話が違うだろ!!!!!!痛かったら手を上げろと・・・。そしたら治療止めると・・・。

そのまま涙目で我慢すること10分。さっきのおじさんもきっと同じ目に遭って涙目に。。。

文句を言おうにも変に麻酔が効いていて、うまく口が回らないし。

あの麻酔はきっとこの為に打ったんだな・・・。と今更気付いたものの時既に遅く。


受付 『はい、では次のお約束は〜』

私 『あ、しばらく忙しくて予定立たないので、また連絡します。』


二度と行くか!!!!!!!!!!!!!!!!



皆さんも歯医者さんにかかるときは一応評判を聞いてから行った方がよろしいかと思います。
お待たせしました〜〜。え、待ってない?

何はともあれ『本当にあった怖い話』の続編です。



そして、丁度私もいつ頃電話をしようかな〜なんて考えていた矢先の出来事に、思わず運命的なものを感じてしまったりしたわけです。

長らく胸ときめくようなこともなく過ごしていた折、好意を寄せている女性からの突然の電話に思いきり舞い上がり、何を話したのかはあまり覚えていないのですが、それでもゆうに1時間以上は話をしていたでしょうか。

やがて話すことも一通り話し終えたその時、突然彼女が

A 『そういえばヤサグレさんは一人暮らしですよね?今度お邪魔してもいいですか?』

私 『え?』

あまりに唐突な話に最初何が何だか分からなかった私。

とりあえず落ち着いて、話を噛みしめて、かみしめて、カミシメテ・・・。


エエエエエエェェェェ(((*゚Д゚*)))ェェェェエエエエエエ



出会って間もない私たち、会話だって昨日初対面時に少々、今日電話で少々しか交わしておらず。。。

何だかうますぎる話・・・うまく行き過ぎているような話・・・。う〜〜〜〜む、これは、、、、、


と、今であれば少々疑ってかかったりもするわけですが、当時まだ若すぎて馬鹿すぎた私は・・・


アヒャヒャヒャヒャ( ゚∀゚)Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒《。A。》*・゚゚・*



ただ素直に好意を寄せるAちゃんの我が家への来訪を喜んでいました。

その後、次の週末の約束をし、その日は電話を終えました。


そしていよいよ来訪当日。

前日の晩、Aちゃんの来訪を翌日に控えてドキドキしてなかなか寝付けなかった私。

何と寝坊をしてしまいました・・・。

目が覚めると待ち合わせ一時間前。

大慌てで顔を洗い口を漱ぎ、洋服を着替え、部屋の掃除にとりかかり。

そうこうしているうちにあっという間に駅に迎えに行く時間になってしまい・・・。

とりあえず床に体毛が落ちていないことを最終確認。

そして、足は・・・臭くない。脇は・・・OK!便器にウ○チは・・・こびりついてない!!

確認作業を終え、準備万端で家を出た私。

あんなことい〜な、出来たらい〜な♪とドラえもんの主題歌を鼻歌で歌いながら駅へ向かうと、既にAちゃんは到着していました。

変わらず可愛らしいAちゃん、しかし何だか妙に大きなカバンをもっています。

ひょっとして・・・・。。。


お泊りセットか〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!?????


当時何事にも極めてポジティブだった私。

とりあえずAちゃんからかばんを受け取り、我が家へとご案内。

次第に家が近づくにつれて緊張が増していきます。

この間にも当然話はしていたのですが、緊張のあまり覚えておらず。。。

そしていよいよ御到着。

A 『お邪魔しま〜〜〜す☆』

私 『奥で適当に座ってて。飲み物もって行くから。』

冷蔵庫からお茶を取り出しグラスに注いで持っていくと・・・・。


何でベッドの上に座ってるの!!!!!!!!!!



とにかく飛んで行ってしまいそうな理性を呼び戻しつつ、お茶を飲んで落ち着くことに。

悶悶とする私とは対照的に落ち着き払ったAちゃん。

緊張で会話することもままならぬ私。そしてなんとなく気まずい沈黙が流れ・・・。

すると突然Aちゃんが

A 『とりあえずビデオでも見ない?持ってきたから。』

そう言って持ってきた巨大カバンにビデオを取りに行くAちゃん。

一体何の映画だろう、ムード演出恋愛物?それともアクション物?まさかホラーなんてことはないよねぇ。

手渡されたビデオをセットし、とりあえず並んで座りビデオを鑑賞。

・・・・・・・何だこれ・・・・・・・。

変な日本人のおっさんが出てきて色々話をしています。。。

しかし実際のところ、そんなビデオなんかどうでも良かった私。

隣に座るAちゃんから流れるほのかないい香りに完全に気を取られてしまい。

視線はAちゃんの横顔に、鼻はAちゃんの香りに釘づけになったまま、この後の時間に起こるであろうめくるめく世界に思いを寄せながら、過ぎること30分。

ようやくビデオが終わりました。

結局終始おっさんが話し続けていたようですが、正直何を話していたのかは全く聞いていません。

A 『どうだった?』

私 『いや〜変わったビデオだね。何だろう。』

A 『え、見てなかったの?』

私 『いや、見てたよ。うん、ためになった。』

どうためになったのか全く分かりませんが、とりあえずそれどころではなかったことを隠すため、当たり障りのないことを言って、その場をやり過ごすことにした私。

A 『そう・・・。』

やや落胆の色を見せるAちゃん。まずかったかな・・・。でもそれどころじゃなかったし。。。

そしてそのまま沈黙が流れ。

しかしこの30分間で緊張も大分ほぐれてきていた私。

この沈黙の間にいよいよ決意?を固め。

私 『あのさ、Aちゃん!!!!!』

Aちゃんの方に身を乗り出した私。

するとしばらく沈黙を守り続けてきたAちゃんが、

A 『あ、そうだ。他にも見てほしい物があるんだけど。』


えええええ〜〜〜〜〜、折角決意を固めたのに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

しかしガッついてはいけない、夜はこれからだ・・・。と自分に言い聞かせ、とりあえずAちゃんの持ってきたものを拝見することに。

今度は巨大カバンごと持ってきたAちゃん。

机の横にそれを置き、中から取り出したものは。

??

ペットボトルのようなものに入った液体。

私 『これは何?』

A 『食器用の洗剤だよ〜。あとね〜。』

色々な物が次々と出てきます・・・、食品のようなもの、食器、化粧品?そして最後にはコーヒーメーカーまで・・・。

ドラえもんの四次元ポケットのようなAちゃんのかばん、おそるべし・・・。

整然と机の上に並べられた商品たちを前に、またまた言葉を失ってしまった私。

そしてそんな私とは対照的に、目を輝かせ、明るさを取り戻したAちゃん。

A 『じゃあ説明するね〜。』

こちらの反応を待たずに、おもむろにそれぞれの商品の説明を始めるAちゃん。

ここいらでようやく怪しげな雰囲気を感じ取ってきた私。

ひょっとして、ひょっとしてAちゃんてば、、、今流行りのマルチセールスウーマン。。。

いやいやいや、Aちゃんに限ってそんなこと・・・。きっとプレゼントに持ってきてくれたんだ。

望み薄な想像をしながら、目の前で繰り広げられる現実を必死で打ち消そうとした私。

それにこの後の時間を有意義なものにするためには、ここで余計なことを言わない方が・・・。

欲望に完敗し、打算に走ってしまいました。。。

私がそんなことを考えている間にも続くAちゃんの説明。

やがて一通りの説明が終わったところで。

A 『どう?いいでしょう。どれも本当にいい物なんだよ〜☆』

この時完全にAちゃんに服従し、偉大なるイエスマンと化していた私。

私 『そうだね〜。本当にいい物ばかりだね〜。』

A 『でしょ〜〜〜。良かった〜喜んでくれて。』

いやいや、私は君が喜んでくれていることの方が嬉しいよ、この後のこともあるし。。。

完全に意識が夜の世界へと飛んで行ってしまっていた私には、全てがどうでもよくなってしまい、とにかく素直に相槌を打つことに徹していたのですが。


Aちゃんがまたまたかばんの中をごそごそ漁ってます。

まだ何か出てくるのか・・・。

そしてAちゃんが取り出したのは一枚の紙。

A 『それでね〜、会員になってもらうとかなり安く買えるんだよ〜。とりあえずここにハンコ押してく  れる?』

全ての疑念が確信に変わった瞬間。

さすがに偉大なるイエスマンの私といえども、マルチ商法にハンコは押せません。。。

とはいえ未だ捨てきれぬ下心。

ここはとりあえずやんわりと・・・

私 『ごめん、今日ハンコ持ってないんだよね。』

A 『家に居るのに今日持ってないって・・・。じゃあいつ持ってるの?』

仰る通りです・・・。完全に言い訳を間違えてしまった私。しかし敵もさる者。

A 『それか直筆でサインしてもらうだけでもいいよ。』

そうきましたか・・・。

私 『いや〜物はいいと思うけど、ちょっと今お金の持ち合わせがなくてね〜。。。』

A 『今買わないと後悔するよ。』

何だか心なしかAちゃんの顔つきが変わってきたような・・・。

私 『ごめん、とりあえず今はいいや。』

机の上の商品に目を向けたまましばらく黙っていたAちゃん。

今までにない気まずい空気があたりを包み込み。

しかし私の固い決意は揺るぎなく、この期に及んでも捨てきれぬ下心。

とにかくこの厄介物達を仕舞わなければ。

私 『とりあえず片そうか。』

無言のままかばんに商品を仕舞うAちゃん、手伝う私。

全てを片付けたところで、私が口を開く前に・・・

A 『じゃあ、帰るね・・・。』

えええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ひょっとして、ひょっとしたらこれだけのためにAちゃんは家に来たのだろうか。。。。

とりあえず来訪した真意を確認することに・・・。


私 『Aちゃん、今日はこれだけのためにうちに来たの?』

A 『そうだよ。』

あっけらかんとしたその可愛い顔でそう言い残し、玄関に向かうAちゃん。

そしてそのまま振り返ることもなく去って行ったAちゃん。


部屋の隅々まで綺麗にし、微かな体臭さえ許さず、便器のこびりつきまで確認したのに。。。


それきりお互い連絡を取ることもなくなり、今はどこで何をしているのでしょう・・・。


表向きの可愛い顔と、その陰に潜む裏の顔。

人間の恐ろしさをまざまざと見せつけられ、やはり人は見た目じゃないんだ!とひとつお利口になった23歳の初夏でした。

いや〜人間て怖い生き物ですね・・・。

皆さんもお気を付けください。。。

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