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腎臓の持病を抱えた婆っさま、去年は3回の入退院をくりかえしていた。
1度目は検査入院、その時は主治医が
「お婆さんも、そんなに長く生きられるとは思えないので家に帰ったら食事制限はせずに好きな物を食べさせてあげてください」
その時はさすがに奥さんも母を想い目がうるうるしたそうな
(しかし・・・退院後の婆っさま「あの涙を返してほしいわ」というぐらい元気溌剌)
2度目は
定期健診で貧血が出ていたのと足のリハビリをかねそのまま十日間入院
退院のおりに主治医の言うには「今の間に会いたい人にあわせてあげてください。」
3度目が
忘れもしないクリスマスの夜、婆っさまはいつになく静か
あまりにも大人しすぎるのが気になった奥さん部屋を覗くと
ベッドの上で白目をむいた婆っさまがピクピクひきつけを起していた。
パニくりながらも救急車で病院に・・・・
当直の女医さんが「瞳孔も開きかけて危険な状態で今夜が・・・・」
心の声
「ひぇ〜〜正月まえのお葬式?・・・イヤヤ〜〜・・初詣に行かれへん」
願いが届いたのか次ぎの日、車椅子に乗った婆っさまがニコニコ
正月を病院でむかえ退院した婆っさま、帰っった時にはリハビリの効果もなく足がすっかり弱り半分寝たきり状態
自由が利かないのと床擦れが痛いのとで逆切れ状態の婆っさま(不思議と認知症状が無くなり頭だけはしっかりしてきた。)奥さんをつかまえては我がまま放題
奥さんがどこが痛いのか訊ねると身体のあちこちを押さえながら憎まれ口
「ここと、ここと、ここも、痛いんや!」
頭にきた奥さん主治医に相談すると入院の手続き、いつもは嫌がる婆っさまも今回は素直に入院
この時、婆っさまは帰ってこられない予感はしていた。
2月半ばに入院した時は、仲良くなった看護婦さんに「○○さん。又来たのか〜・・」と言われて にこにこ顔でVサイン
そんな婆っさまも、それから二週間ほどで逝ってしまった
考えると家族に物心両面の負担もなく、最後に娘孝行をしたのかも・・・
亡くなった顔は写真にでも撮っておきたいほど穏やかで奥さんや娘が
「おばあちゃん・・・本当はこんなに美人やったんや・・・」とほどスッキリした顔だした。
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婆っさま
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84歳 半寝たきり状態の婆っさま
今さら癌の一つや二つ
ええじゃないか えじゃないか よいよい
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夜中、ブログを書いていると
いたい! いたい〜
さえこ〜 たすけて〜〜
隣りの部屋からか細い声
魘されてるかと思ったけれど違うみたい
奥さんが飛び起きて覘くとベッドの下で下半身裸の婆っさまがへたり込んでいる
どうやらオマルで用を足したのは良いけれどベッドに戻るのを失敗して落ちたみたい
腰を痛めている奥さんにかわりオラが婆っさまを持ち上げベッドにのせた。
重い!
足の骨はどうもないのかベッドに入ると痛みは訴えない
奥さんにオムツを穿くよう言われた婆っさま曲芸のような格好でオムツを穿いていた。
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