マーケティングの現状と未来を語る

2014年ヤフトピに8度の記事掲載。わかりやすい裏読みでメディア取材多数。マーケティングコンサルタント。個別相談も受付中

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広告代理店のメイン収益源はメディアマージンである。

例えば、約6兆円の日本の総広告費のうち、テレビ/新聞/雑誌/ラジオの四媒体の広告費は
約4兆円であり、そのうち約2兆円をテレビが占める

マージン率は、個々によって変わるものだが、大方テレビが最も高く15〜20%である。

大手広告代理店の給料が高いのは、この収益モデルによる。
だから、大手広告代理店は収益モデルを崩したくはない。

・設備投資がほぼ不要。人が投資対象
・代理店規模が大きくなればなるほど、テレビ広告の扱いが割合が多い
・代理店規模が小さくなればなるほど、SPの割合が多い(マージンは一桁というケースもザラ)
・テレビ広告の場合、SPと違い、作業の手間が桁違いに楽であること

大手広告代理店の経営陣の本音は、インターネットもクロスメディアプロモーションも、
本気でやらなくて良ければ、手を抜きたいということだろう。
しかし、広告主も今までのように、半自動的にテレビ広告扱いを出すことを見直すことが
多くなり、結果として上記のような手間がかかるものにも注力したり、テレビ広告のメディア
マージンの減率などという流れが出てきた。

大手広告代理店が、自ら収益モデルを大きく変えるような打ち出し方は出来ない。
それは、今のビジネスモデルが広告代理店にとって優れていることに加えて、
コンサルのようなフィービジネスに大きく移行するために必要なスキルが社員に
備わっているとは言えないからである。

広告というものは、企業価値に直結するブランド、売上に直結するプロモーションなど、
本来はとても付加価値の高い活動である。
加えて言うならば、コンサルはアウトプットまで約束しきれないが、広告はアウトプットまで
約束できる分、付加価値の高さはコンサル以上と言えなくもない。

コンサルの基本の一つは「顧客にNOを言う義務」である。
広告業界も、同じような立場で仕事が出来るチャンスでもあるし、それが出来れば
素晴らしい広告が増えるはずである。

「広告の将来」書庫の記事一覧

閉じる コメント(2)

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いつも拝見しています。大学生の私では全く知らなかったお話ばかりで、とても勉強になります。私は現在就職活動中ですが、広告代理店の方とメーカーのマーケ・広報担当って、大きな違いはどこにあるのでしょう?
代理店のほうがよりフラットな目線で、消費者の目線で製品を捉えられるのかなぁ、とは思いますけれど。
ぜひお聞きしたいです。お時間あればよろしくお願いします。

2008/2/12(火) 午後 7:39 [ aki*ah*me01*4 ]

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いいねえ

2015/7/30(木) 午前 0:13 [ y_y*ki*12* ]


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