マーケティングの現状と未来を語る

2014年ヤフトピに8度の記事掲載。わかりやすい裏読みでメディア取材多数。マーケティングコンサルタント。個別相談も受付中

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現在、多くの企業の広報宣伝担当者は、mixiやGreeなどのSNS、2ちゃんねるなどの掲示板、ブログ
などをチェックし、自社に関するレピュテーション(名声)とともにクレーム、リスクなども
チェックしていることでしょう。自社でチェックしている企業もあれば、外部業者にチェックを委託
している企業もあると思います。ネットという生の声を扱うという意味では、外部に業者に全て
任せてサマリーを得るのではなく、外部はうまく使いながら、自社でもチェックをすべきでしょう。

twitterの登場は、企業におけるレピュテーション、リスク管理の方法を変えるだけでなく、
消費者にとっての情報の位置づけも変えるほどのインパクトを持つと私は考えています。

twitterの登場まで、上記のメディアはほとんど匿名性の高いものでした。欧米が実名でのサービスが
多いのに対して、日本のソーシャルメディアの多くは匿名性を元に発展してきました。
その結果、必ずしも建設的な発言、意見だけでなく、むしろ悪意的な意見や誹謗中傷などが多く
出てきたことも事実です。匿名性だから言える事実ということ以上に、匿名性だから出てしまう
悪意ある発言が多くみられるようになりました。悪意ある発言が、悪意ある発言を煽り、企業の
サイトが炎上してしまったり、根も葉もない噂が独り歩きすることによる風評被害なども
出てしまうことが少なくありません。結果、企業の広報宣伝担当者は、日々それらに目を光らせ
なければならないという状況が発生したのです。
twitterは匿名ではなく実名が多くあります。twitterを利用している人はお分かりの通り、
twitter内でのコメントのやり取りは、善意のあるものが非常に多いのです。いままでのソーシャル
メディアとは異なる善の部分を引き出している大きな要因は実名制が多いということです。

さてtwitterの登場=ソーシャルメディアにおける実名の増加は、消費者の購買行動すら変化させます。
AISASに代表されるように、いまや購買行動の中にSearch(=検索)は必ずと言っていいほど
入ってきます。比較サイトでのチェックの他、評判など多角的にネットで調べます。
今までは、その中に最初に述べたようなサイトが情報源として入っていたのです。しかし、
実名メディアの登場によって、匿名メディアがになっていた情報の価値が下がります。
情報の価値とは「レビューや評判」などです。twitterでわかるように、実名と匿名が並ぶと、
実名での情報のほうが優先されていくのです。

こうして、ここ1,2年の間に、広報宣伝担当者がチェックすべきメディアの優先順位が変わって
来るのです。悪意あるコメントに、今ほど重視して反応しなくても良くなります。
企業にとって、プラスのスパイラルが生まれてくるのです。

ネットが本当の意味で透明性を増した結果、消費者や広告主にとってネットのポジションが
また変わってきます。それはここ1,2年の話です。

最後に、mixiが招待制から自由エントリー制に変更になりました。今後の発展に向けてという戦略
だと思います。PVや登録者数などデータ上の数値が増えても、メディア質が落ちてはどうしようも
ないことです。不特定多数の人たちが多くエントリーするでことになります。
悪意あるコメントが増え、荒れてしまい、メディア価値、企業価値が損なうような結果にならない
ことを祈ります。


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