マーケティングの現状と未来を語る

2014年ヤフトピに8度の記事掲載。わかりやすい裏読みでメディア取材多数。マーケティングコンサルタント。個別相談も受付中

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昨日、オプトが発表した「つあど」ですが、同日日本時間の深夜にツイッター社から
ツイートの商業的利用NGのガイドラインが出されました。
その結果、「つあど」は昨日サイトオープンした直後にサービス停止になったということです。

この件についてツイッター流行と感想を述べたいと思います。

① ツイッターがここまで流行っている理由
 一番大きな要因は「共感性」を持っていることです。その共感性を生んでいるのが、
 「誰とでも知り合える」ということや、自分の発言にリアクションがあるということです。
 その構築のスピードが非常に早いことも「共感」を醸成されているポイントです。

② 基本プライベートメディアであること
  基本はビジネスのためのツール、広告のためのツールではないと私は考えます。
  広告のツールになりうる事はあっても、従来のマスメディアやネット広告のような
  形のメディアではありません。電話、メールの延長線上というほうが近いでしょう。

この2点を踏まえていくと、明らかな広告としてバナー広告がある分には良いと思いますが、
ある人の意見なのか、広告なのかわからない形をツイートとして広告活用することは、そもそも
サービスとして問題があったように思います。従って、最初にオプトからサービスが発表された時に、
私はオプトの見識を疑ってしまいました。従来の広告代理店がやることであっても、ネット代理店が
発想することに驚きを感じました。おそらく、オプトを始めネット広告代理店の大手には、
ベンチャー企業というより、すでにネット広告の世界において守らなければという意識があると
見受けられました。余談ですが、これが始まると、従来の広告代理店のジレンマを彼らも感じる
時代が来てしまいます。Keep walking,Keep challengingで進んでほしいものです。

深夜にツイッター社から出された商業利用停止は、上記のようなツイッター支持の理由を
考えればきわめて普通の対応だと思われます。
ツイッターが流行っていると言えど、まだ発展途上のサービスです。
”流行っている”コアな部分を育て、大きくしていくことが必要なステージです。
ツイッター社の対応が早かったのは、すでに各国で出現している広告ツイートがあったため、
準備をしていたと思われます。「つあど」はそのタイミングで出てしまったものですし、
他国の広告ツイートモデルと比較しても、明らかにまずいものだったので、ツイッター社は
発表に踏み切ったのでしょう。

最後に、WOM(Word of Mouth)の健全な発展は重要です。最近、戦略PRと称して、需要喚起を
促すPR活動が非常に多く見受けられますし、相談も受けます。正しい戦略PRは、経済活性化に
つながる良い効果をもたらします。しかし悪い戦略PRは、世の中を悪い方向に持っていく事も
あるのです。つまり、不要な出来事をしかけて、話を大きくして、それを世の中のトレンドに
していくということです。日常の日々の事もありますし、最悪のケースは戦争ということも
絡んできたりします。大きな枠組みで言えば、インテリジェンス、ロビー、プロパガンダという
言葉まで含まれるでしょう。今回の件は、そことは比べるべきレベルの話ではありませんが、
ユーザーが適切な情報を、スムースに享受するためには、WOMの健全な発展は必要ですし、
サービス事業社はそれを促進していくべきでしょう。

長文読んで頂き、ありがとうございます。

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本当ににその通りですね、「情報で生活者をコントロールしよう」という欲望から企業がサービス事業社が抜けきらない限り、WOMの健全な発展はないのでしょうね。しかし「健全」とは何を尺度に存在してゆくのでしょう?企業は利益を追求する限り同じ過ちを繰り返す中で、個人個人の倫理観が試される時代ということでしょうかね?

2010/5/26(水) 午後 0:02 [ Aloha ] 返信する

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