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阪急阪神ホテルズは運営する8ホテル23カ所の店舗でメニューでの表示と異なる食材を使った料理を提供していたことを発表した。
例えば「第一ホテル東京シーフォート」のレストランでは冷凍保存した魚を「鮮魚」として提供。「大阪新阪急ホテル」のバーではパーティー料理で「九条ねぎ」と表示しながら一般的な青ネギなどを使用。宴会場のパーティー料理でも芝海老(えび)と表示しながら実際はバナメイエビを使っていた。「手捏ね煮込みハンバーグ定食」では既製品を提供したり、「自家菜園サラダ」を別ルートの野菜で出すケースもあった。
会見では人事総務部長と営業企画部長という、責任者と言えるかどうかわからない人が出てきて、一連の経緯を説明した。発言の中には偽装ではなく、知識不足だとか、アピールし過ぎようとして一線を超えてしまったというものもあった。
この会見で、国民が信じると思ったのだろうか。あまりにも認識が甘いと言わざるをえない。今回の件は、明らかに作為的な偽装であり、悪意がある。一品目に品目ではなく、数十品目を数十店舗でわからなかったというのはあり得ない。仕入れ担当、調理担当、責任者。誰も気づかなかったというのだろうか?100歩譲って、そうであったとしても、その程度の知識しかないスタッフばかりならば、お客さんに安全で美味しい食事を届けることは難しいだろう。すべての店を閉店し、レストラン運営は系列外の会社にすべてお願いすべきだ。
そもそも、重大なことであるのに、会見に出てくる人が担当役員でも、代表権のある社長でもないのは、この事件を軽視しているのか、それとも上層部が責任から逃げているのか、もしくはこの会見でうまくいかなかったら始めて自分達が出ようと様子を伺っているのかということだ。
リスクマネジメントのPRでは、嘘を言わず、真摯に向き合い、謝罪すべきはなるべく早く謝罪をするべきだ。そしてトップの人間がやるべきだ。その向き合いすら出来ないのだから、阪急阪神ホテルズの未来は明るくないだろう。この件は、ホテル経営においては、色々ある中の一つなのかもしれないが、一事は万事である。
そもそもやってはならないことだが、リスクマネジメントのPRという観点でも、やってはいけないことをしてしまって阪急阪神ホテルズ。この先の状況を引き続き注目したい。
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TBさせていただきました。
ナイス!
2013/10/24(木) 午前 10:53