マーケティングの現状と未来を語る

2014年ヤフトピに8度の記事掲載。わかりやすい裏読みでメディア取材多数。マーケティングコンサルタント。個別相談も受付中

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昨年から今年にかけて東南アジア諸国へ行く機会が多かった。そこで感じたことは、日本の人気だ。残念ながら、日本に比べて韓国や台湾の方が観光客招致に力が入っているのだが、現地でのレストランの数々を見ると、日本人気の高さが伺われる。もちろん、人気は飲食店だけでなくキャラクターなど多岐に及ぶ。そして何より日本そのものへ親近感を抱いてくれている人々が多いのだ。2013年にタイの観光ビザを緩和したことによって、日本へのタイ人観光客数が飛躍的に伸びた。また富山と台湾の直行便があることで、富山や金沢への台湾人旅行客数も飛躍的に増えている。先日、全線開通した立山黒部アルペンルートへの初日観光客の70%は台湾人という驚くべき割合を示している。

話を飲食業に戻したい。東南アジア諸国で大人気のココイチ、オシャレなデートスポットとして人気であり、いつも行列が出来ている。ラーメンの麺屋武蔵、大戸屋なども人気だ。ココイチも、武蔵も、大戸屋も、日本でも人気ではあるものの、人気のピークは過ぎている。それでも東南アジア諸国に行けば大人気なのだ。飲食店は、日本の厳しい争いにこだわるよりも、今こそ東南アジア諸国を始めとする海外へ進出するチャンスだ。

話は少し変わるが、食べログで4点以上つくような人気寿司屋などはハワイやロンドンに進出する話が進んでいる。これはすでに富裕層の多いエリアに進出し、本当の寿司を味わってもらおうという試みだ。

チェーン店で成功しやすいのは東南アジア諸国だ。うどん店、そば店、居酒屋、ラーメン店などは、日本のレッドオーシャンを捨て、海外のブルーオーシャンを目指すべきだ。幸い、出店のためのインフラ費、人件費も日本と比較にならないほど安い。トレンドが上向きであるから失敗は無い。悪くて普通、良ければ大成功だ。日本で失うものがない企業は迷うことなく進出すべきだ。日本での事業にこだわりのある事業も、成熟化した日本で新規事業に投資するよりも、ジョイントベンチャー等の形でも良いのでアジアに進出すべきだ。

私の会社でも、シンガポール在住のビジネスパートナーと組み、東南アジアや台湾への進出・出店のお手伝いや現地でのPRサポートを始めた。現地では日本企業の進出スピードが早まっていると言う。業種にもよるが、すでにミャンマーを超してラオスあたりまで進出している企業も少なくない。新規事業を思いついた時には、同じことをしようとしている人が100人いると思った方が良いと昔から言われている。一方で何かをやるのに遅すぎることはないのも事実だ。

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