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4月中旬、金沢を訪れる機会があった。金沢といえば加賀百万石とうたわれた城下町だ。日本三大名園に挙げられる兼六園、金沢城趾の他、茶屋町の古い町並みが楽しめる。食べ物も海の幸を中心に美味しいものが揃っている。そして少し足を伸ばせば、加賀温泉、和倉温泉など日本を代表する温泉街があり、輪島塗や加賀友禅など”和”を感じさせる伝統工芸品も揃っている。
2015年の北陸新幹線開通を待たずして、観光地としての金沢の人気ぶりに驚いた。とくに中国語を話す外国人観光客の多さは特筆すべきだ。なぜ、このような状況になったのか。その理由は富山空港と台湾空港の直行便だ。
その効果は金沢だけではない。先日全線開通した立山黒部アルペンルートへの観光客のうち70%は台湾からの観光客という。
諸外国と比べても、日本には多くの観光資源が揃っている。それは東京だけのものではない。地方それぞれに特色がある。そして日本には四季があり、同じ場所でも季節によってまったく異なる表情を見せてくれ、人を引きつけてくれる。
現在、国をあげてVisit Japan、Cool Japanと、世界の中で日本をアピールする戦略が進められている。残念ながら、これだけの観光資源があるにも関わらず、諸外国と比べて日本のアピールは負けているのが現状だ。しかし、だからこそ今後のポテンシャルを大いに感じるのも事実だ。
おいしい食事、おもてなしの心。外国人観光客にとっては、それだけでも心温まる旅になるからだ。したがって、どの地方都市でも観光都市として成功することは可能だ。その上で、外国との直行便、空港からのアクセスの良さ、旅行ツアーに組み込まれること。これらの要素が揃えば、爆発的な人気スポットになることも可能なのだ。
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