マーケティングの現状と未来を語る

2014年ヤフトピに8度の記事掲載。わかりやすい裏読みでメディア取材多数。マーケティングコンサルタント。個別相談も受付中

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本日、サッカーW杯の日本×ギリシャ戦が行われた。残念ながら0−0のスコアレスドローに終わった。圧倒的なボールの支配率を誇りながら勝ちきれなかった日本。残るコロンビア戦に勝利するだけでは決勝トーナメントに進めず、他国の結果にも左右されることとなった。

オリンピックを含むすべての競技よりも盛り上がるサッカーW杯。だからこそ応援にも力が入る。そして勝てば大きな盛り上がりを見せるが、負ければ大きな非難にもなる。今日、勝てなかったことで、一般人だけでなくサッカー関係者などからも一斉に批判の声が上がった。

■ 調子が悪くなると批判をする人達

ビジネスも同じ事だが、間違ったことを指摘し直してもらうことは大事なことだ。また、自分が発言をすることで状況が改善するならば積極的にやるべきだ。しかし、事態が変わらないのに批判だけするのは、ただのストレス発散でしかない。まして、今回のケースは決勝トーナメントへの可能性が完全に断たれたわけではない。私たちが出来ることは応援するか、静観するかしかないのではないかと思う。どんな形でスポーツ観戦をするかは人の自由だ。自分はチームを応援するのではなく、ストレス発散のために観ているのだという人を否定することは出来ない。ただとても非建設的であり残念だ。

一般人だけでなくサッカー関係者が批判するのはいかがなものだろうか。ドヤ顔で、戦犯候補を名指しで批判する関係者を見ると、当事者意識の欠如が甚だしいと感じる。また、順調な時には批判せず、雲行きが怪しくなってから声高に非難するのはプロフェッショナルとしての能力も欠如していると感じる。メディアも、そんな関係者などニュースにも乗せなければ良いと思うのだ。

三浦和良さんを始め、日本のサッカーを築き、当事者意識の高い人達からは批判の声は聞こえない。グループリーグ突破の可能性が1%でもあるのならば、最後まで諦めるべきではないことを知っているからだ。私たち一般人がやれることも、グループ突破の可能性を諦めない選手達を応援することだけだろう。反省はW杯が終了してからじっくりとやれば良い。

■ ビジネスの世界でも批評家は少なくない

ビジネスにおいても似たようなことが多い。私はマーケティングコンサルタントですが、現場を大切にしている。なぜなら、現場を知らずして現実的に解決出来るベストな方策を出すことは出来ないからだ。しかし世の中のコンサルタントと呼ばれる人達には、難しそうな知識やノウハウを披露し戦略をもっともらしく話す人も少なくない。当事者意識が高ければ、現場の声や状況をどの程度使うかどうかは別として現場の生々しい状況は知っておくべきなのだが。

これはコンサルだけの話ではない。仕事へのコミットメントが弱い人が多い。完全にダメな状況でもないのにダメな理由をならべたり、諦めたりする人は周りにいないだろうか。うまくいかない理由を並べるのは簡単だ。しかし、それは事態を改善させることには繋がらない。事態を改善させ、物事を前に進める批判ならば否定しないが、そうでなければいかに状況分析が正しくともただの批評でしかなく意味は無い。

スポーツの世界でも、ビジネスの世界でも、状況を好転させられるのは強い当事者意識を持った人達だ。自分の行動に責任を持とうとしている人だ。経営者とすれば、頭でっかちで行動しない人よりも、こういう人こそ欲しい人材なのだ。

さてW杯、最後まで諦めず戦おうとする日本代表を私たちは応援するしかない。日本代表を諦めている人は、せめて静かに状況を見守ろう。

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