マーケティングの現状と未来を語る

2014年ヤフトピに8度の記事掲載。わかりやすい裏読みでメディア取材多数。マーケティングコンサルタント。個別相談も受付中

広告の将来

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2015年秋から山手線に新型車輛が順次導入される。この車輛には中吊広告がない。そのかわり、列車の窓上には一車両あたり13〜20面の液晶広告面が窓上に配置される。

スマホの普及によって、山手線に限らず電車内の広告の注目率は激減している。スマホ登場以前は、満員電車の中、誰もが窓上や中吊の広告に注目していた。いや正しく言えば、満員電車の中ではやることが制限され、そこを見るしかなかったと言うべきだろう。

スマホの普及だけでなく、勤務形態の多様化による通勤ラッシュの緩和によって、電車内広告への注目度はぐんぐん下落している。日中などは50%以上の人がスマホをいじっており、広告を見ている人はほとんどいないと言って良い。

こうした状況の中、広告主の電車内広告離れも加速している。東京都内を走るJR、東京メトロ、都営地下鉄の車内を見れば、広告スペースに空きがあることはわかるだろう。そして広告スペースに空きがあるだけではなく、出稿広告主や出稿形態も変化している。

窓上広告の出稿広告主には、弁護士事務所、教育系、消費者ローン系の広告が増えた。日本を代表するような消費材、飲料、電機メーカーの広告はビール系の広告を除いて少なくなった。ただ、ビールの広告も一車両に一枚ではなく、何枚も同時に掲出するようになっている。これが意味するのは、かつてのように一枚だけの掲出では広告の注目度が低くなっていることを示すものだ。

中吊広告は基本的な掲出期間が2日間と窓上広告よりも短い。したがって週刊誌などの発売告知に使われることが多い。この部分はいまだに健在だ。しかし週刊誌のニュースは、ほぼ同時にネットでも確認出来るようなものが多い。中吊広告で気になるニュースタイトルを目にしたら、スマホでチェックして雑誌自体は買わないという人も増えていることは想像に難くない。

このように電車内広告の置かれた現状は厳しいものがある。だからこそ交通事業者各社は、まず駅スペースでのデジタルサイネージ(映像)広告の充実を進めて来たのだ。人間は静止画よりも動画の方に注目してしまう。アナウンスやポスターによって、安全上の理由で歩きスマホを控えることが奨励されていることもあり、ますますサイネージの需要は高まっている。

こうした状況において、電車内広告を抜本的に見直すことは当然のことなのだ。新しく映像広告を導入することによって、離れていった広告主を再度呼び戻そうとする意図がそこにはあるのだ。

スマホが人々と切り離せない存在である以上、スマホを超えて映像を見せようというのはなかなか難しい。これから考えうるのは映像広告とスマホの連動キャンペーンのようなものだ。単純に映像で広告を見るのではなく、映像を見て乗客が参加出来るキャンペーンであったり、限定プロモーションのような仕掛けも出てくることだろう。交通事業者ではICカードもあり、エキナカなどの施設もますます充実している。面白いクロスプロモーションのためにも電車内の映像広告は望ましい。

山手線の中吊広告が消えるのは当然の流れなのだ。

コンサルタント、プロデューサー。経営の戦略アドバイスからマーケティング(広告・PR)の実行案まで、まさに川上から川下まで実践できることが私の強みの一つだとよく言われる。当然ながら、クライアントの事業成長や売上向上、ブランディング、世の中の空気作りなどに携わるため、知識と経験だけでなく分析能力や戦略構築能力、実行するにあたって最適な人材・企業を選ぶ人脈なども必要とされる。これらのことは、私だけでなく多くのコンサルタントやプロデューサーにとって大事なことだ。しかし、コンサルタントやプロデューサーにとって最も重要な要素は何かと聞かれたら、私は迷わず一言で答えられる。それは「仕事で泣けること」だ。

コンサルタントやプロデューサーの多くは、頭で考えてもそれなりに戦略は構築できる人が多い。しかし私は現場を見も知りもしないで、頭で考えて戦略を書くのは間違いだと経験上感じている。その一つは、紙やパソコンの上の数字では出て来ない生々しい現場の空気感や人の声などだ。この現場の情報をどこまで重視するかは別問題として、現場を知らないで判断を下すのは、あまりにも危険なことなのだ。

しかし、私が現場を見て、知ることを重視している理由には、やや違う理由がある。それは本当にクライアントのことを考えて結果を出そうと思ったら、経営者と話すだけでなく現場の人とも話し、現場の仕事も一緒になってやってみる経験も必要だと強く感じているからだ。つまり、本気で仕事をしようと思ったら、時間や労力がかかるかもしれないが気になることは自然にやってしまうものなのだ。

私が仕事でもっとも重要としている「仕事で泣けること」とは、クライアントを成功に導いたことによる喜びの涙だけでなく、クライアントと一心同体になっているからこそ感じる悔しさの涙だったりもする。最近でこそ80%以上の確率でクライアントの課題を解決し、目標を達成するコンサルティング、プロデュースができるのだが、若い頃には正直まだまだ今ほどではなかった。ただその当時から言えるのは「仕事で泣ける」くらい真剣にクライアントと向き合い、時にはクライアントに痛いことも言っていた。

コンサルタントやプロデューサーと聞いて良い印象を持っていない企業の方は、私から見ればコンサルタントやプロデューサーに絶対的に必要な資質がなく、知識ばかりを机上の空論として振りかざすコンサルタントと出会っていたからではないだろうか。

結果を出す確率の高いコンサルタント、プロデューサーとはそういう人ではないのだ。

LINEのっとられ顛末記

先週末、私のLINEが誰かに乗っ取られました。同時に、私のまわりでも複数の友人LINEの乗っ取りに合いました。今まで、このようなことは一度も無かったので「まさか自分が」という驚きはありました。最初は平然と対応していたのですが、すぐに10人程度の友人知人から携帯電話に連絡があり、数十人の友人知人からFacebookメッセージやメールで確認等の連絡が来ました。

あまり冷静さを失わない私ですが、自分のIDとパスワードでログイン出来なくなったことには、やや焦りを感じました。なぜならLINEにログイン出来ない以上、自分自身で誰とLINEで繋がっているか把握出来なくなったからです。すべての人がLINE乗っ取りについて知っているとは限りません。私のアカウントからのメッセージによって、迷惑をかけてしまったら申し訳ないという気持ちがあったので、焦りの気持ちが出て来たのだと自分では分析しています。結果として、幸いにも被害者は出ませんでした。

問題が起きてすぐLINEには問い合わせをしました。これだけ問題になっているにも関わらず電話での問い合わせ窓口は無く、メールでの問い合わせを行わざるを得ませんでした。問い合わせから数時間経って帰って来たLINEの返答です。

---------------------------------------------------------------------------
LINEおよび関連サービスをご利用いただきありがとうございます。
LINEカスタマーサポートです。

お問い合わせの件についてご案内いたします。

アカウントの引継ぎを行う場合には、LINEに登録されているメールアドレスとパスワード、もしくはFacebookアカウントの情報が必須となり、通常ご本人さま以外の第三者がLINEアカウントの引き継ぎを行うことはできません。

しかし昨今、他社サービスから流出したと考えられるメールアドレス・パスワード等を利用して、別のインターネットサービスに不正ログインをするなど悪用するケースが増えています。
今回の発生した件につきましても上記同様に、他社サービスから流出したメールアドレス・パスワード等が第三者に渡り悪用されたものと存じます。

弊社で確認したところ、LINEのアカウント情報(電話番号・アカウント名・LINE ID・登録メールアドレス・パスワード等)が外部に流出したという事実はございませんでした。

また、お客さまが以前利用されていたLINEアカウントは、現在削除済みとなっております。
恐れ入りますが、削除されたLINEアカウントをお客さまの端末に復元することは、システム上できませんので、何卒ご理解ご了承くださいますようお願いいたします。

新規LINEアカウント作成の際は、以下の「より安全なパスワードの付け方」を参照いただき、パスワード設定をしていただきますようお願いいたします。

▼より安全なパスワードの付け方
・他のインターネットサービスとは違うものにする
・電話番号、生年月日、名前、同じ文字など、他人が想像しやすいものを避ける
・短いものではなく、英字・数字・記号を混在させる(8文字以上を推奨)
・メールアドレスやアカウント名と同じものは避ける
・辞書にある一般的な単語などではなく、意味の不明な文字列にする
・定期的にパスワードを変更する

LINEでは、警察機関との協力体制のもと、引き続き不正利用に対する調査を進めております。

金銭に関する内容や個人情報などを聞き出すようなトークが送られてきた際は、安易に個人情報を教えたり、その内容が怪しいと感じたら要求に応じないようご注意ください。

お客さまのアカウントから、不正にトークが送られたお相手さまに、金銭など何らかの被害が発生している場合には、警察へのご相談をご検討いただきますようお願いいたします。
弊社といたしましては、警察などの公的機関からの要請があった場合、速やかに出来る限りの協力を行わせていただきます。

なお、トーク内でやり取りされた内容につきましては、通信の秘密が適用されるため、弊社が直接内容を確認することができません。
事実確認が行えないため、弊社にて何らかの対応を検討することができませんことをご了承ください。

弊社では引き続き、不正利用に対する対応を継続・強化してまいります。
お客さまにおかれましても、LINEを始めとしたインターネットサービス・アプリに設定するパスワードに対して、より安全なパスワードの設定にご協力いただければ幸いです。

---以下省略----

率直言えば、自分たちのサービスに非はないということです。私はほとんどの人がFacebookやリアルに繋がっているので、アカウント削除されても問題はなかったので、アカウント即削除されて良かったと思っています。しかし、中には大きなダメージになる人もいるかもしれません。また、自社には非が無いということだが、これだけ多くの人達がLINE乗っ取りの被害にあっていることについては、自社の問題点として強くは持っていないように感じられます。上場を控えているLINEとすれば、問題を自社の問題として大きくされることは避けたいという意図もあるのでしょう。

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ちなみに、乗っ取り犯からのメッセージは以下のようなものでした。いくつかのアプローチがあるようです。

ケース1

犯人:「携帯が壊れちゃった。今パソコンでlineしているから、いけないので、ちょっと手伝ってお願いがあるけど。。。」
友人:「こんにちは!送り間違えですか?」
犯人:「間違えていませんよ」
友人:「お願いって」
犯人:「近くのコンビニエンスストアでiTunesのプリペイドカードを買うのを手伝ってもらえますか?」
友人:「今仕事中なのでちょっと待ってね」

ケース2

犯人:「近くのコンビニエンスストアでiTunesのプリペイドカードを買うのを手伝ってもらえますか?」
友人:「Aさん、コンビニいっぱい持ってるじゃないですか(笑)」
犯人:「私は用事があるから、、、」+iTUnesの画像+「写真と同じようなカード買ってください」
友人:「そんなことよりBCD会社の株買いました?今夜すごい発表がありますから買い増した方が良いですよ、、、明日はストップ高でしょうね」
犯人:「今使うからよろしければ、すぐ買っていただきたいです」
犯人:「買いましたか?」
友人:「私は全資産入れるくらいBCD株を買いましたよ。、、、、、、」
犯人:「買いましたか?」
友人:「買いましたよ。買いですよ、買い。近年ないくらいの買いです」
犯人:「買ったら後ろのパスワードを擦り落として写真を送ってもらいます」
友人:「早くした方が良いですよ。Aさんだったら、、、、、」

ケース3

中国に住む日本人の友人が汚い言葉で罵ってみたとのこと

※これらは一例ですが、プリペイドカードを購入させるということは共通のようです。
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自分が悪くないのに、何か会ったら友人・知人との関係がギクシャクしかねません。私も、この問題が発生してから2〜3時間は電話やメールや対応に追われました。その中で、ここ最近記憶に無いほど謝罪を繰り返しました。

被害に合った身としては、あまり効果的なアドバイスは出来ませんが、それでもパスワードを頻繁に変えること、問題が起きた時には焦らずに対応することだけはお伝えしたいと思います。とにかく、みなさんが被害に合わないことを願うばかりです。

よく、セレブママたちの愛読書、教科書として30代には「VERY」、40代には「STORY」が取り上げられる。これらの雑誌を見て、多くのセレブが生まれると思うのは大違いだ。なぜなら「VERY」や「STORY」は最先端の情報を発信出来ていないからだ。

この背景にあるのは編集部員がそもそもセレブではないことが挙げられる。また、本当のセレブとは雑誌に積極的に出たいという人ではない。むしろ自分たちの領域にはあまり踏み込んで欲しくない人がセレブであり、最先端の情報をつかんでいる人だったりする。結局のところ「VERY」や「STORY」に出ている人は「セレブでありたい、セレブに見せたい」人達である。そして、それらの雑誌を読む人は「セレブになりたい」人達なのだ。

なぜこうしたことになっているかと言うと、メディアが情報を発信する頃にはブームのピークか少し過ぎる頃だからだ。最近、ブームの流行り廃りは以前よりも短くなっている。ブームが来てから雑誌が取り上げるまでにタイムラグが生じることで、ブームはピークを迎えて終わりに向かっている状況に変わっているのだ。本当は雑誌の編集者が誰よりも早くブームに気づけば良いのだが、その兆しを掴む能力は年々弱くなっているのだ。最近多いのはPR会社や店舗からの売り込みによって情報を入手し動くパターンだ。自分自身がセレブではない上、本当の情報を掴む力も足りないので、最先端の情報を発信出来ないのだ。

ただ雑誌社はこれでも良いと考えている節がある。なぜならブームの最先端を発信してしまったら、読者がついてこれないからだ。読者が共感できるレベルのコンテンツ、つまり世の中に広まっていたり、広まりつつある兆しが見えているコンテンツでないと、雑誌があまりにの先に行きすぎて読者がついて来られない。なるべく多くの部数を出すためには、ある程度読者のレベルに合わせた内容にしなければならないのが出版社の実情だろう。

「VERY」や「STORY」を読んでも、ほとんどの人はいつまでも本当のセレブにはなれない。本当のセレブは「VERY」や「STORY」がブームとして取り上げるアイテムを1年前に流行っているものとして使っているものだ。

「VERY」や「STORY」はセレブのための雑誌ではなく、セレブに憧れる人たちのゆるい読み物なのだ。

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南アフリカのケープタウンにザ・カーブという地区がある。南アフリカにはサファリ、身近にペンギンの群生を見られるビーチ、テーブルマウンテン、ゴルフなどのアクティビティ、昔からヨーロッパの人のリゾート地として愛されて来たことによって培われた質の高い宿泊施設と食事、現地の文化、素晴らしいゴルフコースなど旅行に必要な要素のほとんどがある。まだまだ日本からの旅行先としては遠いイメージを持つ人もいるかもしれないが、旅行者数は急激に増加している。そんな魅力的なスポットが溢れるなか、ザ・カーブ地区は観光人気スポットになっている。今まで上に上げたような要素はなく、ただの居住地区と言っても良い場所だ。人気の理由は、ポップな色でカラフルになった家の町並みだ。

ここに日本各地で広がっているシャッター商店街、観光資源の乏しい地方都市を活性化するヒントがある。

地方が活性化するためには、観光的な資産などがあった方がやりやすい。しかしすべての地方にその資源があるわけではない。そして私は日本全国各地を訪問するなかで気づいたことがある。歴史的資産を無理矢理観光資源にしたりしようとして、一般の人からしたら何の魅力にもならないことを無理矢理伝えようとして失敗しているケースが少なくないのだ。「歴史」や「自然」にこだわるあまり、どうしたらお客さんが”来てくれ、喜んでくれるのか”という視点が落ちてしまっているのだ。地元への思い入れが強すぎることもあり、お客さん視点が抜けていまっているのだ。とても残念だ。

ザ・カーブ地区のまわりには、いやというほど観光スポットがある。それでもザ・カーブ地区が人気になるのは、そのデザインによってだ。

日本でもこのような取り組みは簡単に出来るはずだ。デザインやカラーは街に魅力を与える。それは京都のような歴史的な町並みでなくても、白川郷のような建造物ではなくても可能だということをザ・カーブ地区は教えてくれる。

ザ・カーブ地区の他にもカラーによって人気になっている場所はある。それはモロッコのシャウエンだ。街全体がブルーに彩られており、とても美しい。

街に観光資源や特徴がなくても、工夫一つで人気になるヒントがここにはある。


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