マーケティングの現状と未来を語る

2014年ヤフトピに8度の記事掲載。わかりやすい裏読みでメディア取材多数。マーケティングコンサルタント。個別相談も受付中

雑記録

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2015年1月に出版する書籍のために、昨日は自分自身の撮影が行われた。プロフィール写真は、以前からプロカメラマンに撮影されたものを持っている。今回の撮影は「表紙の帯に登場して欲しい」ということで了承した撮影。

■ 広告代理店で経験した女優・モデル・タレント撮影の進め方

かれこれ20年近く、広告のクリエイティブを作るため、女優、モデル、タレントなど多くのスチール撮影に立ち会ってきた。事前に本人や事務所に狙いを伝え、現場でカメラマンのそばでクリエイティブディレクターやアートディレクターとチェックしながら進める。現場は一筋縄ではいかない。当初伝えていた狙いとは別のものが欲しいと広告主が強く希望することがよくある。思いつきの場合もゼロではないのだが、多くの場合、数ヶ月前から固めてきた戦略が、事前に変更になったというものだ。なぜなら競合他社の出方が直前でわかったりするからだ。この判断の良し悪しはともかくとして、こうした中で、事務所の社長、マネージャー、女優やモデルに伝えて行くのだが、すんなり「わかりました」とは言われないことがほとんどだ。

広告主の判断だけではなく、関係者間の意思疎通がうまくいっていないこともゼロではない。いずれにしても、現場はギクシャクする。私が経験したあるケースでは、海外で撮影不能に陥りそうな事態もあった。ヒヤヒヤしたが、事務所社長と本人に誠心誠意説明してなんとかおさめてもらったケースも経験した。

■ 私自身がモデルになり身をもって感じたこと

今回、私自身がモデルになって感じたことは、撮影の狙い、所要時間、バリエーションの必要性などについて教えてもらうことがいかに重要であることだ。今まで述べてきたように、この点については、よくわかっており、最大限留意をしながら仕事を進めてきた。ただ、自分自身が逆の立場になることで、それを実感として感じられたのだ。「どうしてこのカットが必要なのか?」「なぜこの表情のバリエーションがいるのか?」「全体の撮影スケジュールはどうなのか?」「撮影された写真は、他のコピーやデザインとどう組み合わさっていくのか?」などがわからないと、被写体側とすれば撮影に100%集中しづらい。なぜならば、数時間という時間の中で、疲れないようにしつつ、最大限のパフォーマンスを発揮するために集中力とモチベーションを高める必要があるからだ。

特に人気俳優・人気モデル・人気タレントであればあるほど、暇ではない。いかに時間を有効に使うかが重要である。また優秀なプロデューサー、ディレクターと仕事もしており、彼らの仕事のやり方も知っている。比較するわけではないが、同じ撮影でも優秀な人とそうではない人で、やりやすさが全く違って来るのだ。

今回の撮影が悪かったということは全くない。ただ被写体として、普段やらないポージングや表情を作りながら、こんなことを考えた。頭ではわかっていたが、体で感じるというのは本当に面白いことだ。

■ 最後に

何かをやるにあたって「目的」をしっかり伝達し、聞いた人が完全に理解してもらうことは撮影に限らず重要だ。仕事においても「目的」を伝え切らずに、やることだけを指示するのではダメだ。やる人の「これで良いのかな」と半ば不安で仕事をすることもあるだろうし、「よくわからないけれど指示だからやる」という受け身になってしまうこともあるだろう。当然モチベーションを上げることは難しい。

そして残念ながら、頼んだ側にもマイナスが出る。出てきた内容を見て「これは違う」とか「ちょっと足りない」という状況になる確率が上がってしまうからだ。

最初に、しっかりと「目的」を伝えることは時間も労力も要する。しかし、この段取りを怠らないことで仕事のクオリティは格段に上がるのだ。




ブログやソーシャルメディア業界においては、自己プロデュースが盛んに行われている。自分を等身大以上に見せようと、生活の良い部分だけをFacebookやTwitterにアップしたり、時には実際よりも盛った内容で発信を行っているという人も少なくない。

これだけならば問題は無い。ただ、中にはキャラクターを立てようとするあまり、ネット上で攻撃的な人格になる人もいる。受ける側が聞き流せば良いと言えばそれまでだが、ネット上ではそれができる人ばかりではない。発信側としたら”遊び半分”で攻撃的な態度を示しているものでも、受信側は気分が悪くなったりすることもあるだろう。まして受信側が標的になってしまった場合、発信側は遊びでやっていても、受信側には本当に苦痛になっていることもあるだろう。

発言は自由であるし、さまざまな意見がある方が世の中の風通しは良い。ただ、自分と異なる人格をつくって発言をすることで、他人が不快な気持ちになってしまうのは、いかがなものだろうか。本当の人格同士でのやりとりであれば、コミュニケーションによってより良い関係を構築することもできるだろう。しかし、あえて自分と異なる人格を作っている人と本当の人格の人でコミュニケーションしても、良い関係を構築することは難しい。

率直に言えば、キャラクターを作って、ソーシャルメディア業界、ネット業界では有名になった人には”自分大好き”の人が多いのだ。インターネットやソーシャルメディア業界では確かに有名だし、多くの人達とフォローやファンといった緩い結びつきを多く盛っている。しかし、フォロワーやファンの人達の中には、口に出さずとも冷ややかな気持ちで関係を持っている人もいる。まして、ネットで有名になった人がテレビをはじめとするマスメディアに出ても、それまでを知らない人からすれば「自己PRの強い変な人」に見えてしまうケースも多いのだ。

このような状況の中、あえてキャラクターを作って有名人になってもブームは去って行く。嫌な気持ちを隠しながらつき合ってきたフォロワーやファンはそっと離れ、後に残るのものはない。

最近のインターネットとりわけソーシャルメディア界の著名人の動きを見ていると、少しかわいそうな気持ちにもなってくる。「裸の王様」であることに自ら気づき、キャラクターを作らない自分自身の力で人と人との繋がりを作ったり、情報発信をしてく時期に変わってきているのではないだろうか。
私の趣味の一つは鰻を食べ歩くことだ。東京はもちろん大阪、京都、名古屋、静岡、広島、福岡、札幌、仙台、松山、青森など日本全国で鰻を食べている。鰻はそれぞれの土地で捕られるわけではない。日本で食される99%の鰻が養殖であり、その多くは東海、九州南部、四国などのものだ。その他、島根や琵琶湖といったものも時々口にすることもある。産地は一緒でも、鰻の個体差はある。またその個体差を見極めて調理する技術は千差万別だ。関東風と関西風で大きく異なるのはもちろんだが、料理人の腕によっても大きく味は変わってしまう。

今日は、お気に入りの鰻屋に行く機会があった。そこで図らずも飲食店経営の難しさを感じることになってしまったので、今日は記事にしたいと思う。

その店には数年間通っており、一年間に5〜10回程度訪れている。年々、人気が上昇して行く中で、お昼時の待ち時間は1時間を超えることもざらになった。それでも料理の質、接客の質とも高いレベルで維持し続けていたことに敬意を覚えていた。私は年間50軒以上、鰻を食べているのだが、自分が選ぶ年間ベスト3には必ずランクインさせていた。

しかし今年に入り残念なことが起きた。料理の質が徐々に落ちていったのだ。具体的には焼き方を中心とした調理法が変わった。鰻は同じで、タレも同じだが、焼き方が変わることによって、料理のバランスが崩れてしまった。その裏には、焼き担当の料理人が変わってしまったこと、そして新しい焼き担当が多くの客数に対応する力がまだ無かったことがあげられる。

この鰻屋は、人気が上がり客が増えたことにより、店舗の増築をしている。より多くのお客様を、待たせたくないという気持ちなのだろう。ただ不安は尽きない。今まで数年間、ほぼ同じホールスタッフでやってきたメンバーに加えて、増築後のオペレーションを見越しての教育目的を兼ねて新しいスタッフが多く働き始めた。トレーニングなので仕方がないのだが、ホスピタリティ、オペレーションとも今までのスタッフとは比べものにならない。それだけでなく、常連に対しても、今までのスタッフが対応しないケースが増えてしまったのだ。

味が落ちても美味しい鰻屋の一つであることは間違いない。ただ、ホスピタリティが減り、オペレーションが悪くなり、以前より味も落ちたことを知る常連達の足は徐々に遠のくことだろう。今後、店舗が広くなったことで、多くの客は来るだろうが、常連客は減り、味は落ち、店の魅力は減ってしまう方向に向かうだろう。そもそも鰻の養殖規制が検討される中、投資として適切なのだろうかという疑問もある。

これから、この鰻屋は、ぐるなびや食べログなどを見て来店する観光客のための鰻屋になることだろう。リピーターの来店率を上げるのではなく、新規客の来店数を増やすという戦略もある。しかし、新規客重視の戦略を取った飲食店は、徐々に飽きられ、徐々に衰退して行くことが多い。

頑張っていた鰻屋だけに、最近の状況は残念で仕方がない。飲食店経営の難しさをあらためて肌で実感したという意味では、マーケティングコンサルタントとしては貴重な体験をさせてもらった。

いつからだろう、マンガが人生の教科書のようになったのは?
その昔、マンガを読んでいたら「マンガばかり読んでいるとロクな大人になれないよ」とか「マンガばかり読んで!(怒)」というように、家庭において子どもが起こられるシーンは日常茶飯事だった。確かに、今もその傾向はゼロではないが、かつてのように「マンガ=不要なもの」という意識は薄くなった。むしろ「マンガ=小説を始めとする他の書籍よりためになるもの」という考えを持つ人すら多くなった。

マンガが人生の教科書になって来たのは、小学生くらいの子どもを持つ親がマンガ、特に週刊誌を日常的に読んでいた世代だったことも影響しているだろう。「キャプテン翼」「ジョジョの奇妙な冒険」「ドラゴンボール」など、多くの子ども達が少年ジャンプ発売日である月曜日を楽しみに待った。土曜日に出るところがあれば、その情報を聞きつけわれ先にと買いに行った子どももいた。それほど、子どもの生活の中で、マンガが重要だった時代。それが今の40代前後の親達の世代だった。「友情」「努力」「勝利」がコンセプトのジャンプで育った子ども達が親になった今、マンガの存在は悪いものではなく良いものへと変わったのだ。

30年前と比べて、マンガの内容も多岐に渡るようになった。ジャンプにも「友情」「努力」「勝利」というコンセプトにこだわらないマンガも増えている。ただ、それでもマンガから学ぶものは多い。「ワンピース」を愛読書にしている社会人も多く存在する。今や電車の中でジャンプやマガジンを読んでいる人の中に、サラリーマンの姿が多く見られることからもよくわかるだろう。

マンガが人生の愛読書、教科書になる背景には、大人がマンガに対して良い印象を持っていることもあるが、もう一つ理由がある。

そのキーワードは「わかりやすさ」だ。

遡ること40年以上、まだマンガがくだらないもの的に扱われた時代、人々は書籍とりわけ文学から人生を学び、学校の勉強や仕事の経験から社会における知識やビジネスノウハウを学んだ。しかし、今の人達にとって、じっくりと文学を読んだり、石の上にも3年という気持ちで仕事に臨む人は少なくなった。今の人達はすばやくポイントだけをわかりたいという気持ちが強い。だからこそビジネスにおいてはノウハウ本や自己啓発本が流行っている。そしてテンポが早く、文学に比べて曖昧さが少ないマンガを人生の教科書にしている人が増えているのだ。

この時代を象徴する人物のひとり堀江貴文さんもマンガから学ぶことは多いと言っているように、多くの経営者がマンガを高く評価している。インターネットを当たり前として生きてくる世代が増えれば増えるほど、マンガを人生の教科書にする人は増えていくだろう。

ソーシャルゲームの成否によって、企業の業績が大きく上下する事例がいくつも出ている。

倒産まであるか?!とさえ言われていたミクシィは「モンスターストライク」のヒットで一気に業績を回復した。その一方、GREEやDeNAはコンプガチャ騒動以降、業績が下がり続けている。そしてGREEは住宅リフォーム事業などあらたな事業に参入し、DeNAも遺伝子検査サービス事業などに参入した。GREEやDeNAはソーシャルゲームによって大きなプラスを得た一方、ゲームがヒットしなかったり、規制一つによって企業の存続そのものが脅かされるという苦い経験もした。その結果、ソーシャルゲームに頼らない新たなビジネスの軸を打ち立てようとしているのだ。逆にミクシィは窮地に立たされた中で、業績を向上させるのではなく急上昇させるためには、ソーシャルゲームのヒットしかないと判断したのだろう。大規模な配置転換を行い、ソーシャルゲームのヒットに賭けるしかなかったのだ。結果としてミクシィは賭けに勝ち、復活を果たすことになった。しかし復活した今、今度はミクシィがGREEやDeNAが直面した課題に直面しているのだ。

若い人だけでなく40代くらいまでの人は、アニメやゲームに抵抗のない人が多い。なぜなら、子どもの頃に少年ジャンプや少年マガジンなどの漫画を読み育ち、ファミコンに親しんで育った世代だからだ。現在、電車の中を見ていても、若い人達だけがスマホでLINEをしたり、ゲームをしたり、SNSをしたりしているだけでなく、40代のサラリーマンまでもがソーシャルゲームを楽しんでいる姿は珍しくない。これから、ますますソーシャルゲームは浸透していくはずだ。

それだけではない。これからの日本は高齢者がどんどん増えていく。これから高齢者になっていく世代は会社でパソコンを触り始めた世代である。彼らにもスマホやタブレットが普及していくことで、頭の体操的な意味も含めてゲームの効用性が高くなっていくことだろう。それに伴い、高齢者向けのゲーム開発も進んでいくはずだ。

少し微妙だなと感じることは、レディースコミック的なタイトルや内容を思わせるゲームのCMが増えていることだ。今まで述べて来たようにソーシャルゲームは当たれば大ヒットになる。そしてビデオ、DVD、インターネットが普及した背景を見れば、その裏にエロ系コンテンツがあるのも事実。しかし社会的に大きなインパクトがある業種になったからこそ、該当企業には企業としての健全性が必要だと感じるし、CMを放映するテレビ局には適正な放映時間の選定やCM考査の実施など健全性の維持を意識してもらいたいと感じるのだ。

さて、これからどんな企業が爆発的ヒットを飛ばすのか注目だ。おそらく今は無名の企業でも、数年後には日本市場で時価総額上位に上がってくるも不思議ではないだろう。


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