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現在、ハワイに来て3日目になる。休暇で来ているものの、これだけ携帯電話、Wifiなどの通信手段が発達すると、完全なオンもオフも関係ない。仕事ととは、一部のものをのぞき、いつでも、どこでも出来るものに変わったのだと感じている。場所が変わるだけで、空気が変わるだけで、仕事への意欲も、インスピレーションも変わる。
ここ数年間、何らかの形でハワイを訪れているのだが、いつもと違って今年ハワイで感じることがある。それは「ローカル」ということの重要性だ。
今年のハワイに来て感じたのは、日本関係の食事の店の多さだ。以前より徐々に増えていたのだが、大人気の丸亀製麺を筆頭に、リンガーハット、サンジェルマンなどのチェーン店が並ぶ。その他、チェーン店ではない日本食の店もたくさんある。この違和感は、主にチェーン店の多さから来ているのだ。
チェーン店とは、出来るだけ画一化したデザイン、サービスを売り物にしている。したがって、その店は東京にあろうが、ハワイにあろうが、ヨーロッパにあろうが、中南米にあろうが一緒だ。安くてそれなり美味しいので人気が出ることが多いのだが、結局のところ、地元の特長ある店を少しづつ無くしてしまう結果に繋がる。それが、その土地ならではの魅力を少しづつ崩していくのだ。
これは、海外だけの話ではない。日本でも同じことだ。チェーン店が地方に行き届くことによって、地域の特色というものが徐々に消えてしまう。このようなチェーン店の中心の多くは東京だから、「東京と東京を目指す地方」という構図が出来上がってしまう。本当は、地元は地元ならではの良さがあるはずなのに、いつまにか東京がトップで、それを目指す地方は東京に憧れる存在になっている。
これは文化的な話だけではない。地方のシャッター商店街は、チェーン店や大型店の進出によって、閉店を余儀なくされた店だ。もちろん、彼ら自身の努力も不足していた部分はある。しかし、彼ら自身に責任を負わせるのも違う。
地域ならではの魅力を保つこと、取り戻すことは、そこにいる人たちの幸せを作ることだ。日本に置ける地域活性化とは、地域経済の活性化ではなく、地域の人たちの人生の活性化なのだ。海外でも同じだ。彼らの文化を出来るだけ尊重することは、その良さを感じて訪れる人たちの幸せにも繋がる。
地域力を保ち、育てること。その手伝いを弊社も出来るだけしたいと思う。広い意味でのマーケティング視点から見てもとても重要なことなのだ。
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雑記録
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本日、ハワイに到着した。夏は忙しくいつも休みを取れないので、秋冬に向けたコンサルティングやプランニングを一段落した11月初旬に1週間程度の休暇を頂く。心の広い、理解あるお客様、スタッフ、パートナーに感謝するとともに、幸せな仕事の仕方をさせてもらっていると思う。休みを頂くからには、心身ともにリフレッシュして、仕事の結果というところで倍返しさせて頂くつもりだ。
海外では当たり前のチップ。ホテルでも、レストランでも払う。日本にいるとなじみは無いが、私はこのチップに大賛成だ。
何をやっても同じ給料ではなく、良い仕事をしたら多くのチップがもらえる。人が労働に求めるものはお金だけはなく、心の満足感もある。チップをもらうとは、お金だけでなく、本当に良いことをしたという満足感を得ることが出来る。だから、もっとがんばろうと思うのだ。
日本は、ホテルでも、レストランでも、タクシーでも、正直質が落ちて来た。担当する人が違うとサービスの質が変わる。タクシーなどはわかりやすい例だ。サービスの質が全く違っても、同じ料金を払うことはおかしい。日本もベースの金額を少し下げてでもチップを導入すべきだ。
習慣の違いもある。チップが個人個人にすぐに馴染むのは難しいかもしれない。企業は、こんな工夫も出来るだろう。
チップボックスを設けるのと、アンケート用紙を用意する。アンケート用紙には、サービスの良かった人の名前を書いてもらう。チップボックスに入った金額は半分にする。半分は全員で均等に分けるもの、そして別の半分はアンケートで評価の高かった人で割る。こうすることで、個人でもがんばろうと思うし、全体でもがんばろうと思える部分が出来る。お客さんのメリットとしては、投票された人が、お客さんの名前を覚えることで、次回以降により良いホスピタリティが受けられること、そしてホテル側から協力お礼として割引クーポンなどが送付されるようにすれば良い。
日本でチップが習慣だったら、このサービスには払ってあげたいと思うことは少なくない。チップ導入を検討しても良い時期だ。
チップは素晴らしいものだ。滞在中も素晴らしいサービスには、積極的に支払いたいと思う。
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草食男子、肉食女子。
この言葉が流行ってから、もう数年が経つ。かつては男性は外で仕事をし、女性は家庭を守った。今は男女ともに外で働くし、男女ともに家庭を守る。その流れの中で、男性は徐々に女性化し、女性は徐々に男性化している。今まで男性的と思われていたものに女性が入り、今まで女性的と思われていたものに男性が入る。今まで肉食だった男子が草食になった。女性に声もかけない。肉よりも魚や野菜を好む。外よりも家を好む。逆に、女子は積極的に男性にアプローチする。今ままで野菜中心だったのが肉もどんどん食べるようになる。そして家を出て外で過ごす。女子会ブームがわかりやすい例だ。
この状況はまだ続くだろう。時代の流れとは20年くらいのサイクルでまわるものだ。あと10年くらいは女性が強い時代が続くだろう。
今まで男性ターゲットだったビジネスのターゲットは女性に変わる。今まで女性ターゲットだったビジネスのターゲットは男性に変わる。これからますます進む。
例えば、女子向けの焼肉店、立ち飲み屋、男性お手伝いさん、ホストクラブのような店、ゴルフコース。男子向けのエステ、アロママッサージ、スイーツ、自分をきれいに撮影する写真スタジオやプリクラ、料理教室など。挙げていけば、チャンスだらけだ。
ビジネスとしてのポテンシャルだけではない。オンリーワンの情報はメディアにとってニュースだ。つまり、先にやった企業ほど、話題を独占し、トップをぶっちぎりで行ける可能性があるのだ。
男女逆転にビジネスチャンスあり。
ビジネスを作るという広義のマーケティングだけでなく、広告やPRといった狭義のマーケティングという意味でも、成功出来る土壌は整っていて、やりやすいのだ。
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今日は秋葉原にある3331 Arts Chiyodaという施設に御邪魔した。
ここは、旧練成中学校を利用した施設だ。アートギャラリー、オフィス、カフェなどが入居し、展覧会やワークショップや講演会といった文化的活動の拠点として利用されている。また、1Fをはじめ、誰でも無料で利用できるフリースペースも充実していて、誰でも利用することが出来る。
学校跡だから、建物だけでなく、黒板や廊下や記念の姿見などがそのまま残っている。その古い感じと調和するように、所狭しとクリエイティビティ溢れるデザインがそこかしこにある。本当に楽しいスペースだ。もし、空きスペースがあれば、オフィスをここに構えても面白いと思えたほどだ。
私はフランスが好きだ。フランスは街並みそのものが絵になる。古い街並を残すために、多くの人が努力をしているのだ。むやみに新しいものに変えない。
小学校とは、誰にとってもノスタルジー溢れる場所だ。この3331 Arts Chiyodaは、アートに携わる人や、施設を活用する近所の人々にとって心地良い場所だ。古いまま残したのが良かったのだ。それだけでなく、旧錬成中学校出身者にとっては、廃校になっても母校が残るという嬉しさがある。
日本では、古い施設をもっと活用すべきだ。むやみに新しくするのではなく、施設の存在する目的を変えて、活用し続けるべきだ。
これから日本は、ますます少子高齢化の時代になる。そうなれば小学校や中学校など子供用の空き施設はますます増えるだろう。そして、少子高齢化だけでなく、人口減によって地方過疎化がますます進むだろう。そうなれば、地方の施設も空きが増えるだろう。徳島県神山町が光ファイバー網を引き、空いている古民家を解放して、IT企業の誘致に取り組み成功している。このように古き良き施設を存続させるために、利用目的を変えることは有効なのだ。
3331 Artts Chiyodaは、未来を感じさせる。今日だけでも、良い刺激とインスピレーションを頂いた。
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今、秋葉原から新宿行きの電車に乗ってパソコンを開いた。
時間は10分、何かブログが書けるのか、ちょっと試させて頂きたい。
さて、
電車の中を見てみると、広告の量が減っている。
それはそうだろう。スマホの利用者が増え、電車で上を見るのは、週刊誌の見出しを見るくらい。
ほとんどのケースでは、スマホを見るなど下を見ている。
そのような状況では、広告は空きが出るのは当然だ。
しかし、広告事業者はなかなか広告料金の値下げをしない。だから、広告枠に空きが出て、それを見た広告主はますます嫌がる。そして、広告の質が下がっていく。
今まで、交通事業者は、人を安全に輸送することが本分であり、広告をはじめとする収入は、二の次という考え方だった。
しかし、昨今、エチカに代表されるように、駅構内での飲食店やショップの充実を図っている。
かつてスタバが家と会社の間にある第三のスペースとして、人々の憩いの場になることを企業理念として掲げた。今や、第三の場所を狙っているのは、交通事業者だ。
本分である輸送の安全は何にも勝るべきものだが、それがきちんとされていてば、積極的に人々を喜ばせる努力はすべきだ。そして、稼ぐことをすれば良い。最終的に、それは運賃が下がったり、乗客サービスの向上に繋がるからだ。
広告も、もっとフレキシブルに料金を変動させたり、許可すれば良い。例えば、先日、山手線ウェディングというものがあり、とても話題のニュースになった。このように、もっとフレキシブルに企画を考えれば良いのではないかと思う。料金と企画、この両面を改善すれば、また新たな収入源が増えていくはずだ。
さて、現在ここまでで7分。そろそろ下車準備をしたい。
10分あれば、なんとかブログも書けるものだ。
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