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26日、札幌の球団事務所にて2選手の契約更改が行われた。
今季、13勝とチームの勝ち頭だった金村曉投手は初めての代理人交渉となったが、4000万円増の2億円を保留となり、球団の日本人選手としては5年振りとなる越年が決定した。
代理人との交渉ということもあり、球団側でもなかなか交渉の日程調整がつかずにいたが、「もしかして、忘れられているのではないかって」と笑いながらも球団への不満も口にすると、島田利正チーム統括本部長は、「代理人の先生とうまく意思の疎通ができなかった部分もあるので、今日交渉できてよかった。私自身、越年というのを意識していなかった」と返した。
また、金村投手は、「今回の交渉では金額よりもこれからのチームづくりなどについて聞いた」とし、「肘の痛みとの闘いだった。その中で13勝は自信になったし、辛かった分、いいシーズンだった」と今シーズンの自らを振り返った。
10月に手術した右肘の回復も順調とのことで、「(開幕投手という)つもりでやってますし、ぜひ勝ちたいと思ってます」と、抱負を語った。
3回目の交渉となる木元邦之選手は、1、2回目の交渉での球団提示額は2200万円増の8200万円とみられていたが、2500万円増の8500万円だったことが判明。
今回の交渉でも球団からは同額の提示が行われたが、今回は同意し、サインをすることとなった。
まず、「はんこを押すだけで20分かかりました」と語った木元選手は、「納得してます。過大評価し過ぎた。自分が分かりました」と話し、「まだまだ駄目ですね」と前回の交渉以降、他の選手とも見比べながら自分のおかれている立場を考え直したことも明らかにした。
2月からのキャンプのことに話が及ぶと、「ゼロからレギュラーをとりにいく気持ちでやります。いす取りゲームですから」と抱負を語り、今オフ、帰省することもなく、札幌に残ってトレーニングを行い、イベントにも積極的に参加していることについては、「地域密着型を目指します。サインしたりファンサービスを続けていきたい。でも、(露出過多で)怖いのは飽きられること」と笑顔を見せた。
貴重な控えのキャッチャとして、来季ついにプロ20年目を迎える中嶋聡選手は、200万円増の2300万円でサイン。
交渉後に外に出て、「寒い。(懐も)寒いよ」と話しながらも、来季に向けては、「勝ちにこだわり、自分の存在をアピールしたい」と語った。
また、先日亡くなった仰木監督のことについて、「キャッチャーですので厳しく指導を受けましした。今、プレーできるのも仰木さん、上田さんといった名将に出会えたからだと思います」とコメントした。
またこの日、去る23日に田中幸雄選手との来季の契約が合意に達したことが発表された。
正式契約は1月10日に結ばれる予定。
26日の契約更改
木元 邦之 8500万円 2500万円△
1軍
試合 132 打数 513 安打 144 二塁打 16 三塁打 4 本塁打 18 打点 73 盗塁 4 打率 .281
2軍
試合出場なし
中嶋 聡 2300万円 200万円△
1軍
試合 79 打数 171 安打 32 二塁打 4 三塁打 0 本塁打 1 打点 11 盗塁 0 打率 .187
2軍
試合出場なし
金村 曉 2億円 保留
1軍
登板 25 勝 13 敗 10 S 0 完投 4 完封 0 投球回 174.0 奪三振 96 防御率 3.62
2軍
試合出場なし
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