|
日本シリーズ第5戦。 今日の試合で勝利すればついに44年ぶりの日本一に輝くという試合。 両チームの先発は第1戦と同様、日本ハムがダルビッシュ投手、中日が川上投手。 1回表、ダルビッシュ投手の立ち上がりは、まず先頭の荒木選手をバットを折らせてのピッチャーゴロで打ち取ると、次の井端選手にはセンター前にヒットを打たれるも、福留選手をショートゴロで6-4-3のダブルプレー。 1回裏、初回の攻撃は、先頭の森本選手は空振りの三振で倒れてしまうも、田中賢介選手がレフト前にヒットを放つと、これに小笠原選手もライト前へのヒットで続いて一死一二塁。 するとここからセギノール選手のセンターフライで田中賢選手がタッチアップして二死一三塁となると、更に次の稲葉選手が四球で出塁して満塁でSHINJO選手に打席が回るも、ここはSHINJO選手が空振り三振で期待に応えることはできなかった。 2回表、先頭のT・ウッズ選手にライト前にヒットを打たれてしまうと、次の立浪選手は3球で空振りの三振とするも、森野選手にはレフト前にヒットされて一死一二塁とこの回もピンチを招いてしまったが、ここはまず続く井上選手をセカンドゴロで二塁フォースアウトとすると、次の谷繁選手のボテボテのサードへのゴロをサード稲田選手が好守でさばいて三死とした。 2回裏、この回は稲田選手がサードファールフライ、鶴岡選手が空振り三振、金子選手がセンターフライで三者凡退。 3回表、ここはまず英智選手をライト前ヒットで出塁させてしまうと、荒木選手には送りバントを決められて一死二塁。 するとここから次の井端選手のセカンドゴロが進塁打となって二死三塁と場面が変わると、ここから続く福留選手には四球を与えてしまうも、次のT・ウッズ選手の三遊間深くへのゴロをショート金子選手が好守でさばいてこの回も守備のしっかりとしたバックもあって何とか無失点で切り抜けた。 3回裏、森本選手がライトフライで倒れてしまうと、田中賢選手がファーストライナー、小笠原選手がレフトフライで三者凡退。 4回表、先頭の立浪選手にライト前ヒットを打たれると、森野選手の送りバントで一死二塁。 するとここから次の井上選手は空振りの三振としたものの、ここからダルビッシュ投手が突然コントロールを乱し、谷繁選手、英智選手をいずれもストレートの四球で歩かせてしまって二死満塁とピンチが拡大。 ここで荒木選手に一二塁間にヒット性の当たりを打たれると、これをファースト小笠原選手が横っ飛びで止めるも、どこにも送球できずにこの間二三塁から立浪選手が生還して0-1と中日が先制。 このあとなおも二死満塁からは続く井端選手をライトフライで打ち取ってこの回を終わらせたものの、この回は荒木選手のタイムリーで1点の先制点を許してしまった。 4回裏、この回は小笠原選手がレフトフライ、セギノール選手がセンターフライ、稲葉選手がサードゴロで、これで川上投手に対して3イニング連続の三者凡退となってしまった。 5回表、この回のダルビッシュ投手は、まず福留選手をショートフライで打ち取ると、T・ウッズ選手を空振り三振、立浪選手をサードゴロで打ち取り、この試合初めての三者凡退とした。 5回裏、ここは先頭の稲田選手がセンターオーバーの二塁打を放って出塁すると、鶴岡選手が確実に送って一死三塁。 すると続く金子選手の打席の3球目、ボールカウント1-1からの川上投手の外角へのボール球を金子選手がスクイズ決行。 打球がピッチャー前に転がると川上投手も必死にグラブトスを見せるも、これは三塁走者の稲田選手の足が上回り、これで1-1の同点とした。 このあとは二死走者無しとなると、次の森本選手が空振り三振でこの回を終えるも、この回は金子選手の素晴らしいスクイズで1点をもぎ取り、1-1の同点と試合を振り出しに戻した。 6回表、先頭の森野選手にレフト前にヒットを打たれてしまうと、ここで代打の川相選手に送りバントを決められて一死二いるとされてしまったが、ここは続く谷繁選手、英智選手を2者連続で空振りの三死とし、ダルビッシュ投手は雄叫びを上げながらマウンドを降りた。 6回裏、この回はまず田中賢選手がセンター前ヒットで出塁すると、直後に盗塁を決め、更に小笠原選手のファーストゴロの間に進塁して一死三塁。 するとここでセギノール選手が川上投手の内角高目へのカットボールを弾き返すと、打球が高々と上がってライトスタンドに飛び込み、これが勝ち越しの2ランHRとなって3-1とついに日本ハムがこの試合初めてリード。 このあとは稲葉選手がレフトフライで二死となってしまうと、ここからSHINJO選手のセカンドへの内野安打と、稲田選手の選んだ四球で二死ながらも一二塁となったものの、ここは次の鶴岡選手がセカンドフライで倒れてしまった。 7回表、荒木選手、井端選手を続けてサードゴロで打ち取ると、福留選手を空振りの三振で切って取り、ここもまたダルビッシュ投手が2回大きな雄叫びを上げてマウンドを降りた。 7回裏、この回から中日のピッチャーが平井投手に交代すると、金子選手がセカンドゴロ、森本選手がライトフライで二死となってしまってから、田中賢選手がライト前に今日3本目のヒットを放って出塁。 ここでピッチャーが3番手の久本投手に代わると、直後に久本投手の暴投で田中賢選手が一気に三塁に進むも、次の小笠原選手が見逃しの三振で倒れてしまってこの回を終わった。 8回表、まず先頭のT・ウッズ選手をライトフライで打ち取ると、ここで日本ハムのピッチャーが2番手の岡島投手に交代。 するとその岡島投手は次の森野選手をファーストゴロとし、3-3-6のダブルプレーでこの回を一気に終わらせた。 8回裏、この回は先頭のセギノール選手は空振りの三振で倒れてしまうも、稲葉選手が右中間スタンドにソロHRを叩き込んで4-1と貴重な1点を追加。 するとここで中日のピッチャーが4番手の中里投手に交代。 打席には、もしこのまま試合が終了することになればこれが現役最後の打席となるSHINJO選手が入ったが、すでにSHINJO選手の目からは涙が溢れていた。 このSHINJO選手に対し、中里投手は渾身のストレートで挑み、これにSHINJO選手もフルスイングで答えたが、最後は空振りの三振。 しかしこの瞬間、札幌ドームはスタンディングオベーションでSHINJO選手に惜しみない拍手を送った。 この後は飯山選手がセンターフライでこの回を終わった。 9回表、センターの守備につくSHINJO選手はもう涙が止まらない。 日本一に向けて最後の1イニングのマウンドには守護神MICHEAL投手が登板し、キャッチャーも中嶋選手に交代。 するとこの回は、上田選手をライトフライ、谷繁選手をショートゴロで二死とすると、最後は代打のアレックス選手をレフトフライで打ち取り、最後も全く危なげなく試合終了とした。 ついに日本一の栄冠を手にした。 ウイニングボールをキャッチした森本選手はすぐにSHINJO選手に駆け寄り、2人でガッチリと抱き締め合って喜びを味わった。 他の選手は監督、コーチ、裏方さん・・・全ての人がベンチを飛び出してマウンドで喜びを爆発させ、ここに歓喜の輪ができた。 SHINJO選手は涙が止まらずにマウンドまで歩くことができず、逆に全員がSHINJO選手のいる外野に歩み寄った。 今度はセカンドベースの後ろ当たりで歓喜の輪ができ、1人1人がしっかりと抱き締め合って喜びを分かち合った。 そしてまず最初にSHINJO選手の胴上げが始まり、それに続いて小笠原選手、田中幸雄選手、初代オーナーの遺影を手にした大社オーナーと胴上げされ、最後にヒルマン監督が胴上げされた。 この後優勝監督インタビューが行われ、そして日本シリーズMVP二決定した稲葉選手のインタビューがあった。(インタビュー内容については「ビールかけ、優勝記者会見」記事に付随してアップします) 表彰式では日本チャンピオンのペナントが授与され、そして選手1人1人に記念の楯が贈られるなどした。 そして表彰式後にはそのペナントを持っての記念撮影が行われ、そしてペナントを広げて全員でグラウンドを一周した。 スタンドからは日本一を喜ぶ歓喜と涙。そしてSHINJO選手の最後のユニフォーム姿を目に焼きつける人のカメラのフラッシュ、そして涙が溢れていた。 北海道日本ハム−中日(札幌ドーム) D 000 100 000 1 F 000 012 01× 4 勝 ダルビッシュ 1勝1敗 S MICHEAL 3S 敗 川上 1勝1敗 本 セギノール2号(川上)、稲葉2号(久本)
|
2006 日本シリーズ
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
|
日本シリーズ第4戦。 今日の試合でもし日本ハムが勝利すれば日本一に王手がかかる。 そしてその日本ハムの先発は、あの監督批判騒動以来、約1ヶ月ぶりの復活のマウンドとなる金村投手。 対する中日は2年目の中田投手。 金村投手が、チームの、そしてファンの信頼を取り戻すべく、決意のマウンドに上がる。 まず金村投手は、初回のマウンドに上がる前、マウンドの後ろに立ち、360度のファンに対して4度、帽子を取って深々と頭を下げた。 1回表、その金村投手の立ち上がりは、まず荒木選手をショートゴロで打ち取るとも、次の井端選手には三遊間を抜かれてレフト前にヒットを打たれると、福留選手のショートフライを挟んで、T・ウッズ選手はフルカウントからの四球で二死ながらも一二塁のピンチ。 そしてここで続く立浪選手に痛烈な当たりを打たれてしまうも、これはショート金子選手の正面をつくライナーとなり、まずは何とか初回を無失点で抑えた。 1回裏、先頭の森本選手がいきなり四球を選んで塁に出ると、次の田中賢介選手が初球から送りバントを決めて一死二塁。 ここから次の小笠原選手も四球で出塁して一死一二塁とチャンスが広がるも、ここはセギノール選手がセンターフライ、稲葉選手が空振りの三振で続くことはできなかった。 2回表、森野選手にセンター前にヒットを打たれてしまうも、次のアレックス選手をショートゴロで6-4-3のダブルプレー。 このあと谷繁選手にライト前にヒットを打たれて再び走者を許してしまうも、ここは次の井上選手をショートフライで打ち取ってこの回を終わらせた。 2回裏、この回は先頭のSHINJO選手がセンター前にポトリと落ちるヒットで塁に出ると、これを稲田選手が送って一死二塁とするものの、続く高橋選手がショート井端選手の正面へのライナーに倒れてしまうと、金子選手もセカンドゴロで続けずにこの回も無得点に終わる。 3回表、荒木選手をセンターフライ、井端選手をライトフライで二死とすると、ここから福留選手のセンター前ヒットと、T・ウッズ選手への四球で二死一二塁としてしまうも、ここは次の立浪選手をセンターフライで打ち取る。 3回裏、先頭の森本選手が右中間を深々と破る三塁打で出塁すると、田中賢選手が左中間にタイムリー二塁打を放って、まずは日本ハムが1点を先制。 この後、小笠原選手、セギノール選手が連続で死球を受けて無死満塁のチャンスをもらったものの、ここはまず稲葉選手が空振りの三振で倒れてしまうと、SHINJO選手は三遊間方向にいい当たりを放つも、これは前進守備のショート井端選手が横っ飛びでダイレクトキャッチ。 更にこの次の稲田選手も見逃しの三振に倒れ、満塁からは得点を挙げることはできなかった。 しかしこの回、まずは田中賢選手のタイムリーで点の先制点を挙げることに成功した。 4回表、この回は森野選手をピッチャーゴロで打ち取ると、アレックス選手をショートゴロ、谷繁選手を空振り三振で三者凡退。 4回裏、ここはまず高橋選手がショートゴロで倒れてしまうと、金子選手がサードライナー、森本選手がセンターフライで三者凡退に終わってしまった。 5回表、まず先頭の井上選手にライト二フェンス直撃のあわやHRという二塁打を打たれて出塁を許すと、荒木選手のセカンドゴロの間に三塁に進まれてしまって一死三塁とピンチを迎えた。 ここで次の井端選手は三塁方向にいい当たりを打たれるも、これはサードゴロで二死とすると、ここでマウンドにはヒルマン監督自らが金村投手に一息入れに向かった。 場面は奇しくも5回二死。 1ヶ月前のあの試合と同じく4回2/3を投げての場面だったが、ここで打席に3番の福留選手を迎えると、金村投手が意地のピッチングを見せ、最後はフォークで福留選手を空振りの三振とした。 5回裏、中日のピッチャーが2番手の石井投手に交代すると、田中賢選手がファーストゴロで一死となってしまうも、小笠原選手が左中間に二塁打を放って出塁すると、次のセギノール選手は四球を選んで一死一二塁。 するとここで稲葉選手が左中間を破るタイムリー二塁打を放ち、これで小笠原選手に続いて一塁からセギノール選手も生還し、2点を追加して3-0とリードを広げた。 この後更にSHINJO選手が、代わった3番手の鈴木投手から三遊間を破るレフト前ヒットで一死一三塁とチャンスを広げたが、続く代打のマシーアス選手がセカンドゴロ、高橋選手が空振り三振で続くことはできなかった。 しかし試合中盤の5回を終わり、日本ハムが3点のリードを保つこととなった。 6回表、この回の日本ハムのマウンドには金村投手に代わって2番手でトーマス投手が登板。 しかしこのトーマス投手が乱調で、いきなり先頭のT・ウッズ選手にはレフトに二塁打を打たれてしまうと、次の立浪選手はライトフライで打ち取ったものの、森野選手にフルカウントから四球を与えて一死一二塁としてしまい、これで降板。 ここでピッチャー交代時に最近は恒例となっている外野の3人が集まって、片膝をついてクラブを頭の上に乗せるパフォーマンスが今日もあったが、同時に内野でもグラブこそ頭にのせなかったものの、小笠原選手、田中賢選手、稲田選手、金子選手が同じようななパフォーマンスを見せてスタンドを沸かせた。 このあと、代わって3番手の建山投手が登板すると、代打の上田選手をセンターフライで二死としたものの、続く谷繁選手には死球を与えて二死満塁としてしまった。 もし長打が出れば一打同点もありえるこの場面、井上選手にライト線にフェンス直撃となるラインギリギリのファールを打たれるなど緊迫の場面が続いたが、最後は何とか空振りの三振で切って取り、この回の大ピンチを無失点でしのいだ。 6回裏、金子選手が空振りの三振に倒れてしまうも、次の森本選手がセンター前にヒットを放ち、ここで中日のピッチャーが4番手の久本投手に交代。 するとここからまず田中賢選手が送りバントを失敗してサードファールフライで二死となってしまうと、続く小笠原選手の打席では森本選手が盗塁に失敗し、結局この回を3人で終えてしまった。 7回表、この回も続投となった建山投手だったが、先頭の荒木選手を四球で歩かせてしまうと、井端選手にはレフト前にヒットを打たれ、無死一二塁とされてしまった時点でピッチャーが4番手の岡島投手に交代。 するとここは岡島投手が素晴らしいピッチングを披露し、まず福留選手を3球で空振りの三振とすると、T・ウッズ選手をピッチャーゴロで二死二三塁。 ここから次の立浪選手はフルカウントから四球で歩かせて満塁としてしまうも、続く森野選手をファーストゴロで打ち取ってここを無失点で抑える好リリーフ。 7回裏、この回は続投の久本投手に対し、小笠原選手がセンターフライ、セギノール選手がサードゴロ、稲葉選手がサードファールフライで三者凡退。 8回表、この回もそのまま岡島投手がマウンドに上がると、まず代打の英智選手をセカンドゴロで打ち取ると、谷繁選手をショートゴロ、井上選手を空振りの三振で三者凡退とした。 8回裏、中日のマウンドに5番手の吉見投手が上がると、SHINJO選手がピッチャーゴロ、飯山選手がショートゴロで二死となってしまうも、ここから次の中嶋選手が左わき腹に死球を受けて出塁し、更に金子選手が三遊間を破るレフト前ヒットで続いて二死ながらも一二塁。 すると続く森本選手の打席中、突然二塁走者の中嶋選手が足に痛みを訴えて代走に紺田選手が送られると、結局森本選手は四球で出塁して満塁となるも、ここは続く田中賢選手がレフトフライで続けなかった。 9回表、結局中嶋選手は死球を受けた際に足も痛めてしまったようで、この最終回は急遽鶴岡選手がマスクをかぶると共に、マウンドには守護神MICHEAL投手が登板。 するとこの回MICHEAL投手は、荒木選手をファーストファールフライ、井端選手を空振り三振、福留選手をファーストゴロで三者凡退として試合終了とした。 先発の金村投手は5回を投げ、83球、被安打5、与四球2、奪三振2で無失点と好投を見せてくれた。 試合終了後には選手とハイタッチや握手で祝福を交わすと共に、ヒルマン監督とはしっかりと抱擁してお互いの気持ちを確かめ合った。 また、そのヒルマン監督は勝利監督インタビューで、「金村のことを誇りに思います。選手もそうだと思いますし、ファンの皆さんもそう思っていただけていると思います」と話し、それをベンチの中で聞いていた金村投手は帽子を取って一礼。 続いてヒーローインタビューに立った金村投手は薄っすらと目に涙を浮かべてまず深々と一礼。 そして、「今日札幌ドームにお越しのファンの皆様、そして全国のプロ野球ファンの皆様、この場をお借りしまして謝罪したいと思います。本当にどうもすみませんでした。そしてこんな僕でも温かく迎えてくださった温かいファン皆様、そして最高のチームメイトのみんなも温かく迎えてくださりまして、心から感謝しています。本当にありがとうございました」と謝罪の言葉を述べた。 更に、「僕も12年間やってきたこの日本ハムファイターズで優勝したいと思っていたので、明日は一生懸命応援します」と明日の試合で一気に優勝を決めてしまいたい気持ちを語った。 今日はこの金村投手を継いだ2番手のトーマス投手がいまいちの出来でピンチを作ってしまったものの、このあとは建山投手、岡島投手、MICHEAL投手が無失点での完封リレー。 打線は森本選手、SHINJO選手の2人がマルチヒットを記録する中、田中賢選手の先制タイムリーと、稲葉選手の2点タイムリーで3点を挙げた。 逆に中日打線は何度もチャンスをつくりながらも残塁12とことごとくそのチャンスを潰してしまった。 特に6回、7回には一打で流れが変わってしまう場面が訪れたものの、日本ハムが抑えたと言うよりは中日が自ら潰れていったという印象の残る展開だった。 これだ日本シリーズは第4戦を終え、日本ハムが3勝1敗とついに44年ぶりの日本一に王手をかけた。 明日の試合は第1戦と同じく日本ハム・ダルビッシュ投手、中日・川上投手の先発が予想されるが、今度こそはダルビッシュ投手が投げ勝ち、この札幌ドームで、大勢のファンの前で日本一を決め、ヒルマン監督の胴上げ、そしてSHINJO選手の胴上げを見せてほしい。 北海道日本ハム−中日(札幌ドーム)
D 000 000 000 0 F 001 020 00× 3 勝 金村 1勝 S MICHEAL 2S 敗 中田 1敗 |
|
ナゴヤドームでの2連戦をお互いに1勝1敗で終え、今日からは札幌ドームに移動しての3連戦。 まずその初戦、どちらかが2勝目を挙げることとなるこの大事な試合の先発を任されたのは、日本ハムが武田勝投手、中日が朝倉投手。 1回表、武田勝投手の立ち上がりは、先頭の荒木選手にいきなりセンター前にヒットされてしまうと、次の井端選手は初球を打たせてのファーストファールフライで打ち取るも、直後に荒木選手に盗塁を決められて一死二塁。 するとここで3番の福留選手にはレフト前にヒットを打たれ、この当たりで荒木選手が二塁から生還して、いきなり中日に1点を奪われてしまった。 この後なおも一死一塁からはT・ウッズ選手を空振りの三振とすると、森野選手もレフトフライで打ち取った。 しかしこの試合は、初回から中日に1点の先制を許してしまった。 1回裏、先頭の森本選手が初球をライト前に運ぶヒットとすると、次の田中賢介選手も初球から送りバントを試みた。 するとこれをキャッチャー谷繁選手が二塁にすかさず送球するも、森本選手のスタートの良さが幸いしてセーフとなり、更に一塁もセーフで無死一二塁とチャンスが拡大(記録は犠打とフィルダースチョイス)。 続いて打席にはここまで日本シーズでいまだヒットのない小笠原選手が入ると、朝倉投手の低めのシュートを弾き返し、打球が左中間フェンス直撃の2点タイムリー二塁打となってこれで2-1と早くも逆転に成功。 この後なおも無死二塁からセギノール選手がライト前にヒットを放って無死一三塁とチャンスを広げると、今度は次の稲葉選手がライトに犠牲フライを上げて1点を追加し、3-1とリードを2点とした。 このあと場面が一死一塁と変わると続くSHINJO選手がセカンドゴロで4-6-3のダブルプレーに倒れてしまうも、この回は先制点を奪われた直後に3点を返し、3-1と早くも優位に立つこととなった。 2回表、先頭のアレックス選手をショートゴロで打ち取ると、次の立浪選手には右中間に二塁打を打たれてしまうも、谷繁選手を空振り三振、井上選手をショートゴロで後続をしっかりと断った。 2回裏、この回の攻撃は、稲田選手がレフトフライ、高橋選手がキャッチャーファールフライ、金子選手がファーストゴロで三者凡退。 3回表、まず荒木選手を空振りの三振で打ち取ると、井端選手をショートゴロ、福留選手をセンターフライで打ち取って三者凡退とした。 3回裏、この回は1番からの好打順も、まず森本選手が空振りの三振で倒れてしまうと、田中賢選手がレフトフライ、小笠原選手がセカンドゴロで2イニング続けての三者凡退とされてしまった。 4回表、先頭のT・ウッズ選手にレフト線に痛烈な当たりのヒットを打たれてしまうも、これはレフト森本選手がフェンスからのクッションボールをすばやくさばいてシングルヒットとすると、次の森野選手をセカンドゴロで4-6-34のダブルプレー。 ここからアレックス選手のレフト前ヒットと、立浪選手のセンター前へのヒットで無死一二塁とされてしまうも、ここは続く谷繁選手に対してはボールカウント0-3とてしてしまうも、ここからフルカウントとすると最後は空振りの三振で切って取ってこの回も無失点で抑えた。 4回裏、まずセギノール選手が四球を選んで塁に出るも、次の稲葉選手がショートゴロで6-4-3のダブルプレーと倒れてしまい、続くSHINJO選手もファーストゴロで倒れ、この回は両チームともにダブルプレーでチャンスを潰してしまうこととなった。 5回表、ここは先頭の井上選手のセカンドへのボテボテの当たりが内野安打となってしまうも、次の荒木選手の打席ではヒットエンドランがかかったが、これをショートゴロとすると6-4-3のダブルプレー。 二死走者なしとなると、次の井端選手をショートゴロで打ち取って結果的にこの回の攻撃を3人で抑えた。 5回裏、稲田選手がサードゴロで一死となってしまうと、次の高橋選手はレフト前ヒットで出塁も、金子選手がライトフライ、森本選手がセカンドライナーで続けず。 6回表、この回は先頭の福留選手のセカンドへの痛烈な当たりが田中賢選手のグラブを弾き、ボールが転々とセンターに転がる間に福留選手が二塁に到達(記録はセンターへの二塁打)。 するとここで日本ハムベンチはここまで好投の武田勝投手に代えて、2番手で武田久投手をマウンドに送ると、同時にキャッチャーも中嶋選手に交代。 場面は無死二塁と、一打で得点の入る緊迫の場面で打席に4番のT・ウッズ選手を迎えたが、ここは武田久投手が変化球をうまく使って空振りの三振で一死とすると、続く森野選手をセカンドゴロとし、アレックス選手も1球でファーストファールフライで仕留め、この回を無失点に抑える好リリーフ。 6回裏、ピンチの後にはチャンス有りといきたいこの回だったが、まず田中賢選手がファーストゴロで倒れてしまうと、小笠原選手がショートゴロ、セギノール選手がファーストゴロで三者凡退と、朝倉投手も完全に立ち直ってきてしまう。 7回表、この回は続投の武田久投手が、まず立浪選手をセンターフライで打ち取ると、次の谷繁選手にはセンター前にヒットを打たれてしまうも、続く井上選手をファーストゴロで3-6-3のダブルプレーとし、この試合3つ目のダブルプレーでこの回を抑えた。 7回裏、先頭の稲葉選手がセンター前ヒットで出塁すると、これをSHINJO選手が送って一死二塁。 すると続いて代打で小田選手が登場すると、敬遠されて一死一二塁となるが、ここは中嶋選手が空振り三振、金子選手がキャッチャーファールフライで後続が打ち取られてしまった。 8回表、この回は武田久投手が続けてマウンドに上がると、荒木選手をショートゴロとし、次の井端選手の一塁線への痛烈な当たりはファースト小笠原選手が横っ飛びでうまくさばいて二死として御役御免。 続いて打席に福留選手を迎えるとマウンドには3番手で岡島投手が上がったが、ここは岡島投手が渾身のストレートで福留選手を空振りの三振としてこの回を三者凡退で終わらせた。 8回裏、まず森本選手がセンター前ヒットで塁に出ると、田中賢選手の送りバントで一死二塁。 ここで中日のピッチャーが2番手の小林投手に交代するも、直後に小笠原選手の太もも付近に死球をぶつけ、一死一二塁として即交代。 続いてマウンドには3番手の中里投手が上がると、その中里投手は次のセギノール選手を空振りの三振で一死とするも、続く稲葉選手がこの中里投手の初球のカーブを弾き返し、この打球がパックスクリーンの右に突き刺さる3ランHRとなって、ついに得点を6-1とし、ベンチもスタンドも大騒ぎのお祭り状態となった。 このあと走者がいなくなってからはSHINJO選手がライトフライでこの回の攻撃を終えるも、最終回を前にしてリードを5点とした。 9回表、5点の大量リードの最終回、日本ハムのマウンドには守護神MICHEAL投手が登板。 するとこの回は、T・ウッズ選手を空振り三振、森野選手をライトフライで二死とすると、最後はアレックス選手をキャッチャーファールフライで三者凡退として試合終了。 北海道初の日本シリーズ開催の初戦を見事に勝利で飾ることができた。 ヒーローインタビューに上がったのは小笠原選手。 小笠原選手は初回の逆転タイムリーを、「気持ちで打ちました」と答え、「今日以上の声援を明日、明後日お願いします」と続けてスタンドからの大歓声を浴びた。 またヒルマン監督も勝利監督インタビューで、「攻撃は1回に先頭の森本が出塁して一気に勢いづいた。(武田勝投手は)素晴らしかった。慌てず急がず、普段通りの投球をしてくれた。歴史の1ページに名を刻めて嬉しい」と試合を評価し、更に、「北海道以上のファンを探すことは難しい」と大きな声援を送ったファンを賞賛することも忘れなかった。 先発の武田勝投手は、5回0/3を投げ、70球、被安打8、与四球0、奪三振4で1失点の好投。 更に2番手の武田久投手は3試合連続の登板ながらも今日は2回2/3で30球を投げ、被安打1、奪三振1で無失点の好リリーフ。 そしてこれを岡島投手、MICHEAL投手が共にパーフェクトリリーフでつないだ。 打線は初回から効率的につながり、小笠原選手の逆転タイムリー、稲葉選手の犠牲フライなどで3点を挙げると、その後は朝倉投手に抑え込まれてしまうも、8回には稲葉選手が3番手の中里投手からダメ押しの3ランHRを放っての6得点。 チーム全体ではヒットが7本と、決して多い数ではなかったものの、少ないチャンスを確実に生かしての勝利となった。 逆に中日打線は9安打と日本ハムを上回るヒットを放ちながらも、3つのダブルプレーなどでことごとくチャンスを潰した。 これでついに2勝1敗と日本ハムがリードをとるかたちとなった。 明日の試合はレギュラーシーズン終盤に監督批判からペナルティーを受けた金村投手の先発が予想されるが、明日もファンの後押しを受け、チーム一丸で勝利をつかみ取って欲しい。 北海道日本ハム−中日(札幌ドーム) D 100 000 000 1 F 300 000 03× 6 勝 武田勝 1勝 敗 朝倉 1敗 本 稲葉1号(中里)
|
|
日本シリーズ第2戦。 |
|
日本シリーズがついに始まる。 日本ハムが44年ぶり、中日が52年ぶりの日本一を目指して戦うナゴヤドームでの大事な初戦。 先発のマウンドには日本ハムがダルビッシュ投手、中日が川上投手が上がる。 1回表、先頭の森本選手が空振り三振に倒れてしまうと、田中賢介選手がファーストへのセーフティーバントで出塁して盗塁を決め、さらに小笠原選手が四球で塁に出て一死一二塁といきなりチャンスを迎えるも、ここはセギノール選手が空振り三振、稲葉選手がサードゴロで続くことができなかった。 1回裏、ダルビッシュ投手の立ち上がりは、荒木選手をレフトフライ、井端選手をピッチャーゴロ、福留選手を見逃し三振で三者凡退と、まずは上々の立ち上がりとなった。 2回表、まずSHINJO選手が死球で出塁すると、これを鶴岡選手が送って一死二塁とするも、金子選手がセカンドフライ、ダルビッシュ投手が空振り三振で、ここも後続がなかった。 2回裏、先頭のT・ウッズ選手を簡単に四球で歩かせてしまうと、森野選手には左中間に二塁打を打たれて無死二三塁のピンチを迎え、次のアレックス選手は空振りの三振で一死としてから、続く井上選手を敬遠で満塁とし、ここは次の谷繁選手との勝負を選択した。 しかしこの場面、谷繁選手にはセンター前にヒットを運ばれてしまい、これが2点タイムリーとなって0-2とまずは中日が先制。 このあと更に、川上投手の送りバントに続いて荒木選手にも四球を与えてしまい、再び満塁のピンチを背負ってしまったが、ここは続く井端選手を何とかファーストゴロで打ち取ってこの回をやっと終わらせた。 3回表、この回は先頭の森本選手がライト前ヒットで出塁すると、これを田中賢選手が送って一死二塁とし、続く小笠原選手はこの打席も四球を選んで、初回に続いてまたも一死一二塁と得点のチャンス。 するとここでセギノール選手がライト前にタイムリーを放って1-2と反撃を開始すると、次の稲葉選手が四球で出塁して一死満塁とし、今度はここで続くSHINJO選手がレフトに犠牲フライを上げて2-2の同点とした。 この後なおも二死一二塁のチャンスで鶴岡選手がいい当たりを放つも、これはショート井端選手の真正面へのライナーとなってしまって三死。 しかしこの回は先制を許ししまった直後にすぐさま同点とし、試合を振り出しに戻すことに成功した。 3回裏、まず福留選手を空振りの三振としたものの、T・ウッズ選手にレフと前へのヒットで出塁されてしまうと、次の森野選手をボテボテのピッチャーゴロとするも、ここでダルビッシュ投手がボールを処理する際に一瞬二塁を見てしまった為に、結果的に一塁もセーフとなってしまい(記録はピッチャー内野安打)、一死一二塁のピンチ到来。 するとここから次のアレックス選手はピッチャーゴロで二死としたものの、それぞれの走者に進塁されてしまうと、続く井上選手にはレフト前にヒットを打たれてしまい、まず三塁から代走の英智選手に生還され、二塁走者の代走の奈良原選手はレフト森本選手の好返球から本塁でタッチアウトとしたものの、これで2-3と勝ち越しを許してしまった。 4回表、この回は金子選手が空振り三振、ダルビッシュ投手が見逃し三振、森本選手がショートゴロで三者凡退。 4回裏、まず谷繁選手は見逃し三振としたものの、川上投手を四球で歩かせてしまうと、荒木選手のピッチャーゴロを挟んで、今度は井端選手に四球をぶつけてしまい、二死ながらも走者一二塁の場面を迎えてしまったが、ここは続く福留選手をセンターフライで打ち取って、何とか無失点で切り抜けた。 5回表、田中賢選手が見逃しの三振で倒れてしまうと、小笠原選手がレフトフライ、セギノール選手が空振り三振で、これで2イニング連続の三者凡退となってしまった。 5回裏、ここはT・ウッズ選手を空振り三振、森野選手をセカンドゴロ、アレックス選手をピッチャーゴロで仕留め、初回以来2度目の三者凡退とした。 6回表、先頭の稲葉選手はセンターフライで倒れてしまうと、SHINJO選手が右中間に二塁打を放って一死二塁としたものの、ここは鶴岡選手がセカンドフライ、金子選手がレフトフライで続けず。 6回裏、この回のダルビッシユ投手は、井上選手をファーストゴロ、谷繁選手をファーストファールフライ、川上投手を空振り三振でまたも三者凡退とした。 7回表、この回はダルビッシュ投手からの攻撃となった為にまず代打で坪井選手が登場も簡単にショートゴロで倒れてしまうと、続く森本選手がショートゴロ、田中賢選手が見逃し三振と、この回の反撃もならなかった。 7回裏、この回からは日本ハムのマウンドに2番手で武田久投手が登板。 するとこの回は1番の荒木選手からの攻撃も、まず荒木選手をライトライナーで打ち取ると、井端選手、福留選手をいずれもセンターフライで打ち取って三者凡退と好リリーフを見せた。 8回表、小笠原選手が二遊間への当たりで気迫のヘッドスライディングを見せるも、これはショート井端選手が回りこんでののショートゴロとなってしまうと、セギノール選手がセカンドゴロで二死。 次の稲葉選手がレフト前にうまく流し打って出塁するも、続くSHINJO選手の三遊間への当たりをショート井端選手に好守でアウトとされてしまい、この回も得点を上げることはできなかった。 8回裏、続投の武田久投手は、先頭のT・ウッズ選手を四球で歩かせてしまい、次の森野選手の送りバントで一死二塁とされると、アレックス選手にはレフト前にタイムリーを打たれて2-4と追加点を奪われてここで降板。 続いてマウンドには3番手で岡島投手が上がると、直後に井上選手に四球を与えて一死一二塁としてしまったものの、このあとは谷繁選手の送りバントで二死ながらも走者を進められるも、この場面は代打の立浪選手を1球でレフトフライに打ち取り、何とか三死とした。 しかしこの回は中日に1点を追加され、最終回を前にリードを2点とされてしまった。 9回表、中日のマウンドには守護神の岩瀬投手が登板。 するとこの回は、まず代打のマシーアス選手がセカンドゴロで打ち取られてしまうと、金子選手がファーストゴロ、代打の田中幸雄選手がショートゴロで打ち取られ、まったく反撃ならないままに試合終了となったしまった。 先発のダルビッシュ投手は、6回を投げ、105球、被安打5、与四死球5、奪三振6で3失点の内容。 序盤は鶴岡選手とのバッテリー間でうまく配球を組み立てられずに、常に打者の後手後手にまわってしまうピッチングとなってしまった。 2回には先頭のT・ウッズ選手に与えてしまった不用意な四球から崩れ、敬遠での満塁策の直後に谷繁選手に2点タイムリーを浴びてしまった。 そして3回には一死一塁から森野選手のボテボテのピッチャーゴロを自らの判断ミスでセーフとしてしまい、井上選手のタイムリーを浴びた。 また、7回から2番手で登板の武田久投手は、7回は中日打線を三者凡退としたものの、8回に先頭のT・ウッズ選手を四球で歩かせてしまうと、森野選手の送りバントの直後に自らの牽制悪送球で走者を三塁に進め、そしてアレックス選手にタイムリーを浴びてしまった。 この2投手で9回で4点を喫したものの、中日打線が自らの力だけで挙げた得点と言えるのはない。 まさに日本ハムが自ら浮き足立ち、自らのミスで失点を重ねてしまったという展開だった。 中日の先発の川上投手は、8回を投げ、131球、被安打5、与四死球4、奪三振8で失点2の内容。 今日の川上投手は、決していい出来とは言えなく、コントロールを乱す場面もあったが、唯一のチャンスらしいチャンスであった3回裏にセギノール選手のタイムリーで1点差としてからの一死満塁、ここでSHINJO選手の犠牲フライで同点としたもののそこで打線が途切れてしまったことが後で考えると全てだった。 ヒルマン監督のコメント
非常に残念な試合だったが、だいぶゲームから離れていた中で、敵地スタートにしては良い戦いが出来ていたと思う。ダルビッシュは要所で制球を乱してのフォアボールが悔やまれる。ボールは素晴らしかっただけにね。武田久も課題は残ったが、久々の登板の割にはよくやれていた。ピックオフも、ミスにはなってしまったが、あの大切な場面でチャレンジできたことを評価したい。アグレッシブな姿勢でマウンドに上がれている証拠だね。切り替えて明日獲る。
中日−北海道日本ハム(ナゴヤドーム)F 002 000 000 2 D 021 000 01× 4 勝 川上 1勝 S 岩瀬 1S 敗 ダルビッシュ 1敗 |
全1ページ
[1]




