|
2007.12.26 大学・社会人ドラフト1巡目の多田野数人投手が正式契約を交わし、入団会見を行った。 この日は会見に先立って、札幌市内で、札幌ドーム、室内練習場なども視察。 初めて訪れるという札幌の第1印象を聞かれ、「寒い。でも広々としていて、すがすがしい」と答えた。 正式契約を交わした後に会見では、「正直、この5年間アメリカでプレーしていましたから、日本の野球のレベルというのがいまいちわかっていないところもあります。ただ、そこで自分の投球スタイルを変えたりというのはするつもりはありませんし、とにかく自分の力を信じて日本の選手に投げていきたいなと、各球団の主軸は絶対に抑えたいと思います。チームの優勝に貢献できるような、選手になりたいと思っています」と淡々と意欲を語った。 また、今季まで金村投手がつけていた「16」のユニフォームを手に、「それ(金村投手)以上の成績を収めてやろう、と思っている」と誓ったが、ダルビッシュ投手の話題に話が及ぶと、「凄い真っすぐを投げる。スピードで勝てるとは思わないので対抗心を出さないようにしたい。そうしないと壊れてしまう」と、マイペースを強調した。 同席した山田正雄GMも、「落ちる球がいい。実力派。ちゃんとやってくれればV争いできるでしょう」と期待を込めた。
|
2007 ドラフト関連情報
[ リスト | 詳細 ]
|
2007.12.20 大学・社会人ドラフト1巡目で指名の多田野数人投手(前3Aサクラメント)と、東京都内のホテルで交渉を行い、入団が合意に達した。 契約金は6000万円、年俸は3000万円(金額はいずれも推定)、背番号は「16」。 入団を決めた理由として、「ファンサービスを始めてす野球への取り組みが自分とあっていること」と語りつつも、目標を聞かれると、「日本のプロ野球が分からないので」と答えた多田野投手。 これに対して山田正雄GMが、「キャリアを重視し、年俸を厚くした。球も速いし、低めに決まる変化球、打者に向かっていく闘志が素晴らしい。うちは先発が足りない。先発、中継ぎでも戦力となり、7勝以上はしてほしい」と元メジャーリーガーに向けて期待を口にすると、多田野投手は、「重たい背番号に見合った成績を残したい。落とせない試合だとか、そういうシーズン中には色々大事な試合というのがありますから、そういう時に期待に応えられるような投球ができればいいなと思っています。自分の力を発揮することができれば、7勝というのは間違いなく出来ると思っています。来年へ向け、わくわくした気持ちです」とコメントした。 また、「アメリカで5年間、シーズンを通してやってきたので、ペース配分などは分かっているつもり。自分のスタイルは変えずにより成長した投球ができる選手になりたい。新人王は考えず、1年目の選手の中で一番良い成績を残したい」と力強い意気込みも語った。 また、球団サイドは多田野投手のキャリアを配慮し、来年1月の新人合同自主トレについては自由参加を視野に入れていたが、多田野投手が強い参加意思を見せた為、それに応える形で、都内の自宅から通うことを許可する入寮免除の異例のケースも認めた。 多田野投手はこの後、今月25日に札幌市内の球団事務所で正式契約を交わし、入団会見が行われることとなっている。 新人選手の入団時の契約金、年俸に関し、契約金は12球団の申し合わせで1億円プラス出来高5000万円が上限に決められており、年俸に関しても1500万円が通例となっていた。 しかしこの年俸に関しては特に決められたものではない為、コミッショナー事務局も、「特別な取り決めは何もない」との見解を示しており、今回の多田野投手に対してはこれを上回る金額が提示された。 なお、これで日本ハムが今回のドラフトで指名した9選手全員の入団が決定となった。
|
|
2007.12.10 札幌市内のホテルで、新入団選手の入団発表が行われた。 まず檀上に梨田昌孝監督、藤井純一球団社長が座り、そこに中田翔選手を先頭に選手が名前を呼ばれて入場。 会見の最初に、藤井球団社長の挨拶に続き、梨田監督が挨拶をした。 梨田監督のの挨拶
今日はたくさんの方に来ていただきまして、本当にありがとうございます。この北海道へ、ご両親、そして関係者の方達、ありがとうございます。 近いうちにと言いますか、私が監督とすれば即戦力として、来シーズンのうちに1人でも多くの方に1軍に上がってきていただいて、お披露目していただいたらと思うんですけども。ただ8人後ろにおりますけども、全ての選手が来年いっぺんにとなると、今いる選手も非常に困りますんで、少し熟成させて、しばらく経ってから上がってきてくれる選手もいていいと思います。本当にこの体つきを見ながら、本当に頼もしい選手が入ってくれたなと。あるいは体は小さいけども脚力があって、また違った意味で戦力になってくれると。非常に頼もしく思っております。この北海道という大きなところで、大暴れしてくれるんじゃないかという風に期待しております。みなさんも温かい声援をこの8人に送っていただければという風に思います。あとは選手達にはプロ野球に入るという夢を持つだけで入った、そして夢を達成したから終わりというのではなくて、ぜひみんなと一緒に日本一を味わう、リーグ優勝を味わうとそういうことを思いながらまだまだ満足せずもっと上を攻めて、一緒に戦っていきたいと思います。ぜひこの選手達にご声援をよろしくお願いします。ありがとうございます。 続いて、山田正雄GMからの選手紹介が行われた。 ここでは中田選手が段取りを間違い、自分の名前が呼ばれた途端に1歩前に出て、自己紹介を始めてしまうというハプニングもあった。 山田GMから選手紹介
中田翔選手 中田君は甲子園大会に3回出場し、4本のホームランを放ち、高校通算87本の本塁打新記録を樹立しました高校球界ナンバーワンのスラッガーでございます。どうか1日も早くプロの水に慣れて、北海道日本ハムファイターズのレギュラーはもとより、球界を代表するバッターになっていただきたいと思います。 津田大樹投手 津田君は残念ながら甲子園大会には出場できませんでしたけれども、キレのあるストレートと、横に鋭く曲がりますスライダーを武器に、公式戦18試合、94イニング146個の三振を奪うという本格派右腕投手でございます。どうか2、3年後と言わずに、来年の後半には1軍に上がって活躍をしてもらいたいと思います。 大平成一選手 大平君は左右に打ち分けるバッティングに非凡なところがございますけれども、何より通学往復34キロの道のりを毎日自転車で通ったという頑張り屋でございます。そしてまた、野球に取り組む姿勢、集中力、これがまた期待のできるところでございます。どうか2、3年野球に没頭していただいて、近い将来クリーンナップが打てるような選手に成長してもらいたいと思います。 松山傑投手 松山君は球の非常に出どころの見にくい投球フォームから、常時140キロを超えるスピードボールと、多彩な変化球を低めに決められる右腕投手でございます。また、聞くところによりますと、へその緒が首に絡み、生死をさまよいながら誕生したという大変強運の持ち主でございます。どうかプロの世界でもその強運を大いに生かしてもらいたいと思います。 豊島明好投手 豊島君はあまり体は大きくありませんけれども、頭脳的なピッチングと、マウンド度胸が身上の左腕投手でございます。先日鎌ヶ谷で行われました入団テストにおいて、2軍の福良監督をはじめコーチの皆さんから、ぜひ自分達の手で育ててみたいとそういう強い要望がございまして、そして獲得したピッチャーでございます。どうか首脳陣の期待を裏切らないように、貴重な左腕投手になっていただきたいと思います。 浅沼寿紀投手 浅沼君は肘の使いの非常に柔らかい投球フォームから、球筋の良い伸びのあるストレートと、大きく縦に曲がりますカーブが特徴の左腕投手でございます。小さい頃から利用信の田上を手伝い、将来の夢はプロ野球選手になって両親にトラクターをプレゼントするという、最近ではあまり聞かなくなりました親孝行息子でございます。どうか今年北海道から3人ドラフトにかかりましたけれども、その選手達に負けないでほしいと思います。 宮西尚生投手 宮西君は切れ味の鋭いストレートとカーブ、フォーク、チェンジアップを武器に、関西大学リーグにおいて48回1/3連続無失点記録を達成し、防御率第1位を2回獲得し、全日本のメンバーに4回選出されました関西大学を代表する選手でございます。また偶然にも、梨田監督の御子息と同じ大学でバッテリーを組んでおりました。どうか梨田監督の御子息の為にも胴上げができるように大活躍をしていただきたいと思います。 村田和哉選手 村田君は身長165センチ、現在のプロ野球界では一番の小柄だと思いますけども、50m5秒7の抜群の脚力と、強肩を生かした近い将来にどうか1番バッターになれるように頑張っていただきたいと思います。そしてプロ野球で大活躍をして、体の小さい選手に夢と希望を与えるような選手になってくれることを大いに期待しています。 続いて選手自身による自己紹介が行われた。 ここでは松山投手が自分の背番号を間違い、アナウンスで指摘されて大爆笑を誘う場面があった。 各選手の自己紹介
中田翔選手 大阪桐蔭、中田翔、背番号6番です。 1年目からホントに全力で頑張って、新人王を獲りたいと思ってます。よろしくお願いします。 津田大樹投手 倉敷高校、津田大樹、背番号48番です。 1日も早く1軍に上がって、札幌ドームで投げたいと思ってます。応援の方よろしくお願いします。 大平成一選手 波佐見高校、大平成一、背番号54番です。 1日でも早くブロの世界に慣れて、早く1軍に上がって、皆さんの前でプレーしたいと持っています。よろしくお願いします。 松山傑投手 横浜商大高校、松山傑です。背番号54です。あ、57です。 1日でも早く北海道のファンの方々に背番号を覚えられるよう、精一杯頑張るのでよろしくお願いします。 豊島明好投手 北陸大谷高校、豊島明好、背番号67です。 体は小さいですが、早く1軍に上がって、ファンの皆様を喜ばせれるようなピッチャーになりたいです。よろしくお願いします。 浅沼寿紀投手 旭川南高校出身、浅沼寿紀です。背番号68番です。 道産子魂で頑張ります。よろしくお願いします。 宮西尚生投手 関西学院大学、宮西尚生、背番号25です。 開幕から1軍で投げれるよう頑張ります。よろしくお願いします。 村田和哉選手 中央大学、村田和哉、背番号51です。 体は小さいですが、気持ちは大きく、スピードを生かして頑張ります。よろしくお願いします。 これに続いては選手に対してのインタビューが行われ、各選手が抱負を語った。 中田翔選手
本当にユニフォームはかっこよく思っています。そして背番号は田中幸雄さんが付けていた背番号ということでプレッシャーはあるんですが、ファンの方々にも田中幸雄さんにも失礼のないように、それなりのプレーをしていきたいと思ってます。 梨田監督はやさしそうで少し安心した。自分からどんどん質問して、技術面などたくさんのことを教えてもらいたい。 自分自身、スウィングスピードには自信を持っているので、今以上力を上げていって、認められるようになりたいと思ってます。 大きいのにこだわってやっていきたい。1打席目は大きい当たりを打てるように頑張っていきたい。数字とか細かいところは考えていない。少しでも偉大な先輩方に近づけるように頑張りたい。 対戦したい選手というのはいないですけど、1度ダルビッシュさんの打席には立ってみたいなという風に思ってます。 津田大樹投手 48番を自分色に染めたい。奪三振王のタイトルをとりたい。 大平成一選手 長打力を生かして、ホームランの打てる選手になりたいと思います。プロ初打席は三振かホームランかっていうくらい、フルスイングでぶつかっていきたい。 浅沼寿紀投手 今まではファイターズを応援する側だったけど、これからは応援される側になる。体が柔らかいので、それを生かして息の長い選手になりたいと思います。 宮西尚生投手 すぐに力んでしまうタイプなので、様子を見ていきたいと思います。梨田とは全然似てなくて、お父さんの方がかっこいいと思いました。 村田和哉投手 対戦したい選手というより、塁に出て巨人の阿部選手から盗塁をしたいと思います。背番号と同じくらいの盗塁数を決めたい。僕と同じで体に恵まれない選手に夢と希望を与えたい。 (抜粋) インタビュー終了後は監督や家族などとの記念撮影も行われ、終始和やかムードの中、新入団選手にとっては一生の思い出となる会見が終わった。
|
|
2007.12.05 大学・社会人ドラフト3巡目で指名の宮西尚生投手(関西学院大)と、大阪市内のホテルで契約交渉を行ない、仮契約を交わした。 契約金は7000万円。年俸は1000万円(金額はいずれも推定)。 宮西投手のコメント
プロの世界に入ることを実感した。いいデビューをして10年、20年と投げられる投手を目指したい。出だしからチャンスがあるから、それを目標に頑張りたい。
山田正雄GMのコメント
中継ぎなどでチャンスをつかみ、先発として投げてほしい。
|
|
2007.11.27 大学・社会人ドラフト1巡目で指名の多田野数人投手に対し、東京都内のホテルで指名挨拶が行われた。 この日は球団側からは山田正雄GM、島田利正チーム統括本部長が出向いたものの、具体的な条件の提示はなく、多田野投手側からも近況の報告にとどまった。 この席で多田野投手は、「今日は挨拶をしただけ。まだ時間がありますから、これからゆっくり考えていきたい」と慎重な姿勢を示しつつも、「高い評価をいただいて嬉しい。指名していただいてから練習に対する気持ちもすごく高くなりましたし、練習にもすごい力が入るようになりました。自分の気持ちの中では前向きに考えている。お互いがすっきりした気持ちで入団できればいい」と語った。 これに対して山田GMは、「(入団の)意思は伝わってきた」としながらも「金銭が絡みますからその辺でしょう。アメリカ的な感覚だからね。今までの経験が通用しないかもしれない。越年? それは困るけど、かもしれないね」とコメントした。 多田野投手は12月にはアメリカに渡って自主トレーニングを行うことも予定しており、山田GMは、「入団発表に間に合わせたいが、スケジュールを尊重しながら交渉に当たりたい」と、12月10日に札幌市内で行われる新人選手の入団発表には間に合わない可能性も示唆した。
|




