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月が変わってツキが変わるか。 1勝3敗ともう後がなくなった状況で変えた日本シリーズ第5戦。 今日の先発は、日本ハムが中4日でダルビッシュ投手。中日は山井投手。 【1回表】 まず初回の攻撃は、森本選手がショートゴロ、田中賢選手が空振り三振、稲葉選手がセカンドゴロで三者凡退。 【1回裏】 ダルビッシュ投手の立ち上がりは、まず荒木選手を初球からライトフライで打ち取ると、井端選手、森野選手は連続で空振り三振とし、まずはこちらも三者凡退での立ち上がりとなった。 【2回表】 セギノール選手が空振り三振、工藤選手がサードゴロ、稲田選手が空振り三振で2イニング連続の三者凡退。 【2回裏】 先頭のT・ウッズ選手に三遊間をレフト前にヒットを打たれてしまうと、次の中村紀洋選手には右中間に二塁打を打たれてしまい、これで無死二三塁と、いきなりの大ピンチ。 するとここから次の李選手は空振りの三振で一死としたものの、続く平田選手にはライトに犠牲フライを上げられ、これで0−1と中日が先制。 この後なおも二死三塁からは谷繁選手を見逃し三振で三死としたものの、この回は平田選手の犠牲フライで早くも中日に先制点を奪われてしまった。 【3回表】 金子誠選手がセカンドゴロ、鶴岡選手がライトフライ、稲葉選手がピッチャーゴロで、3イニング連続の三者凡退。 【3回裏】 ここは山井投手をセカンドゴロ、荒木選手をサードゴロで二死とすると、ここから次の井端選手にはレフト線に二塁打を打たれてしまうも、続く森野選手を空振り三振で三死とした。 【4回表】 森本選手がセカンドゴロ、田中賢選手がサードファールフライ、稲葉選手がショートゴロで、4イニング連続の三者凡退。 【4回裏】 先頭のT・ウッズ選手にセンター前にヒットを打たれてしまうも、次の中村紀選手をショートゴロで6-4-3のダブルプレーとすると、続く李選手はファーストゴロで、結局この回の攻撃は3人で切って取った。 【5回表】 セギノール選手がショートゴロ、工藤選手がファーストゴロ、稲田選手がショートフライで、5イニング連続の三者凡退。 【5回裏】 この回は平田選手、谷繁選手を連続で空振りの三振とすると、ここから続く山井投手を四球で歩かせてしまうも、続く荒木選手も空振り三振で三死とした。 【6回表】 金子誠選手が空振り三振、鶴岡選手がファーストゴロ、ダルビッシュ投手が見逃し三振で、6イニング連続の三者凡退。 【6回裏】 まず先頭の井端選手をセカンドゴロで打ち取ると、次の森野選手は四球で歩かせてしまうも、T・ウッズ選手を空振り三振で二死一塁。 するとここから次の中村紀選手の放った打球がダルビッシュ投手の背中を直撃するも、ここはダルビッシュ投手が落ち着いてボールを処理し、ピッチャーゴロでこの回を終わらせた。 【7回表】 森本選手がショートゴロ、田中賢選手がレフトフライ、稲葉選手がレフトフライで、7イニング連続の三者凡退。 【7回裏】 李選手、平田選手を共に空振り三振で二死とすると、次の谷繁選手にはレフト前にヒットを打たれてしまうも、山井選手をライトフライで三死とした。 【8回表】 セギノール選手がショートゴロ、工藤選手が空振り三振、代打の坪井選手がセンターフライで、8イニング連続の三者凡退。 【8回裏】 7回まで好投のダルビッシュ投手に代わって2番手で武田久投手がマウンドに上がったこの回は、荒木選手をピッチャーゴロ、井端選手をライトフライ、森野選手をセカンドゴロで三者凡退とし、これで味方の最後の反撃に全てを託すこととなった。 【9回表】 ここまで山井投手の前に24人連続で打ち取られ、完全試合ペースで来た試合だったが、ここで落合監督はその山井投手に代えてマウンドに岩瀬投手を送ってきた。 しかしこの回は、まず先頭の金子誠選手が空振り三振で倒れてしまうと、代打の高橋選手もレフトフライで倒れ、最後は小谷野選手がセカンドゴロで打ち取られて、結局最後まで1人の走者を出せないままに試合終了となってしまった。 今年の日本シリーズは4勝1敗で中日の53年ぶりの日本一という結果で終わった。 しかも最後は山井投手、岩瀬投手の完全試合リレーという球史に残る試合だった。 日本ハムは先発のダルビッシュ投手が中4日で7回を投げ、109球、被安打5、与四球2、奪三振11、失点1と素晴らしいピッチングを見せ、更に2番手の武田久投も1イニングを三者凡退と最後まで打線の援護を信じてマウンドに上がり続けたが、今日の打線は最後まで快音を響かせることはなかった。 ヒルマン監督のコメント
ドラゴンズ投手陣に翻弄されたシリーズだった。好機をつくれず援護をしてあげられなかったが、ダルビッシュは本当に良く投げてくれた。敢闘賞を受賞し少しは報われたと思う。シーズン前の予想を覆し、選手達は本当に今日まで良く戦ってくれた。力を出し切った1年だからこそ、我々は胸を張ってホーム北海道に戻ります。優勝した中日ドラゴンズを心から祝福し、来るアジアシリーズでも頑張って、是非No1の栄冠に輝くことを願います。投打共に実力が発揮出来ず、敗れはしたものの、指揮官としてこのような素晴らしい選手、フロント、スタッフに恵まれた5年間は私の人生の誇りでもあります。そしてまた世界一素晴らしいファイターズファンの皆さんの応援は、私を含め選手の背中を力強く押してくれ、たくさんの勇気を頂いたことに感謝します。チームは監督が全てではなく、監督もまたチームの一員であり、オーナー始め球団・スタッフ・ファンの皆さん全てが協力しあい、支えあって成り立つものだと思います。今シーズンの公式戦は終了しましたが、チームは継続して前進していかねばなりません。素晴らしい5年間を過ごさせてくれた多くの皆さんに心から感謝します。ありがとうございました。
金子誠選手のコメント
今度はパ・リーグ3連覇というものに向かってスタートしなければいけないし、このシリーズの色んなことを反省しながら、さらにレベルアップしていかなければならない。
稲葉選手のコメント
しっかり目に焼き付けておこうと。こういう悔しさも大事なんで、それを来年のバネにしてやっていきたいなとベンチで見ていました。
ダルビッシュ投手のコメントこの悔しさというものは絶対みんな持ち続けるともうので、今日で日本シリーズは終わったが、明日から来年は始まっていると思うので、切り替えてやっていきたい。
北海道のファンの方も、ずっと待っていると思いますし、札幌ドームで。だからその為にも何とか札幌ドームに帰りたいなという思いはあった。
森本選手のコメント先に点を与えてしまって、相手ピッチャーの勢いをつけてしまったかなと。 自分の中でも体力的にきついところがあって、降板してからも1球も投げられないというような状態だったので。全力は尽くしたが負けたのは自分の責任だと思っている。
勝ち負けなので、非常に悔しい気持ちと、後は札幌に帰りたかったなと。全てまだまだ未熟だってことだし、野球選手である以上はやっぱりこういう経験を生かして、また同じ舞台に立ちたい。
小谷野選手のコメント本当に札幌のファンの前でプレーできないのが悔しい。それだけです。でも、胸張って帰ります。
悔しさもそうですし、シーズンで感じたものを、経験できたことを明日からに生かしていきたい。
田中幸選手のコメント
札幌でもう1度試合をしたい気持ちはあったけど、でもいい野球人生でした。22年間やってきて、去年と今年、優勝ができてよかった。
これで2003年以来、5年間日本ハムの指揮を執ってきたヒルマン監督の日本ハムの監督としてのキャリアにもヒリオドが打たれた。中日−北海道日本ハム (ナゴヤドーム)
F 000 000 000 0 D 010 000 00× 1 勝 山井 1勝 S 岩瀬 2S 敗 ダルビッシュ 1勝1敗 【F】 ダルビッシュ、武田久 − 鶴岡 【D】 山井、岩瀬 − 谷繁 また、すでに引退を表明している田中幸雄選手も1986年からの22年間に及ぶ現役生活を終えることとなった。 去年はチームとして44年ぶりの日本一。 今年も2年連続でパ・リーグを制し、日本シリーズに進出したが、一歩及ばず、ここで今年のシーズンは終了となってしまった。 今季のレギュラーシーズン144試合での79勝60敗5分。クライマックスシリーズでの3勝2敗。そしてこの日本シリーズでの1勝4敗。 この全てにファンとしても色々な気持ちがこもったし、色々な思い出が残った。 ヒルマン監督、そして選手、チームスタッフの方、球団スタッフの方・・・。あげていけば切りがないが、この2007年シーズンに関わってきた全ての方に感謝したいと思います。 そして思いを1つに、今年も1年間、チームを応援し続けたファンの方1人1人にも拍手を送りたいと思います。 来年は今年成し得なかった日本一を再び目指し、これを奪還する為にみんなで頑張りましょう。 今年も1年間、本当にお疲れ様でした。そして今年も沢山の感動をありがとうございました。
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2007 日本シリーズ
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日本ハムの1勝2敗で迎えた第4戦。 今日の先発は、日本ハムが吉川投手。中日が小笠原投手。 【1回表】 まず初回の攻撃は、先頭の森本選手がショートにゴロを打ってしまうも、これが井端選手の悪送球を誘ってエラーでの出塁を果たすと、次の田中賢選手が送って一死二塁。 しかしこの場面、稲葉選手はいい当たりながらもショート正面へのライナーで二死となってしまうと、続くセギノール選手は敬遠気味の四球で塁に出るも、小谷野選手が見逃し三振で倒れ、まずは初回のチャンスを生かすことはできなかった。 【1回裏】 吉川投手の立ち上がりは、先頭の荒木選手のサードへの高いバウンドの打球が内野安打となってしまうと、次の井端選手には初球から死球を当ててしまい、これで無死一二塁。 するとここから森野選手の送りバントで一死二三塁とされてしまうと、続くT・ウッズ選手のサードへのゴロは小谷野選手が落球してしまい、この間に三塁から荒木選手が生還して0−1。 そして更にここで次の中村紀洋選手をストレートの四球で歩かせて一死満塁としてしまうと、続く李選手はセカンドゴロとするも、アウトが二塁フォースアウトのみとなってしまい、この間に井端選手が生還して0−2。 この後なおも二死一三塁からは平田選手を空振り三振で三死としたものの、この試合は初回から守備の乱れもあって早々に2点の先制点を奪われてしまった。 【2回表】 工藤選手がショートゴロで倒れてしまうと、次の金子誠選手はレフト前にヒットを放って出塁も、鶴岡選手がセンターフライ、吉川投手が空振り三振で続けず。 【2回裏】 ここは谷繁選手をピッチャーゴロ、小笠原投手を空振り三振で二死とすると、ここから次の荒木選手にはセンター前にヒットを打たれ、更に盗塁も決められて二死二塁とされてしまうも、続く井端選手をサードゴロで三死とした。 【3回表】 この回は森本選手がライトフライ、田中賢選手がセカンドゴロで早々に二死となってしまうも、ここからまず稲葉選手がセンターオーバーでフェンス直撃の二塁打を放って出塁すると、次のセギノール選手はこの打席も敬遠気味の四球で歩いて二死一二塁。 するとこの場面、続く小谷野選手はライトフェンス際に大きな当たりを放つも、これは李選手の好守で抑えられてしまい、このチャンスも得点につなげることはできなかった。 【3回裏】 森野選手をセカンドゴロ、T・ウッズ選手を見逃し三振、中村紀選手をファーストゴロで三者凡退。 【4回表】 この回は先頭の工藤選手がサード中村紀選手のグラブを強襲する内野安打で出塁すると、続く金子誠選手は右中間を深々と破る二塁打を放ち、この間に工藤選手が一塁から長駆生還して1−2と反撃開始。 この後はなおも無死二塁と今度は一打同点のチャンスだったが、まず次の鶴岡選手が空振り三振で倒れてしまうと、吉川投手のショートゴロの間に金子誠選手が三塁に進むも、ここは続く森本選手も空振り三振に倒れてしまい、この回は金子誠選手のタイムリーで1点を挙げたものの、一気に同点に追いつくことはできなかった。 【4回裏】 ここは李選手、平田選手を連続で空振りの三振とすると、谷繁選手はレフトフライで2イニング続けての三者凡退。 【5回表】 田中賢選手、稲葉選手が共に空振り三振で二死となってしまうも、ここからまずセギノール選手が左中間に二塁打を放って塁に出ると、小谷野選手はストレートの四球を選んで二死一二塁とし、更に次の工藤選手はショートへのボテボテのゴロを内野安打として二死満塁。 するとこの場面、中日のピッチャーが2番手の鈴木投手に交代するも、続く金子誠選手に対してストライクが入らず、結局ここはストレートの四球での押し出しとなり、これで2−2の同点。 この後なおも二死満塁からは鶴岡選手がライトフライで三死となってしまうも、この回は二死からの攻撃で1点を挙げ、2−2と試合を振り出しに戻した。 【5回裏】 何とか同点としてもらった直後の吉川投手だったが、この回は先頭の藤井選手を四球で歩かせてしまうと、荒木選手には送りバントを決められ、更に次の井端選手に対しても粘られた末に四球で歩かせてしまい、これで一死一二塁。 するとここから森野選手にライト前ヒットで一死満塁とされてしまうと、この場面で続くT・ウッズ選手の打席では痛恨の暴投を犯し、この科間に三塁から藤井選手に生還され、これで2−3と再び中日に勝ち越しを許してしまった。 この後なおも一死二三塁からはT・ウッズ選手をセカンドゴロで本塁フォースアウトとすると、中村紀選手もセカンドフライと打ち取ってこの回を終わらせた。 しかしこの回は2つの四球とバッテリーエラーなどで1点を失ってしまった。 【6回表】 ここは吉川投手が空振り三振、森本選手がピッチャーゴロ、田中賢選手が空振り三振で三者凡退。 【6回裏】 この回の吉川投手は、まず先頭の李選手をライトフライで打ち取ると、代打の新井選手はストレートの四球で歩かせてしまうも、谷繁選手をライトフライで二死一塁。 しかしここから続く藤井選手に対してもストレートの四球を与えて二死一二塁としてしまいこれで降板。マウンドを2番手の押本投手に譲った。 するとこの二死一二塁の場面は荒木選手が打ち上げたファールフライをライト稲葉選手がフェンスにぶつかりながらも見事にキャッチし、これでこの回を無失点のまま終わらせた。 【7回表】 中日のピッチャーが3番手の平井投手に交代したこの回は、先頭の稲葉選手がショートゴロで倒れてしまうと、セギノール選手はストレートの四球を選んで塁に出るも、小谷野選手はカウント1-3からセカンドフライで倒れて二死一塁。 しかしここから続く工藤選手が四球で続いて二死ながらも一二塁チーとチャンスを広げると、ここで日本ハムベンチは二塁走者のセギノール選手に代えて代走に飯山選手を送り、一打同点を画策するも、ここは次の金子誠選手がセカンドゴロで打ち取られてしまい、このチャンスを得点につなげることはできずに終わってしまった。 【7回裏】 1点のビハインドながらも満をじしてマウンドに武田久投手を送ったこの回だったが、その武田久投手はまず先頭の井端選手をフルカウントから四球で歩かせてしまうと、次の森野選手には痛烈な当たりをライト線に運ばれ、これが二塁打となって無死二三塁といきなりの大ピンチ。 するとここからまず次のT・ウッズ選手は空振りの三振で一死としたものの、続く中村紀選手には粘られた9球目をセンター前に運ばれ、この当たりで三塁から井端選手が生還。 このプレーで二塁から生還を狙った森野選手はセンター森本選手からの返球でタッチアウトとしたものの、これで2−4と痛恨の追加点を奪われてまった。 この後なおも二死一塁からは李選手を空振り三振で三死としたものの、この回は武田久投手がピリッとせず、痛恨の1失点で2−4とリードを広げられてしまっちた。 【8回表】 この回は中日4番手の岡本投手に対し、代打の坪井選手が初球をセンター前に弾き返して塁に出るも、ここは続く代打の紺田選手が空振り三振で倒れてしまうと、次の森本選手はサードゴロで5-4-3のダブルプレーに倒れてしまった。 【8回裏】 武田久投手が続投ながらもキャッチャーが中嶋選手に交代。 するとここは代打の井上選手をレフトフライ、谷繁選手をライトフライ、藤井選手をピッチャーゴロで三者凡退とした。 【9回表】 2点を追っての最終回は中日のマウンドには守護神の岩瀬投手が登板。 するとこの回は、田中賢選手が見逃し三振で一死となってしまうと、稲葉選手は空振り三振、最後は代打の高橋選手がショートゴロと全く反撃ならないままに試合終了となってしまった。 一度は同点に追いつくも、ついに3連敗で中日に王手をかけられてしまった。 先発の吉川投手は立ち上がりから守備の乱れもあっていきなりの2失点。 5回2/3を投げ、94球、被安打3、与四死球6、奪三振5、失点3(自責点2)と、全体的には2試合続けてあれだけの爆発を見せた中日打線をよく抑えものの、要所要所での四球が自らのピッチングを苦しくしてしまい、特に同点にしてもらった直後の5回裏の先頭の藤井選手に対する四球が痛かった。 また、3番手でこのシリーズ初登板となった武田久投手も、登板直後に四球で走者を出してしまうと、この走者を返してしまい、これで痛恨の追加点を献上してしまった。 打撃陣は、初回の二死二塁、そして3回の二死一二塁のチャンスなどを共に生かせずに試合が進む中、4回には金子誠選手のタイムリー、そして5回には押し出しで同点に追いついた。 しかし全体的には7安打と中日の5安打を上回るヒットを放ち、更に6四球で走者も塁に出しながらも、ここというところでのあと1本が続かず、チャンスを生かしきることができない場面が続いてしまった。 また、3番の稲葉選手にはシリーズ13打席目でついに初ヒットが出るなど、打線としての勢いは確実に増してきているものの、これをうまく点から線にすることができなかった。 これでついに1勝3敗と、日本一に向けてもう後がなくなってしまった。 しかし、ここから意地を見せて3連勝の逆転日本一を! ファンは最後まで信じています。 「Dream goes on!」 吉川投手のコメント
調子は悪くなかったが、初回の死球でチームのリズムを崩してしまった。また同点にしてもらったその直後の先頭打者への四球もせっかく流れがこちらに傾きかけていただけにチームの皆さんには申し訳ない。
ヒルマン監督のコメント
接戦に持ち込んだ故に、今日は勝たなければいけない試合だった。2、3戦で17失点を喫したあとの4戦目だったが、吉川は本当に良く投げたと思う。但し今日の失点の多くは四死球絡みであり、抑えなければならない先頭打者への四球など、肝心な場面での制球の乱れが勝敗を分けたと思う。小笠原はあまり制球が定まってはいなかったが、ここ一番で本来の投球をし、我々も打ち崩せなかった。相手はこの3試合で勢いづき、決して状況は生易しいものではないが、これまでシーズンを勝ち抜き、この日本シリーズに出場しているファイターズの選手を私は信頼している。明日は敵地での最後の試合となるが、1勝すれば本拠地札幌ドームに戻れる。早い回に点を取り、試合の主導権を握ることが絶対必要であり、多くのファイターズファンに囲まれた本拠地で是が非でも試合をしたい。
中日−北海道日本ハム (ナゴヤドーム)
F 000 110 000 2 D 200 010 10× 4 勝 鈴木 1勝 S 岩瀬 1S 敗 吉川 1敗 【F】 吉川、押本、武田久 − 鶴岡、中嶋 【D】 小笠原、鈴木、平井、岡本、岩瀬 − 谷繁 |
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互いに1勝1敗の五分で、決戦の場をナゴヤドームに移しての第3戦。 今日の先発は、日本ハムが武田勝投手、中日が朝倉投手。 【1回表】 まず初回の攻撃は、森本選手が初球を打ってのショートゴロで倒れてしまうと、次の田中賢選手はピッチャー強襲の内野安打で出塁も、稲葉選手がセカンドゴロで4-6-3のダブルプレー。 【1回裏】 武田勝投手の立ち上がりは、まず先頭の荒木選手に初球から死球を当ててしまうと、すぐに盗塁も決められて無死二塁。 ここで次の井端選手はライトフライで一死としたものの、ここからまず森野選手を四球で歩かせて一死一二塁としてしまうと、T・ウッズ選手にはセンター前にタイムリーを打たれ、早くも0−1と中日が先制。 するとなおも一死一三塁から続く中村紀洋選手には右中間にタイムリー二塁打を打たれて0−2とされると、更に次の李選手には右中間に2点タイムリー二塁打を打たれ、これで0−4とされてしまったところで早くも降板。 続いてマウンドには2番手でスウィーニー投手が上がったものの、中日打線の流れを止めることができず、まず次の平田選手にレフト前にヒットを打たれ取ると、谷繁選手にはセンター前にタイムリーを打たれて0−5。 この後、朝倉投手に送りバントを決められて二死二三塁とされると、打順が2順目に入って荒木選手にレフト前にタイムリーを打たれて0−6。 そして更に井端選手のライト前タイムリーで0−7とされると、ここでスウィーニー投手も降板。 この後、代わった3番手の建山投手が続く森野選手をレフトフライで打ち取ってやっとこの回を終わらせたものの、この回は日本シリーズ新記録となる7打数連続安打を含む猛攻で、いきなり7点の大量失点。 試合時間もここまでで早くも50分を要する結果となってしまった。 【2回表】 この回は先頭のセギノール選手がライト線に二塁打を放って出塁すると、次の工藤選手が左中間を破る二塁打を放ち、これがタイムリーとなって1−7。 更にこの後、次の高橋選手のショートゴロの間に工藤選手が三塁に進塁すると、続く稲田選手のショートゴロの間に本塁に突入するも、これは微妙な判定ながらもタッチアウト。 この後なおも二死一塁からは、金子誠選手がライト前にヒットを放って二死ながらも一二塁としたが、ここは建山投手が見逃し三振で三死となってしまった。 【2回裏】 ここは続投の建山投手が、まず先頭のT・ウッズ選手を四球で歩かせてしまうと、中村紀選手にはレフト線に二塁打を打たれて無死二三塁。 するとここから次の李選手は浅いレフトフライで一死としたが、続く平田選手に対しては日本ハムベンチは敬遠を選択し、これで場面は一死満塁。 しかしこの場面、続く谷繁選手にはレフトオーバーの2点タイムリー二塁打を打たれてしまい、結果的には満塁策は失敗に終わって1−9。 なおも一死二三塁のここからは、朝倉投手を空振り三振、荒木選手をライトフライで三死としたものの、この回は更に2点を失い、1−9と得点差を8点へと広げられてしまった。 【3回表】 先頭の森本選手がサードへの内野安打で塁に出るも、ここは田中賢選手がライトフライ、稲葉選手がセンターフライ、セギノール選手が空振り三振で続けず。 【3回裏】 ここはまず井端選手をセカンドゴロで一死とすると、次の森野選手は四球で歩かせてしまうも、T・ウッズ選手をショートゴロで6-4-3のダブルプレー。 【4回表】 工藤選手が見逃し三振で倒れてしまうも、高橋選手がレフト前ヒットで出塁すると、続く稲田選手のキャッチャーゴロの間に進塁して二死二塁。 するとここから次の金子誠選手のレフト前ヒットで二死ながらも一三塁とチャンスが広がったが、ここは代打の坪井選手がセカンドゴロで打ち取られ、この回も追い上げを見せることはできなかった。 【4回裏】 日本ハムのピッチャーが4番手の押本投手に代わったこの回は、先頭の中村紀選手にはセンター前にヒットを打たれてしまうも、李選手をレフトフライ、平田選手を空振り三振で二死一塁。 するとここから次の谷繁選手にはライト前にヒットを打たれてしまうも、ここは続く朝倉投手を空振り三振でこの回を終わらせた。 【5回表】 ここは先頭の森本選手がセカンドに内野安打を放って塁に出るも、田中賢選手がサードファールフライ、稲葉選手がライトフライ、セギノール選手が見逃し三振と続けず。 【5回裏】 この回は荒木選手、井端選手を共にセカンドゴロで二死とすると、森野選手もショートゴロで、この試合初めての三者凡退。 【6回表】 工藤選手がレフトフライ、高橋選手がショートフライ、稲田選手がサードゴロで三者凡退。 【6回裏】 T・ウッズ選手をサードゴロ、中村紀選手を空振り三振、李選手をショートゴロで、これで押本投手は2イニング続けて三者凡退を奪った。 【7回表】 ここは金子誠選手がセンターフライ、代打の紺田選手がレフトフライ、森本選手がサードゴロで三者凡退。 【7回裏】 日本ハムのマウンドに5番手の萩原投手が上がったこの回は、平田選手をセカンドゴロ、谷繁選手を見逃三振、代打の堂上剛裕選手を空振り三振で三者凡退。 【8回表】 この回は中日2番手の久本投手に対し、まず先頭の田中賢選手が空振り三振に倒れてしまうと、次の稲葉選手は死球で塁に出るも、陽選手も空振り三振で二死一塁。 するとここで中日のピッチャーが3番手の平井投手に代わると、ここは工藤選手がレフトファールフライで打ち取られてしまい、この回も得点を挙げることはできなかった。 【8回裏】 ここは先頭の荒木選手にセンター前にヒットを打たれてしまうと、次の井端選手はショートゴロで打ち取るも、森野選手には四球を与えて一死一二塁。 しかしここからはまず上田選手を空振り三振で二死とすると、続く中村紀選手もサードゴロで切って取って三死とした。 【9回表】 8点を追っての最終回の攻撃は、中日4番手の鈴木投手に対し、まず先頭の高橋選手がピッチャーゴロで倒れてしまうも、稲田選手がレフト前にヒットを放って出塁。 するとここで中日ベンチは更にピッチャーを5番手の岡本投手に交代すると、この後は金子誠選手が空振り三振、代打の小谷野選手がショートゴロで切って取られ、結局最後も反撃ならないままに試合終了となってしまった。 初回からの大量失点で大敗を喫し、対戦成績を1勝2敗とされてしまった。 先発の武田勝投手は立ち上がりから早々に中日打線に捕まり、わずかアウト1つを取ったのみで、22球、被安打3、与四死球2で5失点の大炎上。 2番手のスウィーニー投手もアウト1つのみで、17球、被安打4、2失点。 そして3番手として5月16日以来の1軍のマウンドに上がっ建山投手も、2回1/3を投げ、49球、被安打2、与四球3、2失点と、傷口をどんどんと広げてしまった。 しかもこの3投手が失点を重ねる間、キャッチャーの高橋選手は全くと言っていいほど内角への配球をリードせず、カウントを悪くしては投げるボールがなくなって打たれるという展開の繰り返しだった。 確かにピッチャーが打たれるところに投げてしまったというのもあるかもしれないが、今日のところは高橋選手のリード面にも大きな問題があったのではないかと思う。 そんな中、4番手の押本投手が3イニング、5番手の萩原投手が2イニングを無失点としたところが投手陣として唯一の明るい材料と言える。 打撃陣は森本選手、金子誠選手の2安打を筆頭に9安打を放ちながらも、わずかに1得点。 ここまで2試合でわずかに6安打のチームからすれば当たりは出たが、これを点から線へとすることができなかった。 武田勝投手のコメント
大事な試合でこんな結果になってしまい申し訳ない。
押本投手のコメント
前回よりも落ち着いて投げられた。投球内容は打ち損じに助けられたりもしたが、全体的には納得できる内容だったと思う。とにかくどんな場面でも登板のチャンスがあれば、結果が出せるようにと必死。
ヒルマン監督のコメント
武田勝は、先頭打者に死球を与えリズムを崩し、その後も歯止めがきかなかった。打線は得点には結びつかなかったものの、普段のスウィングに戻ってきていると思う。大量失点、特に序盤に四死球絡みの失点を防ぐことが大切。先発投手は今までやってきたこと、自分のボールを投げきることに集中して欲しいし、怖がらず大胆かつ丁寧に攻めていくことも必要だと思う。連敗はしたがまだ1勝2敗であり、まだまだ我々は誰1人諦めていない。今日の結果は結果として反省すべきところは反省し、決して引きずることなく気持ちを切り替え、自信を持って明日からの試合に臨みたい。
中日−北海道日本ハム (ナゴヤドーム)
F 010 000 000 1 D 720 000 00× 9 勝 朝倉 1勝 敗 武田勝 1敗 【F】 武田勝、スウィーニー、建山、押本、萩原 − 高橋 【D】 朝倉、久本、平井、鈴木、岡本 − 谷繁 |
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昨日の初戦のエース対決を日本ハムが制し、迎えた今日の第2戦。 先発のマウンドには、日本ハムがグリン投手。中日が中田投手が上がる。 【1回表】 まずグリン投手の立ち上がりは、先頭の荒木選手にプレーボール直後の初球をセンター前に弾き返されてしまうと、直後に盗塁も決められ、更に井端選手のライト前ヒットでいきなり無死一三塁。 するとここで続く森野選手にはセンターに犠牲フライを上げられて0−1。 この後なおも一死一塁からは次のT・ウッズ選手をショートゴロで6-4-3のダブルプレーとするも、この試合は早くも中日に先制点を奪われてしまった。 【1回裏】 対する中田投手の立ち上がりは、森本選手をショートゴロで一死とすると、田中賢選手、稲葉選手はいずれもレフトフライで打ち取られ、こちらは三者凡退。 【2回表】 ここは立浪選手をショートゴロ、中村紀洋選手をサードゴロで二死とすると、続く李選手の三塁ベンチ前へのフライはキャッチャー高橋選手が良く追いかけ、キャッチャーファールフライで三者凡退とした。 【2回裏】 先頭のセギノール選手が左膝に死球を受けて無死の走者を塁に出すも、この後は高橋選手がセンターフライ、工藤選手がサードゴロ、小谷野選手がショートゴロと続けず。 【3回表】 この回は谷繁選手をライトフライ、藤井選手を見逃し三振、荒木選手をレフトフライで三者凡退。 【3回裏】 先頭の稲田選手が四球を選んで塁に出ると、これを金子誠選手が送って一死二塁と同点の走者を進めるも、ここは森本選手がセンターフライ、田中賢選手が空振り三振と続けず、この回も無死からの走者を生かすことはできなかった。 【4回表】 この回のグリン投手は、まず先頭の井端選手をサードフライで一死としたものの、ここからここから森野選手、T・ウッズ選手、立浪選手を、3者連続で四球を出してしまい、これで一死満塁。 するとここで続く中村紀選手にはライトフェンス直撃の2点タイムリー二塁打を打たれてしまい、これで0−3とされてノックアウトとなり、続いてマウンドには2番手で吉川投手が登板した。 なおも一死二三塁の場面、この吉川投手は次の李選手をセカンドゴロで、二塁走者の中村紀選手をタッチアウトとし、これで二死一三塁としたものの、ここから続く谷繁選手を四球で歩かせて二死ながらも再び満塁としてしまうと、続く藤井選手にはファールで粘られ、フルカウントからの10球目で四球を与え、これで押し出しとなって0−4。 この後は代わった3番手の押本投手が荒木選手をショートゴロでようやく三死としたものの、この回は実に1イニングで5四球を出してしまう展開で、3点を追加されて0−4とされてしまった。 【4回裏】 稲葉選手がセカンドフライで一死となってしまうも、ここで次のセギノール選手はバックスクリーン左にソロホームランを運び、これでようやく1点を返して1−4。 しかしこの後は高橋選手がショートゴロ、工藤選手が空振り三振と後続が続かなかった。 【5回表】 ここは続投の押本投手が、井端選手をサードゴロ、森野選手をレフトフライ、T・ウッズ選手を空振り三振で三者凡退。 【5回裏】 小谷野選手がキャッチャーゴロ、稲田選手がピッチャーゴロ、金子誠選手がセンターフライで三者凡退。 【6回表】 この回はまず先頭の立浪選手をライトフライで打ち取るも、次の中村紀選手にはセンター前にヒットを打たれてしまうと、続く李選手には右中間スタンドに2ランホームランを運ばれて1−6。 この後は谷繁選手を空振り三振、藤井選手を見逃し三振で三死としたものの、この回は李選手のホームランで2点を奪われ、1−6とリードを5点へと再び広げられてしまった。 【6回裏】 先頭の森本選手がショートへの内野安打で出塁すると、次の田中賢選手はサードゴロの間に二塁に進み、更に稲葉選手のセンターフライの間にタッチアップで三塁に進んだものの、ここはセギノール選手がショートライナーで三死となってしまった。 【7回表】 日本ハムのマウンドに4番手の菊地投手が上がったこの回は、まず先頭の荒木選手にレフト前にヒットされてしまうと、直後に盗塁を決められて一死二塁。 ここから次の井端選手のピッチャー前への送りバントは菊地投手がうまくさばいて走者をくぎ付けにしたまま一塁で一死を取るも、続く森野選手には右中間スタンドに2ランホームランを叩き込まれてしまい、これで1−8。 これで走者がいなくなったものの、菊地投手はなおも中日打線を抑えることができず、まず次のT・ウッズ選手にセンター前にヒットを打たれると、自らの暴投でT・ウッズ選手を二塁に進めてしまい、更に続く立浪選手のショートゴロの間に二死三塁。 更にここから中村紀選手に四球を与えて二死ながらも一三塁とピンチを広げてしまうと、ここでマウンドを5番手の山本投手を譲ったが、耳は何とか山本投手が李選手をサードファールフライで切って取り、ようやくこの回を終わらせた。 しかしこの回は森野選手の2ランホームランで更に2点を追加され、これで得点差を7点とされてしまった。 【7回裏】 まず高橋選手がショートゴロで一死となってしまうも、次の工藤選手が右中間に二塁打放って一死二塁。 しかしこの後は代打の小田選手が空振り三振、稲田選手がサードゴロと共に期待に応えることは気なかった。 【8回表】 ここは続投の山本投手が、谷繁選手をライトフライ、藤井選手をレフトフライ、荒木選手をセンターフライで三者凡退。 【8回裏】 金子誠選手、森本選手が共に空振り三振に倒れてしまうと、田中賢選手はセカンドゴロで三者凡退。 【9回表】 日本ハムのマウンドに6番手の萩原投手が上がると、ここは井端選手をセカンドゴロで一死とすると、森野選手を四球で歩かせてしまうも T・ウッズ選手をショートゴロで6-4-3のダブルプレーとした。 【9回裏】 中日のピッチャーが2番手の石井投手に交代。 するとここはまず稲葉選手がセカンドゴロで一死となってしまうと、続いて代打で田中幸選手が登場すると、ここで代わった3番手のクルス投手から四球を選んで一死一塁。 ここから更に次の高橋選手が左中間に二塁打を放って一死二三塁となると、ここで中日はピッチャーを4番手の高橋選手に交代。 するとここで代打の川島選手が初球から死球を受けて一死満塁とチャンスが広がるも、続く代打の飯山選手は空振り三振に倒れてしまうと、最後は代打の鶴岡選手がセカンドゴロと、結局得点につなげることができずに試合終了となってしまった。 今日は投手陣が総崩れで大敗。 これで対戦成績が1勝1敗となった。 先発のグリン投手は、立ち上がりの初回から連打と犠牲フライで1点を失ってしまうと、その後は立ち直りを見せるも、4回にはストライク、ボールの微妙なズレから乱れ、3連続四球に続いて中村紀選手に2点タイムリーを打たれてノックアウト。 内容的にも3回1/3で、65球、被安打3、与四球3、奪三振1、失点3と、期待に応えることができなかった。 するとこの後は2番手の吉川投手、3番手の押本投手、4番手の菊地投手がさらに傷口を広げ、リードをどんどん広げられてしまった。 打撃陣は、4番のセギノール選手が昨日に続いての2試合連続となるホームランを放って一矢報いるも、他の選手に当たりが続かず。 9回裏には最後の粘りを見せ、何とか次の試合に少しでもつながるものを作ったものの、結果的には散発4安打と寂しい結果に終わった。 セギノール選手のコメント (4回裏、右中間ソロホームラン)
フォークの抜けた球かな。なんとか流れをもってきたかったね。
グリン投手のコメント大切な試合に結果が出せず、申し訳ない。それ以外今日は何もないです。 ヒルマン監督のコメント
四死球7、その中で4回、四死球5で失点を許したのは痛い。打たれての失点ではなく、歩かせて塁を埋められ、そこから失点という内容は最も反省すべき点だと思う。中田は勢いが有り、高めのつり球に意識がいって、本来打つべきボールの見極めが出来なかった。低めのスライダーも大事な場面で振らされていた。むこうはチャンスに適時打が出て、ピンチも好守で切り抜けた点が明暗を分けたと思う。とにかく今日の試合は、負けは負けで今後につなげる事を考え、大切な事は、気持ちを切り替え新たな気持ちで名古屋での試合に臨むことだと思う。
北海道日本ハム−中日 (札幌ドーム)
D 100 302 200 8 F 000 100 000 1 勝 中田 1勝 敗 グリン 1敗 【D】 中田、石井、クルス、高橋 − 谷繁 【F】 グリン、吉川、押本、菊地、山本、萩原 − 高橋 《本》 セギノール2号(中田)、李1号(押本)、森野1号(菊地) |
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今年の日本シリーズが始まる。 日本ハムが去年に続いて2年連続での栄冠をつかむか。それとも中日が53年ぶりの日本一に輝くか。 去年と同じカードとなったこの日本シリーズ第1戦の先発は、日本ハムがダルビッシュ投手。中日が川上投手と、両チームのエース対決となった。 【1回表】 まずダルビッシュ投手の立ち上がりは、まず荒木選手を空振り三振で一死とすると、井端選手はショートゴロ、森野選手は空振り三者凡退と、素晴らしい立ち上がりとなった。 【1回裏】 初回の攻撃は、まず先頭の森本選手が四球を選んで塁に出ると、田中賢選手がこれを送って一死二塁。 すると更にここから次の稲葉選手がフルカウントからの四球で歩いて一死一二塁とチャンスが広がると、ここで続くセギノール選手はカウント2-0からの高めにいった3球目を弾き返すし、打った瞬間にセギノール選手が雄たけびを上げたこの打球は右中間スタンドに突き刺さる3ランホームランとなって、3−0と日本ハムが先制。 この後は工藤選手が見逃し三振で三死となってしまったものの、この試合は初回からセギノール選手の会心のホームランで早くも日本ハムが3点のリードを奪った。 【2回表】 早々に援護点をもらったダルビッシュ投手のこの回は、T・ウッズ選手、立浪選手を連続の空振り三振で二死とすると、次の中村紀洋選手にはレフト前にヒットを打たれるも、李選手をファーストゴロで三死とした。 【2回裏】 ここは稲田選手がレフトフライで倒れると、金子誠選手、鶴岡選手が共に空振り三振で三者凡退。 【3回表】 谷繁選手を空振り三振、藤井選手をピッチャーゴロ、荒木選手をライトフライで、これでダルビッシュ投手は早くも5奪三振。 【3回裏】 森本選手がショートゴロ、田中賢選手が見逃し三振、稲葉選手が空振り三振で、2イニング連続での三者凡退。 【4回表】 この回は井端選手を空振り三振で一死とするも、次の森野選手にライト前ヒットを打たれてしまうと、T・ウッズ選手は四球で歩かせて一死一二塁。 しかしこの場面、まず次の立浪選手から空振りの三振を奪って二死とすると、続く中村紀選手はセカンドゴロで打ち取ってこの回も無失点で終わらせた。 【4回裏】 ここはセギノール選手がセンターフライ、工藤選手がレフトフライ、小谷野選手がセンターフライで、3イニング連続三者凡退となってしまった。 【5回表】 まず李選手を空振り三振とすると、谷繁選手をセンターフライ、藤井選手を空振り三振で三者凡退。 【5回裏】 稲田選手がセカンドゴロで倒れてしまうと、金子誠選手が空振り三振、鶴岡選手が見逃し三振で、これで4イニング続けての三者凡退。 【6回表】 この回は先頭の荒木選手にセンター前にヒットを打たれると、次の井端選手のショートへのゴロを金子誠選手が一塁へ送球するもこれがセーフとなり、この間に荒木選手には三塁に進まれて、これで無死一三塁。 するとここで次の森野選手に打ち上げられたセンターへの大きな当たりは森本選手が背走してよく抑えるも、これが悠々の犠牲フライとなり、1点を返されて3−1。 この後なおも一死一塁と一発が出れば同点というところで打席にT・ウッス゚選手を迎えるも、ここはダルビッシュ投手が見事サードゴロで5-4-3のダブルプレーと打ち取った。 【6回裏】 ここは森本選手がショートフライで倒れると、次の田中賢選手のセーフティバントもセカンド荒木選手の好守で阻まれ、更に稲葉選手もサードゴロで倒れ、これでついに5イニング連続での三者凡退。 【7回表】 立浪選手を見逃し三振、中村紀選手を空振り三振、李選手をセカンドゴロで三者凡退とし、これでダルビッシュ投手は7イニングで11奪三振。 【7回裏】 セギノール選手がセカンドゴロ、工藤選手がサードフライ、小谷野選手がライトフライで、これでついに6イニング連続での三者凡退となってしまった。 【8回表】 先頭の谷繁選手を四球で歩かせてしまうと、次の代打の堂上剛裕選手のピッチャー返しの打球はダルビッシュ投手の右すねに直撃してしまうも、ボールはうまく三塁方向に転がり、これをサードゴロとして一死二塁。 するとこの後もダルビッシュ投手が気迫のピッチングを見せ、荒木選手をキャッチャーゴロ、井端選手をショートゴロで切って取り、この回も無失点のまま終わらせた。 【8回裏】 この回はまず稲田選手がショートゴロで一死となってしまうも、次の金子誠選手がセンター前にヒットを放ち、実に22人ぶりとなる出塁。 すると更に続く鶴岡選手の送りバントが川上投手のフィルダースチョイスを誘い、これで一死一二塁と追加点のチャンスが広がったが、ここは森本選手がキャッチャーファールフライ、田中賢選手がピッチャーゴロと続けくことができなかった。 【9回表】 完投を目指して最終回のマウンドに上がったダルビッシュ投手は、森野選手をセカンドゴロ、T・ヴッズ選手を空振り三振で二死。 しかしここから次の立浪選手をカウント1-3から四球で歩かせて一発で同点の場面を迎えてしまうと、続く中村紀選手に対してカウント0-2としたところでヒルマン監督がマウンドに一声かけに向かった。 しかし最後はこの中村紀選手を空振りの三振とし、見事な完投勝利でまずはチームを日本シリーズの1勝目に導いた。 両エースの素晴らしい投手戦も、初回のセギノール選手のホームランで全てが決し、まずは日本ハムが先勝となった。 先発のダルビッシュ投手は、立ち上がりから気迫みなぎる素晴らしいピッチングで中日打線を封じ、9回を投げ切って、133球、被安打4、与四球3、奪三振13、失点1という結果を残し、奪三振13は日本シリーズの最多タイ記録となった。 そんな中でも4回表には一死一二塁とピンチを迎えるもここを抑えると、6回表には1点を失ったものの、走者を出してもしっかり後続を封じる素晴らしい内容のピッチングとなった。 1球1球を振り返ると制球を乱す場面もあったが、まず日本シリーズの初戦を先発したピッチャーとしては素晴らしい結果を残してくれた。 打撃陣は初回に2つの四球で走者がたまると、ここでセギノール選手が川上投手の高めに浮いた球を逃さず、打った瞬間にそれとわかる完璧な当たりを右中間スタンドに運んだ。 しかしこの後は1回一死から8回一死まで、実に21人連続で完璧に抑え込まれてしまうなど、敗れはしたものの川上投手の好投も光った。 初回のセギノール選手の雄たけび。そしてダルビッシュ投手のマウンドでの再三の気迫の叫び。 まさにチームに勢いをつける素晴らしい試合となった。 セギノール選手のコメント (1回裏、右中間3ランホームラン)
打ったのは高めの真直ぐ。とにかくチャンスだったので、まず先制して流れを引き寄せたかった。今はいい感じでボールの見極めができている。
ダルビッシュ投手のコメント
今日は最初から飛ばしていった。最後まで投げきり完投できて良かった。三振の数は意識していなかったが、一番注意したのは荒木さん井端さんの1、2番を塁に出さないように気を付けていった。ただ、ウッズ選手へのフォアボールは納得いかなかった。次回登板することがあれば出さないようにしたい。
ヒルマン監督のコメント
ダルビッシュは制球が定まらなかった時もあったが、結果的に今日も彼のマウンドだった。それ位彼の投球には支配力があった。マウンドに行ったのは今季2〜3回目だと思うが、スタミナも充分でその点は心配してなかった。ただ打球が当った足の状態、影響の確認をしたかった。川上は初回の3点以降、21人連続で討ち取られるなど、素晴らしい投球内容だった。今年は前半苦戦したようだが、今日は絶好調の昨年に匹敵する投球内容だったと思う。全ての試合に最高の投手が投げてくる気持ちは変らないので、我々に隙を見せる余裕はない。今日の1勝は忘れ、また明日からの試合に臨みたい。セギノールは練習中から集中しており、見事に4番の仕事を果たしてくれた。頼りになる主砲の一発が明暗を分けた試合だった。
北海道日本ハム−中日 (札幌ドーム)
D 000 001 000 1 F 300 000 00× 3 勝 ダルビッシュ 1勝 敗 川上 1敗 【D】 川上 − 谷繁 【F】 ダルビッシュ − 鶴岡 《本》 セギノール1号(川上) |
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