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13日、札幌の球団事務所にて選手の契約更改が行われた。
小笠原道大選手は1時間半にも及ぶ交渉の末、5000万円減の3億8000万円の提示に一発サイン。
実際には金額に関する交渉は1分足らずで、そのほとんどは今後のチームのビジョンについてだったという。
プロ入り後初めてのダウンとなった小笠原選手だが、現時点では国内日本人最高年俸であり、来季10年目を迎えるにあたっては、「外から見た自分の価値を知ることは今後のモチベーションにもなる」とFA行使も示唆した。
小笠原選手のコメント
どうでしょうかね。どういう風に(他球団から)評価されているのか、価値があるのか知ることは今後のモチベーションの為にもなる。(メジャー移籍について)聞いてみてもいいかなと。行く行かないかは別として、日本とかMLBとか分けるのではなく、野球選手としての評価を聞いてみたい。
今は3月のWBCしか考えていない。(FAについて)まだ考える時間がある。日本ハムはいいチームです。全国にファンもいますし、ファンは温かい。(去就は)ふたを開けてみないと分からない。(決断は)シーズンが終わってからになると思う。
昨年は契約更改の時間は3分だったけど、今回は金額を聞いてサインしただけ。(最高年俸の)責任は重いと思います。来年、恥ずかしくないような数字を残して、チームに貢献したい。来年はWBCもあるし、1月からペースを上げて最低限の下地づくりをしたい。
島田利正チーム統括本部長のコメント
FAを取得した場合、他球団の話を聞きたいのは当然のこと。チームとして全力で残留を求めます。
高田繁GMのコメント
(チームから)出ますと言えば大変だけど、まだ話を聞いてみたいと言っているだけですから、大きな問題ではないと思います。
一問一答
5000万円のダウンの理由は?
打率があそこまで落ちましたし、タイトルも獲っていませんので、それだけもらっているのですから。成績が落ちればそのくらい落ちる。仕方がないと納得している。
初めてのダウンだったが?
金額の話し合いはなかったですね。複数年の「ふ」の字も出ませんでした。
球団との話し合いは?
どうやってチームをつくっていくのか先のことを自分の方から話しました。来年で移転3年目、難しい部分もある。今は勝つことを重視するのか育成なのかチームが悩んでいるように見える。統一性を出して欲しいと意見を言いました。
球界最高年棒に対しては?
まだ確定ではないですが、責任は重いと思います。こういう数字だったのでもう1回、奮起してさらに貢献できるように頑張りたい。
WBCの日本代表に選ばれたが?
昨年(のアテネ五輪)は悔しい思いをしましたから。まず1次予選を通過するように力を合わせてやっていきたい。
来年は早めの調整になるが?
例年とは違う。今回は年始めの「始動」とか関係ないですね。継続的にやる。新しいトレーニング法は取り入れず、今までやってきたことの精度を高めたい。
2度目の交渉となる吉崎勝投手は、前回の交渉はわずか5分で決裂したものの、今回は1時間10分にも及び、300万円増の2100万円でサイン。
前回の100万円増の提示からは200万円の上積みとなったが、「微妙です」と険しい表情は変わらなかった。
球団に対して先発への転向を直訴したことについては、「来季は左投手が多くなるので勝ち取れと言われました」と語った。
シーズン中盤に痛めてしまった左脇腹痛も完治しているとのことで、「オフも先発でいくつもりでチャレンジする」と抱負を語った。
13日の契約更改
小笠原 道大 3億8000万円 5000万円▼
1軍
試合 133 打数 514 安打 145 二塁打 27 三塁打 2 本塁打 37 打点 92 盗塁 2 打率 .282
2軍
試合出場なし
吉崎 勝 2100万円 300万円△
1軍
登板 40 勝 1 敗 2 S 0 完投 0 完封 0 投球回 41.2 奪三振 11 防御率 3.89
2軍
登板 7 勝 0 敗 0 S 0 完投 0 完封 0 投球回 6.0 奪三振 4 防御率 7.71
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