ベジタリアンの逆襲

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「中国食堂261」は普通の中華料理屋とちょっとちがう。
ベジの中華料理が食べられるのだ。

場所は、大阪の谷町六丁目の地下鉄の駅から徒歩数分。
だが、細い路地を入った住宅街の中にある。
「こんな所に飲食店があるの〜?」
と思うような場所に、「中国食道261」がある。
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ランチの時間は12時からというので、それまで時間をつぶしていた。
しかし、12時01分に店に行くと、すでに店内には客がいっぱい。
テーブルは3つ。
1つのテーブルには2人組が、もう一つには3人組が、そして最後の小テーブルにはお一人様が座っている。
最後の「お一人様」は、わたしがこの店に向かっている時、自転車で追い抜いて行った女性だ。
タッチの差で先を越されたのだ。
相席をさせてもらう。
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住宅街の中のこじんまりした店ながら、けっこう人気のある店らしい。
わたしが入店してからも何人かの客がやってきて、満席だと知って帰って行った。
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ベジの中華が食べられると知って訪れたわけだが、ベジの店ではない。
肉を使った普通の料理もある。
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もちろん、わたしは「ベジランチ」を注文した。

料理が来る前にビールを飲む。
人間ドックのため、昨夜の9時から絶食している。
もちろん酒も飲んでいない。
そこへビールを飲んだものだから酔いの回りが早い。

さて、料理が運ばれてくる。
麻婆豆腐だ。
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御飯は玄米、スープはキャベツだ。

麻婆豆腐は、さほど辛くなく、とても優しい味。
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おいしくいただいた。

食べ終わった後もまだビールが残っている。
向こうのテーブルでは特別のコース料理なのか、ランチとは違う皿が次々と出てきている。
なので、わたしももう少し何か食べたくなった。

「単品のメニューはありますか?」
と訊いたら、
「ない」
と。
しかし、
「ビールのつまみに何か作りましょうか?」
と言ってくださる。
ありがたい。
「ベジでお願いします」
と頼んだら、快諾してくださった。

で、出てきたのが青菜(ホウレンソウ)と平茸の炒め物。
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「ブラックソルトでどうぞ…」
と。
けっこう上質の岩塩のようだ(ヒマラヤ産?)。
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お腹もいっぱいになって、ほどよく酔った。
店員さんの対応もとてもよい。
隠れ家的な店の雰囲気もあって、気持ちのよい食事ができた。
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夜には別のメニューがあるのだろう。
あまり足を踏み入れないエリアだったが、今後は仕事帰りにわざわざ立ち寄ってもいいな…と思った。

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