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子育てランナーの自虐的奮闘記! まだまだ走ります…。

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SWEAT LODGE?

 最近僕は本屋さんである本に目が止まった。。その本は『アメリカインディアンの書物よりも賢い言葉』という本だ。なぜその本に手が伸びたのだろうか?

 僕は20代の後半、ネパールに一人で旅行にいった。ホテルで退屈だった時、そのホテルに日本人観光客が置いて行った本の中から暇つぶしに一冊読むことにした。その本は『リトルトリー』というアメリカインディアンの子どもの話だった。かなり感動した。その印象が残っていたので、おそらく自然とその本に手が伸びたのだろう。

 読み始めるとこれまたおもしろい!内容は2部構成で最初に、古くからアメリカインディアンの各部族に伝わる格言が何個か並んでいて、次にその格言に対する註釈が書かれているというもの。註釈部分は大しておもしろくないが、格言がかなりグッとくるものがあり、現代に生きる自分に当てはめても考えさせられる部分や共感できるものがたくさんあった。中でも僕が気に入ったいくつかはと言うと・・・

 『こころが曇ったら、晴れた空や輝く星を見る。』
 『ひとは山と蟻の中間だ。』
 『自然から離れれば、こころが頑なになる。』
 『怒りは自分に盛る毒。』
 『生きてる間によく生きろ。』
 『感謝する理由が見つからなければ、落ち度はあなた自身にある。』
 『どんなことも7代先まで考えて決めなければならない。』

 てな具合。何となく僕が走っている理由にも似ている。こんなグッとくる格言を伝えている彼らの間に
SWEAT LODGEと呼ばれる儀式がある。どんなんかと言うと・・・

 祖父なる石を積み上げ、天と地と東西南北の自然に祈りをこめて焚き火を起こす。柳の枝をつなぎ合わせて組み、野牛の皮や毛布を重ねて作った半球形のロッジ(小屋)に、真っ赤に燃えた石を運び入れる。扉を閉めれば、中は真っ暗闇。生みの母、また母なる地球の子宮を象徴するスウェット・ロッジは、現世と前世、来世が交わる時のない世界。清めの水が祖父なる石に解き放つ熱蒸気を浴びれば不純はすべて洗い流される。スウェット・ロッジの扉が開き現実に帰る時には、ひとは生まれ変わっている。

 というもの。要は真っ暗な小屋の中でサウナして、時間を忘れて不純なものを汗とともに流して生まれ変わると言う儀式らしい。

 僕には宗教心なんてものには、あまりないが、人間がちっぽけな存在やと言うことには合点が行く。ほんでこういう事は、日常生活の忙しさの中で意識してないとついつい忘れてしまう。とくに自分が好きな『走る』と言うことに対しては真摯な気持ちを忘れたくないので、このブログのタイトルをSWEAT・LODGEと名付けることにした。
 そして毎日のラン生活での疲れや思ったことをこのSWEAT・LODGEというブログの中で洗い流し、強く生まれ変われたなぁっていう意味も込めています。

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 2000年の3月、当時の仕事の後輩が京都シティハーフマラソンでレースデビューすることとなった.
結果は20キロでリタイア。
うなだれている後輩を見つけて、僕は『アホか!おまえ!残り1キロで何でリタイアすんねん!
そやしおまえは仕事でもちゅ〜とはんぱやねん(当時流行っていたちゃらんぽらん風に)」と罵声を浴びせた.
 半年後、その後輩が何をトチ狂ったのか?
「借りたもんは倍にして返してやりますわぁ〜!」と福知山マラソンなるものに申し込んだと話してきた.
僕 :「ハーフも完走でけへん奴が、フルマラソンなん走れるかっ!ほんまにおまえは自分のことがわかっとらんなぁ〜?アホや!アホや!』
後輩:「そんなん走ってみなわかりませんやんっ!賭けますか?」
僕 :「勝つのわかってる賭けしてもしゃーない。負けるわけあらへんっ!」
後輩:「確かに完走できひんかもしれへんけど、これは自分に対する挑戦ですっ!賭けは負けるかもしれへんけど、走ったら先輩にはぜぇっっっっったい負けないっすよっ!!!」
僕 :「アホらし…。何で俺が走らなあかんねん!」
後輩:「逃げるんですかぁぁぁ〜?」
周囲: 申し込めって目で僕を見ている…

 ということで僕のマラソンデビューが決まってしまった。
でも密かに自信はあった。
中学・高校とサッカー部だったが、長距離を走ったら陸上部にも引けをとらなかった.
ほんで後輩には内緒だったが、週に2回は3キロほど走っていたし、月に2回は泳いでもいた.
問題は高校を卒業してから流れている12年という年月とそれと同じ時間僕の体に蓄積されたニコチンであった.
何から始めてよいかさっぱりわからず、とりあえず走る日数を多くしていき、距離も増やしていった.
レース前には、何とか20キロほどならジョギングできるようになっていた.僕は自分のその成長振りに「俺って才能あるかもっ!完走はもらった!」とタバコに火をつけながら、わけのわからない自信を深めていった.
たった20キロしか走れてないのに…。

 そんな自信をもって僕はスタート地点にたった。かなり後ろのほう。
周りの参加者の不安な会話が聞こえてくる.
『完走できるかなぁ〜?』
『初めてやけど大丈夫かなぁ?』などなど。
僕はそれらを聞くたびにますます『俺はあんたらとはちがうでぇ〜!』と誤信を加速させた.
ジャージを履いているのに…。

 スタートの号砲が鳴り響いた.順調に滑り出す.
最初の5キロを31分で通過。
それ以降の30キロまでの各5キロを30分台でクリア。
25キロ過ぎですれ違った後輩は僕よりかなり遅れていて、顔は今にも泣きそうだった.
僕:『自信が確信に変わちゃったよぉぉぉ〜!』と頭の中がスパーク!

次の瞬間、僕の体の中で何かが崩れていった…

 そこからはもう何も覚えていない。
深ぁぁぁぃ海の底を泳いでいる感じ…。二度と浮かび上がれなかった.
あるのは後悔だけ。
『何でこんなことしてんねん。俺って』
おじいさんランナーやおばちゃんランナーが颯爽と僕をパスしていく。
『二度とこんなことやらへん!』
沿道の子どもがガンバレーと声をかける。
「おまえら ワシを殺す気か!」

 けどなぜ途中で止めなかったのか?
今でもわからないが、ボロボロになりながら何とかゴール。
4時間53分制限時間の7分前だった。
またもやリタイアしてバスで収容された後輩が駆け寄ってきた.
『すごいっすやん!おめでとうございます!羨ましいですわぁ。僕もまた挑戦しますし付き合ってください!!!』

『…。』
『しゃ〜ないなぁ〜!』

 このように僕のランニング生活が始まりました.
この後輩は今では、すっかりマラソンのことなど忘れてしまい、彼女とイチャイチャばっかりしています。
僕はそれからずぅ〜っと一人で黙々と練習してはレースに出ていたのですが、去年から『らん・RUN・乱』と『ち〜む怪速亭』に所属し、ますますランニング生活が楽しくなってきている今日この頃です。

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