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こんばんは、今日は新聞を読んで感心した記事があったので紹介します。
ご承知とは思いますが中国で麻薬関係で死刑判決を受けた日本人の死刑が執行されました。
これについては日本側の反応は日本の量刑事情と比較して、おおむね厳しすぎるとの反応でしたが、地元新聞の記事に、中国人の大学教授のコメントが記載されていました。
簡単に言うと、中国はアヘン戦争を経験しているので、麻薬犯罪は民族を滅ぼす重大事案との認識があるとのことです。
『アヘン戦争か〜。なるほど』と感心してしまいました。
私が愛読している山川出版の『世界史』からアヘン戦争の記載を引用してみます。一部は省略するけど
『中国は古くから物資が豊かで、日用品の輸入を必要としなかった。このためイギリスは茶を買い入れるにあたって、中国に銀を支払わなければならなかったが、18世紀末ごろから銀にかえてインド産のアヘンを持ち込むようになった。1830年代には中国ではアヘンの輸入が激増し、逆に大量の銀が流出して国内経済が不況におちいった。アヘンの害毒は大きく、清朝はしばしば禁令を出したが改まらなかったので、ついに強硬な措置をとることをきめ、1839年、林則徐を広州に派遣して取り締まりにあたらせた。彼はイギリス商人所有のアヘンを没収して廃棄し、一般の通商も禁じたため、イギリスは外交・貿易上の問題点を一挙に武力で解決しようとして翌年遠征軍をおくり、アヘン戦争(1840〜42年)がおこった。』
これに清朝は敗北して、いわゆる香港がイギリスに割譲された訳です。ですから、中国は『薬物』で苦い過去を経験しており、民族を滅ぼすというのもあながち大げさではないということです。
今回の措置についての僕自身のコメントは控えますが、僕はアヘン戦争の言葉は知ってても、今回の措置にこれが背景になっていたとは知らなかったです。
基本的には『麻薬は民族を滅ぼす重大事案』という認識は立派やと思います。
また、こういう歴史的な背景を理解してこそ、今回の措置の意味が分かる訳です。歴史を学ぶことの意義はこういうことなんだと痛感しました。
多くの人は歴史と言うと年号を覚えさせられた苦痛感とかが思い出されるのでしょうが、今を理解するための『過去を知ることの大切さ』を認識しました。
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YASUMINさん
中国の麻薬に対する考え方は、立派だと思います。
日本は、麻薬関係の刑罰では、麻薬常習者も懲役刑にするだけで済ませている。元光GENJIの赤坂晃容疑者は、執行猶予中の犯罪で、常習者を更正させる方向には向いてませんね。
麻薬常習者には、懲役刑よりも治療をさせた方が大切ですね。
私は、大学は史学科だったのに、アヘン戦争についてはよく分かっていないのはいけないことですね。
私は、東京の大井競馬で2488万馬券が出たので、競馬ファンから税金について聞かれてました。
2010/4/6(火) 午後 11:24 [ 投稿侯爵 ]
侯爵様ありがとうございます。私も同感です。
2010/4/7(水) 午前 0:33
なるほど、、、ちょっと聞いただけでは、麻薬くらいで死刑なんて…と思ってました。
やっぱり直接的な人殺しでもないのに、死刑はどうかと思うけど「なるほど」と思いました。
2010/4/11(日) 午後 10:57
フェリシさん、ありがとうございます。
そうなんです、日本が被爆国として核兵器にアレルギーがあるのと同様に歴史的に中国には麻薬に関するアレルギーというか、『痛い目にあった』感がある訳です。
だからこその厳罰なのですな。
逆にいえば、日本では対照的に『初犯は執行猶予』みたいな量刑相場があり全然麻薬には軽いですよね。
2010/4/11(日) 午後 11:28