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土曜の夜、友人たちと集まった。
集まるのは半年ぶり。
高校の同級生だから、プチ同窓会のようなもの。
数十年来の仲になってしまった友人たちとは
年に2〜3回、こうして集まる。
私にも可憐な花の時代があったと知る生き証人たち(笑)。
今、ドライフラワーになりつつある過程までを知る
気の置けない仲間。
子供が結婚したよー。
うちはまた孫が増えた。
親の介護で振り回されてる毎日だよ。
などなど。
そんな近況報告し合いながら、ジョッキを傾ける。
ほろ酔いになる頃には、話題は青春時代の話に遡る。
怖いもの知らずで輝いていた時代。
話していると老けたおじさんおばさん顔が
あの頃の艶やかな顔に見えてくるから不思議だ。
「明日はみんなでドライブしないか?」と一人が言いだし
酔った勢いで、賛同。
昼間、集まるなんて何十年ぶりか。
翌日曜日。
隣県までドライブ。目的地は日帰り温泉施設。
若い時だったら、海だ! 遊園地だ! デートスポットだ!
と騒いだだろうに、今は何の迷いもなく「温泉」が出てくる。
即決する。
みんな落ち着いてしまったなぁ。
途中、ステーキハウスで昼食。
開店ちょっと前に到着したのに、人気店なのか
すでに店前には行列ができていた。
面前で焼いてくれるカウンター席に座って、
肉が焼かれるのをじっくり見てたわ。
見入ってしまって、写真を撮るのを忘れてた。
なかなかこういうことってないのに、残念。
普段、食事制限をしてる私は焼きあがったステーキを見ただけで満腹。
半分は友人に食べてもらった。
「そんな量じゃ、大きくならないよ」と言いつつも、
友人はきれいに食べてくれたわ。
お肉はもちろん柔らかくて美味だった〜。
お値段、うちの二日分の食費と同じくらいだもん。
当たり前よねー。
あ、わらしが聞いたら絶対怒るな…。
運転する友人の代わりに、私はグラスビールを2杯飲んであげた。
昼間から飲めるなんて、幸せ〜。
飲まなきゃ、肉は全部食べられただろうに?
ううん、ビールは別腹だから(笑)。
温泉に着いて、気がついた。
女友達とは裸を見せ合うのは初めて。
いくら同性とはいえ、見せるなら若い頃に見せておけばよかったなぁ。
同じように年を重ねてるけど、やっぱり崩れた線を見せるのは(汗)
隣の男湯でも、こんなことを考えているのかな?
男同士だとそれはないか。
ちょっと違った恥じらいを感じながら、お湯へ〜。
山の中の温泉。
木々の緑に囲まれた露天でぷかぷか〜。
鳥の囀りに虫の声。はぁ、癒される。
「若い時は温泉に行くなんて考えたこともなかったのに
この年になると、落ち着くよね〜」と笑い合った。
脇を通り過ぎる若い子たちを見ながら
「あの頃は自分が年を取るなんて思ってもなかったよね」と言う。
「自分だけは老けない自信があったんだけどなぁ(笑)」
昔から比べたらずいぶんと細った腕を撫でながら頷く。
「早く子育て終われーと思っていたけど、子供が大きくなった分
自分はすっかり萎んじゃったわ…」
激しく同意(笑)。
私たちも親の体力と精神力を奪い、大きくさせてもらったんだろう。
順繰りだ。
長湯を楽しんで、女湯から出ると
男性陣はすでに上がっていて汗も引いている。
少し待たせてしまったようね。
運転手は飲めないので、風呂上がりのビールはなしということで
ちょっと物足らなかった。いや、かなりだな(笑)。
運転手にはノンアルコールでも飲ませて、横で本物のビールを
飲めばよかった。と、今になって思う。
帰りの車内も遠い過去の話で盛り上がった。
せっかくだからと母校へ寄り道。
このご時世、部外者が校内へ立ち入ることはできないので
学校の敷地周りををぐるりと歩いて回った。
校舎は増築されて大きくなっていたけれど、
当時の校舎もちゃんと残っていた。
懐かしいグラウンドや校舎を見ていると忘れていた記憶が蘇る。
当時の制服を着て歩いているような錯覚に陥った。
「次は冬真っ盛りの頃に!」と約束して解散した。
二日に渡る集まりだったけど、気分だけは青春時代に戻れて
現実逃避できたような、いい時間だった。
ほんの少し、若返った気もするし。…ウソ(笑)。
あの頃に戻れたら、何から手をつけよう…
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2016年09月15日
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