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最近、10時には寝てしまい、1時過ぎに起きるという生活。
見事にずれた生活をしている。
お口のよろしい方は年寄りの生活だねと言うだろうけど、
そういうサイクルになってしまったので仕方ない。
これではプチヤスミンの出番もなく、とても安心。
と言っても最近とんと彼女はご無沙汰。それでいいんだけど。
朝一でじじいさまから電話が入る。
どうせ、具合が悪いと言う電話だろうと思ったら案の定
「頭がおかしいごたぁ。もうだめかもしれん…」
毎度これでは「はいはい」と思う。
「血圧がね、測ったら180ある。頭も痛い」
そう言えば、前回の訪問介護の時にそれくらいの血圧になってたな。
すぐに病院へ行くかと聞いたら、
「すぐには行かなくていい」という。
病院へ行く気はないようだ。だとしたら、私にどうしろと?
私が心配したら治るとでも思っているのだろうか。
昨夜はちゃんと寝たの?
「寝たと思う…」
なーにそれ…寝たかどうかも覚えてないのか。
うとうとしながら夜通しショップチャンネルでも見てたんだろう。
どの商品に心奪われたんだか…。
血圧高いんだから、もう少し心配しないといけないんだろうけど
そんな気にならないのは、毎度毎度
「死にそう」だとか「あと10年は生きそうだ」と日替わりで言うせい。
それは後付けの理由で、本当は冷たい娘だから。
どうでもいいとまでは思わないけど、「それで?」とは思う。
じじいさまがどうしてほしいのか、さっぱりわからない。
いや、わかっているんだ。構ってほしいと。
これが小さな子供なら、ずっとだっこして「大丈夫だよー」と寂しい気持ちを包んであげるけど、高齢の年寄り相手に、そんな気持ちの悪いことは無理。
前回美玲ちゃんに「血圧、少し高いですね」と言われて
早速5キロ歩いてマツモト○ヨシまで買いに行ってる元気なじじいさまだ。
「あと10年は生きる」という方に1万点賭ける。
大体、母が亡くなるまで実家には2台の血圧計があった。
それを「要らないもの」と処分したじじいさま。
また購入するなって、ばっかじゃないのー?と思っちゃう私。
日頃「俺は切り詰めて切り詰めて生活をしてるのに」と口癖のように言うのに、テレビの通販番組に誘われて高額な無駄遣いばかりしてるのだから、呆れてしまう。
呆け始めた年寄りの楽しみだから責めたりしないけど。
昨日は訪問介護の日。
立ち合いに行くつもりだったか、予定を変更して朝からじじいさまのところへ駆けつけた。
部屋に入るとじじいさまはベッドですやすやと眠っている。
枕元の血圧計の記録を見たら、やはり180台の高い数値。
すやすや寝ているように見えるけど、「まさか…」と思い息をしているかと確認しようとしたら、胸が一定のリズムで動いている。
寝てるだけー。
午後になり訪問介護の担当、美玲ちゃんがやってきた。
お久しぶりのサダヲ君も一緒。
ふたりはじじいさまに優しく声をかけ、体調などの聞き取りをして
お薬カレンダーに薬を詰めたあと、バイタルチェックをしてくれた。
この時、血圧は200を超えていた。
美玲ちゃんとサダヲくんの勧めがあって、ようやくじじいさまも病院へ行くことを納得。
やはり他人の言うことの方が素直に聞けるみたい。
検尿、血圧、採血、レントゲン、心電図の検査の結果、ただの高血圧という診断が出た。
担当医師は
「本当は2週間で薬の効き具合を見たいけど、連れてくるのは大変でしょうから、1カ月分出しておきますね」
と、私に理解あるお言葉。ありがたい。
ヘルパー利用に、通院への付き添いってものもあるが
「余計な出費は抑えたいから、それは断る」と言ってきかない。
じゃあ、私の時間と生活はどうなるんだい?と責めたいところ。
補償してくれるんだったら、毎日でも通うんだけどなぁ。
薬をもらって、高齢者住宅へ連れ帰ったら
「今日は疲れた…」と言って、早々と寝てしまったじじいさま。
私だって疲れたよ…。
そういうわけで、昨夜のおデートは中止にしてもらった。
この先、こういうことが増えて行くんだろう。
じじいさまに
「私はもうだめかもしれん…」と言ってみたい。どんな顔をするだろうか。
プチヤスミン、じじいさま担当してくれないかな。
半日寝逃げしたい
☆今日の一日一善
・病院の待合室でお金を落として行ったおじいさんに届けてあげた。
一割を請求しなかった(笑)。
★今日の一日一悪
・ケアマネージャーに「体調のことを連絡してくれ」とじじいさまに
言われたが、まだしてない。明日だ明日。
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介護
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今日は訪問看護の日。
行きたくないなーと思いながら、彼が送ってくれると言うのでしぶしぶ腰をあげた。
数分遅刻した。
建物の前に到着した頃、じじいさまから着信が入る。
「今日、来るんやろうね?」
「今、玄関前にいるよ…」
半ボケのくせに時間にはうるさい。
私も他のことなら遅刻はしないんだけどね。
体が行きたがらないのよ。解ってほしいわ…。
今日は介護士美玲ちゃんも早く到着したのか、
私が到着した頃には、すでに薬の振り分けが終わっていた。
じじいさまはにこにこして美玲ちゃんとヘルパーさん二人を相手にしゃべってた。
なんだ、私いなくても大丈夫じゃないの。
大きな声で話さなきゃいけないけど、ちゃんと通じてるし。
今朝は朝一番で私に電話をかけてきたじじいさま。
「頭がおかしいけん、今日の訪問はやめといた方がいいん違うかな…」
「どこがおかしいの?」
「いやぁ、目がねぇ。見えんとよ」
目と頭とどうつながりがあるんだ…。
目が見えないと言っても、モノが二重に見えるだけ。
「だから、それは眼鏡かけないと仕方ないって病院で言われたでしょう?」
「でもねぇ、もうすぐ死ぬのに眼鏡買っても仕方ない」
またいつものぐるぐる会話が始まった。
私は早く終わってほしい話題だったけど、じじいさま本人には切実な問題だったんだろう。
目がよく見えないのは頭がおかしくなった証拠だ。
訪問看護で頭がよくならないのは、効き目がないからだ。
そんな不満ばかりを言う。
朝一から頭痛を引っ張り出すじじいさま。
じじいさまにとって、介護士に信頼を置かせるために同席をやめようかと思っていたけど、じじいさまの愚痴がひどかったので、やはり同席することにしたの。
なのに行ったら、にこやかに話してるじじいさま。
なんだか「やられた!」気分よ。
前回、血圧が高かったけれど、今日の血圧は正常。
でも「念のため、内科にかかり内科の訪問看護を受けたらどうか?」と言われた。
だとすると、精神科のあなたたちは手を引くってことかしら?
だって、同じ役割を二か所に頼むわけにはいかないし、じじいさまじゃないけど、勿体ない現象が起きてしまう。
「内科はねぇ、どこも悪いところがないから無駄になるもんねぇ」
じじいさまが反論する。美玲ちゃんのことが気に入ってるのか?
内科に行こうと再三促してるのに、全く言うことを聞かないじじいさま。
ヘルパーさんたちに言われても聞くはずがない。
住宅に通っている内科の医師たちも「内科にかかるより割高」と聞いて、受診してもらうことを嫌がってる。
美玲ちゃんたちが引き揚げたあと、しばらく話をしたけど、
声がいつもに比べ、弱々しかった。
昼夜逆転してまだ今日は寝てないと言うから、そのせいだろうと思った。
高齢者住宅の不満、弟への不満、親戚への不満…次々と不満を口にする。
私のことも不満だらけなんだろうな…直接言わないが、そう推測できる。
いつまで経っても終わりそうになかったので、
電話機の設定をやり直して、「じゃ、また今度!」と切り上げた。
だが、夕方また電話をかけてきたよ。
愚痴、愚痴、愚痴…。
死んだ母のこと、母の兄弟のこと、弟のこと、
私が生まれる前のことまで愚痴る。
「そんな話をされても、私はわからないから」と
同じ話を3回以上聞いて、止めようとした。
「それはそうやけど…」と言った上で、また同じ話を繰り返す。
寝てないせいで、被害妄想が顕著に出ている状態。
「目が見えんようになったら、死ぬしかない」
「見えないのが怖いなら、眼鏡かけないとどうにもなんないよ」
「眼鏡なんかかけて、それでも見えんやったらどうしてくれる?」
私にそんなこと言われてもねぇ。
どこの眼科も眼鏡を勧めるんだから、ただの乱視なんだけど。
次は眼科の悪口よ。
「藪医者ばかり。耳が悪いと言うのに、聞こえるように話をせん」
「だったら、補聴器買えば?みんなそれで苦労してるんだから」
「もうすぐ死ぬのに勿体ない」
だったら、文句言うなって話。
ああ言えばこう言う、それも筋の通らないことばっかり。
ほとほと困ったころ、
「電話代が勿体ないから切る」だって…。
明日は介護認定の聞き取り調査。
ケアマネージャーが行ってくれることになってたけど、この状態じゃまともな話もできないかも。
その方が介護ランクが上がっていいのかもしれないけど、通訳がいるので行かなきゃならないかなぁ…。
まともに仕事に行けない…。
泣きたいのはこっちだよと思うけど、同居して介護にあたってる人達に比べたら、私は楽をしてる方だと考えてもう少しじじいさまに寄り添わないと…。
でも、いい加減入院してもらおうかとも思ってしまう。
あの世の母に
「面倒な人を残して先に死んじゃうなんて…。お母さんずるいよ」と
ついつい仏壇の前で愚痴ってる私。
こりゃ、じじいさまとおんなじだね。
日曜日は母の日、かわいい花束を飾って
もう少し優しい言葉で
「じじいさまが手をかけないようお母さんも手伝って」と
お願いするだろう。
あぁぁ、GW最後の日もなんだか疲れて終わっちゃったわ。 隠れてしまいたい時がある
☆昨日の一日一善
・そりゃもう、予定を変えて訪問看護に立ち会ったことでしょう。
★昨日の一日一悪
・弟に電話して、「あんたが協力しないから、大変なんだよっ」
と愚痴を言いまくったことかしら。当然だわ。
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今日の気温…真夏のようだったわ。
日のあたってる場所に立つと、じりじりとおひさまが照りつけて肌がぴりぴりするし、少し歩けば汗だらだら。
日傘なしじゃ歩けないほど。
これでも27℃だったなんて、信じられない。
体感では30℃越えだったわよ。
GWでこれなら真夏はどうなることやら。
今日はね…とういうか、今日もね、
イラッとしたよぉぉぉぉ
昨日、じじいさまの病院へついて行くはずだったけど
天気が悪かったのと頭痛で「明日にして」と連絡したの。
特に私のことを心配するでもなく
「わかった」と言って電話を切ったわ。ちょっと不機嫌そうに。
夜、じじいさまが電話をかけてきた。
内容は
「訪問介護はもうやめたい。来たってなにもよくならん」
あったりまえじゃないかー。治療じゃないんだから。
「あのねぇ、訪問介護は体を良くするんじゃなくて、お話をして悪いところがないかチェックしてもらうのよ。それに話をするだけで、呆けの進み具合も観察してくれるんだから」
「でも、なにを話しようか全然わからん…」
あれだけ話といて、わからんですとぉーーーー?
美玲ちゃんにYOUだよっ?
大きな声で話してくれるから、ちゃんと受け答えになってたじゃないの。
「あれにお金払って、時間かけるのは勿体ない…」
でたー、けちけちじじい。
つまらないことにはお金を使うのに、大事な病院や補聴器眼鏡などは渋ってお金を使おうとしない。
理由は「もうすぐ死ぬからもったいない」
私の頭の中では、LINEスタンプの「猫が頭にきて、かつおを床に叩きつける図」が浮かんだ。
じじいさまはあと1万年くらい生きそうなのに。
「じゃあ、次の診察の時に先生にやめていいか聞こう。やめたら入院かもしれないけど」
とちょっと脅しを入れる。
「んー、わかった。先生に聞くまで我慢する」
ほんとに手がやけるじじいさまだ。
そして今日、まだ気分が悪いなぁと思いながらじじいさまの高齢者住宅へ出向いたわ。
眼科へ付き添うためにね。電話で予約も入れておいた。
事前に「今日は行けるから、用意しといてね」と電話も入れて。
5月が始まったばかりというのに、この暑さはなに?
日のあたる場所にいると汗がにじんでくる。
半そでを着て出たのに、ノースリーブでもいいような気候。
ふらっふらの頭に「がんばれよー」と声援をおくりつつ、バスと徒歩で40分かけて高齢者住宅に到着。
チャイムを鳴らしても出ない…。鍵はかかったまま。
おかしいわね。出る前に電話をしたのに、と首をかしげながら合鍵でドアを開ける。
部屋に入るとじじいさまは寝てた。
何度声をかけても起きないので。肩をとんとん。
「あーー」と目を覚ました。
「病院に行くのに、どうして寝てるの?」
「病院ねぇ、昨日ひとりで行った」
なんですとぉぉぉ?
「病院の先生、なにをいいようかさっぱりわからん。耳が悪いって言ったのに小さい声で話してから」
むっとしたむっとした。
「だから、一緒に行くって言ったじゃない。行ったのなら、なんで電話した時にいわないの?
わざわざ来なくてもよかったじゃないの!」
「どこも悪いところないって言うっちゃんね。物が二重に見えるのに…」
「だから、前の病院で眼鏡作るようにいわれたでしょ?眼鏡かけないと見えないのは当たり前って」
じじいさま、今回で3軒目の眼科。どこで診てもらっても診断は同じだった。
乱視…。これは目薬でも手術でも治らない。眼鏡で矯正するしかないのに「あそこはヤブだから」と次々に病院を替える。
「いくつも病院替えたって、お父さんが眼鏡買わないことには治らないんだよ」
「でも、もうすぐ死ぬし」
「勿体ないって買わずにいたら、私たち周りが迷惑するの。補聴器も眼鏡も買って!」
「買ってももうすぐいらんようになったら、勿体ない」
こぉぅのぉぉぉぉっ!頑固じじいがっ
そこからお説教よ。この場合、プチヤスミンに出てきてもらいたかったわ。
「それにね、どうして電話した時に病院行ったって言わないの?私だって気分が悪いのに今日わざわざ来たんだよ?時間もお金もかけて来てるんだよ?いい加減にして!明日も来ないといけないのに」
じじいさまは反省するどころか不機嫌な顔。
こういうときだけちゃんと聞こえてるんだから。
「みんな聞こえるように話さんし、少しもこっちの身になってくれん」
「お父さん、補聴器買わないからみんな迷惑してるのよ。聞こえん聞こえんって周りに文句言わないで、自分が補聴器買えば済むことじゃないの。自分さえやれば周りに迷惑もかけないし、自分だって楽になれるんだよ。私も大声で話すのはすごく嫌なんだから」
じじいさまはむっとした顔のまま。
「私はね、具合が悪いの。なのに、病院へ連れて行かないとって思って来たの。少しはこっちの体調のことだって考えてよ。私が寝込んだり入院したら、ここには来れないんだよ?」
と言っても、まったく迷惑をかけてるという意識はなさそう。
「明日の訪問介護、私は来ないから。具合悪いから明日は寝てる」
「やけど。来てもらわんとなにを話しようか全然わからん」
なーにを言ってるんだ。嬉しそうにしゃべってたくせに。
「わからんなら、補聴器買いなさい。周りが迷惑してるんだから!」
そう言って、帰ってきたわ。
帰宅したら、ぐったりよ。
ぐったりだけど、あまりに暑かったので衣替えしたわ。
春物から夏物へ。怒りで頭がぷんすかしてたので、ばたばたと仕事ははかどったわ。
この記事には、「じじいさま」と優しそうな呼び方をしてるけど、本心では
「このー、くそじじいっ!」って叫んでることが多い。
本人の前でいうことはないけどね、それくらいじじいさまのわがままがストレスになってる。
頭ではわかってるんだけど、老人とはこういう生き物だと。
はぁ。だめだな、こんなにでは。まだまだ先は長いというのに。
じじいさまといい彼といい、なんで日本語も人の気持ちもわからない男が揃ってるんだ。
ふたりまとめて、宇宙の彼方へ飛ばしたいと思う今日この頃…。 かまってちゃんだらけ…
☆今日の一日一善
・ベランダで日向ぼっこする猫たちの毛並みの手入れをした。
ゴムのブラシにおそろしいくらいの毛が…。
三回もブラシをいれるとかなりの量に。もちろん彼に被せたいと
思ったのは言うまでもない。
★今日の一日一悪
・今日はずいぶんじじいさまを怒っちゃったなぁ。
明日は行かないと言ったものの、どうするか迷ってる。
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今日は2回目の訪問介護の日。
朝一番、じじいさまから電話よ。
「服を買ったんやけど、サイズを間違えて買ってしもうた。店に行って返さないかんから、今日は訪問受けられんって連絡して」
うーーーーっ、これはバックレようとしているに違いない。
逃がさないんだから!
今日の午後からはこけしが都合がつくと言うので、こけしに同席を頼んでた。
本人が留守だと何にもならないので、じじいさまを説得しないと!
「洋服の取り替えはこけしが乗せてってくれるから、ちゃんと家に居て」
「うーーん、でもねぇ。訪問はやめてもいいやろ」
「だめー、薬の管理もしてもらうんだから。それに人ともっと関わらないと」
「続けなだめね?」
「だめっ!」
そんなやりとりを、朝のくそ忙しい時間に15分ほど費やした。
ほんとに手のかかるじじいさまである。
こけしの話によると、じじいさまは今日もよく話したそう。
他人とはなかなか話さないのに、やっぱり美玲ちゃんがよかったのかなぁ。
美玲ちゃんはきたけと、今日はサダヲは来なかった。
代わり女性介護士さんがやってきた。
誰に似てるかというと…YOUを少しおばさんにした感じの女性だという。
女性二人の訪問に、じじいさまも気をよくしたのか明るかったそうだわ。
薬もきちんと飲めてる様子…捨ててなければね(笑)。
性格はくそがつくほど真面目なので、それはないと思う。
「お体、悪いところはありませんか?」と美玲ちゃんに聞かれ
「特に悪いところはないです」と言っておきながら
「あそこが悪い、ここが痛い」と体の不具合を次々打ち明けるのには笑えたという。
洋服の買い物の失敗も自分から話したそうだ。
「ひとつ小さいサイズを買ってしまって、窮屈で入らんかった。
こんな失敗をするのは頭がおかしくなってる証拠かもしれん」
と自ら呆けの報告。
本当はズボンを買いに行ったのに、前開きのシャツを2枚も買ってしまったんだそう。
YOUさんは
「こんな間違いはよくあるんですか?」と尋ねた。
「いやー、初めてやね…」
嘘ばっかり…。
パッチを買いに行って、女性モノのスパッツ買ってきたり、
女性用のシャツを買ってきたりしてたのに。
なにが初めてであろうか。
これについてはこけしは知らなかったので、「初めてなんだ…」と思っただけ。
「ダイエーみたいなところは、着るものはいいものがない」と愚痴を言ってた。
じじいさまの住む街にはダイエーくらいしか衣料品を置いてない。
少し足を延ばせば、モールもあるんだけど。
美玲ちゃんとYOUさんが帰った後、こけしはじじいさまを連れて洋服を買ったダイエーへ。
シャツは商品タグも外してなかったし、レシートも取ってあったので問題なく返却できた。
この点、しっかりしてる。
交換なので、自分のサイズのものを持ってくるかと思ったら
「ズボンが欲しいから」と言って、ズボンばかり見てる。
「シャツはどうするの?」と聞いたら、「いらんかも…」
レジの人に聞くと、「どれでもかまいませんよ」と言ってくれたので
こけしはズボン選びにも付き合ってくれたらしい。
長時間迷っていたら、レジの方が走って来て
「無理に選ばなくても、お金返却してもかまいませんよ」と言ったとか。
もうちょっと早めに言ってくれたらよかったのにね。
「サイズはこれでいいけど、裾上げがー」とぼやくので
「そんなことはお母さんがするからいいよ。選んで!」と言ったんだって。
そんな面倒なことを勝手に言うんじゃない…。
押し入れの奥から、またミシンを引っ張り出さないと…。
ようやくズボンを購入したら、次は宝くじを買いたいと言う。
宝くじが趣味のじじいさまは、ジャンボを30枚購入。
「いや、昨日もたくさん買ったんだけどね♪」
トータル、一体何十枚あるんだろう…。
食品売り場も少しみたいというので、ついてまわったら
高いいちごを3パックと肉を2パック購入。
午後から3時間の付き添いになった。
高齢者住宅でじじいさまを下ろしたら、車の窓を覗きこんで
「いちご、全部持って帰ってね」と手渡してくれたそうだわ。
「ありがとうございました」と深ぶかとお辞儀して部屋に入って行ったらしい。
「なんだか、かわいかったよ」
いちごを持ってきてくれたこけしが笑いながら話してくれた。
話は変わるけど、
彼が「今度会ったときに、ふたりのルールを作ろう」とLINEで言い出した。
「何の?」と聞いたら、
「一日デートの時、夜のデートの時、お泊りの時のルール」
「どんなルール?」と聞いても、「会ったときに話すから」と言うばかり。
デートのルールってなんだ?
なんでもいいけど、私がルールなんだよ(笑)。
わかってないねぇ。
明日の夜はふたりでウォーキングする予定。
きっとその時に何か勝手に決めたルールを提案されるんだろうな。
私がキレないルールだといいけど(笑)。
そのルールについては、明後日あたり報告するわ。
待てる?(笑)
あ、今見たでしょ。見たよね?
☆今日の一日一善
・わらしが「一緒に寝るー」と言って、すでに私の布団で
爆睡中。仕方ないので、一晩泊めてやることにした。
こんなでっかい子供と一緒には寝たくない…。
★今日の一日一悪
・帰宅したわらしが「眼鏡がほしい」と言いだしたので、
こけしにつれてってもらった。帰宅したら9時。
当然のように、夕飯作りは放棄。
「誰のせいだ」と釘をさしてから、冷凍うどん出したけど。
ラッキーラッキー♪
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今日もピーカン。青空が見えてると気分いい。
でも、紫外線もばんばん降り注いでくるのよね。
昨日、春のニットで外に出てたら、網目を通して差し込んできた紫外線にやられ、肩がひりひりしたわ。
日傘の出番ね。
日傘差してばっちり日よけをしたいけど、荷物になるのが難点。
お買いものに行くのが嫌になっちゃうよ。
今日は夏物の半そでニットで出かけたわ。
心持ち涼しくはあるけど、いい気分だった。
もちろん日傘差してね。
そう言えば、昨日恐ろしいものを目にした。
じじいさまを連れて行った病院の壁に、仰々しくかけられてあった額入りの色紙。
有名将棋名人の自筆の言葉。
「必実剛健」
質実剛健をもじったことばなんだろうけど、
気になったのは、その文字の汚さというか息をのむへたくそさ。
多分、10人が見て10人が「うわっ…」と言葉を無くすと思う。
小学生に書かせた方がよっぽど上手だろう。
着物を纏う商売の人は、字がきれいであって当たり前みたいな先入観が私にはある。
他の商売より断然筆を扱う機会が多いと思うのだが、思い込みを足元からひっくり返されたよ。
きれいな文字が書けなくてもいい。
心のこもった文字が書ければいいと思う。
癖があっても、印象的に美しい文字が書ける人はたくさんいる。
筆文字は筆ペンの太字だった。
あんなに書きやすい道具でこれって…。本物の筆だとどんだけ…。
きっと、病人を励ます意味で書いたのだろうけど、病院の白い壁に落書きを飾ってるようだった。
元夫も「字がへたくそ」さ加減は自他ともに認めるところだった。
ある人などは、元夫の文字を見て「みみずが盲腸をおこしてような字」と表現した。
そんな元夫よりひどかったのだから、相当なもの。
今後、あの名人を目にしても「偉い人」とは思えないかもしれないなぁ。
天は二物を与えず…ほんとね。
じじいさま、初めての訪問介護を受けたわ。
薬の管理ができないってことでね。あとは健康状態のチェック。
訪問してくれたのは、昨日登場したケースワーカーの阿部サダヲ似の男性。
それに、桐谷 美玲似の女性介護士さん。じじいさま、目の保養になるかしら?
まず、貯めこんでた薬を日分け、朝、夕、寝る前に分割。
1年前にもらった薬は持ちかえってもらい、半年以内の薬は使用。
漢方薬が半端なく有り余ってる。
どうも一番苦手なよう。
お湯に溶かして飲んだ方が飲みやすいという。
私も漢方薬出てるので、帰って試してみよう。
お湯に溶かしてまずかったら、ちゃぶ台ひっくり返すかも…。
…ちゃぶ台、ひっくり返したよ(後時談)
「あら、床がぬれてますよ…」
美玲介護士さんは、じじいさまの失禁を疑った様子。
でも、これは自じい様の拭き掃除の跡なの。
そろそろ訪問介護がくるよって言った途端、床拭きを始め出した。
それもよく絞れてない雑巾で。
ぬれぬれのフローリングをじじいさまの後を追うように拭いたつもりだけど
一部分拭き切れてなかったみたい。
説明すると、介護士さんは笑顔で納得してくれた。かわいいわ♪
小さな椅子をすすめたけど、美玲さんもサダヲさんも床に正座しての雑談。
雑談の中で、じじいさまの生活習慣などを聞きとる様子。
じじいさまのやり過ぎの生活をも感心して肯定してくれるので
じじいさまはご機嫌。
今までこんなにしゃべることがあっただろうか?と考えるくらい
この日のじじいさまは饒舌だった。
私とは必要最低限の話しかしないものね。
反省だわ…ウソ(笑)。
しゃべることが楽しいと思うと、耳の聞こえも違うみたい。
じじいさまは左の聴力がなく、右も半分以下。
だから、細かい会話が必要な場合、ノートかホワイトボードで説明する。
これが、書き手にとってはストレス。
話すペースで書いていければいいんだけど、速記ができたとしてもじじいさまは読めない。
こんな時、ノートパソコンがここにあれば、ストレスなくすらすらと文字に起こせるのに。
バイタルチェックと健康状態の確認を済ませる。
今後数回分のスケジュールを決め、サダヲと美玲は帰って行った。
じじいさまの機嫌はすこぶるよかった。
こんなにたくさん他人と話すのは初めてに近いから、楽しかったみたい。
やっぱりプロは違うね。話し方聞き方が上手だ。
これで訪問介護にも慣れてくれるだろう。
じじいさまは
「今日は人がくると思ったら、眠れなかった。ちょっと疲れたから寝る」とベッドに入った。
寂しさで24時間つけっぱなしだったテレビも消したまま。
すぅすぅと寝息を立てるじじいさまを確認して、私は部屋を後にした。
これ、筆にしてみる?書きやすいよ
☆今日の一日一善
・一枚しかないステーキ肉をわらしのために焼いたわ。
私はその匂いでご飯を食べて…冗談です。
★今日の一日一悪
・わらしにまたもや男から電話。今日は乙女わらしが出てこなかった
ので、後ろで邪魔をしてやった。ウホホーイ♪
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