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昨日は一日エアコンをつけなかった。
扇風機で済むなんて、何十日ぶりだろう?
室温は30℃あったけれど、35℃前後の日々を過ごしていたら
30℃は涼しい。
熱帯夜は続いているけれど、30℃を少し下回り
今夜は扇風機もいらなさそう。
台風10号、当初は九州へ接近するのかと思っていたら
ブーメランのように進路を変えて北上。
ここまでの迷走台風は、記録上なかったそうな。
大型だと言われている今回の台風。
被害がないことを祈ってます。
友人が皇帝ペンギンを連れてきた。
びっくりだ。なんとでかい…。
よちよち歩く姿はとてもキュート。
へぇ、ペンギンなんて飼えるんだ。
感心して見ていたら、
「この子、あげるから」と友人が言う。
「いやいや、うちには猫たちがいるから飼えないし
ペンギンの飼い方なんてわかんないし」
そう断ったのに、友人は「遠慮するな」と
ペンギンを残して帰ってしまった。
餌はやっぱり生魚だろう。
すぐに買い物に行かなければならない。
一体どれくらいの量を食べるのやら…。
皇帝ペンギンの飼い方なんて、ネットにあるのかな?
水浴びは必要なんだろうか?
浴槽に水を張って、氷を浮かべるべきだろうか?
飼う気もないのに、こんな動物を置いておかれては
ほんと迷惑だよ。
そう思いつつ、私は買い物に出かけた。
大量の生魚をスーパーで調達し、帰宅すると
なんてこと!
皇帝ペンギンが死んでいた。まだ名前さえ付けてなかったのに。
エアコンを消して出かけたせいだろうか。
いやいや、この暑さの中、外に連れて出た友人のせいだ。
リビングに横たわる皇帝ペンギンの死体を見つつ
思案にくれた。
この死骸をどう処分すればいいのだろう?
ペット葬儀屋で火葬してもらうのが一番だけど
犬猫以外はだめだと言われた。
保健所は休みで、電話で尋ねることもできなかった。
燃えるゴミとして処分する?
いやいやいやいや、そんなことはできないでしょう。
でも、取り敢えず可燃物ゴミ袋に入れてみた。
やだ…大きすぎて袋から頭が飛び出ちゃう。
大型の段ボールもないし、処分が決まるまで
こうしているほかない。
この暑さだ。すぐに腐敗が始まるかも。
この大きさ、相当な臭いがしそう。
冷凍庫からアイスノンを取り出して、袋に入れる。
どうしよう…どうしよう。心底困った。
夜中だから考えあぐねてもどうしようもない。
とにかく寝よう。
そう思うが、寝返りを打つばかりで眠れない。
死骸を置いてあるリビングには怖くて行けない。
困った困った。
明け方、うとうとしたらしい。
はっと思って飛び起きた。
死骸はどうなっているだろう。
恐々とリビングへ行き、死骸の入ったごみ袋を探す。
ない…。
え、これは夢だったの?
そう気づいて、リビングにへたり込んだよ。
なんてリアルな夢だったんだ。
生きていた皇帝ペンギンは活き活きしてたし、
死骸は鳥肌が立つほどに恐怖だったのに。
なんでこんな夢見ちゃったんだろう?
寝ぼけ頭で分析する。
ボケた頭で考えてもわからないので、ネットで夢占いを
探してみた。
すると
ペットが死ぬ夢は、人間関係などの あなたを束縛するものからの
解放を意味しています。
特にあなたがペットに対してあまり愛情を持っていないようで
あれば、この意味である可能性は高いでしょう。
ですって。
皇帝ペンギンに愛情はないよ…。
あ!
そう言えば、寝る直前までネット動画でアニメを観てたんだわ。
真剣に観ていたわけじゃない。
退屈だったから、流していただけなのに。
『しろくまカフェ』というアニメ。
その中に出てくる皇帝ペンギンのペンギン君が
脳に刷り込まれたと思われる。
寝る前に、観たり読んだりしちゃいけないわね。
謎が解けてほっとしたけれど、
部屋のどこかにペンギン入りのゴミ袋がないか
何度か探してしまったわ…。
みなさんも寝る直前にいろいろ観ないようにね。
寝る時は真剣に寝ましょう
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妄想ショー
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詳細
コメント(51)
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ブロ友きいちゃんさんから、牛すじのカレーレシピをお願いされたの。
コメント欄に収まらないかもしれないので、
記事にしてアップさせていただくわね。
なんだよー、つまんねーなと思ってるあなた。
さあ、一緒に『きゅーぴー3分クッキング』のテーマを口づさんでね。
♪ぱららったらったら ぱらったらったら
ぱららったらったらったらった らったったー
らららったったー らららったったー らったー
らったぁらったぁ たりらりらー
ぱららったたー ぱららったー ぱららったーらったーら
とぅるるんるんるんるん
らったたらたー らったたらたー らったぁらったぁらたりらりらー
ぱららったったー らったったーら らっ らっ らっらっら♪ 上手に鼻歌歌えましたか?
なんか違う? いいじゃないの、私にはこう聞こえるのよ。
あんまりここで突っ込まないで。
「みなさまこんにちは。本日のお料理は『牛すじのカレー』です。
カレーと言えば、子供から大人まで喜ばれる一品ですよね、先生」
「そうですね。迷った時はカレー。大勢人が集まる時はカレー、何もやる気がない時はカレー。
それくらい主婦を助ける一品と言っていいでしょうか?」
「せ、先生、あまり砕けたお答えをされると、あちらの国々の方からクレームが(汗)」
「そうですか?私には聞こえませんけど…」
「あは、あはは。ではここで材料のご説明をします。
牛すじ…好きなだけ、角切り牛肉…安売りのものをひとパック、
お好みのお野菜…鍋から溢れないだけ、にんにく…気が済むまで、
しょうが…家族が文句をいわないだけ、、スパイスいろいろ、ローレルの葉2枚
…先生、これでは分量が分からないと思うんですが…」
「料理は目分量、気分次第、それをまとめ上げるのが料理の腕です♪」
「そうですか、失礼しました。ではまず、メインの牛すじからですね」
「牛すじは好きな大きさに切りましょう。固いですから、お腹に力を入れてお尻もきゅっと締める状態で包丁を入れていきましょう」
「切れました、先生」
「ではそれを沸騰したお湯に入れまして、アルプスの少女ハイジの1番を歌いましょう」
「先生、なぜ歌うのでしょう?」
「歌いたい気分だからです。歌い終わりましたら、ざるにあげます。牛の角切りはお好みの大きさでどうぞ。うちでは半分に切ります」
「小さく切るのには理由があるのでしょうか?」
「カレーを食べてる時に、もっさもっさするのが嫌だからですよ」
「へぇ…、柔らかくなるまで煮込むのではだめですか?」
「お好きなように。私は半分にしたいんですっ!」
「あ、そうですね。すみません」
「角切りはフライパンで焼きましょう。ええ、そのくらいの焦げ目がついたら」
「先生、大鍋のお湯が沸騰してます。こちらに入れてよろしいでしょうか?」
「はいどうぞ。牛すじもいれてくださいね。はい、いいですよ〜」
「これから煮込みに入るんですね。時間的にどれくらい煮るのでしょうか?」
「お昼のワイドショーを見て、トイレの掃除をして、干してた布団を取りこんで、コーヒーとおやつを頂いて、『科捜検の女』を見終わった頃にお野菜を入れます』
「先生…すごく具体的ですね。時間にするとどれくらい…」
「今、説明しました。二度も言いません!」
「すみません(汗)。お野菜と一緒にローレルの葉を入れるんですね」
「ええ、入れて下さい。良い子のみなさん、これがカレーに入ってても食べてはいけませんよ」
「出来上がる前に取りだすことが大切ですね」
「先生、お野菜は炒めないんですか?」
「炒めると余計な油を摂ることになるので炒めません」
「わかりました。カロリーは女性の大敵ですね」
「そうです。そしてまた煮込みます。セロリの葉も入れて煮るといいですよ。我が家ではカレーシチューのために、セロリを買ったら葉を冷凍しています」
「冷凍できるんですね。あの…煮込み時間はどれくらい?」
「お昼寝をして、起きたら寝汗かいてしまってたのでシャワーを浴び、髪を乾かし、きれいになったついでに、顔のマッサージをして産毛の処理をして、ビールを一本飲みましょうか♪」
「先生…お時間…。はい、わかりました。それくらいですね!」
「あなたも飲みこみがよくなってきましたね。いいですよ」
「これだけ長時間煮るとなると、ガス代電気代が心配になってきますね」
「うちは石油ストーブに活躍してもらってるので、冬場は心配いりません」
「ストーブ…いいですね。夏に作りたい時はどうしましょう?」
「石油ストーブに決まってるでしょう」
「……我慢大会になりますね」
「シャワー、何度もかぶりますよ(笑)」
「そして、各種スパイスですが、先生はどのようなものを入れてらっしゃるのでしょうか?」
「それはトップシークレットです!」
「せんせい〜〜〜〜。お料理番組ですので、どうか教えて下さい」
「仕方ないですね。にんにく、しょうがは当たり前。あとは、ターメリック、クミン、チリペッパー、ローズマリー、粉末のローリエ、
コリアンダー、セージ、ナツメグ、ブラックペッパー、
ガラムマサラ。ここまでしか言えませんね」
「せんせい〜〜〜」
「我が家の味をこれ以上はただでは教えられません。クミンとローズマリーはシードがいいですよ」
「しかし、それだけのスパイスを揃えるのは大変でしょうね」
「ないご家庭はカレー用に一通りのスパイスを合わせたものが売ってあるので、それを買われるといいかと思います。スパイスの一部は
100円ショップにも置いてあるので、見てみるといいですよ」
「ありがとうございます」
「そして、カレールーを投入するわけですが、我が家では2〜3種類のルーを入れてます」
「よろしければ、商品名をお願いします」
「お好みでよろしいんですよ。ちなみにうちは、バーモンドカレー、ジャワカレー、インドカレーですね」
「辛さもお好みでよろしいんですね?」
「もちろんですよー」
「あとは何も入れないのでしょうか?」
「昔はコンソメを入れてたんですけどね、コクはでるけど、カロリー高くなるんですよ。カレーぐらいで太るわけにはいかないでしょう?カロリー計算したら、すっぱり入れなくなったんですのよ。
ほほほほほ」
「先生、野菜の形もなくなってきましたね。そろそろいいでしょうか?」
「お野菜ごろごろがよろしい方は、大きめに切って茹でたものを後から加えてください」
「今日は『マダムヤスミンの牛すじカレー』でした。明日は…先生明日のお料理は?」
「明日ですか?カレーは三日間食べるものですよ?
これで毎回家族にうんざりされるんですけどね(笑)。
なので、家族に復讐したくなったら、大量のカレーを作るんです」
「先生、お時間になりました。今日はどうもありがとうございました」
「ではみなさん、ごきげんしょう〜。Have a nice day〜♪」
♪ちゃん ちゃん ちゃんちゃんちゃん♪ 人生もカレーも甘くないわよ
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ふたりの心を引き寄せるために
お互いの心を溶け合わせるために
人はどんなメソッドを使うの?
はい、チャイム鳴ったよー。座りなさーい。
今日は特別授業にしまーす。
い・つ・ま・で・も、ざわざわしなーい。
手はお膝。お口はチャック。
あなたたち、園児ですか。まったく…。
今日のテーマは、愛あるくちづけについて。
笑わなーい。授業なんですからね。
そこの女子、いつまでもクスクス笑わない。
キスの好きな人、手をあげて!
はいはい、そんなにいましたか。
そんな、身を乗り出してまで手を挙げなくていいですよ。
わかりましたから、座ってーーーっ!
勉強不足の先生は、フレンチキスとディープキスは相反するものだと思ってたのよ。
日本人が言うフレンチキスって、軽いキスみたいに使ってるじゃない?
でも欧米では、舌と舌を絡ませ合う激しいキスのことをフレンチキスって言うんだって。
外人さんに
「フレンチキスならしてもいいわよ」なんて言ったら大変なことになるわ。
魂まで吸い取られてしまうから、気をつけてね。
先日、男友達が離婚したの。
私より10歳年下だから、男としては成熟して脂も乗ってきた頃ね。
浮気でもバレたのかと思ったら、
原因は「奥さんがキスしてくれないから」なんだって…。
「愛し合ってる時にキスを拒まれたら、気持ちも拒否されてるみたいだ」
と言ってたわ。
その通りよ。
ニンニク臭いか芋焼酎の臭い息吐いてたわけじゃないなら
彼女はキミを愛してなかったわけよ、と私は思った。
簡単にできそうでできないのがキスだと思うわ。
愛が溢れている時には、心を高揚させるおいしいキスも
ひとたび嫌いになれば、ぜーったいやだ。
唇にも触れてくれるな!な気分。
男友達はそこんとこに幻滅して離婚を選んだと言うけど、
女の私からすれば、すでに嫌われてたんでしょと解釈する。
「もうね、次の愛する人がいたんだって。お疲れー」と思ったが
こんなことを言ってしまったら、男友達はマリアナ海溝深く沈んでしまうでしょ?
だから、ぐっと堪えたわ。
みなさんは毎日キスしてるのかしら?
あ、そこ、机倒さないっ、立ち上がらない!わかったわかった。座って!
大人なみなさんはすでにわかっていると思うけど、
経験の浅い人たちのために教えておきましょう。
唇で相手の気持ちと身体の気持ちを知ることができるのね。
キスしてみて、お相手の唇の固さはどうかしら?
唇が柔らかければ、あなたを求めてるってこと。
固ければ……残念でした。今日はだめです。
唇ががさがさだったら…リップクリームをプレゼントしましょう〜。
「あら、リップをプレゼントだなんて!気が利くのね。あ…浮気してるんでしょっ!」
とケンカになっても、私は責任とれませんけどね(笑)。
キスの前に、心を繋ぐ要素はたくさんあるわね。
そこんとこ省きまくってたら、キスもしてもらえないしそのうち捨てられちゃう。
「夫婦生活を維持できなかったお前が言うなー」
誰ですか、今言ったのは!殴りますよっ。前に出てきなさい!
言い放って知らんぷりする卑怯な誰かさん。
しばらく使いものにならないおまじないをかけておきます。
あ、今青ざめたキミ。あとで職員室に来なさい。
「先生はどうなんですかー!」
あら、聞いた?
そんな質問には答えませんよ。
時々唇の皮がむ……コラコラ!
それではみなさん、愛あるくちづけを大切にして
これからもよりよい、愛の溢れる生活を営んでくださいね。
今日の授業はこれまで。
日直さん、黒板消しておいてね。 ごめんなさいの代わりにはなりません
☆今日の一日一善
・店員さんが賞味期限の古いものを手前に並べ直していた。
どうせ今日使うから、古いものを買ったわ。
★今日の一日一悪
・猫二匹が絡み合って寝てた。とても羨ましかったので、間に分け
入ったわ。二匹ともどっか行っちゃった…冷たい子たち。
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さて、少々お腹が空いたな。
ネオンきらめく中、食事処を探した。
バイキングスタジアムなるものを発見。
「これって、何があるんだろう?」私は胸を躍らせ入店。
スタジアムの中は外のネオンとは違い、落ち着いた雰囲気。
「お客様、ご説明いたしましょうか?」と声をかけたのは『みなみ』さんだった。
「北海道の食材を集めた北海道展なんてお勧めですよ。
私が買い集めたものばかりですけどね(笑)」
「あらー、カニがあるわ♪うにも〜♪」
「けっこうお好きなものばかりでしょ?」みなみさんは上品に笑う。
「私のわんこも大好きなんですよ」
ビー玉のような目のわんこが下から見上げていた。
「まぁ、他のお料理もありますけど、お好きなものを取ってくださいね」
「いえ、そんなものに惑わされず、きいちゃんコーナーも見て下さい」
私の腕を掴んで引っ張ったのは『aij*h48*』さんこと、きいちゃんだった。
「おお、きいちゃんも出してるのね。一度あなたの料理を食べてみたかったんだ」
「でしょう?でしょう?ビールも出しますよっ♪」
「さすがきいちゃんねー。家庭料理がおいしそう。私の嫁になりなさいよ〜」
うふふときいちゃんが頬を染めて笑う。
「お金を払うんだったら、普段食べられないものがいいんじゃないかな?」
背後から声をかけたのは『Sweet Tweet』さんだった。
「おお、あなたも出してたのね」
「僕のコーナーは一味違いますよ。今晩のテーマは「ジェイソンの憂鬱」どうです?」
「よくわからないけど…一度あなたの料理をいただきたかったわ」
「そんなことを言うと、ヤスミンに恋をしてしまいますよフッ」
「あー、またまた!」
静かな店内に響き渡る声。登場したのは『咲良』ちゃん。
「この人に言うことは信じない方がいいから。今年に入っただけで100人に恋してる男よ」
「知ってる知ってる。恋をするのは挨拶代わりなのね」
「妄想恋愛が好きなのよ。本命はちゃーんと大事に取ってある」
咲良ちゃんはかわいい顔に似合わず、モノをはっきり言う。
私は咲良ちゃんになら言葉で殺されてもいいと思ってる(笑)。
だまって聞いていたSweet Tweetさんが、耐えきれなくなって言葉を挟んだ。
「僕はストレスでもお腹を壊してしまうんだ。お願いだからいい加減な話で盛り上がるのはやめてくれないかな」
顔色はすでに蒼くなっていた。
「小説家並みの文章を書く人は、お腹も繊細なのね」
「お腹だけじゃなくて、花粉症もひどいらしいわ」
「それは咲良さんも同じだろう!」
「私はあなたほどじゃないわよ。花粉症のせいで目が覚めたりしないし」
「僕は体が弱いんだ。外に出るより主夫向きの体質なんだ…」
そこへまたまた見覚えのある顔が間に入ってきた。
おおん、キュートな『ショコラ』ちゃん。
「あら!ショコラちゃんじゃないの」
「ヤスミン姐さんこんばんは。何か揉めてるのかしら?」
「ううん。Sweet Tweetさんをいじって楽しんでただけ(笑)」
「ヤスミン姐さんも早く帰って寝ないと、顔しわしわになるよ」
「わかってるけど、まだ森を出られないのよ」
「そうか、スタンプいるんだね。私がスタンプ持ってるよ」
そう言ってショコラちゃんは胸にさげていたぬいぐるみの顔だけポーチを開いた。
「おや、ダッフィーの恋人シェリーちゃんのポーチ♪」
「東京土産なんだよ〜」とショコラちゃんは自慢げにみんなに見せた。
「うーん、恋に落ちてしまいそうだな…」
ぬいぐるみのシェリーにも恋するんかいっ!
ショコラちゃんは丁寧にスタンプを押してくれた。
「さー、私は焼酎でも飲んでよーかな。ヤスミン、無事に帰れるといいね」
右手を小さく上げると咲良ちゃんは踵をかえした。
「あー、咲良姉さんっ、いちごちゃんが!」
「げげげーーー」
咲良ちゃんはお尻に手を当てて、ダッシュで奥に隠れてしまった。
「見た?見えた?」
「いや…何も」
「私はばっちり見た。いちごが落ちそうだった(笑)」
ショコラちゃんはくったくのない笑顔で、がははと笑った。
結局何も食べる暇がなかったなー。帰ったら暴飲暴食に走るわね。
店を出ると正面には占いの館が立っていた。
「ここもスタンプを押してもらわなきゃだめなんだろうなー」
怪しげなカーテンをめくると、館は薄暗かった。
「ま、こういうもんでしょうね」
奥の方から声が聞こえた。
「ヤスミン、こちらへ」
キャンドルの灯りに沿って奥へ進むと、見事なまでの魔女チックな姿の女性が座っていた。
名札には『sakuraco』と書いてある。
「sakuracoちゃん、お会いできてうれしいわ♪」
「お初ですね」
「sakuracoちゃん、若いわねー」
「いやぁ、それほどでも」と照れるsakuracoちゃん。
「彼との今後を占いましょうか?」
「んー、占わなくても大体想像つくけどね」
sakuracoちゃんはうふふと笑ってタロットカードをめくる。
「はっ、これはっ!」
sakuracoちゃんが驚いて背を反らす。
「なになに?ひどいの?不幸なことでも?」
「ヤスミン、落ち着いて聞いてください。彼は…」
私は生唾をごっくんして
「…彼は?」
「ヤスミンの目の届かないところで、ラーメン替え玉してます。大盛りの」
……驚いた。
「それに加えて、一人の時カフェラテに3本シュガー入れてます。こんな人とは別れた方が…」
「いや、それはよく考えてからの方が…」
奥のカーテンから現れたのは『トロ』さん。
私は席を立って、深々とトロさんにお辞儀をした。
トロさんは負けないくらい腰を折ってお辞儀をしてくれた。
初めましてと握手をしかけたが、互いに禁忌であることに気づき
右手を頭のてっぺんに置いた。
「別れるのはいつでもできますし、次の人ができてからでもいいんじゃないかと」
「さすがにトロさんは冷静ね。まぁ、人ごとだもんね(笑)」
「ええ、人ごとですから…」
コントならここで滑りこけるところだけれど、トロさんとはまだコンビじゃないので
苦笑いだけにしておいた。
「今日はお散歩に行ったんですってね。いいことだわ」
「はい、久しぶりにすっきりした気分ですよ」
ふふっとトロさんは微笑みを浮かべて、ミュージックプレーヤーを差し出した。
「これ、ランダムで曲が入ってるんですけどね。これから流れる曲がヤスミンさんの未来を予言してくれるんです」
「おおーーー、何が流れるのかしらドキドキ」
トロさんの差し出したイヤホンをつけて聴いてみると…
『じーんせいは ワンツゥーパンチ 汗かきべそかき 歩るこぉーよぉー』
……うーむ、深いわ、深すぎるわ…
「いつまでここにいるつもりですか。夜明けまでに森を出ないと帰れませんよ」
そう言ったのは、『おんせんぐるめ』さんだった。
「おおーー、おんせんぐるめさん。あなたにはブログを始めてからお世話になり続けで…」
「そんなことはいいから、先を急ぎましょう!」
出際にトロさんにこれまた丁寧にスタンプを押してもらった。
ふたりに手を振り、おんせんぐるめさんと先を急いだ。
「あと一軒ですから」おんせんぐるめさんは足早に前を歩く。
私は背中のリュックの重さが増したような気がしたが、
おんせんぐるめさんに置いていかれないように小走りになって急いだ。
「おんせんぐるめさんのお店はないんですか?」
「僕はあちこち行く方が楽しみなので、店は持ってません」
「ずっとずっと励ましてもらって、ほんとうに感謝してます」
「いやいや、それでこんなところに迷わせてしまって」
「いいえいいえ、この森の中はとても楽しいです。帰りたくないくらい」
「それはダメだ。現実の世界に戻って生きなくちゃ」
そう言い聞かせられながら、最後の店の前に到着。
おんせんぐるめさんは手を振ってネオンの向こうに消えていった。
さーて、ここには誰がいるんだろう?
高級な扉を開くと、チャイナドレスを着た『心の扉』さんが立っていた。
「ようこそヤスミン。眠らないクラブへ」
想像通り、心の扉さんは上品な語り口調、上品な身のこなしだった。
「まずはカクテルを一杯どうぞ」
カウンターに差し出されたカクテルは夕日の色をしていた。
「カクテルなんて久しぶりだわ〜」
私は色を楽しむ間もなく、一気に飲み干した。
「あらー、それはいただけないわ。もっと楽しんで飲んでちょうだいよ」
「だって、のど乾いてたんですもん」
「夜明けまで、あと2時間。別室でもっと飲んだらどう?」
心の扉さんは色っぽい後ろ姿を見せ、別室の扉へ案内した。
「時間の許す限り、楽しんでね」
扉を開けると、いきなりのカラオケ!
そうよ、ここには…
「tatさーーーーん!」『 tat**465 』さんことtatさん♪
tatさんは歌ってるマイクを下げて
「ヤスミン、待ってたわよ」とにっこり笑う。
ああ、想像してた通り、tatさんはかわいい。スタイルいいし。
こんなにかわいいと男が放っておかないわね。
「俺もいるんだけど…」
その声にtatさんの向こうを見ると『流れ星』ことカイくん。
なーんで、美女と美男が揃ってるわけー。
これはずるい設定だわ。
でも、私のブログ友達はみーんな美女と美男ばっかなんだけどさ(笑)。
想像と妄想で創り上げてるから、感謝する人は一人1000円ね。
博みつさん、1000円だよっ!(笑)。
「えー、ふたりでデュエットでもしてるの?」
「まだしてないわよ。飲むのが忙しくてさぁ」
「tatさんはマイクよりグラス持ってる時間が長いんだ」
「カイくん、飲まないのよ。私とじゃ飲めないのかしらね」
「俺はバイクですから」
カイくんは大きな声じゃいえないけど、身体鍛えてるしイケメンなのよ。
私もあと10歳若かったら、ファンレター渡すとこね。
「私、tatさんのポエムに惹かれてお気に入りに入れさせてもらったの」
「やだー、照れるじゃない。猫好きが一緒なのもよかったわ」
「うう…俺の欄丸ぅーー」
「どうしたの?」
「飼ってる子が体調よくないんだって」
「まぁ、かわいそうに」
「心配だから、1曲歌ったら帰ります。マイクなしで歌いますっ!」
カイくんは1曲熱唱して、大きく手を振り帰って行った。
「そろそろ森を出る時間ね。ここはあまり長居をするところじゃないわ。現実の世界も大事にね」
「ありがとう〜」
と、懲りずにまた右手を出した。それはtatさんも同じだった。
指が触れる寸前に気づいて、ふたりで右手を口に当て大笑いした。
tatさんは胸からスタンプを取りだして、優しく押してくれた。
「あれ?ここが最後のはずなのに、まだ一枠残ってる」
「それはね、森を出てもらうのよ。ある人に」
森の外に誰かが待ってくれてるのね。誰だろう…。ちょっとドキドキする。
tatさんに手を振って、心の扉さんに手を振って店を出た。
森の出口で立ち止まり、友達のみんなを思い出しながら振り返ったけど、
あのきらびやかな照明は消え去り、闇だけが残っていた。
寂しかった。もっとここにいたかったのに…。
でも、帰らなければ。
森を一歩出ると、目の前に彼の車が停まっていた。
「最後のスタンプは、彼なんだわ」
それって、何かの運命を表すの?
彼は車から降りてきて、私に向かって両手を広げた。
おお、これは愛を確認する旅だったのね♪
彼に向って走り寄ろうとしたとき、背中のリュックがぐぐんと重たくなった。
「なにこれーーーー」
リュックを下ろすと、手を触れる間もなくリュックが開いた。
中から出てきたのは、
「わらしっ!」
わらしは立ちあがって背伸びをすると、
「んもぅ、狭いったらありゃしない。最後のスタンプ押すかい?」
そしておもむろに、
「ヤスミンさん、飯はまだかい?」
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てなわけで、今日はブログを書きだして丸2カ月。
いろいろな方に出会い、楽しい交流をさせてもらってます。
ほんとにありがとねーーーー。
出演は、最近ナイスくださってる人。コメントいっぱいもらってる方に登場してもらってます。
多分、忘れてる人はいないと思うけど…。忘れてたら文句言ってね。
また次回…ないかもしれないけど、あったら出演してもらっちゃう。
長々と最後までお付き合い、ありがとうございました。ペコリ ほんとに誰も忘れてない?
忘れてたら問題だぜ
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- Yahoo!サービス
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- Yahoo!ブログ
>
- 練習用
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今日はちょっと訳あって、みなさんを絡めたお話にしてみたわ。
2部構成だから、自分が出てないって怒らないでね。
下で必ず出てもらいますから。下はまだ書いてない(笑)。
出来上がるまで待っててね。いつできるやら(笑)。
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それは美しい三日月が浮かぶ夜だった。
どうやってここまで来たのか、全く記憶になかった。
眼前に巨大な森がざわざわと音を立てて私を呼んでいる。
帰る道は、見回しても見つからない。足元から伸びる道は黒い森へと続いている。
一歩足を踏み出すと背中に重みを感じた。
リュックだ。それも登山用のようなバカでかいリュック。
疲れているので、それを下ろして中身を確認するような気力はない。
歩を進めるたびに背中の荷物はガチャガチャと音を立てた。
一本道の森への道。
三日月は細い光を放っている。美しい。まるで柳眉を立たせたよう。
これが満月なら、帰る道も探せるというのに。
森の前に立つと、私は深く息を吸った。
この巨大な森に食われてしまいそうな恐怖心を振りはらい、
私は闇の森に吸い込まれていった。
突然まばゆい光に襲われて、私は視力を失う。
掌で光を遮断しながら周囲を見渡した。
電飾のトンネル、両側にはネオンサインに彩られた店々。
「これは一体…」と私は声を失った。
「ちょっとちょっと!」背後からいきなり声をかけられ、私は心臓ともどもびくっとした。
私に声をかけたのは入り口付近に立っていた男性だった。
よかった人がいた!私は帰り道を訪ねようと思い、その男性に近寄った。
山高帽を被りモーニングを着た男性。胸には木綿の布が張り付けられ
『オリオリ』と書かれていた。
ああ、知ってる!この人は美しい写真をアップする人だわ。
「いつもナイスありがとう♪」と私は頭を下げた。
オリオリさんはちょっとめんどくさそうな顔をして
「これ、スタンプカードだよ。各店を回りスタンプを押してもらわないと、ここからは出られないからね」
オリオリさんはそれ以上口を開かなかった。
仕方がないので、入口付近の店から攻めていくことにする。
最初の店はアトリエだった。
中に入るとふたりの男性とひとりの女性が少し間隔を空けてモダンなデスクに腰かけている。
壁にはたくさんの写真が展示されていた。
青を基調とした写真。ああ、この人は!
「あなた、あしらさんでしょう?」
彼はヨーグルトをつまみにモスコミュールを飲んでいた。
「ちがうけど…」と否定したが、胸に張り付いている名札には『あしら』と書かれている。
「あしらさんの青の写真、素敵ですよね」
そう言って振り向いたら、彼は「寝ます」と書き置きを残し消えていた。
その隣に座っている人は…『名探偵モンクさん』
背中の壁には美味しそうな食べ物の写真。もちろんそれだけではないけれど印象的なのはお料理の写真だ。
彼とは話したことがないので、会釈をして通り過ぎる。
奥に座っていたのは『ふたば』さん。
彼女のデスクには詩集が山積みされていた。
「こんにちは、ふたばさん。あなたの詩…」と言ったところで
彼女は奥へと走って逃げてしまった。
スタンプは誰に押してもらおうかと部屋を見渡すと
ドアの横にDaichiくんが座っていた。
「スタンプ、押してもらえるかな?」と聞いたら、おいしいものを食べた時のような顔で
「うん、いいよっ!」と即答。
しかし、しゃがんでいた彼のお父さんがスタンプを持っていて、
カードにばばーんと力を込めて押してくれた。
私はアトリエを出て、奇妙な出会いにちょっと首をかしげながらお向かいの店に入る。
そこは猫カフェだった。
「いらっしゃいませ」と声をかけてくれたのは『yasa*hana*25』さん。
猫は野良猫でいっぱいだった。
きっと彼女が集めてきたんだろう。
「コーヒーでいいのかな?」と聞いてくれたのは『あわれ人』さん。
彼は面白い。記事もなんだか笑えてほっとする。
でも声をかけようとしたら、走って逃げてしまった。
あれーー?コーヒーは?と思っていたら、
私のお笑いの師匠『zun*o*oho*12*』さんがコーヒーを持ってきてくれた。
「zunさん、一度お会いしたかったわー」と握手を求めようとすると、彼女は一歩後退して、手を横に振った。
「ここではだれにも触れてはいけないの。触れてしまったら帰れなくなるわ」
そう言われて、差し出した手を後ろに引っ込めた。
その時、私は家に帰るためにこの森の店を回っていたことを思い出したのだった。
「みんなはどうしてここにいるの?」
「ここはブログの森なんだよ。ヤスミンは迷ってしまったの。
ここから出られないと、この森の住人になってしまうのよ。私たちのように」
「コーヒー飲んだら、スタンプ押すわ。それからさ…」
「うん?」
「彼が宇宙人だってこともウイリアム王子の実父だってことも、私は誰にも言ってないよ」
私は鼻からコーヒーを噴き出してしまった。
「…あれは冗談だって」
「いいのいいの。私、口固いし。同じハゲが証明してるじゃない」
zunさんは、彼とウイリアム王子の遺伝子を同じものだと疑っていない。純粋な人だ。
私はいつもzunさんの記事に噴き出している。ブログのお笑い界のプリンセス。
zunさんは靴下を脱いで、足の指でスタンプを握り高々と上げた足から、かかと落としよろしくスタンプを打ってくれた。
店を出るとお向かいから読経が聞こえる。
「ここにはだれがいるんだろう?」そこは寺院のようだった。
弥勒菩薩像の前に座って経を唱えていたのは『弥勒』さんだった。
そして少し離れた長テーブルで仏画を描いているのは『but*ga*m*monnan*』さん。
心洗われるようだわ…。
ふいに肩を叩かれた。『こう』さんだった。
家庭思いのこうさんがここに…。
「スタンプ押しましょう。早く先を急いだ方がいいですよ」
こうさんは素早く紳士的にスタンプを押してくれた。
寺院を出ると、入る時には気がつかなかったゴルフ練習場のネットが見えた。
ここには…ここには絶対あの人たちがいるわ!
私はまばゆいライトに浮かぶゴルフ練習場へ走って行った。
受付嬢に呼び止められたが、「知り合いに会いにきただけです!」と言って強引に突入。
え?あら?見覚えのある顔に振り向くと、受付嬢は『ram』ちゃんだった。
駆け寄って「きゃー♪」と手を握りそうになるが、だめだということに気づき、ふたりで万歳のポーズに切り替えた。
「なぜ受付なんかしてるの?」
「なぜだかわかんないわ。私は向こうで打ちたい方なんだけどね。気がついたらここ」
「ふーん、もっと色っぽいところが似合うのにねぇ」
「さあ、お友達に会ってきたら?スタンプはそのあとにね」
「ありがとう。行ってくるわ」
自動ドアを抜けるとそこは練習場。球をかっとばす音がする。
おお、いたいた。
『博みつ』さんと『とよさん』さん。
「やってるねー!」と声をかけると
「うるさい。邪魔するな」と博みつさんが怒鳴る。よっぽど集中して練習してるのね。
「ごめんね。博みつさんは練習する時はいつも真剣なんだよ」
とよさんはいつも笑顔でいつも優しい。
と、褒めておいたら何かもらえるだろう(笑)。
「打ってみるかい?」と博みつさんがクラブを差し出す。
その顔は「打てるもんなら打ってみろ」と右の口角が上がっていた。
「ふん。見てなさいよっ」
私はクラブを奪い取り、150ヤードの看板にクラブのヘッドを向けた。
「ヤスミンちゃん、それは無理じゃない?」とよさんに声をかけられたが、売られた勝負は買わなきゃ女がすたるわ。
背後で心配そうな顔で見つめるとよさん。
にやにやと笑っている博みつさん。
私は神様にちょっと祈ったあと、思い切りクラブを振ったわ。
ぶんっ!
………。
ぶははははっと大声で笑うふたり…。
当たらなかったのね。こんなものよ、私の力は。
「よーし、俺がお手本を見せてやる。150ヤード行ったら1000円くれよ」
行くにきまってるじゃない。ゴルフの鬼だもの。
私は財布から1000円出して、渡す準備をした。潔い女と言って。
博みつさんは大きくクラブを振りあげると、素晴らしいフォームで…。
「痛てぇぇぇぇぇぇっ!」
打てませんでした。
彼は肩を手術したばかりだったのです(笑)。
ぶははははっ!と笑ったのは、とよさん。
「大丈夫かい?」と笑いながら博みつさんの肩を摩ってた。
「この勝負、夏までお預けだ。練習しておけよっ!」
「合点承知よ!負けないから」
勝ったわけでもないのに、私は意気揚々と胸を張って練習場を出た。
受付ではramちゃんがスタンプを握って待っていた。
「いつか博多に遊びに行くわ。その時は一緒に遊ぼうね」
うんうん、待ってるから。
またふたりは握手しそうになり、寸でのところで万歳をした。
続くらしいよ
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