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読書家ではないので、ワリと簡単に読める本が好み
☆笑える ☆泣ける ☆感動 する本など紹介〜
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奇跡を信じて

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あぁもう…中盤から感動しっぱなし…
って 普通と感動するところが私は ずれてるのかも

題名がもう「奇跡」ってそれを意識しながら読んじゃってたのかも

もう だって 主人公の17歳の男の子が

ごくフツーの(人をからかったりして普通に楽しんじゃうような)ランドンが

自分達から観ると"変わってる”女の子ジャミーという子と接していくうちにいろんなことに気づいていくといった話しなんだけど

まず、このみんなから変人扱いされてる子は
牧師の娘であり
ランドンや他のフツーのティーンエイジャーからするとオモシロくもなんともなく
いい子すぎて みんな妬みもあって(フツーの子たちにはその"妬む”ということすら自覚がなく)
はなもちならない存在

だけど 町中の大人たちからは一目置かれている
それもまた、子ども達には気に入らない

そんな気にも留めたことのない 幼馴染の女の子の魅力に
なんとなく気づいていくランドンなのだが

ジャミーと近づくと 周りからからかわれる
それも気に入らないし 別にジャミーに気があるわけでもないのに
からかわれたり いやみをいわれるのは 腑に落ちない

そんな感じの始まり方で…


ランドンのなかで、ジャミーと接するうちにいろんな変化がある



中盤私が泣いてしまったのは
ランドンが劇の中で ジャミーが演じる役に
「あなたは美しい」というせりふを言わなくてはいけないのに
そのせりふのところ いちばん大事な場面なのに、
どうしても 本心からその言葉がいえないせいか、そのせりふが上手くいえない



そして、本番前までその台詞に不安を抱いていたランドンなのだが

本番、その場面で、ジャミーの美しさに気づいてしまい
見とれてしまう、そして、われに返り「あなたは美しい」
と言う

劇は大成功で、…



なんかベタな話しだけど


もうそのランドンがジャミーの美しさに気がついてしまったこと事態が『奇跡』
と私はそこで感動してしまった

その後ランドンはますますジャミーに惹かれて行き
本当の自分の気持ちを模索するようになり
すばらしい内面的な成長をしていく


作者のニコラス・スパークス
の作品は
私ははじめて読んだけど

映画
「きみに読む物語 - The Notebook 」はすごーく感動したから、
この本は前から気になっていた

あぁすごく、よかった(*´∇`*)いっきに読んじゃったし

映画
「メッセージ・イン・ア・ボトル」は
あんまりピンとこなかったんだけど
もう一回観てみようかな…って気になった

チョット「スター・ガール」という本も思い出した にてるところがあるかも…



詳しくは…こちらっ!!興味のある方はレビューや内容を参考にしてくださいo(^-^)o
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国家の品格

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いまさらだけど…
友達から借りて…
たぶん 半年くらい借りてるなぁ

やっと読み終えることができた

なかなか、あたりまえだけど、とっても大事なことがかいてある、

日本人の昔からもっている 国民性や、文化 教養について、
とってもわかりやすく書かれている

私の育った時代に 「日本人は…そんなんだから、諸外国から馬鹿にされる…見下される」
と他の国と比べて否定的なことを よく耳にしたけれど

この本では 武士道など、日本独特の道徳観などについて 素晴らしさを説いている

”「論理」だけでは世界が破綻する”

もっとも重要なことは論理では説明できない といっている
「人を殺してはいけない」ということは論理では説明できない と。
人を殺してはいけない理由をあげると
人を殺してもいい理由もあげられるからです とのこと

戦争がいい例で、
そのほかにも、死刑制度などもあるし…

武士道には
「いけないことはいけない」「問答無用」という価値観があった と

まぁそれでも、武士だって人を切るだろう
といってしまえばそれまでなのだろうけど


いまの社会にかけてるのはこの問答無用なところなのかもしれない

「卑怯」ということが 武士道ではすごく恥ずべきことだったのだろう
この
「卑怯」さへの価値観が今の世の中ではかなり、かけてきているのかもしれない

こそだてにおいても 「いけないことはいけない」という”しつけ”すら
親が出来ずにいる。
実際 この基準がまた、個人的にもばらばらで
「いけないことはいけない」の度が過ぎると 虐待になってしまったり…

「卑怯を憎む」という武士道精神も
それにはなんの理由もない ただ卑怯だから

今の時代は大人が「卑怯を憎む」心をもっていない、
だから、いじめはなくならないのだ、

武士道には定義などない
と かかれている。



”理論が破綻”というのも
理論には出発点があり、その出発点が
人や国柄 宗教によって一貫したものがないなかでは
それぞれ違った結論に達しておかしくないはずで
その人たちの環境や立場によって
同じ理論でも正しくもあり、まちがってもありうる

そこで、この先生が言っているのは

人がいちばん大切にすべきものは『情緒力』であって、

日本人はこの情緒力が他の国と比べても まれにみるほど豊かな人種だと

”桜の花に何をみるか”では

日本人はたった3.4日しか咲かないこの花に
無上の価値を置く

桜前線なんて、天気予報であたりまえのようにやってるけど
これも 外人から観ると不思議らしい
日本中が桜の咲く季節になると 舞い上がってくるのだ

私も桜の花は大好きで
なぜこの国の国花が桜なのだかは知らないけど

これはもう、DNAに刷り込まれてるとしか言いようがないのでは?と思うくらい
日本人が桜をすきなのは事実だと私も思う

それは紅葉にも当てはまることで
日本は土地柄 自然そのものが非常に繊細に出来ていて、
そんな中で私たち日本人は自然に対する感受性を得意に発達させることだ出来て
「もののあわれ」とかを理解する力 表現する力があり
万葉集や古今集などたくさんの文化や
日本ならでわの神道が生まれた
と。

最後の方は
そんな情緒力のある日本人のもった素晴らしさ
外から入ってきた文化を文字は ひらがな カタカナにかえ、
華道 書道 茶道 
花を生けることを芸術にし、文字をかくこと お茶すら芸術に変える

柔道 剣道など、武道もこれにあたる
そんな天才的な情緒力を持ち合わせている民族なのだと

それこそが日本人の底力だったと

でも今の日本にはその底力がかけてきている
それを、ここでまた、みにつけ、国家の品格を保てば

品格のある国に対して、世界は敬意をはらい、必ずまねをしようとします

それは文明国が等しく苦悩している荒廃に対する解決策と私は思えるのです


とかかれてた。

これを最後まで読んで

思い出したことがあった。


独身の頃
会社の後輩が 大学で「江戸文化」のサークルに入っていた
ということ
その当時は ぜんぜん興味もなかったし
「袖触れ合うも〜なんちゃら」とか、
傘を差してるときにすれ違う時の仕草とか
イロイロ聞いて
「へー」、「ほー、おもしろいねぇ」と聞いてただけだけど

最近では江戸文化検定なんてのもあるみたいだし
わたしも べんきょうしてみようかな…
と思った。
鎖国前のまだ、武士道がまかり通っていた日本ってどんなんだったんだろう
外人がみて、ビックリした日本の道徳って

すごく興味が出た。し

子どもにも、もう少ししたら、
日本人なのだから 日本文学を勉強してもらいたいなぁ
なんて、ミーハーなことを思った。

わたしのいもうと

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この本は

うちの長女が がっこうで読み聞かせをしてもらったとき
読んでもらった本で
えらくこころに響くものがあったらしく
「買って欲しい」とまで言っていた


本をあまり読まない子だし
ましてや 読み聞かせの感想も
めったに話してくれるでもなく

「絵本」とはきいていたけど
ホントに絵本だった

娘からきいた内容はこうだ。

女の子の”いもうと”が小4の時にいじめにあい
学校に行かなくなったりして
最後には死んじゃうんだ。
いもうとがかわいそうなの、
でも 家族もかわいそうなの、

と それだけだ。

でも、もう一度読みたかったらしい

実際、取り寄せて買ったのだが

読んでみて

まぁ、聞いていた通りの内容。

うちの子もきっと、”いもうとが小4”ってのにも、共感をしたんだろうと思う。

表紙の絵が…怖い…と感じた。
中の挿絵も、だいたいこんな感じ
重たい感じだ。

ページを開くと

 "この子は わたしのいもうと
 むこうを むいたまま
 ふりむいて くれないのです”

とはじまる

この出だしは夢の話かなのか…?と思わせられ
次のページから
その真相が徐々に描かれていきます。
絵本だけれど、
いじめのようすが 
絵本であるからこその 
ストレートな言葉で 描かれています

すごい シンプルな言葉で、無駄のない言葉たち

そのまま 読んでいると そのまんま入ってきます

”いもうと”の心が閉ざされていく様子が 
痛々しい…絵も 強烈です(≧_≦)

読み終わって
重たい気持ちになり

”え!?これで終わりなの!?”とスッキリしない

でも これも 絵本ならではの終わり方だな…なんて思う

2度は読むことはないだろうなんて、思っていたが

また、開いて読んでみる。
やっぱり すごく悲しい話だ。

女の子や家族の気持ちや感情はあまり描かれていない

だから、よけいに、想像が膨らむ

家族は悲しくってしょうがなかっただろう
苦しかっただろう と

これが 絵本のよさだな とつくづく思った。

よけいなことがかかれていないし、
よけいな言葉がない。
描かれていないことまで みえてくる



ほんとのこというと
「小5で絵本が欲しいなんて…」と、ちょっと思ったけど

もう「絵本」に触れることもなくなったわたしには
あらためて 絵本のすごさに気づかされた。

衝撃的だった。


あとがきに
作者の記憶の中での
イソップ物語らしきはなしがかかれている

”池のカエルが子どもにさけぶのである。
 「おねがいだから石を投げないで
  あなたたちには遊びでも、わたしにはいのちの、問題だから。」”

その後に、この物語の少女が書いた手紙に書かれていた内容
”自分より弱いものをいじめる。
 自分と同じでないものを許さない
 そうした差別子をが戦争へつながるのではないのでしょうか?”

そして作者の言葉
”同じ日本人の中での差別は、他民族への差別とかさなり
 人間の尊厳を踏みにじっていく
 アウシュビッツも 太平洋戦争でもわたし達が犯した残虐行為も
 ここにつながる。そしておそろしいのは おおかたの人が自分でも知らないうちに
 加害者になっている。またはなり得ることではなかろうか。”


差別や偏見というのは人の心には誰にでもあるものだと
わたしも思う。
でも だからといって自分以外の人を尊重する気持ちを忘れてはならないと思う
どんなに、自分が嫌いな相手であっても、自分にない素晴らしいものを誰もが持っていると
わたしは思うけれど、
そういう気持ちを、人に対して抱けない人がいるのも事実ななのか?

いつでも人を見下している人
最近の本でもあったが「自分以外はみんなバカ」
若い人ばかりでなくて いい年をした大人でもいるし
じっさい「あいつはバカだ」とか ふつうに言ってる人
そういうひとって、
自分を人と比較しないと生きていけない人なのだろう。
そして、いつでも自分が人より優勢でいないと気がすまない といった感じで
そこでしか 自分の価値観を見出せない

そういう大人がたくさんいる中で
こどもに いじめはいけない

なんていっても 説得力ないなぁ…

テレビでも「いじめはなくならない」
とか平気で言ってるし。


「いのちは大切だ」

と同様

あまりそういった表現はつかってほしくないなぁと思ってしまう。


この本に興味がある方
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この世で一番の贈り物

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オグ・マンディーノの本を読むのはこれが2冊目
1冊目は
『この世で一番の奇跡』
けっこう気になってた本だけど3年前にやっと読んだ。

読みやすくて、ちょっとしたファンタジー感があって けっこう好きな作品だった。
この前BOOK OFFで見かけたので
『この世で一番の贈り物』
を買った

一気に読んだ
作者のオグ・マンディーノが物語の主人公で
不思議なサイモン・ポッターという老人が出てくる

…奇跡…のほうでサイモンと出会い
…贈り物…ではこの老人と再会する。

ここに出てくるサイモンは90代半ばのこの老人
長寿の秘訣は
誰でもわかってることだけど、残念ながら 多くの人はそれらを守るのに
必要な忍耐力を欠いている
といってる。

自分の中に取り入れる食べ物量と種類は常識にしただって決める。
ドラッグやアルコールにきっぱり背を向ける〜特別なおりにのいっぱいは別…〜
先端から煙を出すようなものを口に入れない〜タバコなど〜
少なくとも週に三回適度な運動をする

この四つのほかに大事なこと
それは
利他主義
=見返りを期待せずに他者の幸福を尊重すること
あるいは他者の幸福のために献身する事

他人を助けることにいそしんでいると「エンドルフィン」という苦痛を和らげる
化学物質を身体が放出するらしい

というような ことが書かれていたり

さまざまな社会問題がおり込まれている
舞台はアメリカなのでアメリカでの例えが多いが…

読んでいると「世界がもしも100人の村だったら」を 感じさせる
「世界を見る目が変わる50の事実」みたいな感もある

ヘロイン、コカインなどの薬の依存者やアルコールの消費の急増
自らの命を絶とうとする人たちの驚くべき人口
雇用問題 10代の犯罪、エイズ問題 類を見ないペースでおこる殺人
その他多くの環境問題

地球上で今起きているさまざまな問題によって猛威をふるってるこの 失敗と絶望という
疫病の蔓延をすばやく食い止める何らかの手段をこうじる必要がある
とこの老人はいう。

手遅れになる前に人類はその問題を解決し本来あるべき姿を取り戻すことで
地球上を地上の楽園にかえることに着手するだろう。と

そうなれば 若者への愛と理解が広がり 
お年寄りは思いやりを持って親身に世話をしてもらえるようになり
貧しい者は食べ物や住処を与えられ
空気や水は本来の汚れのない新鮮さを取り戻し
子ども達の笑い声や小鳥達の泣き声が地上に満ち溢れる中
世界中の市民が 健康を謳歌し 自分自身への自信を取り戻すようになるでしょう

といった、理想の世界をこの老人は語っている。


私は、この手の話しがすごく好きで
なぜだかはよくわからなかったけど

読み終わった後もここちがいい

残念ながら、今の地球には将来あまりいいビジョンはないけれど、
今からでも遅くはないから、みんなが、自分自身をしっかり見つめて、
正しく生きていくべきだ

といった内容

好き嫌いはあると思う

でも、私は好きだ

ここに出てくる『ラグピッカー』という特殊な
人々を救うことができる人

私は、全然関係ないけど
ap bankの小林武史を思った。
この人も ラグピッカーと同じことをしているのではないか…と


詳しくは…こちらっ!!興味のある方はレビューや内容を参考にしてくださいo(^-^)o
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元気

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やっと 読み終わった
おもしろい本だった

私は本読むのが遅くて 時間がかかる
細切れに読んでるんだけど、その細切れの中で
他の本に興味が移って 他のを読んでたりすると 
先に読み始めたほうがなかなか終わらなかったりする。

でも この本 とてもおもしろいことがいっぱい書いてあった

最近私が考えていたようなことも
五木寛之さんの 独特の文章で表現されていて 感嘆

この本の中で
一番最初にわたしの気を惹いたのがこの文章

 『しかし これは私の確信することだが、本当のことや、
 真実はつねにどこかにいかがわしい感じをただよわせているものなのだ。
 一見、まともに感じられる話こそ、じつは怪しいのである。』

五木寛之さんの本はまともに読んだことがなかった私には
この語り口調の言い回しなど はまってしまった

そして、最後のほうの
「暗愁のゆくえ」
も よかった

 人は言葉にならない感情を抱えて生きている
 人は見た目ではわかりません。
 人間の心のなかというものはその人の外見とか
 経歴とかいまある立地とか地位とか 
 立居ふるまいとかそういうことだけでは なかなかわからないものである
 意外なものをみんなそれぞれ こころのなかに抱えて生きている

 つまり人間は すべてのそのような ある種の愁いに似た感情、
 ふしぎなごろんとした重いかたまりを ひそかに抱えながら生きているのではないかと思います
 そう思うにつけ、人間というのはいじらしいものなんだな、
 生きていくことは大変なものなんだなと つくづく思ったりするのです


やっぱり私くらいの歳になると 周りにいる人に対して接する時
その人の背景を想像せずに人と向き合うことはできない
いろんな人がいて 人それぞれ その人たちの生き方がある
いま 目の前にいる人が自分の見ているほかの面も持ち合わせている

自分が想像すらできないことを抱えている人もいるだろう

最近特にそんなことを思っていたので、
この本のこの文章を読んだ時、ちゃんとこうやって 言葉で表現できる人がいるんだなぁ
なんて、感激した。

五木寛之さんはそういうことではなくて
この感情のことをここでは、述べれるのだが…

このある種の愁いにも似た感情のことを
韓国では"恨”といい
それは 人間には必ず一度はおとずれてくる普通の感情
ーそれがいつか通り過ぎていった後に『恨晴』という明るい世界がみえてくる

中国では”悒”
ブラジルでは"サウダージ”
ロシア語では”トスカ”
などという言葉があるそうだ

この「トスカ」を明治の作家 二葉亭四迷が「ふさぎの虫」と訳したそうだ

五木寛之さんは あるとき『暗愁』という言葉に出会い あっ!これだ と感じたらしい
一般に「心が暗くなるような悲しい物思い」と辞書では解説されているらしい。

そしてこの『暗愁』の"暗”は”暗い”ではなく 
"どこからともなくやってくる なぜということもなくあらわれる”
というような意味だろうといってる人がいるという

この本では この言葉が いつごろから使われ始め どういう様に使われてきたか
そして 最近はめっきり使われなくなってきたのはなぜか というのが書かれていて
よっぽど 著者がこの言葉を気に入ってるんだなと思った

 自分が ちょっと落ち込んでる時など 暗愁を感じたら
 いやなものがやってきたな なんとか追い払おうとは考えずに 訪れてきたふさぎの虫と
 向き合い正体を見つめ対話する 
 人は自らの中に暗愁を抱えて生きているのだと 納得し
 その暗愁の背後に 人生の不条理というものがある ということを
 しっかりみつめるのが 大事なことだと思うようにしている
 
 戦後の時代は暗いものを よくないものと考え 明るいものをよいと考えた
 かなしみとか 悩みとかいうものをよくないものであると遠ざけ
 泣くとか涙するとか 暗い思いをかみしめるとかそういうことを拒否したので
 心のなかにそのような心理的な免疫性を育てずにやってきた

 おそらく 「暗愁」という言葉がひろく人々のあいだに親しまれていた明治には
 「暗愁」を感じるものこそ立派な人間である という 思いがあったと思います
 ちゃんと暗愁を感じることこそ 人間の大事な資格である。と
 人はみな暗愁を抱えて生きているのだと言う思いがある社会と
 そういうものを心にもっていることは病気だ、それはよくない、追放してしまえという時代
 そして、人が暗愁を感じる時に それを表に出してしまうと、いじめにあう 
 あるいは、みんなからのけ者にされる、だからこれを隠さなければいけない現代。
 人々が必死で暗愁という思いを隠しながら、つくり笑顔で生きている。
 そういう無理をした社会が戦後の何十年かではなかったかと思うのです

と最後のほうは書かれていて わたしもとても共感した。

”うつ”という病気がとても多い
それもこの 誰もが抱えている気持ちを否定し蓋をしてしまった というのも一因ではないかと
これを読んでいて思った。

 人生というものは明るいだけではない。よろこびもあれば、かなしみもある。
 天気と同じように、晴れた日もあれば曇った日もある、雨の日もある、嵐の日もある。 
 それでこそ自然のあり方なのです。
 私たちがときどき、なんともいえない思いに駆られ、あーあ、と、大きくため息をつくとき、
 そこに人生の手ごたえのある真実があり、そういうものを意識することによって、
 私たちはまた 「恨晴」というような晴ればれとした、本当にいきいきした明るい日も体験することが
 できるのではないかとずっと考えてきました。

明治の社会では この一種の「暗愁」とう感情が認められていたとしたら
今よりやはり 思いやりがある社会だったのだろう。

わたしもこの本をよんで「暗愁」という感情って、
認められずにいる人もいまの社会のなかでは 少なくもないのかな?と思った。

自分のなかのそういった部分を認めている人と
蓋をしちゃってみないようにしてる人とでは

他人に対して、他人のそういった部分を認められるか 認められないかって
態度によく出ているような気がする。


とにかく おもしろく読めました。


詳しくは…こちらっ!!興味のある方はレビューや内容を参考にしてくださいo(^-^)o
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