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病院は、一応完全看護で、普段家族の付き添いは必要ない・・・
ただ、重症な患者が出た場合、看護室の横に移される。
その際、心配する家族が一緒に泊まれるスペースがある・・・ほんのストッレッチャー
一台分位の広さで、寝具(一泊420円)で借りられる・・・
私は、4月下旬から個室に入っている。
・・・私が再入院してからも、それ以前も、個室に来た事は一度もなかった・・・
だから、今回の私の身体の変調を心配したうちの奥さんや母は、時間が許す限り、
泊まってくれている・・・
しかし、私に関わる殆どの事は看護師さんの仕事で、細かい体位の調整や家族との温もり、
交わりなどの精神面のケアしかないのだが、それが大きい・・・
母は、私が絶食の為に得意の料理の腕が振るえず、私の所に居ると大いにフラストレーションが
溜まるようだ・・・
家にいれば好きな物を食事として取れるのに、病院では、なかなかそれも出来無い・・・
それで、またストレスが溜まる・・・母には、来てくれる度に済まないと思っている・・・
うちの奥さんも、毎日の会社の仕事、自分の母の介護の中を縫って、来てくれるのだ・・・
本当に申し訳無い・・・
そんな中で、私のボランティアさんのTさんは、うちの奥さんや母の負担を少しでも減らして
あげようと、私が自立生活をしている時のように、病院に泊まってくれている・・・
Tさんは、T北大の社会学科の博士であり、専門は、死生学・終末期医療・緩和ケアなどを
研究している・・・色々な所で学会があり、論文作成も半端無くある忙しい身体なのである・・・
忙しい時間を割いて来てくれるT君の思いやりは、私と私の家族の力強い支えになっている・・・
病人を持つ家族にとって、第三者に幾ばくかの負担を背負って貰える事は、その分の
心のゆとりが持てる事であり、家族だけでしなければならないという家族の切迫感や孤独感の
軽減になるのである。
・・・T君の思いやりに、心から感謝している・・・
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