やすぐす君の心象風景アラカルト

ここは、私と社会をつなぐ窓です。私の生きている想いを表現出来ればと思っています。ベッド上で、口マウスで、パソコンを操作してます。

病院風景

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虫歯の日

6月4日は、語呂合わせで「虫歯の日」として、とても有名である。
・・・小さい時は、虫歯で歯医者に通い、とても痛い思いをした経験をお持ちの方も
多い事だろう・・・
私が小さい時は、とてもルーズで、朝起きて歯磨きをするよりは、一分でも長く
寝ている方を好んだ方だった・・・

それが、西多賀病院に入院し、半強制的に集団生活を強いられ、様々な規則の中に置かれた・・・
その集団生活が、私のルーズな所を直したのだ・・・
起床時と就寝時と、必ず二回、しなくてはならなかった・・・子供だったからか、私は
瞬く間に順応して行った・・・その時に身に付いた習慣は、一生の物となったのだ・・・

病院では、歯磨きは一日一回、午前か午後行われる・・・
私としては、一日一回しかして貰えないのであれば、せめて夕食後にして欲しいと思うのだが・・・
なかなか看護師さんは、いい顔をしない・・・
彼女たちも帰り際で、一日の記録や明日の準備などがある為だろうが、歯磨きにどれ程
時間が掛かるのかというのか!?
・・・この辺は、大いに考えて貰いたいものである・・・

先日、病棟の保育士のKさんが、
「今年の病棟の七夕祭り、ちょっと趣向を変えてみようと思っているの!」
という・・・
「どんなふうにするんですか?」とすかさず聞くと、Kさんは、
「例年だと、竹にみんなの願いを短冊に書いて頂いて飾るだけでしたが、今年は、
その思いをもっとメッセージとして伝えられたらと思ってね!」
と言った。
「みんな、日頃色々思っている事を具体的に表現出来る機会にも成ればと思ってね」
・・・「なかなか良い企画ですね」と、私は、即応えた・・・
普段、私達はマンネリの日常の生活の中にあって、しかも、自分の心の思いを口に
する事もない状況の中にある中、少し意図的とは言え、こういう企画で、自分を
表現できることもいいのではないかと思うのである・・・

例年、病棟のホールに飾られてきた七夕祭りの短冊には、子供達の父母に恋いこがれる
思いや、青年達の片思いの気持ちが、切々と飾られていた・・・
そんな中で、新企画「愛のメッセージコンテスト」は、話題を呼びそうである・・・

「もちろん、阿部さんも参加してくれますよね!」と、私はKさんに参加を促された・・・
ここまで来たら、断る理由もない・・・応募締め切りは、六月末である・・・

さて、私も心の内をありのままに、メッセージに託して書いてみようと思っている・・・

今私の所へ、毎日リハの先生が来てくれる・・・
先生方は年も若く、非常に気さくに接してくれる・・・
今は、例の肩のリハと尻の痛みに懸命になって下さっている・・・・・
さすがにリハ後数時間は調子はいいのだが、それが持たない・・・しかし、毎日たゆまず
来てくれる先生方との会話は、別な意味でも嬉しいのだ・・・
一日ベッド上で、しかも個室の中にいる生活の私にとって、病棟の職員とでは違う優しい
ものを感じさせる・・・リハの先生方には、そんな「人間的な物」を強く感じる・・・

そんなリハの先生には、私が幼い頃から、病院職員の中でとても近い存在としていた・・・
幼い頃は「病気が治る」と信じ、その機能回復の指導する教官(その当時は、激しい訓練が
良しとされ、あのプロレスの虎の穴の教官みたいだった・・・)、訓練後は、大きいお兄さん的
存在だった・・・
私は将棋が好きだった事もあり、よく夕食後、ベッド上げの時間まで、遊んで貰っていた・・・
時には学校の宿題まで手伝って貰う事もあった・・・
当時のリハの先生方は、殆どが二十代前半の方が多く、その発想が、とても柔軟だった・・・
また、筋ジスの指定病院にも成った事で、リハの先生も加えた独自の筋ジスの研究も熱心に
行われた・・・その若い発想は、病院自体の活性化にも大いに発揮された・・・
当時病院では、院内活性化の為に、普通ならベッドスクール行事の運動会と文化祭を
病院行事として、行っていた・・・

5月、丁度今日のように初夏を思わせる晴れやかな青空の下、運動会は行われた・・・
運動会は二部制で、午前の部はベッドスクール全体で行われ、午後は、病院職員全員の
徒競走や恒例の仮装行列が行われた・・・
リハの先生方は運動が抜群で、殆ど全員が、一位、二位を占めていた・・・
しかも、ユニークな発想の先生方の仮装は、ひときわ際だっており、大受けだった・・・
思い出すのは、コントを混ぜての病院の診察風景を女装した時だった・・・
グランド中央で繰り広げられるコントは、とても素人と思えなかった・・・
私の青春の一コマになっている・・・

リハの先生も、私が居た頃の先生は殆ど定年を迎えて、もう居ない・・・
しかし世代交代はしても、今の先生方にも、あの柔軟で建設的な姿勢と、患者本意に考えて
くれる事は、受け継がれているように思う・・・素晴らしい方達である・・・

夜は・・・

病棟は、一応午後九時になると、病棟入り口方向から順に、就寝していく・・・
看護師さんが、三人で、ほぼ一時間で、全員寝付く・・・
病棟は、夜になる・・・

私は個室にいる為その流れではなく、その分、部屋の外の様子が伝わって来る・・・
病棟の廊下は、真っ暗闇。
看護師さん達は、ナースコールの受信器と小さな懐中電灯を持って動く。
昔ならば、そこから殆ど、通常は2時間毎の巡視以外は、時折のコールで呼ばれる位なので
あるが、現在は、ここからが夜が始まる・・・
今も基本的に患者の体位交換は二時間に一回だが、なかなかそれまで身体が持たない重症な
者も結構居られる。
その応対に看護師さんは、夜、次から次へと駆けめぐっている・・・
彼女たちの仕事は、その間に点滴の薬液交換、機器の点検、時間毎の処置、記録等々、本当に
目まぐるしい位なのである。
本当にその働きぶりには、頭が下がる思いだ・・・

夜、私は痛みで眠れない事がある・・・
そんな時、病棟の夜の日常を思う・・・
この痛みも、この日常も、何時の日にか恵に変えられるようにと・・・

ワックス掛け

昨日、一年一回の病棟全体のワックス掛けが行われる・・・
例年は外部の業者が一斉にする処、今年は、四月から配属された介護員達が
する事になった・・・
介護員達は、病棟にとって新配属の為に、病棟での仕事は定まって居ない・・・
一応、まだ一人いる看護助手の仕事を引き受けているのだが、経費削減の為か、
それまで毎日掃除に入っていた外部業者を止め、その床掃除をもするのだ・・・
何れ、夜勤の補助も視野に入れているようだが、現段階は、まだそんな状態では
ないようだ・・・

新介護員は、殆ど新卒か、行っても25歳前後位にしか見えない・・・
お若い方ばかりで、病棟の雰囲気もとても明るい・・・
今日のワックス掛けも、どこか和気藹々とした雰囲気があった・・・

ようやく彼等は、二ヶ月が過ぎようとしている・・・
少しは自分と周りを見られるようになっただろうか!?
・・・早く、我が病棟にとって掛け替えの無い存在に成って欲しいものだ・・・

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