学びを考える

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学びの本当の楽しさって何だ?学ぼうとする原動力はどこから来るんだろう?子どもの教育と照らし合わせながら、「やる気哲学」を考えます。
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80/20の法則

80:20の法則とは、
全体の数値の大部分(80%)は、全体を構成する一部(20%)
の要素が生み出しているという説で、
もともとはパレートという、イタリアの経済学者が発見した
パレートの法則として有名みたいですが、難しいことは
数学オンチの私には到底分かりません・・(>_<)


しかし!こんな私が今、気になっている「20」があります。


★ 新規事業を生み出す20%のじかん


Google社には「20 percent time」というルールがあるそうです。
これは、週の時間の20%(週1日)を
自分の好きなプロジェクトに、自由に費やせるシステムで
実際に、Googleのいくつかの画期的なサービスは
この20%から誕生したといいます。
ビジネス世界の「80:20説」は、既に使い古された感がしますが、
この、脳内の「20%創造時間」については、
私が以前から提唱している「Brain recess time」(脳の休憩時間)の
哲学と、驚くほど一致しているんです!(^^)//



★ Brain recess time 〜脳のひと休み〜


ひと休みと言ってしまうと、ぼ〜っと何も考えない時間と
思いがちだけど、実は私が思うRecess(休憩)は、むしろ
それまでに得た情報をまとめる時間で、
例えば、人間が寝ている間には、脳は大量の情報を整理しているそうです。
だから寝不足のときは、頭が回らない。
前日の情報が整理できず、cluttered(散乱)しているから。
机の上が、めっちゃくちゃに散らかっている状態で、
また今日の仕事をスタートさせるようなものですよね。


今の子ども達もまさに、散らかった机状態。
学校、塾、家に帰って宿題、寝不足。
もう片付ける暇なんて全然、ない。 可愛そうです。
(このブログ内の「あたまの中を整理する」を是非ご参照ください★)
大量に毎日こなし続けることが、果たして良い結果をもたらすのか・・?
とにかく、多忙なエンジニアが週丸1日も、
通常業務以外のことをするなんて、普通の会社じゃ考えられません、よね?
確かに20%に対するプレッシャーは相当あるでしょう。
でもやっぱりGoogleの強さは、ここにあるといっても過言ではないと思う。
革新的なもの、新しいものは、散らかった机の上じゃ描けない。
時間が要るんです。
従業員を朝から晩まで、働かせるだけじゃなくて、
日本の企業も、もっとこの辺のところに注目していかないと、次の世界では
生き残ってはいけないと思うんだけどなぁ。。(独り言)



★ Brain Recess Time (BRT) を実践!


さてさて、何の話でしたっけ・・。
そう、私が提唱したいrecessは一時睡眠みたいなもので、
夜中に6時間なりし8時間、一気にまとめて整理するよりも
更に効率が良いのでは?と思っているのです。
具体的に言うと、例えば午前中の3時間の20%、
約35分をrecessとして使います。(お昼休みの半分ですね!)
Recess timeのときは、新聞を広げたり、メールチェックしてはいけません。
あくまで!午前中にあったこと全てを頭の中で黙って整理します。
会議の内容、○○さんの発言内容、
朝電車で見て気になった広告、さっきネットで見たニュース、
1時間前にふと頭に浮かんだアイディア。。
忘れたくないものだけ、簡単にメモしておきます。
以上、終了。

そして午後の分は、帰りの電車の中、お風呂タイム、寝る前
好きな時間を利用して、消化します。



★ 驚くべき効果


いきなりクリエイティブになれます。
人間って本質的に創造できる動物なんですね、きっと。
BRTの時間だけで解決できるほど、単純じゃないよぉ〜と
いう方は、解決しなくてもいいんです。
問題を整理するだけですから。これだけでも、すごく違います。
私はこれを子ども達に実践できないかな〜と考えてるんですね、実は。

「受験に関係ないことは、勉強しなくてもいい」


ちょっと大げな表現かもしれませんが、
そんな風に思われるご両親は、今どれくらいいるんでしょうか。
高校での履修漏れ問題が発覚した後、
一旦事態は収束したかのように見えていますが
私は、今でもこのことをとても深く受け止めています。


受験が今の日本に必要なのかとか、その弊害について
ここで詳しく述べるつもりはありません。
ただ・・・このニュースを聞いたとき、
何だか酸欠になりそうな、そんな息苦しさを私は感じました。
必要な栄養素が全部入った、タブレットが目の前にあって
それを手っ取り早く、ぐっと涙を堪えて喉に押し込んでいく・・・
そんなシーンを想像してしまいました。


私の英語クラスでも、毎年同じようなことがありました。
小学校5年生ぐらいになると、中学受験を視野に入れて
進学塾に入る子が、圧倒的に多くなります。
高学年の生徒の母親が「受験を優先させたいので」と
退会を申し出るケースも、年に何件がありました。
確かに何にせよ、優先順位があるし、
それはご家庭の判断なので仕方ありません。
私にとっては、とても残念なことではあります。


ただ、本当の意味で残念なのは、
当の本人に聞いてみると、大体の場合
「辞めたくないなー」という答えが返ってくることでした。
皆ここまで頑張って、やってきた子達です。
もっとひどい時は、子ども本人がまだ辞めることを知らなかった
なんてケースも、少数ですがありました。
優先順位は、まず子どもと相談してから決めてほしい、
教育熱心なのはいいけれど、子どもの気持ちを無視した方針を
掲げても、実際そこから自力で走っていくのは、子ども達なのに。
そう強く思ったのを覚えています。



★☆★☆★☆★☆★☆★☆



■ 学力を支えるものは、数字では計れない「何か」


どうやら土曜日も子ども達は学校に行くことになりそうですね。
その学力アップのために
美術や音楽などの、主要科目でない、いわゆる「情操教育」と
呼ばれる分野が、ますます軽視される傾向にあるのは、とても残念です。
「総合的な学習の時間」もこの分野に属するのではないでしょうか。
(実際に廃止の動きもありました)
でも、結果として数字には現せない、大切な「何か」がそこにはある。


この大切な「何か」が軽視され始めたことと、
今子ども達のこころの中で、起きている様々な葛藤、悩みは
無関係ではない、そんな気がします。
大切な「何か」は、まさに私たちのこころの真髄の部分にあり
精神のバランスを取る、やる気を刺激する
大事な役目をしてきたはず。


実は、学力を伸ばすために、今子ども達に必要なのは
心に働きかける「情操教育」じゃないかな、と私は思います。
それは美術や音楽だけじゃない。
どの科目にも、本来は存在すべき何か。
そして、どうやったら心に訴えかける授業ができるのかを試行錯誤する。
これが教師の使命でもあって、又この仕事の本当に
面白い部分でもあるんじゃないかな、と思います。


私の専門分野は英語教育ですが、
英単語を、例文を、端から端まで、ぜーんぶ丸暗記しても話せない。
なぜか?
そこには「こころ」が存在しないからです。
大切な何かを無視してきたのは、英語教育も同じだと思っています。
ことばは武器だ、ツールだとか、
言いながら道具の説明だけで、終わらせてきた罪は大きい。



気持ちのないところに、ことばなんて存在しないのに。

無限の色鉛筆

もし・・・

黒の鉛筆で描けないんだったら、青でもいいよ。
緑でもいい。
もし決めれないんだったら、色んな色を使ってやってみればいい。

何色を使うか。
とても大事なことのようだけど、実はそれ程のことでもないんだよ。
何色だろうと構わない。
ただそれを君が、一生懸命描くことが、大事なんだから。

「教科書の枠を超えた授業」からの続編です。


数学って国語や英語と違って、全てに答えがあると思っている人は
多いのではないでしょうか?
私もそうでした。ブルース先生の授業を受けるまでは・・・。


ある日の授業のこと。
先生は黒板になにやら難しそうな問題を1問書き始めました。
「さあ、君たちこの問題について考えてみてくれ」
瞬間的に「試されてるな」と分かった私たちは、
何とか解いてみせようと、必死に計算を始めました。
でも、いくらノートやテキストを見てもどこにもヒントがない。
不安になって周りを見渡してみたら、皆同じような様子。


「どうだい?」ブルースは聞くけれど
教室はしーんと静まりかえるだけ。
「何を皆難しい顔をしてるんだい?まさか君たち、答えを
出そうと思って一生懸命計算してたんじゃないだろうね〜?」


私たちは一斉に顔を見合わせました。


「俺はこの問題について考えろと言っただろう?
この問題に対する答えはないんだよ。なぜだか分かるかい?」


またブルースにやられた!!
まさに狐につままれた瞬間でした。
しばらく考えた後、問題の方に欠陥があり
答えは出せないということが分かりました。


「君たちはなぜ目の前に見えることをすぐに鵜呑みにするんだ?
美しい答えが手を開いていつも自分を待っていると思うな。」


どうですか?ちょっと普通の先生じゃないでしょう?(笑)
学校でも、社会でも「与えられるだけの存在」になることが、
いかにつまらないことか教えてくれたのも、ブルースだったのかも
しれません。

私はアメリカペンシルバニア州の高校に3年間留学していたことがあります。
今日はそこで出会ったブルースという数学の先生の話をしたいと思います。


彼は学生の頃、「お前は刑務所行きになるか、大統領になるか、どっちかだな。」
と言われていたそうな。それ位ちょっと(かなり?)個性的な先生でした。
日頃はとてもフレンドリーな先生なんですが
彼の授業をパスするのは大変だと、学校中の評判になって少し恐れられている先生でした。
私もそのブルース先生の授業をいよいよ受ける日がやって来たのです。


授業初日。
いきなりレポートの課題が出た。テーマはなんと「自由」という。
なんで数学なのにレポートなの??
何のことかさっぱり分からず、呆然としながら教室を後にした私。
高校3年の成績は、大学進学に大きく響く。なんとかしなきゃ・・・。
そんなことを頭の片隅で考えながら、恐る恐る先生のところへ。
そしたらブルースの一言。


「君が興味があることを書けばいい。」
「え・・?でも、数学に関係あることじゃないと駄目ですよね?」
「いや、誰がそんなこと言ったの?」
「じゃあ先生、数学の授業になぜ数学に関係ないレポートを出すんですか?」
「まぁ、それは君自身考えたまえ。とにかく肩の力を抜いて、エンジョイ!」


え〜〜〜そんなぁ・・。
ますます呆然とする私。他のクラスメートは一体どうするんだろうか。
しばらく考えた後、何でもいいと言ってもさすがに全然関係ないことを書くわけには
いかないなと思い、最初の授業で円柱の体積を求め方を習ったので、
それに絡めて書くことにしました。
そして、記念すべき初めてのレポートのタイトルは
「スモーカーは一生にどれだけのタバコを吸う?」


タバコ1本の体積を求めて、人生で仮に40年間タバコを吸った場合
一体どれくらいの体積になるのかを、25mプールや、ガレージ、ダンボール箱など
身近なものに比べながら、
「あなたは、これだけのタバコを目の前に今から吸う気になれますか?」
と結論づけた。



レポートが返却された日、ブルース先生はこう言いました。
「皆、上手にReal Numbers(本物の数字)を使っていたね。Good Job !」
私はそのとき思ったんです。Real Numbers って何だかいい響きだなぁ、って。
教科書の枠から飛び出た、現実味のある何か。
つまらないと思っていたことも、見方を変えればこんなに興味深くなるものなんだと。
数学が大の苦手だった私にとって、衝撃的な出来事でした。
この先生の面白いエピソードはまだ数多くありますが、また次の機会に。


ブルース先生の授業を思い出す度、私は子どもたちにとって意味のある
「リアルなもの」を子どもたちに伝えることができているかな、と振り返ります。

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