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はい! ひっさびさの告知です!
嬉しいですねー! というわけでさっそくはいどん。
発売!
で谷津さん、このお話、どんな話なんです?
「呼ばれて飛び出てホニャラララ―。はいどうも谷津です」
古っ!
「はい、この話はですね、幕末明治期に生きた歌川芳藤さんを主人公にした歴史小説です」
し、シカトしやがった。……っていうか、歌川芳藤って、誰?
「ですよねー。ええと、戯独堂さんは、歌川国芳さんってご存知です?」
ああ、それなら。武者絵で有名な幕末の絵師ですよね。
「幕末っちゃ幕末か。芳藤さんはその弟子です」
そんな弟子がいるんですね。で、芳藤さんはどんな絵を?
「のちに”玩具絵(おもちゃえ)”と言われる絵を描いていました」
玩具絵? なんですそれ。
「これは後世生まれた用語なので逆に漠としているんですけど、今でいう、子供向け雑誌の紙の付録みたいなやつのことです。子供のための浮世絵、玩具としての浮世絵、それが玩具絵です。今でも残っている福笑いってありますが、あれも玩具絵の一種でしょう」
へえ……。そんなものが……。
でも、玩具絵ってどうしてそんなに有名じゃないんだろう?
「色々理由はありますけど、基本的には鑑賞するものではなくて遊ぶものなので傷みが早いであろうこと、芸術品としての再評価が戦後にまでずれ込んだこと、などですかね。実用品ゆえに残りが悪いというのが一番だと思います」
なるほどね…。でも、どうしてそんな残っていない絵を描いている絵師を主人公に?
「それってまさしくポップカルチャーじゃないですか」
えっ!?
「もちろんあたしたちが思い浮かべる浮世絵もポップカルチャーそのものですが、なんとなく今では芸術品という評価が一般的でしょう? 今流布している芸術品としての浮世絵、という虚像を取り払ってやって、そこから見えるポップカルチャーの担い手たちを書きたいなあと思ったんです」
分かるような分からないような……。
「大丈夫。書いているのはあたしだ。そんなに難しい内容ではありえない」
ひえっ!
「というわけで、「おもちゃ絵芳藤」、よろしくお願いします!」
お願いします! おもしろいよ!
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2017年04月22日
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