谷津矢車観察日記

〜存在そのものに意味はない、意味を決めるのはこれを読んだあなただ〜

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本日二つ目のエントリです。
いや、本当は分散したかったのですがそうもいかなくて……。
というわけで発表です。

本日2017年6月15日、角川春樹事務所さんより


が刊行されます!


「呼ばれて飛び出てばばばばーん(棒読み)。はいどうも谷津です」

やる気ないなオイ!

「いやいや、一日に二つもブログを更新するなんて……って思っているんですよ」

しょうがないだろ! 今日は発売日なんだから!

「その通りだ」

で、谷津さん、この話はいったい?

「ああ、『それ★さく』はですね」

ちょっと待て。

「はい?」

なんだ、”それ★さく”って。

「いや、今回タイトルが長くなってしまったので、短くしようと思いまして。愛称ですよ愛称」

星はどこから出てきた!

「細かいことは忘れたまえ。――本作はですね、島左近を主人公にした歴史エンタメ小説です」

な、流しやがった……! 恐ろしい子ッ……!
それにしても島左近とはまたメジャーなところを。これまでの谷津さんには考えられないド直球ですね!

「テーマ人物は、ですね。けれど、内容はいつもの谷津さんのクセ球だ!」

やっぱり!

「有名な人を書こうと思うと、どうしても力んじゃいますよね、えへへ。今回は周りに出る人たちがかなり豪華なのですが、みなさんが見たことのない戦国絵巻になっていると思います。ぜひぜひ!」

宜しくお願いいたします!

はい! ひっさびさの告知です!
嬉しいですねー! というわけでさっそくはいどん。



        2017.4.24 文藝春秋さんより「おもちゃ絵芳藤
               発売!



で谷津さん、このお話、どんな話なんです?

「呼ばれて飛び出てホニャラララ―。はいどうも谷津です」

古っ!

「はい、この話はですね、幕末明治期に生きた歌川芳藤さんを主人公にした歴史小説です」

し、シカトしやがった。……っていうか、歌川芳藤って、誰?

「ですよねー。ええと、戯独堂さんは、歌川国芳さんってご存知です?」

ああ、それなら。武者絵で有名な幕末の絵師ですよね。

「幕末っちゃ幕末か。芳藤さんはその弟子です」

そんな弟子がいるんですね。で、芳藤さんはどんな絵を?

「のちに”玩具絵(おもちゃえ)”と言われる絵を描いていました」

玩具絵? なんですそれ。

「これは後世生まれた用語なので逆に漠としているんですけど、今でいう、子供向け雑誌の紙の付録みたいなやつのことです。子供のための浮世絵、玩具としての浮世絵、それが玩具絵です。今でも残っている福笑いってありますが、あれも玩具絵の一種でしょう」

へえ……。そんなものが……。
でも、玩具絵ってどうしてそんなに有名じゃないんだろう?

「色々理由はありますけど、基本的には鑑賞するものではなくて遊ぶものなので傷みが早いであろうこと、芸術品としての再評価が戦後にまでずれ込んだこと、などですかね。実用品ゆえに残りが悪いというのが一番だと思います」

なるほどね…。でも、どうしてそんな残っていない絵を描いている絵師を主人公に?

「それってまさしくポップカルチャーじゃないですか」

えっ!?

「もちろんあたしたちが思い浮かべる浮世絵もポップカルチャーそのものですが、なんとなく今では芸術品という評価が一般的でしょう? 今流布している芸術品としての浮世絵、という虚像を取り払ってやって、そこから見えるポップカルチャーの担い手たちを書きたいなあと思ったんです」

分かるような分からないような……。

「大丈夫。書いているのはあたしだ。そんなに難しい内容ではありえない」

ひえっ!

「というわけで、「おもちゃ絵芳藤」、よろしくお願いします!」

お願いします! おもしろいよ!
はいどうもー、明けましておめでとうございますー。っておいマジかよ! もう一月も終わろうとしているというのにまだ挨拶してなかったのかよ!

「そーですなあ。思えば一月は初頭からあれやこれやと原稿を書いてましたからねえ」

ううーむ、いいことなのか悪いことなのか。

「原稿書いてなんぼな商売ですんでね、その辺はご寛恕ください」

いやまあ、そうっちゃそうでしょうけど……。
そういえば谷津さん、告知があるとか。

「そうなんですよ! はいどん!」

記念すべき操觚の会ライブワイヤー第1回は
秋山香乃「伊庭八郎 凍土に奔る」(徳間文庫)発売記念
「幕末剣豪大激論 ラストサムライ最強の男は誰?」
幕末に現れた多くの剣豪の中で、誰が一番強かったのか?
伊庭八郎はもちろん、新選組から幕臣まで
それぞれ剣術、剣豪には一家言ある
秋山香乃、神家正成、谷津矢車の三人が徹底激論!
様々な角度から検証して最強を決定します!

みなさまのご来場をお待ちしております!

2017年3月10日(金) 開場・19:00 開始・19:30(約2時間予定)

[出演] 秋山香乃 神家正成 谷津矢車

[司会] 誉田龍一

[会場] Live Wire HIGH VOLTAGE CAFE
     東京都新宿区新宿5丁目12-1 新宿氷業ビル3F
    (1F割烹「いちりん」右階段上がる) 
    ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6〜8出口から徒歩5分
    ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
    ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分


[料金] 1500円 (当日券500円up) 

※終演後に出演者を交えてのフリーフード&フリードリンクの懇親会を開催します(23:30終了予定)。参加費は3500円です。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。参加希望の方はオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。参加費も一緒にお支払いただきます。 

※懇親会に参加されない方は、当日受付時に別途1ドリンク代500円が必要となります。(2ドリンク購入の場合は100円引きの900円とお得です)


なお、こちらのページで参加表明いただいても
予約したことにはなりません。
お手数をおかけいたしますが、
下記のサイトで前売り券をおもとめ下さいませ。
当日券もございますが、少し割高になりますので
前売りをご利用くださることをおすすめいたします。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=112473682



「というわけで、近く「伊庭八郎 凍土に奔る」(徳間書店)を刊行なさる秋山香乃先生を囲み、新刊「七四」が好調な神家正成先生、「殿さま同心」シリーズや「使の者の事件帖」シリーズで知られる誉田龍一先生とともに幕末期の剣客についてお話します」

ほう、喋るんですね。
しかし、大丈夫なのか?

「何が」

だってご一緒に喋るのは皆さま錚々たるメンツで……。知識が追いつかないでしょうに。

「ええ、勉強させていただくつもりで参加しますよ! っていうか、今勉強中ですよあっはっは」

ダメだこりゃ……。

「本イベント、秋山先生、誉田先生、神家先生をはじめとした登壇なさる先生のほかにも作家さんが多くいらっしゃるイベントでございます! 生のあたしはさておいて、作家の皆様と直にお話しできるチャンスですのでぜひともお越しくださいね!」

お待ちしております!

「ちょっと待て、君は電子の海に漂う存在なのだから、参加できぬだろう」

バレたか。

「いずれにしましても、皆さま、お誘いあわせの上、ぜひお越しください!」

はいどうもー。
告知でございます。

谷津さん、不定期連載が始まります。
文藝春秋さんの「オール讀物」12月号より、「江戸暗香(仮)」が始まりますよー。その第一作がこちら。


で、谷津さん、これはいったいどういう話なのですか?

「胸糞悪い話だよ!」

え!? いきなりどうしたの!

「いや、胸糞悪いお話ですよ、と申し上げたのです。江戸時代のお話なのですが、実際に残っている『文身侍女』という逸話をモデルにしているので、ちょっとあれなんですよ」

ど、どんなお話なんです?

「江戸時代の雲州(出雲、今の島根県)のお殿様に松平宗衍という人がいたんですが、彼の後半生は半ば世捨て人のようであったらしく。下屋敷に居を定めて、あれやこれやしていたみたいです。その中の一つに、侍女の背中に入れ墨を彫らせ、紗の着物を着せてその透け感を楽しんでいたというあかん逸話がございまして。これが『文身侍女』です」

ああ……なんかあかんね。

「はい。でも、あたしはこの逸話に宗衍の悲しみを見た気がしたのです」

はあ? この逸話のどこに!?

「いえ、この方、徳川吉宗の偏諱を受けているんですよ。で、吉宗公という人は、若手大名を薫陶して改革派大名を量産していた人なのですが、そういう意味では宗衍もそうやって改革スピリッツを吹き込まれた一人なのです。その人が、なかば乱心に陥って生きているというのは何とも悲しいことであるなあと思ったわけです」

それで、書いたのがこのお話、と。

「はい、いつもの谷津だと思って油断することなかれ。『びっくり箱小説家』谷津矢車の引き出しをば見よ!」

あ、そうだ! 先に御礼申し上げなくちゃならないことがあるではないですか! びっくり箱小説家で思い出した!

「そうでした。
小説幻冬2号に、拙作「信長さまはもういない」(光文社)の書評が掲載されました。評者は細谷正充先生。誠にありがとうございます。その中で、細谷先生が『びっくり箱小説家』と評してくださいまして、すごく気に入っております」

けど、いいのか? 『びっくり箱小説家』ってことは、毎回毎回趣向を用意しないとあかんということに……。

「あっ」

……。

「というわけで、細谷先生、ありがとうございました!」

おい、目をそらすなよ。
ハイどうも告知です!

「早いなオイ」

いや、これを読んでくださっている人もお忙しかろうと思いましてね!
それに戯独堂も忙しいのですよ。

「身も蓋もないっすね。っていうかなんで忙しいのさ?」

決まっているだろう! 最近ポケモン赤をダウンロードしたからだよ!

「仕事しろ仕事」

はい、というわけでお仕事です。



  「日輪の孤独」
をご掲載いただいております!



で、谷津さん、こちらはどんなお話なんですか?

「はい。伊能忠敬が主人公です!」

伊能忠敬とはまた渋いところを…! あの方と言えば、中年の星みたいな方ですよね。五十になってから学問を学んで、測量にこぎ出すという……。

「ふっふっふ。実は伊能さんは、それだけのお人ではありません」

な、なんだってー!

「伊能さんという人は、若かりし頃は辣腕の名主として知られた人です。そして、どうやら自分にも他人にも厳しい人だったようで、今でいうモーレツ社員だったようです」

イマドキ、モーレツ社員とか言うか?

「いいんだよそんなことァ。いずれにしても、モーレツすぎて周りが見えない男の人が、女の人と出会って……という小説です」

おおう、メロドラマ?

「いいえ、ケフィアです(謎)」

そこでネタをぶっ込む谷津さんがよくわからん。



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