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3月の鹿児島、熊本旅の最後を飾った立ち寄りです。
飾るという言葉を選んだのには理由があるのです。
今回は素朴な共同湯ばかりを巡っていましたが 最後の温泉だけ、ちょっと豪華なんです。
ここに憧れてまして
いつか泊まってみたいな〜と思っていた宿でした。 今回は下見のつもりで訪問。
もし、気に入れば、お誕生日にでも招待してあげようかな〜なんて。
入浴だけの受付はやっていないので
ランチ付きの日帰りコース3500円です。
一汁山菜4500円のコースもあります。
さりげなく、でも誇らしげに「RELAIS &CHATEAUX」
「JR九州 ななつ星in九州の宿」との表示がありますね。
雑誌で見た記憶のあるアプローチと建屋が見えてきました。
手前の建物で受付をします。 雅叙苑といえば「この道にわとり優先」という看板が有名ですね。
写し忘れてしまいましたが 艶やかなにわとりさんが自由にかっ歩しておりました。
九州でこういう看板をよく見るような気がします。
黒川温泉の「新明館」でも「ニワトリ優先遊歩道」がありましたし 阿蘇には「牛馬優先道路」というのもあったりしますね。
茅葺の重そうなお屋根の乗っかった建屋が「不忘舎」。 こちらでランチをいただきます。 手前には囲炉裏があります。 ランチメニューは鶏丼セット、サラダらーめんセット、
手打ちのおそばセットの3種類から選びます。 箸置きは野の花。 お盆の上に最初に乗ったのはヨモギのお団子。 私はお蕎麦のセットです。 NOBUさんは鳥丼セット。 コーヒー付き。 食べたらすぐお風呂へ。
本当は食べてすぐお風呂へ入るのは良くないって言われますけどもね・・・。 日帰り入浴が出来るのは男女別の大浴場「建湯」 雰囲気の良い浴室です。 こちらの温泉は2本の源泉を混合してかけ流しています。 泉質は中性のナトリウム・カルシウム・マグネシウム−炭酸水素塩泉 メタケイ酸は200越え。 演出がうまいですね。 素朴な石造りの浴槽なのですが品格を感じます。 さっぱりしているけれどしっとり感も残り、とても気持ちの良いお湯です。 特別な設備など必要ないですね。 お風呂でよろめいて指を温泉のガジゴジの部分でしこたま擦りむいて スタッフの方にいっぱい絆創膏を貼ってもらったのを 鹿児島のお土産にしてきたというエピソード付き。 私ではありません(^^ 立ち寄りでは入れませんが、別にラムネ湯があって そちらも入ってみたかったな。 |
鹿児島県 西郷さんと温泉と観光
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旅行人山荘をチェックアウト後に向かった「国民宿舎 みやま荘」。
まだ今年の3月のことですが、何だかもうずっと前のことのような気がしています。 まだ観光シーズンには時期が早く、 閑散とした雰囲気があるからなのかもしれませんが 随分寂しい場所に入って行くので こんな場所で朝から立ち寄り湯が出来るのか少々不安でしたが 看板には「立ち寄り温泉オープン」の文字が。 入口には火山の噴火に備えての避難壕が設置されています。 こちらは2011年の新燃岳の噴火の時は 立ち入り禁止区域にあったため、近くにある「新燃荘」とともに 休業を余儀なくされた所までは知っていました。 「新燃荘」は再開し2年半前に再訪していましたが「みやま荘」についての情報は 何も知りませんでした。 調べてみると、規制解除後に復活されつつも2014年に閉鎖。 2016年の春に経営者が変わり復活されたのだとか。 湯の華の大量に舞う独自源泉の温泉だというので 楽しみにしていましたが、
ちゃんと営業しているのか、玄関に入るまで不安でした。
あ〜良かった〜。
営業中です。
お風呂も入れます。
誰も入っていないだろうと思っていたら 脱衣所に入った途端賑やかな声が中から響いてきました。 私には日本語には聞こえなかったので てっきり外国からの旅行者の方が数人入っていらっしゃるのだと思い 少し身構えて入っていくと お友達らしき4人連れ様が入っておられました。
一応にこやかに“こんにちは〜”と挨拶して入って行きました。 すると、日本語で返事が返ってきました。 地元の言葉が私には外国語にしか聞こえなかったのでした。 少し話をして打ち解けた所で、外国のお客さんが入っていると思ったと打ち明けると “私達中国人だと思われたみたいよ” と4人で豪快に笑われました。 温泉の説明が後回しになってしまいました。 白く濁った硫化水素臭の漂うお湯が並々と満たされていました。 評判通り湯の華がワサワサ。 硫化水素ガスが発生するためでしょうね。 お湯が強いので窓を開けるようにとの注意書きがありました。 源泉の温度が64℃と高いため常時加水されています。 それでも熱めなので先客の4人の方は湯船の中には入れないようで 私がスルリ(若干強がっている)とお湯に浸かるとビックリされました。 でも43℃くらいでしたよ。 自然の中にあるのに景観が無いのが(女湯は)寂しいですね。 NOBUさんが写す写真には毎回自分のタオルが写っているんだな〜。 写らないように避けてくれるとうれしいんだけどな〜(^^; 湯の華でかき玉汁状態。 温泉好きな人はこういう状態を見るとほくそ笑みたくなるのです。 私?もちろん、そうです(笑) 硫化水素の匂いを体中に染み込ませて2017年春の鹿児島・熊本湯旅 源泉名 湯之野泉源 弱酸性の単純硫黄温泉 日帰り入浴10:00〜19:00 540円 |
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霧島の牧園町で「横瀬温泉共同浴場」、「犬飼公衆浴場」と回り
もう一軒、三体堂という地域にある「福寿温泉」の3湯をハシゴしました。 「横尾温泉共同浴場」の後「犬飼公衆浴場」に寄ったのですが
3時からの営業で、少し早めに着いてしまったので 9時からやっている「福寿温泉」から先に入らせてもらうことにしました。 隣の建物は管理人さん付きの休憩室です。 料金箱は温泉側に設置してありますが 管理人さんが出ていらっしゃったので 直接管理人さんに支払わせていただきました。 料金はたったの100円。
おまけに無料の休憩室が付いているなんて、 まるで慈善事業としか思えないですね。 道路を挟んだ向かいに「福寿鉱泉水」として 温泉水を販売している会社があるのですが、 そちらの会社の経営なのかな? 100円と言えど贅沢にかけ流される源泉。 温泉の豊富な地域ならではですね。 羨ましい。 もう何もいうことはありません。 鹿児島バンザ〜イです。 泉質:ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素温泉 源泉の温度49.5 pH6.6 |
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前回アップした「横瀬共同浴場」から5キロ程の距離にある
犬飼地域の共同浴場です。 湯気抜きの屋根が無いと、どこかの倉庫かな?としか見えないような外観です。 「横瀬共同浴場」は建て替えられてきれいになっていましたが
こちらは老朽化が進んで、入口のドアの上にこんなお断りが(^^; 建物に向かって左側でお湯を供給するためのコンプレッサーが稼働していました。 事前情報によると入浴時間は午後の15:00〜のようです。 10分前くらいに着くと、入口の前に手押し車があったので、 ドアを開けてみたら2人のおばあちゃまが湯船の前で椅子に座って談笑中。 お湯はまだ湯溜めの途中の様でした。 “3時から入れますか?”と時間を再確認すると 見慣れない訪問者に少しけげんそうな顔をされたような気がしたので 外来者は入ることができないのかな、と不安になりましたが “そうよ、もう少し待ってね” とのお返事でした。 待つ時間が勿体なかったので、もう一ヶ所 近場で立ち寄り予定をしていた温泉に行ってからこちらに引き返しました。 すると、さっきお風呂場で座っていたおばあちゃま達が帰られる所でした。 “今から入らせてもらいますね〜” と挨拶すると “どうぞ、ごゆっくり” とにこやかに笑い返してくれました。 先客のお2人が帰られたお風呂はどなたもおられず、貸し切り状態♪ 料金は脱衣所に取り付けられた料金箱に入れます。 200円 48℃ほどある源泉がそのままダイレクトに湯船に注がれるので お湯が張られて間もない湯船はかなり熱くなっていますが 女湯の方は、先客のおばあちゃま方が程よい温度に調節してくださったようで 若干熱めながらも丁度良い湯加減になっていました。 熱い場合はパイプに取り付けられたトイで お湯を外へ逃がして調整するようです。 お湯を溜めてから最初のお客だった男湯の湯船はかなり熱かったらしいです。 脇に置かれたポリバスは上がり湯用かな?
いかにも素朴な共同浴場という風情が素敵です。 だんだんこうした地方の共同浴場も数が少なくなってきていますが そのうち、こちらも建て替えられることになるのでしょうか。 さすがに、建て替えられても 何とかスパな〜んて言う形になることはないでしょうけどね(笑) 犬飼温泉
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩温泉 (低張性中性高温泉) 48.1度 pH7.2 84L/分 成分総計2.139g/kg |
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共同浴場の魅力を知ってしまうと、
一般的なお宿の温泉が物足りなくなってしまい この所、温泉地へ行くと共同湯を探すのが楽しみになっています。 それもジモ泉に限りなく近い共同浴場。 鹿児島も私好みの渋くて素朴な共同浴場多いですね。 ここは霧島市の中園町にある共同浴場の「横瀬温泉」です。 案内の看板などは無いということだったので、建物の特徴を頭に入れて探しました。 集落を流れる川に架かる橋に差しかかった時に、それらしき建物発見。 湯気抜きが主張しているからわかりやすい。 発見した瞬間の興奮が好き(笑) 建物は平成11年に建て替えられたそうで、 まだきれいで鄙びた感はありません。 施設新設時の寄付者の名前がずらり。 こういうのを見て、自分だったらいくら払うかな?なんてことを フト考えたりしません? 浴室には2槽の湯船がありますが1ヶ所しかお湯が入れられていません。 ネットで2ヶ所ともお湯が入っている写真を見たことがありますが 入浴者、もしくは湯量の減少によるものなのでしょうか。 温泉の成分の為、湯船はすでにしっかり茶色に染まっています。 薄濁りのいい色ですね。鉄味がします。 私、こういう色の温泉好きなんです。 源泉の温度は50℃程で湯船で43℃位かな? 少し熱めのお湯が湯船の縁からザバザバかけ流されていて 視覚的にも新鮮さが伝わってきます。 建物は鄙びていなくても、充分素朴な共同浴場の味を感じる温泉でした。 ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉 それにしても地元の方によって管理されている、こうした共同浴場を 一般開放してくださるのって本当にありがたいです。 くれぐれも地元の方の迷惑にならないよう心掛けたいですね。 横瀬温泉共同浴場 鹿児島県霧島市牧園町上中津川 133-1 |


