|
一昨日の「和らく」の記事を書くために2010年の写真のデータを見ていたら
「新明館」で泊った時の写真が出てきました。
「新明館」の露天風呂めぐりの時の記録は書きましたが
宿泊の記録がまだだったようで、この機会についでに書いてしまいます。
「新明館」はご存知、黒川温泉の知名度を全国区にしたと言われる後藤哲也氏の宿。
(彼は2018年の1月に86歳でこの世を去られました)
日本秘湯を守る会の宿でもあり、黒川温泉の貢献者というエピソードもあって
人気の宿です。
温泉街の中心ということもあり有名な洞窟風呂に入るため
日帰り入浴で訪れる人も多いです。
黒川温泉で泊まる時は西の外れにある「山河」ばかりで
温泉街の宿で泊まるのは初めてなのでちょっとワクワクする気持ちもありました。
宿泊の予約を入れた日は本館から少し離れた別邸しか空いていませんでした。
「新明館」と言うと田の原川にかかる橋を渡って行くアプローチが
「The黒川温泉」という感じで多くの観光客が新明館をバックに橋の袂で
記念撮影をしている姿を見かけます。
別館は本館とは川を挟んだ温泉街側にあって「新明館」に泊まってるのに
「新明館」じゃないみたいな感覚は否めません。
静かですけどね(2部屋のみ)
別館というと特別室のようなイメージもあったりするのですがお部屋は普通。
「新明館」は特別室的なものを設けていることもなく、
全体的に素朴さを大切にしているようです。
姉妹館の「山みず木」や「深山山荘」とは目指す方向が違うような気がします。
食事もお風呂も本館へ移動します。
すぐなので手間という感じはしませんでした。
夕食はこんな感じ。
朝食です。
食事は総じておいしかったと記憶してます。
ここでは宿泊者専用のお風呂をUPします。
こちら「風の湯」の朝の風景。
宿の裏手の階段を登った先にあります。
夕暮れ時は雰囲気も変わります。
家族風呂の「かじかの湯」は洞窟風呂へと続く通路の途中にあります。
こちらは予約をすれば立ち寄りでも入れるようです。
源泉がザバザバと流されている場所もあり
こういうのを見るとテンションが上がります。
「かじかの湯」
九州のいくつかのお宿で雰囲気のよく似たお風呂がありますが
黒川スタイルの影響なのかとおもいました。
「内湯」は特別風情があるということもなくいたって普通な感じ。
泉質:ナトリウム塩化物硫酸塩泉
夜の「新明館」の外観を撮ってみました。
「新明館」は話題性もありロケーション的にも温泉街の中心でもあるため
日帰りで訪れるお客さんも多く落ち着かないという意見も聞きますが
日帰りと泊まりではやっぱり感想は変わります。
今後黒川温泉を訪ねて、泊まってもいいなと思える宿の候補はいくつかありますが
それは日帰り入浴で訪ねて印象が良かったところなんですね。
そう思うと日帰りでの印象はとても大切。
たまたま秘湯を守る会のスタンプを集めていたので
私達には「新明館」で泊まるという選択肢もあったのですが
それが無かったら、混雑した温泉の印象で
「新明館」に泊まりたいという気持ちになったかと自問してみると多分「無し」。
難しい所だと思いますね。 |
黒川温泉と露天風呂巡り制覇
[ リスト | 詳細 ]
|
黒川温泉の24ヶ所の露天風呂巡り、最後に紹介するのは
温泉街の東の外れにある「里の湯 和らく」。
2010年に訪問しています。
温泉街の中心地に宿を構える客室4部屋のみの「お宿 玄河」の新館として
平成11年に建てられた宿ですが
現在のような高級化を目指してリニューアルされたのは
平成21年になってから。
黒川の温泉街にある宿が郊外に姉妹館を建てる場合
ほぼ間違いなく高級志向のお宿となるようです。
最近のお客さんのニーズは高級かお得かの2極化になっていますね。
どちらにしても宿側には努力と進化が求められています。
口コミを読んでいるとお客さんの好みも様々で
対応する側も大変だなと感じます。
「和らく」は総部屋数11室。
お部屋は1室2名定員(和室のみ3名まで可能)
目指しているのは大人の宿。
茅葺の山門がお出迎え。
全ての客室には専用のお風呂がついているのだそうです。
大浴場は露天風呂と洞窟のような穴湯が各1ヶ所なので
立ち寄りの場合露天風呂か穴湯のどちらかに入ることになります。
敷地内に入るとふんわり硫黄の香りがしてきます。
この日は女性用が穴湯となっていました。
洞窟系のお風呂は苦手な方でありますが
外からの光を受けた青白い湯がとても神秘的な雰囲気でした。
一方の男性用となっていた露天風呂は 同じお湯ではありますが青くはなく透明だったようです。 紅葉を愛でながら浸かってみたいと思わせる露天風呂でした。
泉質 含硫黄 ナトリウム、塩化物、硫酸塩泉。
源泉の温度90℃の高温の為、加水しての温度調節あり
2006年から2015年の約9年間をかけて、
黒川温泉の露天風呂めぐり完全制覇を果たしたのでした。
黒川温泉は阿蘇が好きで阿蘇を訪れた機会に
ある時は別府八十八巡りの合間に、ある時は九州温泉道巡りにあわせてみたりと
黒川温泉だけを中心にしていたことはあまり無くて、
ついでに湯めぐりしていたことが多かったように思います。
それでも9年もの年月を費やして何度も通ったことで
黒川温泉の景色もしっかり記憶に焼き付いて
やっぱり1度や2度訪れた温泉地とは違う愛着が生まれますね。
|
|
今回も温泉街の中心にあるお宿です。
温泉街の一等地と言ってもいいロケーションに建つ「ふもと旅館」です。
黒川温泉といえば入湯手形による露天風呂めぐりが有名ですが
その手形の仕掛人がこちらの女将さんなのだそうです。
そういう意味では黒川温泉を再生させたと言われる後藤哲也氏と並ぶ
貢献者と言えそうですね。 女将さんが内牧にあるお店の支店として開いたものなんですって。
アジア系のお客さんにも人気のようでしたよ。
少し前に「ふもと旅館別邸 こうの湯」の記事を書きましたが
そちらは「ふもと旅館」の長女の方が若女将をされています。 お隣が黒川温泉の共同浴場「地蔵湯」なので
「ふもと旅館」かと思って「地蔵湯」に行きそうになってしまいます。 総部屋数14室で(内別館 麓庵に3室)黒川温泉の中ではまあ標準的な規模のお宿です。
しかしその部屋数に対して貸切風呂9種類、
男女別の露天風呂と内風呂がそれぞれ2ヶ所ずつあって
合計13ヶ所もお風呂があるんです。
宿泊者専用なので日帰り入浴客は利用できませんが
貸切湯の中に150cmの「立ち湯」があります。
こうやってみると黒川温泉には何ヵ所かに立って入れる湯があるんですね。
日帰り入浴で利用できるのは男女別の露天風呂「もみじの湯」と「うえんの湯」です。
田の原川に架かる渡り廊下の先にあります。
写真を撮っていたら通りがかったスタッフの方が“お写真お撮りしましょうか?” と
にこやかに言って下さったので久し振りにふたりで写真に納まることになりました(笑) 石段を登った先にあるのは女性用露天風呂。 「うえん湯」って上の湯という意味け?
薄い濁り湯と周りの緑が美しい露天風呂です。
お風呂が沢山あるのは魅力もあるけれどみんな入りたくなって
疲れちゃいそうだな。
お宿のHPによると泉質は中性の単純温泉 源泉温度53.2℃
|
|
黒川温泉の露天風呂めぐりを始めて間もない2006年に訪問した「三愛高原ホテル」です。
黒川温泉エリアの一番端っこですね。
外観の写真は撮っていなかったので下の写真はHPからお借りしています。
瀬の本高原の標高920mという立地にあります。
こんな広々としたロケーションなんですよ。
敷地面積5万坪ですって。
こんなに広いんだぞ〜と表現したくって遠くで “お〜い” とやってみた 。
私も “わ〜い” をやってみた(笑)
実は「三愛高原ホテル」に来た時 ”ここも黒川温泉なの?” と思いました。
温泉街からも離れているし何より黒川温泉には
温泉地全体をひとつの旅館という考えから「街づくり協定」というものがあって、
それによって黒川温泉という景観が守られていると聞いていたので
ここを黒川温泉エリアに取り込むには無理があるのではないかと思えたのです。
ホテルの存在がどうという事ではないのですけどね。
知りませんでしたが熊本地震で西館が倒壊したため縮小営業されていて
2018年の10月にリニューアルオープンして全館復旧したのだそうです。 改めてHPなどを見ていると、震災後社員一丸となって
お客さんの満足度を上げるため努力されているようで
応援したい気持ちになりました。
で、湯めぐりの温泉ははこちら「絶景鼻の湯」です。
なんで「鼻の湯」?
敷地面積が広いのでこれだけ開放的にしても
人目を気にしなくて済みますね。
西黒川から49.7℃の源泉を引き湯しているので
加水しなくても丁度いい温度のお湯を湯船に供給できるようです。
泉質 弱アルカリ性の単純温泉 このロケーションを生かして毎夜星を観察する
「星空さんぽ」というイベントが行われています。これもHPからお借りしましたが、温泉に浸かりながらこんな星空が見えたら
感動しちゃうだろうな〜。
ここから阿蘇五岳が見渡せます。
当日は曇りで見えませんでしたけど。
あまりいい写真なかったのでHPからお借りした写真が多くなってしまいました。
がんばれ「三愛高原ホテル」!
|
|
2010年の10月に訪問した「いやしの里 樹やしき」です。
前回紹介した「旅館 奥の湯」よりもさらに東の外れの高台にあります。
総部屋数20室の内の半数は露天風呂付きの離れ。 敷地面積が14,000坪あるそうで “わぁ〜贅沢” と思うよりも
“管理が大変なんだろうな〜” なんて現実的なことの方が頭をよぎってしまいます。
そういえば樹やしきには素敵なBARがあるんですって。
宿泊客ではないので関係ないのですがこういうのちょっと憧れます。
そう言えば九州のブロ友さんが、こちらのお宿のおなじみさんとおっしゃってましたが
ひょっとしたらこちらのBARがお気に入りだったりして。
写真は樹やしきのHPよりお借りしました。
露天風呂めぐりはこちらのゲートから階段を下りて
小路を歩いて向かいます。
写真撮ってる人が写り込んじゃっていますね〜(^^;)
内湯です。
こちらひょっとしたら男湯側かな?
なにせ時間が経っているので記憶がさだかではありません。
女湯の方も造りとしては同じようなものです。
女性用の内湯側から見た表示です。
こちらのお湯は白く濁っています。
黒川温泉で白濁の温泉って珍しいんじゃないでしょうか?
硫黄の香りがして湯の華が舞っています。
景観はありませんが、雰囲気は良いです。
正面の岩のトンネルをくぐって行くと混浴露天風呂「満天の湯」に出る扉があります。
お風呂が繋がっているので外に出なくてもいいんです。
混浴露天風呂の「満天の湯」
打たせ湯側から見た景観です。
左側に男性用の浴室へ行く扉があります。
男湯へ行く方と女湯へ行く方「表示をよく見て移動してください」と書いてあります。
男性用の露天風呂には桶湯と立湯があります。
男湯の方だったので知りませんでしたがこちらにも立湯があるんですね。
「いこい旅館」、「こうの湯」そしてここ「樹やしき」に立ち湯あり。
覚えておこう・・・でも覚えていてもあまり意味がないかも。
こちらの立湯は1m35です。
桶湯も白く濁っています。
多分同じ源泉だと思うのですが、何の違いで透明と白濁になるのでしょう?
泉質:弱酸性の単純硫黄泉(硫化水素型) 84.7℃
|




