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2020年に東京オリンピックの開催が決まり、これをきっかけに観光客がたくさんやってくるのではないかという話は、あちこちで聞かれます。
オリンピック誘致の前には、震災対応への遅れや経済不安もあり、オリンピックなどにお金をかけている場合ではないという意見もありました。ある意味で、その心配は理解出来ます。
このような世界的なビッグイベントは、確かにその準備にたくさんのお金がかかります。それでも、オリンピックの期間も含めた前後に、世界中から競技の選手だけでなく、その関係者や観戦者など様々な人々がやってきます。このことによる外貨収入はかなり大きなものになります。
また、膨大な宣伝費をかけなくても、この機会に世界中に日本の文化や魅力が伝わり、結果として世界中の人々が、日本への関心を持つことになるでしょう。日本に行ってみたいという気持ちが世界中に広がるチャンスです。
世界トップクラスの経済大国である日本ですが、海外からの観光客の受入は、世界上位ランクではありません。むしろ、観光では大幅な赤字となっています。残念ながら、観光後進国とさえ言われることもあります。
これからの日本社会は、少子高齢化が進み、人口は減少していきます。そのような状況の中で、経済的に活発な動きをもたらすのが、日本外からやってくる観光旅行客なのです。観光は、商品を輸出することと同じで、海外からやってくる旅行者から多くの収益を上げることが出来る、「見えない貿易」とも言われる現象です。
この海外からやってくる観光客のことを「インバウンド」といいます。
つまり観光ビジネスが広がることで、日本に大きな経済効果をもたらすのです。そして、そのことは観光ビジネスの可能性を広げるとともに、そこで働く多くの人材を必要とします。
本学は、昨年度、神戸や長崎の大学とともに「観光地に到着した旅行客にきちんとした対応が出来る能力を持つ人材を育成するプログラム」を開発しました。
観光は、これからの成長が期待できる分野です。その分野のビジネスを学ぶことは、日本の大学教育でも重要なテーマとなっているのです。本学は、観光ビジネスの最前線で活躍できる人材を育成するために、今年も新しいプログラムへの取り組みを行います。
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観光教育
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