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観光を学ぶ機会は、学外にもたくさんあります。さまざまな団体が、大学生向けに「観光プランを考えるイベント」や「インターンシップの提供」などをはじめとして、観光現場のニーズにあわせて、学生の皆さんの発想やチカラを借りたいと考えているようです。
観光系学生には、このようなチャンスがたくさんあります。この夏に向けても、実にたくさんのものがあります。
例えば、このブログでも紹介している日本学生観光連盟では、以下のようなイベントの参加を募集しています。
若女将・若旦那密着体験プロジェクト
インドネシア観光セミナー
とやま農山漁村インターン募集
海外旅行企画コンテスト
この他にもいろいろあります。
・大学生観光まちづくりコンテスト(今年の募集は終わりました)
他にもいろいろあります。実際にプランを実現出来たり、副賞で旅行券がもらえたり、特典もたくさんあります。
また高校生向けにも以下のようなコンテストがあります。
これは、毎年私も審査員として参加しています。今年の応募は終わりました。
8月に最終審査会が開催されます。後日、その報告もしたいと思います。
観光学は、現場と直接つながっていく学びです。さまざまな実体験も出来る楽しい学問です。
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観光教育
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横浜商科大学 商学部 貿易・観光学科の教員「宍戸学(ししどまなぶ)」のブログです。主に一般向けに観光研究・教育・話題などについて記載しています。
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大学でしっかりと観光を学ぶことは大事です。でも、社会に飛び出して、さらに色々と経験することはもっと勉強になります。
企業での研修などのプログラム「インターンシップ」や各ゼミナールで取り組む地域や企業とのプロジェクトもその例でしょう。
でも、今回は、以下の活動を特におすすめしたいと思います。
日本学生観光連盟(通称、学観連)は、色々な観光系の大学の学生達が集まって、自ら地域や企業の方々と新規プロジェクトに挑戦しているのです。実は、宍戸研究室が本部であり、私も顧問をと止めています。当然、本学の学生達も役員を務めています。学観連は、学生達が直接企業や観光庁などの現場の皆さんと協力して観光を盛り上げて行こうと日々取り組んでいます。当然、色々な大学の学生とも交流し、親しくなれるのです。
大学の学びを越えて、チャレンジする意義があります。
その学観連が、6/6に2020年東京オリンピック開催に向けて、フィールドワークと懇親会を開催します。
このように学生達が主役になり、企業の皆様と活動できる。これこそが、観光学の魅力です。
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最近の観光は、単に有名な観光名所を回るだけでなく、その地域ならでは体験が出来ることが魅力です。
これまでは観光と考えられてこなかったモノやコトが地域にはたくさん眠っています。
そういうものを、若者の目線で掘り起こすことも観光教育では大事です。
大学でも、最近はいろいろな観光プランコンテストなどがありますが、その先駆けは、高校生により観光プランコンテスト「観光甲子園」です。
このコンテストも今年で6回目。高校生の目線から、地域に魅力を発見し、地域の人たちを巻き込んで、新たな観光のムーブメントを作ることを期待しています。
私は、第1回目から審査員を務めていますが、毎年高校生の熱い戦いを目の当たりにし、結果発表では、感動をもらっています。
観光系の高校でなくてもエントリーできます。また、大学生向けにもこのようなコンテストが増えています。
自分たちのアイディアで、新たな観光魅力を発見し、魅力的なツアーを作ってみませんか。
以下はツーリズムエキスポという大きなイベントで開催され、いずれも私が審査員を務めます。
そして、観光甲子園は次年度から事務局を大阪に移し、さらに充実した大会になるように盛り上げて行きたいと思います。本学もさまざまな形で、サポートしていきます。興味がある方は、ぜひお問い合わせください。
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2020年に東京オリンピックの開催が決まり、これをきっかけに観光客がたくさんやってくるのではないかという話は、あちこちで聞かれます。
オリンピック誘致の前には、震災対応への遅れや経済不安もあり、オリンピックなどにお金をかけている場合ではないという意見もありました。ある意味で、その心配は理解出来ます。
このような世界的なビッグイベントは、確かにその準備にたくさんのお金がかかります。それでも、オリンピックの期間も含めた前後に、世界中から競技の選手だけでなく、その関係者や観戦者など様々な人々がやってきます。このことによる外貨収入はかなり大きなものになります。
また、膨大な宣伝費をかけなくても、この機会に世界中に日本の文化や魅力が伝わり、結果として世界中の人々が、日本への関心を持つことになるでしょう。日本に行ってみたいという気持ちが世界中に広がるチャンスです。
世界トップクラスの経済大国である日本ですが、海外からの観光客の受入は、世界上位ランクではありません。むしろ、観光では大幅な赤字となっています。残念ながら、観光後進国とさえ言われることもあります。
これからの日本社会は、少子高齢化が進み、人口は減少していきます。そのような状況の中で、経済的に活発な動きをもたらすのが、日本外からやってくる観光旅行客なのです。観光は、商品を輸出することと同じで、海外からやってくる旅行者から多くの収益を上げることが出来る、「見えない貿易」とも言われる現象です。
この海外からやってくる観光客のことを「インバウンド」といいます。
つまり観光ビジネスが広がることで、日本に大きな経済効果をもたらすのです。そして、そのことは観光ビジネスの可能性を広げるとともに、そこで働く多くの人材を必要とします。
本学は、昨年度、神戸や長崎の大学とともに「観光地に到着した旅行客にきちんとした対応が出来る能力を持つ人材を育成するプログラム」を開発しました。
観光は、これからの成長が期待できる分野です。その分野のビジネスを学ぶことは、日本の大学教育でも重要なテーマとなっているのです。本学は、観光ビジネスの最前線で活躍できる人材を育成するために、今年も新しいプログラムへの取り組みを行います。
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最近、「観光立国」という言葉がよく聞かれるようになりました。「観光」に力を入れて、国を発展させていこうというのです。その流れで、大学にも観光学部・学科がたくさん出来ています。現在では、50大学近くになりました。
観光教育を初めてまもなく40年になる本学は、立教大学に次いで日本で2番目に歴史のある観光系大学です。観光教育の蓄積と観光産業界で活躍する多くの卒業生がいるのが強みだと思っています。そういう立場としては、日本の観光教育をぜひリードし、良い方向に向かわせたいと考えています。
そのような理由もあって、観光教育に対する研究意識や社会への情報発信にも力を入れたいと思っています。現在も2つの取り組みをしています。
1つは、文部科学省の中核的専門人材育成事業への参画です。観光は、成長産業として期待されています。その中核となる人材をどのように育成していくか、多くの大学や専門学校と研究をしています。
・中核的専門人材育成事業(観光分野) 25年度も継続中
また、観光を学ぶ大学生が増えてきました。若い力を結集し、社会とつないでいくことで、新しい観光の道を切り開きたいと思います。そこで、観光を学ぶ学生達が所属大学という垣根を越えて、主体的に取り組んでいる学生組織を応援しています。
観光学は新しい分野の学問です。まだまだやることがたくさんあります。だからこそ、やりがいがあり、新しい道を切り開く楽しさもあるのです。
また、身近なことと関係している観光学について、ぜひ知って頂きたいと思い、以下のような研究会にも取り組んでいます。ぜひ、ご覧ください。(私のコラムもあります)
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