観光の話題

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学習型観光の研究

 観光教育を担当する一方で、研究者としてもいろいろなことを研究しています。
 平成23年度〜25年度には、科研費という、国からいただいた研究費で、「学習型観光を利用した教育観光のフレームワーク研究」に取り組んでいます。
 簡単に言えば、「何かを学ぶことも観光目的になる時代です。そこで、学びを目的とした観光の魅力を高めるために、その内容を検討し、教育としてしっかりと効果を上げるにはどうすれば良いか」を研究しています。
 1つは、高校までに皆さんが体験する、「修学旅行」におけるプログラムの研究です。また、最近は、旅行会社や観光施設でも「何かを学ぶことを観光商品にする」ことが増えています。そういう事例も研究しています。
 2,3月は、授業も一段落していますので、色々なところに調査に出かけています。この2〜3月だけでも、大阪・京都・函館・札幌・鹿追・福岡・沖縄などに行く予定です。
 北海道の然別湖(鹿追町)は、体験型観光のメッカです。修学旅行のプログラムも充実しています。
 ここで、生徒達はスノーモービル・アイスグラス作製ほか色々な体験学習をします。また、氷で出来たコタン(集落)も有名です。北海道の冬ならでは、アイスバーなるものもあります(写真)。
 それぞれの地域の資源を生かして、色々と学ぶ観光を商品に、地域では修学旅行を誘致する戦略も立てています。これも、観光ビジネスです。
 
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 ゼミ生のブログに少し後れをとっていますが、たまには更新します。
 先週、授業でとある水族館プロデューサーの方にお話をして頂きました。色々なことが勉強になりましたが、1つだけ、ここでお伝えしたいと思います。
 その水族館は、「天空のオアシス」とも言われる今話題の場所ですが、写真のようにアシカザラシがまさに空中を飛んでいるかのように、泳いでいます。
 旭山動物園でも有名になった行動展示(動物たちの行動する姿を展示してみせる)の手法とも言えますが、ここの水族館は、それだけでなく、館内さまざまな演出と魅力づくりがされていて、今までの水族館とはまるで違う感覚を味わえます。多くの人々が来場し、大人が集まるデートスポットになっているようです。もちろん、家族にも人気です。
 水族館や動物園は、元々は教育施設であり、研究施設でもあります。でも、ディズニーランドはじめ観光施設の魅力に負けていては、やはりお客さんが集まってきません。多くの人に見てもらえないとすれば、それは教育にしろ、研究にしろ、施設として成り立っていきません。そういう意味からも、「楽しませる」「わくわくさせる」という観光の手法は有効です。
 いかに魅力的な施設に仕上げ、本来の目的もあわせて、来場者に満足を与えられるか。観光は、そんなことに真剣に向き合う学問なのです。
 
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食と観光

 JTBの旅行雑誌「るるぶ」というのは、観光時の楽しみの定番「見る・食べる・遊ぶ」のそれぞれの最後の字を略して作ったと言います。前回の記事に書いたように、最近は見るだけでなく「体験する」「学ぶ」ことも重要ですが、「食べる」ことに関しては、やはり観光客にとって大事な要素ですよね。
 以前お土産の話題を書きましたが、夏休みが終わった最初のゼミの時間は皆が夏休み中に出かけた先で買ってきたお土産をゼミ生にお裾分けしますが、その量も多いです。(写真1)。なかなか良い文化ですよね。
 そして、私は札幌に出張中に、「さっぽろオータムフェスト2011」という食のイベントに参加してみました。北海道内のいろいろな食が、一同に集まって、食べることが出来るので大変な賑わいです。私は、テレビで見て興味を持っていた「十勝芽室のコーン炒飯」を食べてみました。(写真2)高価な食ではありませんので、最近はやりのB級グルメですが、なかなかおいしかったです。
 このように、その土地らしい素材を使った日常的なでもやみつきになるようなB級グルメに関心が集まっています。これも地域振興の大事な要素ですね。
 
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体験型観光に注目

 私のゼミでは、毎年3年夏に調査合宿を行っています。
 ゼミ生がグループに分かれ、調査を行いたい地域をプレゼンして決めるのです。今年は、高知県に決定!、9/12-15に実施してきました。
 全体像をつかむために、県庁にお邪魔し、ヒアリング調査も行いました。また、坂本龍馬関連では、ドラマの影響で、観光地としてどのような変化があり、対応をしているかを調べると共に課題を探ってきました。その他にもいろいろなテーマがありますが、今回は「体験型観光の魅力と課題」について紹介します。
 観光は、優れた観光資源(素材)を見て回るという印象がありますが、最近は、自らが体験したり、学ぶことで、その対象をより深く楽しむことに注目が集まっています。
 高知でも、カヌー体験とカツオのたたき体験をしました。このどちらも、大変素晴らしいプログラムでした。素材のすばらしさやプログラムの工夫をたくさん発見しました。
 一方で、課題や問題にも気づきました。今後報告書にまとめて、受け入れを支援してくださった県庁の皆さんや受け入れて頂いた各施設に提案したいと思っています。
 写真1は、カヌー体験、写真2はカツオのたたき体験です。
 観光学は、現場に出て、自ら体験し、学び、考える学問です。
 
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  私のゼミでは、時々ゼミ生が旅先のお土産を買ってきて、皆に配るのが伝統(?)になっています。
  これは、私が言い出し、2期生のノリの良さで習慣化し、後輩達に受け継がれています。とても良い文化です。
  お土産は、その地域の特産品などを生かした、観光ビジネスのひとつです。旅に出かけて、買って帰るときに考えることもいいですが、土産話と一緒に皆にお裾分けしつつ、旅の体験や土産の魅力を考えることも良い勉強ですよね。
 つい一昨日のゼミでも、3年生が山形のお土産を配ってくれました。4年生にも。心遣いもうれしいですね。仲が良いゼミです。
 お土産の定番は、やはりお菓子でしょうね。京都の生八つ橋、伊勢の赤福など有名なものはたくさんありますよね。北海道は、有名品の宝庫です。私は、三方録が大好きです。
 写真は、某4年生が春休み中にもかかわらず研究室に持ってきてくれた沖縄の名物「紅いもタルト」。沖縄と言えば、「ちんすこう」が有名ですが、これも最近はいろいろなバリエーションがあります。そして、この紅いもタルトも最近の売れ筋ですよね。
 おいしく頂き、その観光地に思いを寄せ、観光ビジネスを考えてみましょう。
 
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